周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

2月2―8日

2020年02月09日 | 日記・エッセイ・コラム

複数のリクエストにお応えして紹介します。これが孫に笑われてしまったガイコツのお面アイテムです。どうですか?そこそこ不気味でしょ?少なくとも「なまはげ」よりは迫力もあると思うので3~5歳児であれば十分に泣かせる勢いがあると思います。それゆえ「なまはげ」が「幼児教育に悪影響を及ぼす」というのはいかがなものか?負けるな!なまはげ文化!

 

2/2(日) 僕の至福の時間「寝床読書」で『世界動物文学全集/30巻』は間もなく27巻を読み終える。今読んでいるのは絶滅の危機に瀕したアメリカシロヅルを守ろうとする人々の物語やが、日米が戦争をしている最中にアメリカではシロヅルの保護に必死やったという内容に驚かされる。だったら言わせてもらうが、辺野古の埋め立てを中止させてジュゴンも保護しろ。

 

3(月) 結婚式ではライスシャワーや花吹雪などを撒いて新郎新婦を祝福する。誕生日にはクラッカーや紙テープなどでお祝いする。それは深夜の出来事。教会の小便器の水流が悪いので調整することにした。9/16の惨事は再び繰り返すまいと用心しつつバルブを緩めた途端に大噴水!Happy Birthday!62歳。深夜に水を浴びて自らを祝う、おめでたい男。

 

4(火) -3.8℃。やっと例年並みの玖珂盆地の寒い朝を迎えた。それでも平年の-5℃には届いていない。いずれにせよ昨日水浴びをした時に氷点下じゃなくて助かったわい。しかし夜が更けると急に行動を起こしたくなるのはなんでやろ?ふり返れば子供の頃からの習性やった。これはもしかしたら、古いご先祖さまの中に泥棒かドラキュラがいたのかも知れない。

 

5(水) 孫のお守りで徳山へ。とは言えほとんどの時間、娘の家のソファーで昼寝をしていた。ついでに晩ご飯もいただいて帰る。これじゃ何をしに行ったのか分からん。それもこれもこの家が床暖房でポカポカなのがいけんのや。ちなみに牧師室にも床暖房がある。僕の仕事机の下。ただし40cm四方ほど。え?それは床暖房などと言う代物ではなく、単なる温熱マット?

 

6(木) 診療所へ。やった!血糖の数値が少しだけ下がっていた。お医者さまが言う。「結婚式もクリスマスも正月も終わりましたからね」。よくご存知で。でもその言葉を言い換えると、おそらくこういう表現になる「自助努力は何もしていませんね」。さすが名医!ご明察!と言うか、努力ができるような人間ならば、好き好んで牧師なんてヤクザな商売などしとりませんぜ。

 

7(金) 所用で広島に出かけたがカーナビがスカタンばかり指し示して難儀した。十年以上前に買ったものゆえ致し方ない。こんな時スマホがあればカーナビなど不要になるという。先週の教区の集まりでもスマホ会議が提唱されていた。スマホは便利。スマホは常識。スマホは地球を救う。「そんな誘惑に負けるか」と天邪鬼な性格が抵抗する。それはそれで難儀や。

 

8(土) 矢野牧師夫妻が来泊。夜、牧師室のストーブを使って殻つき牡蠣を焼いて食べた。火でハジケた牡蠣の殻が周囲に飛び散る。モクモクと煙も立ち上る。その光景を見ていたマダム矢野が目を丸くしてつぶやかれた。「牧師室で焼き牡蠣するなんて・・・」。え?みんな焼かないの?全国どの教会でもこの時期には牧師室で牡蠣を焼くでしょ?もしかして・・・うちだけ?