周防教会・牧会ジャーナル

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4月16—22日

2023年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

「キナコ」と名付けたのは末っ子の帆波(ホナ)。茶トラはオスが多いと聞くがこいつはメスで専門用語ではレッド・マッカレル・タビー。直訳すると「赤い鯖の縞模様」?。性格は甘えん坊で欲求にストレートだとか。どうでもええが、長女は餌をやる時「キナちゃ~ん」と言うが、僕に出す時「ほれ!」というのはやめてほしい。

 

4/16(日) 光教会に行く度に思う。リニューアルした立派な礼拝堂。二階建ての牧師館。駐車場もそこそこ広い、中庭があるので子供も遊べるし、僕の好きなカタバミや秋にはヒガン花が咲き誇る。どなたか来てくれんかなあ。給金?そんなことなど気にしない牧師は、今ではどうやら絶滅危惧種なんやろなあ。

 

17(月) 学校の式典に遅れた夢を見て飛び起きた。心臓がドキドキ。外はもう明るい。壁の時計は2時過ぎ。今日は予定が無いはずやが。再び心臓がバクバク。あわてて寝ぼけた頭でスマホを確認。あれ、まだ朝の6時やん。壁の時計は止まっていた。病院で自転車をこぐよりも良い心臓のリハビリになったぜ。

 

18(火) 診療所に行くとドクターの息子さんが診察しておられた。いよいよ世代交代か。そばにおられた父ドクターに「お体を大事に。僕よりはお元気でしょうけど」と言うと「あなたほど病気の多い人はいませんよ」とのこと。『彼が担ったのは私たちの病…私たちの痛み』と聖書にあるが、僕のことかなあ。

 

19(水) 神学生時代に知り合った太田さんは青学の神学部を出て、短期間ではあったが農伝の授業の聴講者として寮生活を共にした仲。今日、そんな彼から70になったので隠退しましたというハガキが届く。もったいないなあ!早よ隠退せい!と言いたくなるような牧師もおるのになあ。え、僕もその一人?

 

20(木) そろそろ花粉も終息期に入っているというのに、なぜかクシャミが止まらない。鼻水も止まらん。どうやら風邪を引いたらしい。熱は無い。食欲はある。元気なのでコロナではないことにしよう。心当たりはパンツとシャツで寝て寒かったこと。今日が休校やったのは運か?神の導きか?とにかく寝よ。

 

21(金) 元気ハツラツバイク登校。職員室の席替えで今回の僕の席は偉い先生方(教頭や教務部長)の正面。元気が急速にしぼむ。4年目ともなればさすがに慣れるやろと踏んでいたが、小中高と職員室で絞られた記憶を例えて言うと、狼の中の鹿、シャチの中のクジラ、自動車専用道路に迷いこんだ原付オヤジ。

 

22(土) 長男が大阪から帰省したので次女一家もやってきた。先日僕が買った『もうじきたべられるぼく』という子牛の絵本を孫が見つけて、それを読みながら母子で大泣きしたそうな。そうか、そんなに感動したのか。感受性豊かに育って嬉しいぞ。よし今夜は焼き肉にするか!僕は感受性のカケラも無い爺。