市役所に行く機会は意外に多く、その大半は農政課で、いわゆる日本型直接
支払制度と言われている中山間直接支払、多面的機能支払、環境保全型支払の
報告関係が多い。
煩わしい仕事だが、経営基盤を支える貴重な収入源の一つとなっているので
疎かには出来ない。
一方、農閑期は農地の賃貸や取得がらみの所用が多い。
農地の異動は賃貸も含め農業委員会の許可が必要となる。
税務課で公図を取得してから、同じフロアにある法務局の出先で一筆600円也
の「登記事項証明書」で地積や所有者等を確認している。
就農当初、親戚筋の農地なので登記を確認しないまま買い取り、代金を支払っ
た後に「共有地」であることが判明し、紛糾した苦い思い出がある。