周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

6月8―14日

2014年06月15日 | 日記・エッセイ・コラム

20140603085314大阪で有名な戎橋。人が写っていない珍しい光景。朝の9時に撮ったのが良かった。ここは毎日二十万以上の人が行き来する。別名ナンパ橋とも言うが、先日母はここで「イケ面の兄ちゃんらにナンパされた」と嬉しそうに話していた。これやから大阪のおばはんは怖い。写真のシャッターを押してくれと頼まれただけやんか。

6/8(日) 先日、走野が娘をお宮参りに連れて行き、彩七も安産祈願に行った。双方から「一緒に行かないか」と声がかかった。結果的にはどちらも断ったが信仰的理由からではない。あえて言うと「何となく」なのである。一神教を貫く気は毛頭無いが、神仏に頭を下げるのもなあ。要するに僕って宗教が苦手なんやろねえ。

9(月) クロスワードパズルを解くのが好きや。最近はこの手の専門雑誌が山ほどあるから困らない。むしろどれを選ぶかで困る。ところでこのパズルは机の上で椅子に座って取り組むものではない。胸の下に枕を二つ重ね腹ばいで解く。そして眠くなったらそのまま眠る。最高や。これ以上の幸せがあったら教えてくれ。

10(火) 子供の頃テレビで観た松竹新喜劇。藤山寛美が子守歌を唄うシーンが強烈な印象を残し、メッチャ感動して泣いた。どんな劇やったか題名もわからぬまま四十数年が過ぎる。急に思いつき「ねんねころいち~」と唄う一節の記憶だけをヒントにネット検索したらすぐに見つかった。何という時代。恐ろしいまでの情報量よ。

11(水) 保育園礼拝。紙芝居を取り出して「始まり始まり~」と言った瞬間に拍手。え?今まで拍手なんかなかったのに。そうか園児らは「始まり~」の言葉に反応して拍手するのか。まさにパブロフ効果やがな。でもその拍手のせいで今までに無い緊張に襲われ汗が噴き出る。偶然とは言え、いらん発見をしてしまったもんや。

12(木) 客を見送り玄関に出た時のこと。道路に五十円玉が落ちとる!深刻な話をした後なのでいつものように「見っけ!」などと言って拾うわけにいかん。誰かに拾われはしまいかと気が気でない。視線は常に道路に釘づけ。そして客の車が去ったあと無事回収。これが五百円玉なら・・・。なりふり構わず拾っていたやろな。

13(金) こんな事を書くとまるで自慢するみたいやが ・・・火事を消し止めた。それは真夜中。「火事だ」という叫びを聞いてすぐに現場へ急行。充満する煙も恐れず一人で消し止めた。現場検証⇒叫びは警報器。場所は教会台所。出火原因は不十分な花火の消火。花火をしたのは僕。でも一本だけやん。きつく反省してます!

14(土) 友人の一周忌に招かれた席でのこと。食事を前に「では村田牧師に乾杯の音頭を」と指名された瞬間、頭ん中が固まった。こ、故人の遺影を前にどんな乾杯をすりゃええの?昔、珠さんが「せんせ~い、おしっこ!じゃなかった、母がさっき亡くなったよ」とメールを送ってきたことがある。それ以来のフリーズや。