周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

8月30日―9月5日

2009年09月06日 | 日記・エッセイ・コラム

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無礼者!「キャー!」とは、なんちゅう声をあげるんじゃ。このお方をどなたと心得る。畏れ多くもさきの中納言…ではないが、オオゴキブリさまにあらせられるぞ。うっとおしい人間の家になどには決して忍び込まず、三億年も前から大自然の緑豊かな場所にのみ生きておられる生き物たちの大先輩じゃ。一同のもの頭が高い!控えおろう!

8/30(日) 今日は総選挙。出口調査にも協力して帰った。ところで、この調査のことをずっと不正行為だと思っていて、選挙に行って声をかけられるたびに断って睨みつけていたという人を僕は知っている。でもたかが数時間前に当落がわかるだけのこと。マスコミの過熱報道を助長させるだけやな。僕も次は睨みつけちゃろ。

31(月) 比例区で四十万票近く取った幸福実現党。それだけでも正直驚いたけれど、信者数は一千万人って豪語しとったやんか。そう言えば韓国総選挙で大敗した統一協会も同じようにサバ読んどった。没収された選挙供託金が11億5800万円。こっちも統一協会並みの太っ腹やなあ。宗教ってそんなに儲かるもんなんや。

1(火) 丑三つ時、大竹の教区事務所のポストに書類を投函。そのあと所用のため山陽道を東へ走る。こんな時間にどこ行くのって?まあそれはご想像にまかせるとして、夜明け前の星空の何と美しいこと!おそらく僕はこの星空に出会うために走っているのかも知れない。表現が僕らしくなくてキモい?そう思ったんやけどね。

2(水) 「就職先の病院が内定した」とのメールが彩七から届いた。メールのタイトルは『看護師不足』。そりゃそうじゃろ。こんなご時世やが、人手不足の看護師の就職試験だけは落ちることの方が難しい。かと言ってこれで安心するなよ。問題はまだ二つある。国家試験と卒業単位や。とにかく借金返すためにも必ずクリアしろ。

3(木) ひょんなことから猫2匹を車に乗せることになったのはええが、この世の終わりかというくらいに哀れな声で鳴く。あまりにかわいそうで、毛だらけになること覚悟の上で箱から出してやった。そして思ったとおり車内は毛だらけ。猫なで声にほだされるというのならまだしもなあ。でもあの声は確かに地獄から聴こえとったで。

4(金) 突き指をした左手の小指と薬指がひと月たった今でもまだ痛む。そのたびに思い出すのはキャンプ場で無くした一枚のアルマイト皿のこと。教育委員会で借りたキャンプセットの備品や。川の中が怪しいと思うんやが探しに行ってみようかなあ。でも皿一枚のために心臓がマヒって川底に沈むのもなんやしなあ。

5(土) 今夜は満月。明日の準備が終わっていたら鞍掛山の展望台で寝るんやが、残念ながらまだ仕事は手付かず。4年前に展望台で蚊帳を吊って寝た時は気持ち良かったなあ…。なんて思いつつ月を眺める。待てよ。鼻をつままれても分からんくらい真っ暗な鞍掛山で星を眺めるのもええかもよ。次の新月は19日か。よし…