藤の花の季節を迎えていて、里山の四方八方で薄紫の花を咲かせている。
(太陽光の関係で紫色を捉えることが出来なかった)
魚沼で暮らすスベルベさんがブログ「畑に吹く風」で「昔はこんな景色は無かったかもしれない」と
述べていたが、まさにご指摘の通りと思って読んだ。
藤は他の木につるを巻きつけて登り、樹冠に広がる性質を有していることから、「山の手入れ」が
行き届いていた昔は、木の生育を妨げる邪魔者として「伐採の対象」でしか無かった。
藤の花が周辺の風景を彩っているのは、「山の手入れ」を怠っていることの証明でもある。