西多賀バレーボール愛好会の副主将兼セッターは、極めてクレバーな選手で、特に「咄嗟の判断力の正確さ」は
群を抜いていた。
また、ゲームの流れや味方のアタッカーの調子等を勘案しながら、トスを上げ分ける能力は小学生の域を超えて
いた。
中学入学後、仙台市の「秋の新人戦」に一年生のみで大会に臨み、強豪蒲町中学に接戦の末敗れたものの「堂々の
準優勝」を飾った。
そして、それを花道に、お父さんの転勤で千葉の実家に転居して行った。
しかし、大学卒業後に岩手放送のアナウンサーとなり、TVで見かけるようになった時は、本当に驚いた。
その数年後、「結婚披露宴の招待状」受け取った時は、嬉しさよりも「娘を嫁がせる父親」のような寂しい心境に
陥った。
そんな彼女の「岩手日報への寄稿文」が、先日、東京で逢ったAからメールで送られて来たのは昨夜のことだった。
「何か仕事をしているらしい」との噂は聞いていたが、送られて来た寄稿文や「KOTOSE(ことせ)音読教室」の
HPを見て「オッタマゲ」てしまった。
※「KOTOSE(ことせ)」は、「ことばのせせらぎ」を短縮したもの
