周防教会・牧会ジャーナル

教会週報の裏面の記事を掲載しています。

9月6―12日

2009年09月13日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_2ハロウィンにはまだちょっと早いぞ!実は牧師館に上る階段脇の植木の刈り込みを末っ子の帆波に頼んだら、こんな風にしてしまった。おそらく僕のDNAを一番継いでいるのはこいつやな。ところでこの植木は教会を建てた時、建築屋の社長が階段入口の設計をミスって、それを隠すため本人自らが植えたもので社長の木と呼ばれている。

9/6(日) 役員会をしに大島教会へ。なんじゃこれは!と代務の僕が驚くのもおかしいが改装工事で化粧直しをした大島教会が目に飛び込んできた。おそるおそる募金状況の報告を見ると、なんともう目標の半分集まっとる。恐るべしT協力牧師の力。僕の名前で募金依頼出しとったら郵送代を回収するのが関の山やろな。

7(月) 彩七の地獄の看護実習が再開した。それと同時にこちらも地獄の早朝病院送りが再開することになる。しかしルームミラーに映る娘の寝顔を見ていると、朝早く病院へ送るくらい何てことないわいという気持ちになる。とにかくこれも老後の先行投資やからな。早よ就職してしっかり稼いでもらわにゃ、どんならんで。

8(火) 徳山で開かれている『昭和レトロ展』を観に行く。思い出がよみがえってくる。子供の頃、友達の家でテレビを見ていたら、いきなり画面がカラーになった。驚いて自分んちに走って帰り、テレビをつけたが白黒。おかしいなあ…と、あちこちのつまみをグリグリいじくり回し、とうとう壊してしまったのも遠い昔の思い出。

9(水) 今年も派手にギンナンが落下している。去年、ギンナンのしごう(中国地方の方言で「さばく」とか「処理をする」の意)をしてくれていた珠実さんが臭いに当てられてぶっ倒れたっけ。やっぱり今年は頼むのは無理やろなあ。でも彼女のことやから夫の徹さんを連れてリベンジしに来る姿が僕の目にはハッキリ見えている。

10(木) すぐ近所の鹿児島志布志から横山夫婦が来会。知人の葬儀で広島に行くとのこと。さいでっか。いつまでご滞在で?明日まで?今回もごゆっくりでんなあ…と言いたくなってしまうほど、この夫婦を見ていたら鹿児島⇔山口間がごく近くに感じてしまう。今度僕も黒豚のランチでも食べに日帰りでブラリと行ってみるかな。

11(金) 所用の帰りに「若くても老田牧師」が立ち寄ってくれた。広島の山間部で暮らす彼に大都会玖珂の刺激を与えてあげようと、オールナイトゲーセンに案内する。ただここに来る時いつも気がかりなのは知人にばったり出くわさんやろかということ。「あら牧師さん」なんて言われりゃ即死やで。ところで魂の休養できたかな?

12(土) ぜんまいが終わりかけたオルゴールのような、ゆっくりと、か細い声でツクツクボウシが鳴いている。もはやこれまでと言っているかのような鳴き声や。そういえばうちの教会総会資料の裏表紙にデカデカと印刷されている言葉が「もはやこれまで」。ちなみに去年は「おぼえてやがれ」。冗談に程が無い教会やで。