周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

1月27日―2月2日

2019年02月03日 | 日記・エッセイ・コラム

節分が僕の誕生日やが、その日から東京に行くので、上の娘たちが一日前倒しして誕生会を開いてくれた。目玉親父のケーキまで作ってくれた。下の娘は友達と遊ぶ方が当然楽しく、いちいち妖怪親父の誕生日どころではないらしい。そうよ、わしも人間と付き合うよりゃ妖怪の方が断然おもしろいわ。なんて言ったが・・・思えばうちの教会は妖怪だらけやな。

 

1/27(日) 映画好きな僕は講師のマニイ大橋さんと映画の話しに夢中になっていた。さすが映画評論家、エピソードから秘話まで話題は尽きない。サヨナラおじさん淀川長治もどんなつまらん映画でも名作のように語る名評論家やった。どんな人の人生でも名作として語れるような牧師になれたらなあ。などと夢中になり過ぎ、気づけば講演開始時間が過ぎとった。

 

28(月) 大島の隠れたそば処『うずしお亭』に行く。インフルで苦しんで以降めっきり食欲が失せてしまった僕は、少し迷ったが思い切って大盛りを注文。そして完食。ちなみに「完食」という言葉は近年つまらんTV番組で使われ出した表現で僕は好きではない。言葉に問題はない。むしろ言い得て妙。僕の大嫌いな大食い番組とかで好んで使っているのが悔しいだけ。

 

29(火) 今年に入ってからまだ行ってないので顔を出しに行く。「ああ、村田さん!今年もよろしくお願いしますね!」と満面の笑みのたこ焼き屋のおかみさん。その顔を見て「来て良かった」と思う。さっそく、たこ焼き4パックと焼きそば2パックを注文。しかも病み上がりなのに、それぞれ1パックを完食・・・じゃなく、全部平らげた!関西人の体力は粉もんで回復する。

 

30(水) いつも30分もあれば片付く回覧で思わぬ時間がかかってしまう。というのも途中で会ったお婆ちゃんに、反射的に「お変わりありませんか?」と挨拶をしたところ、「待ってました」とばかり僕の顔を覗き込んで「相談したいことがいっぱいあるんですよ」と真顔で言われてしまう。やってもた。自らクモの巣に飛び込んでしもた。さあ、どうぞ好きなだけお語り!

 

31(木) 真夜中のこと。礼拝堂に行こうとした時、犬とバッタリ出会った。野犬か?どこかの飼い犬か?子供の頃は野犬だらけやったが、この時代めったに見ることはない。犬も僕も思わず足を止めて見つめ合い「こんばんは」と挨拶を交わす。僕には犬もそう言ったように見えたのです。そう言えば最近タヌキもアナグマも見かけないけれど・・・あんた知りませんか?

 

1(金) 近所のディスカウントスーパーで買い物をしたら総額一万円を超えてしまった。自分で買い物をしたにもかかわらず「いったい何買うたんや?」と気になって、一度捨てたレシートを確認してみた。確かに必要な物は買っている。ま、不必要な物も何点か買っとるわい。ところで最近お菓子を買わなくなったことを知ってますか?そこんとこは褒めてもらいたいね。

 

2(土) 孫の幼稚園の節分行事に鬼が来たが、希与は全く動じなかったという。それもこれも常日頃、爺さんが恐がらせ続けてきたおかげだと娘が言った。幼い頃から少しずつ恐怖を与え続け、成長しても少々のオカルトなどには負けない強さを持つ子に育てる。名付けて『恐怖耐性減感作療法』。さて次は何をもって脅してやろうか。単なる悪趣味じゃないかって?ドキッ。