周防教会・牧会ジャーナル

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6月10―16日

2018年06月17日 | 日記・エッセイ・コラム

カープのスタジアムに行く道に飾られていた傘が由宇にある海水浴場『みなとオアシスゆう』に移設されたらしい。陽が差すと地面にきれいな影が映る。夏がすぐそこに。子供の頃、6月半ばになると夏休みが待ち遠しくて仕方がなかった。あの時の興奮は今でも忘れられない。そして8月末の焦りは、もっと忘れられない。ある意味PTSDの一種かも。

 

6/10(日) 午後広島の某氏がアポ無しで来会(ちょっとアポなんて言葉を使ってみたかっただけ)。ゆっくりお話ししたことがなかったので雑談に花が咲く。「今まで村田さんのことが恐かった」と言われて驚いた。何ゆえ「恐い」などと申される?教区総会でのヤジか?見た目の容姿か?でも会って話して「普通の変人」であったことに気付いてくださってとても嬉しいです。

 

11(月) ちゃんと設計図を読まずに悪戦苦闘した末、うまくゆかず「天神祭りが終わったら取り付けてやる!」と放置していたクーラーの設置を今日完了。『取り付け簡単30分!』との触れこみはやや大げさにしても1時間もありゃ充分取り付けられるやん。手抜きはいけまへん。ちなみに自分のお気に入りのプラモデルを作る時、それはそれは念入りに設計図を読む。

 

12(火) 部分入れ歯洗浄剤が切れたので薬局へ買いに行く。いつも店員さんにこう言って買う。「え~っと、親父のやつ何て言っとったかなあ?何とかデントとか・・・」「ポリデントですか?」「そうそう、それ!」。どや!これで完璧や。僕が使うのではないですよということがアピールできた。僕って・・・見栄っ張りですか?そう言えば死んだ親父も見栄っ張りやった。

 

13(水) 大島教会の帰り、海岸に降りてみるとテトラポッドの隙間に何かある。折り畳み式のカートや。誰やこんな所に捨てたのは。以前ならスイスイ動けたが体が硬くなって結構命がけで拾う。命がけと言えば、川に流された500円のボディボードを濁流の中マジで死にそうになって回収したことがあった。僕って・・・欲張りですか?親父は欲張りじゃなかったな。

 

14(木) 愛隣幼児学園の評議委員会。園児たちが「牧師さんだ!」と言いながら集まってきて口々に言う「なんでおるん?」「また紙芝居?」。やっぱり僕は牧師さんという名の紙芝居のおっさんであることがよく分かった。「また今度紙芝居持ってくるからね」と言ったら、こんな返答「面白いのを持ってきてよ」。言うのう。めちゃビビる夏向きの怪談を持って来てやる!

 

15(金) 辻牧師のお見舞いへ。「ここは上げ膳据え膳、風呂で背中を流してくれるし、ゆっくり読書もできるし、天国」とのこと。それに牧師と知って職員が色んな話をしに来るとか。違うぞ。僕が入院していた病院とは様子が違う。その病院では看護師が他の患者に僕のことを「この人これでも牧師なんですよ」などと告げ口しとった。同じ牧師なのにどこが違うんやろ?

 

16(土) 明日行なわれる町内一斉清掃の準備をする。自治会長として初のお掃除デビューや。一つだけ心配なのは明日の交換講壇で講師の麻ちゃんとの会食に出す料理。作り置きをしているみたいやが冷蔵庫は清掃参加者に配るドリンクで満杯。でもご安心あれ。僕は下松に行くので、たとえ食中毒が起きたとしても牧師だけは安全です。皆さんに神のご加護を。