北朝鮮が2日から3日にかけて短距離ミサイルを相次いで発射したことが明らかになりました。韓国軍の合同参謀本部によりますと、北朝鮮軍は3日の午後4時15分から5時ごろにかけて、短距離弾道ミサイル4発を発射したということです。また、2日午前にも1発を発射したということです。発射地点は北朝鮮の北西部の東倉里(トンチャンリ)一帯で、黄海に向けて発射しましたが、一部は陸地に落下したと分析しています。発射されたのは短距離弾道ミサイル「KN02」とみられ、射程距離はおよそ140キロだということです。韓国では今月24日までアメリカ軍との合同軍事演習「フォールイーグル」が行われており、韓国軍は、この合同演習や脱北者団体による北朝鮮の体制を非難するビラ散布の動きをけん制する狙いがあるとみられています。
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