霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
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「環境適応業」と「茹でカエル」

2022-12-17 18:09:10 | 経営
 何かの研修で「企業とは環境適応業」と教わったことがある。
 時代と共に社会のニーズが変化し、成長産業が斜陽産業となる例は
枚挙にいとまがない。
 環境変化に適応できない企業は生き残ることは出来ない。



 一方、人間が生きるために欠かすことの出来ない食糧を生産する農業は
「命の産業」とも称され、企業ほどは環境変化に敏感である必要はないの
かもしれない。
 しかし、周囲を見渡すと、既に「茹でカエル状態」となりつつあるにも
関わらず、熱湯から脱出しようとしない農家が多いことに愕然とせざるを
得ない。

※茹でカエル
「カエルを熱湯の中に入れるとすぐに飛び跳ねて逃げ出すが、水から徐々に
 温度を上げていくと水温の上昇を気づかず茹でられ死んでしまう」という
 寓話

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