2010年3月8日(月)
四国遍路前半第18日
=37番岩本寺=
5時15分に起床、6時に朝食をして、6時44分に民宿あわを出る。おかみさん
から朝食時に、ポンカン2つお接待いただいた。
JR土讃線沿いに焼坂峠に向かったが、砂防ダムの工事中で、南側の林道に
大きく迂回する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ac/ab0eb06b9fc27ff2763c5fe97d378d71.jpg)
しかし緩やかな上り道で、時間的には本来のへんろ道とほとんど変わりない。
同宿だった千葉県の男女2人と一緒に進み、上り道の途中から私だけ先行した。
上り道の途中からの、安和の海と家並み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9f/3ef44db26b72a08ccffaef757c45cd47.jpg)
峠からの下りは、道も広く傾斜も緩やか。途中で、四国横断自動車道の工事
か所横を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/21/a947ef146b50addaed6777d041f424b6.jpg)
土讃線沿いに出て、墓地でひと休みした後、国道56号に入る。
JR土佐久礼(とさくれ)駅の手前で、初めてのそえみみずへんろ道へ。久礼
川の支流を少し入ると、川沿いに遍路休憩所があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ae/1df7f88f7e8af277b3c696001d45c8ce.jpg)
地図をよく確かめずに川沿いに進んだが、国道から直進した方が近く、後から
の千葉の2人や若い大柄の男性、外人男性など、皆さんは、そのコースを進んだ
ので、私が最後尾になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/da/33533c51916ea66c92e8d0db78b013a3.jpg)
山道への手前に、「ヘンロ小屋31号そえみみず・酔芙蓉」が出来ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8b/5482e2770e880fd1888107965be13d5a.jpg)
山道に上がって少しで、工事中の四国横断道の橋げた下に下ったと思ったら、
直登の急階段が500段近く続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1c/59e894c7bfbb601717584dde6460a2d1.jpg)
ひとあえぎして上ったが、「そえみみず」の名のように、もっとジグザクに上がれ
る緩やかな傾斜にして欲しかった。
高速道路づくり優先で、歩き遍路のことを考えないこのような階段の設計には、
一緒に上がった千葉県のお二人も、嘆いていた。
もとの遍路道に入ると、緩やかな傾斜の道が林間に続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9e/3e46cd7870b3b9a62646cba305839dff.jpg)
標高409mの峠と思われるところには、なぜか遍路札が幾つも下がり、建物
跡のような広場があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/50/39f191168278d248415800e820695195.jpg)
峠からの下りも、緩やかで気持ちよい遍路道。途中、木々の切れ間から、海が
望まれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d1/d9dc6c3290c32cabbc1f21a5dfa85bc9.jpg)
県道41号に出てすぐに、国道56号の七子峠に着く。峠のドライブイン、七子
茶屋で千葉のお二人と昼食にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/86/4acbe2a69440980f6a44ffadf8589019.jpg)
標高287mの七子峠からは、大坂谷川沿いにかかる工事中の四国横断自動
車道などが見下ろせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/70/5483705347310ad941b281bf8863f6d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/95/83bc9ef2d05b8d836afc185b9a3de696.jpg)
峠からの下りは、国道56号の東側山すそを回る遍路道に入り、田んぼと山林
の間を2㎞余り進んで国道に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c2/0803153c45d8f3166ac67eedd2a3fdc0.jpg)
今日は2つの峠越えをしたが、やはり腰によくなかったようで、右腰をかばって
か、意識しないのだが自然に体が左傾しながら歩くようになった。
樹齢300年という「お雪椿」のそばに、遍路休憩所があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/9d/49a790df306732fe1ee2a7eb6da9d84b.jpg)
六反地(ろくたんじ)駅近くのコンビニ・スリーエフで小休止する。買い物をした
ら、ペットボトルのお茶をお接待いただいた。
仁井田郵便局で資金補充している間に、千葉のお二人は先行する。その後か
ら、体の左傾化がさらに大きくなり、足どりも遅れ気味となる。
それでも16時前に、まるか旅館に着き、ザックを預けて37番岩本寺に参拝に
向かう。
今日は、前2回泊まった岩本寺宿坊に宿泊したかったのだが、90人の大団体
が入っていると断られた。岩本寺に着いたら、バスで回るその90人の団体遍路
グループが参拝を終えたところだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c3/6b34946f07d50ea3e8820be472848d52.jpg)
境内には、先着の千葉のお二人、大学4年という背の高い青年、何度か会った
外人の若い男性なども参拝を終えたところ。
途中同行した千葉県佐倉市の男性から、ご自身も腰痛で苦しんだときの経験
をもとに、腰痛を無くすためには、帰ったらストレッチ体操をして、体の柔軟性を高
めるようにと勧められた。
17時前に宿に戻って入浴し、夕食は18時から食堂で。別の千葉のご夫妻は
3泊4日の区切り遍路で、明日は帰るとのこと。もう1組のペアは、奈良大師講
を受講後、区切り打ちを始め、やはり3泊4日ぐらいずつ回っておられるとのこと。
大師講のYさんやMさん(ともに大和郡山市)のことはよくご存じだった。もう一
人、遍路が宿泊しているようだが、夕食は後だった。ほかに、遍路ではない女性
客も1人泊まっていた。
【コースタイム】民宿あわ6:44ー焼坂峠7:48ー国道手前の墓地8:38~50ー久礼川
支流の休み所9:19ー標高40m点9:36~44ー標高305m点10:55~11:05ー県道
41号へ11:53ー七子茶屋(昼食)11:58~12:30ー標高250m点(国道56号へ)
13:12ー六反地のスリーエフ14:07~24ー仁井田局14:51~54ーまるか旅館
15:59ー37番岩本寺16:08~35ーまるか旅館16:46
(天気 曇、距離 31㎞、歩行地 須崎市、中土佐町、四万十町、歩数
50,800、遍路地図 38-1、38-2図)
四国遍路前半第18日
=37番岩本寺=
5時15分に起床、6時に朝食をして、6時44分に民宿あわを出る。おかみさん
から朝食時に、ポンカン2つお接待いただいた。
JR土讃線沿いに焼坂峠に向かったが、砂防ダムの工事中で、南側の林道に
大きく迂回する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ac/ab0eb06b9fc27ff2763c5fe97d378d71.jpg)
しかし緩やかな上り道で、時間的には本来のへんろ道とほとんど変わりない。
同宿だった千葉県の男女2人と一緒に進み、上り道の途中から私だけ先行した。
上り道の途中からの、安和の海と家並み。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/9f/3ef44db26b72a08ccffaef757c45cd47.jpg)
峠からの下りは、道も広く傾斜も緩やか。途中で、四国横断自動車道の工事
か所横を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/21/a947ef146b50addaed6777d041f424b6.jpg)
土讃線沿いに出て、墓地でひと休みした後、国道56号に入る。
JR土佐久礼(とさくれ)駅の手前で、初めてのそえみみずへんろ道へ。久礼
川の支流を少し入ると、川沿いに遍路休憩所があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/ae/1df7f88f7e8af277b3c696001d45c8ce.jpg)
地図をよく確かめずに川沿いに進んだが、国道から直進した方が近く、後から
の千葉の2人や若い大柄の男性、外人男性など、皆さんは、そのコースを進んだ
ので、私が最後尾になった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/da/33533c51916ea66c92e8d0db78b013a3.jpg)
山道への手前に、「ヘンロ小屋31号そえみみず・酔芙蓉」が出来ていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/8b/5482e2770e880fd1888107965be13d5a.jpg)
山道に上がって少しで、工事中の四国横断道の橋げた下に下ったと思ったら、
直登の急階段が500段近く続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1c/59e894c7bfbb601717584dde6460a2d1.jpg)
ひとあえぎして上ったが、「そえみみず」の名のように、もっとジグザクに上がれ
る緩やかな傾斜にして欲しかった。
高速道路づくり優先で、歩き遍路のことを考えないこのような階段の設計には、
一緒に上がった千葉県のお二人も、嘆いていた。
もとの遍路道に入ると、緩やかな傾斜の道が林間に続いている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9e/3e46cd7870b3b9a62646cba305839dff.jpg)
標高409mの峠と思われるところには、なぜか遍路札が幾つも下がり、建物
跡のような広場があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/50/39f191168278d248415800e820695195.jpg)
峠からの下りも、緩やかで気持ちよい遍路道。途中、木々の切れ間から、海が
望まれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/d1/d9dc6c3290c32cabbc1f21a5dfa85bc9.jpg)
県道41号に出てすぐに、国道56号の七子峠に着く。峠のドライブイン、七子
茶屋で千葉のお二人と昼食にした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/86/4acbe2a69440980f6a44ffadf8589019.jpg)
標高287mの七子峠からは、大坂谷川沿いにかかる工事中の四国横断自動
車道などが見下ろせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/70/5483705347310ad941b281bf8863f6d5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/95/83bc9ef2d05b8d836afc185b9a3de696.jpg)
峠からの下りは、国道56号の東側山すそを回る遍路道に入り、田んぼと山林
の間を2㎞余り進んで国道に戻る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/c2/0803153c45d8f3166ac67eedd2a3fdc0.jpg)
今日は2つの峠越えをしたが、やはり腰によくなかったようで、右腰をかばって
か、意識しないのだが自然に体が左傾しながら歩くようになった。
樹齢300年という「お雪椿」のそばに、遍路休憩所があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/9d/49a790df306732fe1ee2a7eb6da9d84b.jpg)
六反地(ろくたんじ)駅近くのコンビニ・スリーエフで小休止する。買い物をした
ら、ペットボトルのお茶をお接待いただいた。
仁井田郵便局で資金補充している間に、千葉のお二人は先行する。その後か
ら、体の左傾化がさらに大きくなり、足どりも遅れ気味となる。
それでも16時前に、まるか旅館に着き、ザックを預けて37番岩本寺に参拝に
向かう。
今日は、前2回泊まった岩本寺宿坊に宿泊したかったのだが、90人の大団体
が入っていると断られた。岩本寺に着いたら、バスで回るその90人の団体遍路
グループが参拝を終えたところだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/c3/6b34946f07d50ea3e8820be472848d52.jpg)
境内には、先着の千葉のお二人、大学4年という背の高い青年、何度か会った
外人の若い男性なども参拝を終えたところ。
途中同行した千葉県佐倉市の男性から、ご自身も腰痛で苦しんだときの経験
をもとに、腰痛を無くすためには、帰ったらストレッチ体操をして、体の柔軟性を高
めるようにと勧められた。
17時前に宿に戻って入浴し、夕食は18時から食堂で。別の千葉のご夫妻は
3泊4日の区切り遍路で、明日は帰るとのこと。もう1組のペアは、奈良大師講
を受講後、区切り打ちを始め、やはり3泊4日ぐらいずつ回っておられるとのこと。
大師講のYさんやMさん(ともに大和郡山市)のことはよくご存じだった。もう一
人、遍路が宿泊しているようだが、夕食は後だった。ほかに、遍路ではない女性
客も1人泊まっていた。
【コースタイム】民宿あわ6:44ー焼坂峠7:48ー国道手前の墓地8:38~50ー久礼川
支流の休み所9:19ー標高40m点9:36~44ー標高305m点10:55~11:05ー県道
41号へ11:53ー七子茶屋(昼食)11:58~12:30ー標高250m点(国道56号へ)
13:12ー六反地のスリーエフ14:07~24ー仁井田局14:51~54ーまるか旅館
15:59ー37番岩本寺16:08~35ーまるか旅館16:46
(天気 曇、距離 31㎞、歩行地 須崎市、中土佐町、四万十町、歩数
50,800、遍路地図 38-1、38-2図)