あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

壇ノ浦と五剣山の写真

2008-06-30 22:26:43 | Weblog
 今日で、今年も半分が経過してしまいました。月日の過ぎる
のが年々早くなるように感じられます。

 残る後半は、世界が平和で災害や紛争など、悪いことが減る
よう祈りたいと思います。

 ところで、「壇ノ浦と五剣山が見えるところ」はどこか、お分か
りでしょうか。

 歩いて四国遍路をした方なら、すぐに思い出されることでしょう
が、地元の方以外は案外ご存じないかもしれません。

 高松市の屋島山上にある84番屋島寺に参拝し、85番八栗寺
に向かうため、屋島寺を東に抜けた展望台がその場所です。
 
 実は、私がここで撮った写真が、ある学術系出版社で出版を予
定している書籍に使われることになりました。

 その書籍の編集者が、このブログで昨年春、連載していた2度
目の四国遍路のレポートの中で、4月18日に掲載した、この場
所からの写真(下)を見つけて、使用させて下さいと、連絡して
きたのです。


 書籍は、「変わる日本の自然」をテーマにしたもので、昔と今の
写真を比較して、自然や生態の変化を、専門家の先生が解説
したものになるとのことでした。

 その中に、昔の壇ノ浦と五剣山の写真があり、現在の写真を
探していたところ、このブログで、私の写真を見つけたようです。

 それにしても、1年以上前の写真をどうして探し出したのか、
まだ聞いてはいませんが、よく探したものと感心します。

 四国遍路では、多くの方々に支えていただいたお陰で、無事
結願できたものと感謝しており、何らかの形でご恩返しをした
いと、いつも考えていたところですが、このことも、ささやかなが
らご恩返しになるかと思い、また、書籍の内容にも大変興味を
ひかれたこともあり、写真は、喜んで使ってもらうことにしました。

 昨日の日本ウオーキング学会での、四国遍路道の講演につ
いても、ご恩返しのひとつと考えて引き受けたこともあり、続け
ての四国遍路のささやかなご恩返しができ、今年前半は、嬉し
いことで締めくくれることになり、本当に感謝しております

 

 

 
 

 

 

 
 

 
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日本ウオーキング学会大会2日目へ

2008-06-29 22:18:12 | ウオーキング
 1日雨模様の6月29日(日)も、東京・國分寺の東京学芸
大学に出かけました。

 第12回日本ウオーキング学会大会2日目の、「シンポジウ
ムⅡ」と、「トレイル紹介」というプログラムに参加するためです。

 「シンポジウムⅡ」は、W110教室で9時から11時まで開
催されました。

 
 シンポジウムのテーマは、『ウオーキングと環境-洞爺湖
サミットに向けて-』です。

 座長は桜井正昭 日本ウオーキング協会理事、パネラーと
テーマは以下のとおりです。(テーマは、抄録集に記された
もので、変更したものもある)(敬称略)。

 「アルコロジー運動による地球温暖化防止」
  河野 通治 環境省地球環境局地球温暖化対策課

 「環境大国北欧に生まれたノルディックウオーク」
  江川 敦 日本ノルディックウオーク推進協議会

 「エコウオークのすすめ」
  諏訪部裕美 日本エコウーク環境貢献推進機構

 「長距離自然歩道とその活用」
  木谷 道宣 日本ウオーキング協会副会長

 「ウオーキングによるCo2削減」
  中村 好男 日本ウオーキング学会事務局長

 いずれも、それぞれのリーダーとしての立場から、Co2削減
のための提言や、エコウオークなど、環境改善に向けての
積極的な取り組みや行動について話されました。

 同じ教室で、11時から12時は、「トレイル」紹介です。
これからトレイルを歩いてみたい人に、情報提供することを狙い
とした講演で、3人が3つのトレイルを発表しました。

 その最初は誰あろう、ナンと私です。
私は、「四国遍路1200㎞への道」というテーマで、四国遍路
道の概要と、歩くための準備や検討といったことをお話ししま
したが、限られた時間なので、ほんのわずかの内容に絞らざ
るを得ませんでした。

 (Hさんに撮ってもらったものです。)

 次のSさんのテーマは、「フランス、スペインにおけるヨーロ
ッパ中世巡礼みちの紹介」。

 フランスのオーベルニュ地方のル・ピュイからスペイン北西
部の「サンチャゴ・デ・コンポステラ」まで1500㎞を、64日
かけて歩いたルートの紹介や、歩いて感じたことなどを発表
されました。

 最後は、昨日も研究発表されたHさんが、「日本のトレイル紹
介『第8次・中山道ウオーク』。

 このウオークの発端や経過、江戸五街道の中でもっとも旧街
道の面影を残す中山道の様子、ウオークにおける留意点など
を発表されました。

 このウオークには、私も1部だけながら参加しており、会場に
は、毎年参加のメンバー数人の姿も見られました。

 12時から13時まで、同じ会場のうしろの壁面に、関連の
資料や写真などを展示した「ポスターセッション」も行われま
した。




 Sさんの、ヨーロッパ中世巡礼の道の道すがらでのスタンプ。
四国遍路でいえば納経帳のようなもので、貴重な足跡です。


 下のスケッチは、Sさんが描いた、到達地のサンチャゴ・デ・
コンポステラ大聖堂。




 講演についての質問も、このコーナーで受けることにしており、
何人かの方から、お声がけをいただきました。

 私は、講演の補足になればと思い、自分でまとめた「徒歩で
めぐる四国遍路ガイド」という12頁の小資料を置いておきまし
たが、四国遍路に興味のある方が結構居られたようで、用意し
た35部は全部無くなりました。
 


 

 




  



 
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日本ウオーキング学会大会へ

2008-06-28 22:28:33 | ウオーキング
 今日、6月28日(土)、東京学芸大学で開催された、第12
回 日本ウオーキング学会大会の一般研究発表を聞きに出か
けました。


 学芸大学の場所は、JR中央線 国分寺駅から20分ほどの
ところです。


 正門を入った正面のあたり。


 会場は、このS棟の103教室でした。


 最初の発表者、日本ウオーキング協会のHさんは、私も
参加している「日本海から太平洋への日本縦断国際ウオー
キングトレイル」の実踏報告です。


 次は茨城県ウオーキング協会のKさんが、ご自身で監修
され、茨城新聞社から刊行された「ウオーキングガイド茨城」
のことと、茨城県や県内の団体が開くウオーキング大会への
支援についてでした。


 3番目は、金沢市のOさん、86歳とのことですが、実践を
続けておられるロングウオークの記録と、その歩行訓ともいえ
ることを話されました。 

 
 日本ウオーキング協会のSさんは、これも私も参加した昨年の
第8次中山道ウオークにおけるアンケート結果を基にした、「長
距離歩行における歩行専用道の〝歩きやすさ〟に関する調査」
についての分析と考察です。

 
 これらの方々は、毎年研究発表されている常連メンバー、以下、
「高等学校における長距離歩行行事の魅力…」、「東海道連続8
日間歩行における気分プロフィル検査…」、「つくば市のウオー
キング大会コースマップづくり」など、興味深い報告が続きます。


 最後、筑波大の I 先生は、リチャード・ロングという人の、
「地図や文章、写真などで芸術とウオーキングを結びつけた
表現を発表している」という、この学会でも始めてと思われ
る大変ユニークな活動模様を発表されました。

 上の写真は、そのリチャード・ロング氏の作品です。

 正午近く、発表は終わりました。

 帰りは、国分寺駅に戻らずに北へ向かい、西武新宿線小平
駅前から多摩湖自転車道に入ります。

 自転車道には、アジサイの群落が続いていました。

 
 西武多摩湖線の八坂駅から府中街道に入って東村山駅まで
歩き、今日の私のウオーキングを終えました。


 歩行距離は、ちょうど10kmでした。
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鉄道ファンにおすすめ、「日本鉄道旅行地図帳」

2008-06-26 23:45:31 | 鉄道
 鉄道ファン、鉄道旅行ファンには楽しみなムックが刊行中です。
 5月18日に新潮社から発売された「日本鉄道旅行地図帳」です。



 現在は北海道と東北のみですが、毎月18日に順次発売され
ます。



 JR時刻表や交通公社の時刻表は、狭い頁に広いエリアを詰
めこむため、鉄道路線図の縮尺や方位が正確ではありません
でした。

 この地図帳では、縮尺は80万分の1に統一され、方位も北が
上になっています。さらに、地形に段彩が施されているので、上
空から俯瞰(ふかん)して眺めるような感覚で地図を見ることが
できます。

 北海道、東北とも、全体のエリアを3枚の地図に分けて表示し
てあり、ほかに札幌、函館、仙台塩竃といった都市部は、拡大
された地図で市電なども全駅掲載されています。

 また、同じ8万分の1の縮尺で廃線鉄道地図があるので、廃線
跡歩きの計画や、むかし乗った鉄道を振りかえることが出来ます。

 後半には、廃線した鉄道を含め、全駅の名前、開業年月日、起
点からの距離、駅名の改称なども分かる「駅名一覧」があります。

 ほかに、車窓絶景のベスト地とか、鉄道保存施設、名駅舎100
選の写真なども掲載されています。

 このあとは、7月18日に「関東1」が、以下毎月18日に12号
まで順次発売されます。

 7月18日までに2号から12号まで一括予約すると、オリジナル
地図帳カバーのプレゼントがあり、旅行の時には必要なエリアに
カバーして持って行けば、汚れたり折れたりするのを防げそうです。

 1冊はB5版50頁前後で税込み680円、詳細は下記、新潮社の
ホームページをご覧下さい。

   http://www.shinchosha.co.jp/railmap/

 1,2号は書店にも並んでいます。
 
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散歩道に咲く初夏の花

2008-06-24 22:05:25 | Weblog
 週末までに片づけなければならない作業が2つあり、この
ところ市外へ出かける時間の余裕がありません。

 したがって、ウオーキングも市内を回るだけ。ブログの方も
休稿日が増え、ご覧いただいている皆さんには期待はずれ
で、申し訳ありません。

 そんなわけで今日も、市内を散歩して見かけた花を幾つか
見ていただくだけになりました。

 川のそばに咲き出したタチアオイ






 キョウチクトウも咲き出しました。


 このホタルブクロは、盛りを過ぎたよう。


 これは何という花でしたか?


 この花も、私は名前を知りません。

 
 ツキヌキニンドウも咲き出しました。

 葉っぱの真ん中から花が出るなんて、変わった花ですね。

 畑の中にあったユリは、近づいて撮れませんでした。


 ユリは、いろいろな花が咲いているようですが、今日は
この2つしか見かけませんでした。



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アジサイの花

2008-06-22 19:21:58 | Weblog
 今日は一日雨模様となり、しばらく続いた梅雨の中休みも
解消で、今週は梅雨模様の日が続きそう。

 予定していた奥日光へのハイキングも延期になりました。

 外歩きもしなかったので、ここ数日の間に撮ったアジサイ
の花をご覧いただくことにします。

 アジサイの仲間では変わりもの、カシワバアジサイ。

 花も葉も、普通のアジサイとちょっと違いますが、同じ
ユキノシタ科に属するようです。

 以下は、普通のアジサイ。






 ガクアジサイも、いろいろな色の花が見られます。










 
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所沢航空記念公園の日本庭園

2008-06-20 23:04:17 | 所沢だより


 私のよく行くウオーキングコースのひとつに、所沢航空記念
公園があります。緑が豊富なので、蒸し暑い日でも、公園内と
その周辺のケヤキの街路樹の下は、涼しく歩くことができるか
らです。


 今日は、この航空記念公園内にある日本庭園を回って来ま
した。上が日本庭園の入口です。


 入口を入った正面には、「彩翔亭(さいしょうてい)」と呼ぶ
日本家屋があり、ここで日本茶などをいただきながら庭園を
眺めることができ、茶会などもよく開かれているようです。


 ちなみに、彩翔亭での日本茶は、菓子付きで420円、抹茶
フロートは380円です。

 


 日本庭園は、彩翔亭の南側にあり、池を中心にした回遊式
の庭園です。






 池の周囲には、ビオウヤナギ、花菖蒲、何種類ものアジサイ
などが咲いていました。








 池の東側には竹が、南西側には武蔵野の雑木林をしのば
せる、広葉樹の立ち並ぶ一角もあります。




 日本庭園は、航空記念公園の西側にあるのですが、割合と
通行する人が少ないところなので、公園に来ても入る人は少
ないのではないでしょうか。


 塀に囲まれた日本庭園は、10時~16時の間入園できます
が、土日や祝祭日は閉鎖されます。

 入場無料ですので、ご近所の方、航空記念公園にお出でに
なった方は、どうぞお立ち寄り下さい。

 

 

 
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東海図版の「四国遍路地図」

2008-06-19 21:33:48 | 四国遍路あれこれ
 5月31日の「掬水へんろ館ニュース」(メール配信)で、
東海図版という出版社から、新しい「四国遍路地図」という
のが出版されたと知った。

 地図は、5万分の1の縮尺の4分冊になっていて、5月
にその1を発売、以下8月までに計4冊発売され、1番から
88番までの遍路道全体がカバーされる。

 さっそく「掬水へんろ館」Webの本の紹介ページで見た
ところ、使い良さそうなので、購入することにした。

 地元の書店に申し込んだら、東海図版とは取引してない
ので、取り寄せはできないという。

 掬水へんろ館からリンクしているアマゾン・コムから申込
もうとしたが、入手にかなり日程がかかりそうなので、出版
元に電話してみた(052-522-1377)。

 「東京都内に置いてある書店はないか?」と聞いたら、ま
だ取引しているところはないという。

 直販ならすぐに送るというが、送料と代引き手数料などを
合算すると、定価(900円)の倍近くなる。

 結局、日にちはかかってもと、アマゾン・コムに申し込む
ことにした。6月になってその2も発売されたので、1,2を
合わせて6月11日に注文したところ、7月3日以降に発送
との受付メールをもらった。

 ところが、予定よりかなり早い今日(6月19日)到着した。


 地図は、上のケース(A4とB5判の中間サイズ)に入っ
ている。

 折りたたんだ地図(下)を広げると、たて105cm、横73
㎝の両面刷りにである。 
 

 地図1のA面は、1番霊山寺から23番薬王寺までのほぼ
徳島県一円、B面は、徳島・高知県境から24番薬王寺~
高知市の33番雪蹊寺付近までを。
 

 地図2のA面は、高知市内から37番岩本寺を経て四万
十市まで、B面は、四万十市から足摺岬の38番金剛福寺
~42番仏木寺を経て、宇和島市内までをカバーしている。 


 高知市内図(4万分の1)を除いて、5万分の1の縮尺
なので、全体を眺めると、いまどこまで来たかといったこと
が鳥瞰的に確認でき、なかなか使い勝手がよさそう。

 遍路道については、歩道・登山道、車道、狭い車道、迂
回路、番外霊場への近道などが区分され、ほかに「四国
のみち」や高速道路、国道なども色分けされている。

 施設としては、霊場の宿坊、宿泊施設、遍路小屋、バス
停、コンビニ、トイレなど、歩き遍路に必要な情報が、かな
り盛りこまれている。

 遍路道としては、へんろみち保存協力会編「四国遍路ひ
とりあるき同行二人」(地図編)に記載されていて、かなり
の人が利用していると思われる、12番焼山寺から神山町
経由や、38番金剛福寺から行き戻り、下の加江から県道
21号の三原村経由ルート、別格霊場の番号やルートなど
が記されていないのが残念なところ。

 だが、寄り道してみたい名所や史跡、霊場の重要文化財、
「四国遍路名所図会」に記された各霊場の絵などが記され
ているので、上記、「四国遍路ひとりあるき同行二人」と
併用することにより、遍路道の情報がより充実し、迂回路
の検討などにも重宝すると思われるので、これから歩こう
とする人には、購入をお勧めしたい。

 冒頭に記した購入の経過で記したように、現在のところ
容易に入手するには、「掬水へんろ館」の下記紹介ページ
下にある、アマゾンから購入するのが容易である。

http://www.kushima.com/henro/books/guidebook-tokai.htm

 1冊だと送料が必要だが、2冊なら送料無料となり、例え
ば2冊では、地図代(1冊945円×2=1890円)+代引き
手数料260円=計2150円になる。

 7月に3冊目,8月に4冊目が発売されるので、すぐに遍
路に出ないなら、8月以降の一括購がよいかもしれない。
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庭の梅を収穫

2008-06-17 21:26:47 | Weblog
 庭の梅の実が大きくなったので、採ることにしました。


 この梅の木は、植木を買ってきて植えたのではなく、庭
に出てきたのが伸びて大きくなったのです。


 昨年は、実が付いてもほとんど落ちてしまい、収穫する
ほどになりませんでしたが、今年は今までにない豊作です。


 午後、手を伸ばしたり脚立に乗ったりして収穫をして、ほぼ
中型バケツに一杯採ることが出来ました。

 正確に計量したわけではありませんが、5㎏近くはあった
ようです。


 この春伸びた枝は、1度せん定していたのですが、また
伸びたので、実を採った後、もう一度せん定して、徒長枝
を切って形を整えました。


 夕食後、比較的大きい実で、傷も無いものと、多少傷が
あり小さめのものとを選り分けました。

 右がよい方、左が少し劣る方です。

 
 上がよい方、下が小さめで傷のあるもの。


 ほかに、このような双子の梅が23個ありました。


 これらの梅を、どのようにして食べるかというと、大きくて
品質のよい方は、連れ合いが包丁で小さく刻み、塩と塩づ
けしたシソと一緒に漬けます。

 
 2,3日すると食べられるようになるので、瓶詰めにして
冷蔵庫で保存します。

 ご飯にのせて食べるとおいしいので、食欲が衰える夏で
も変わりなく食がすすみます。

 双子梅と小粒な方は、「煮梅」と言っていますが、砂糖と
一緒に煮て、冷蔵庫で冷やしておき、煮汁と梅をコップに
入れて冷水をそいで飲むと、夏のよい飲物になるのです。

【追記】6月20日
 シソの塩漬けと一緒に漬けた、わが家では「カリカリ梅」と
呼ぶのが出来上がりました。

 さっそく夕食のご飯にのせて、おいしく食べました。

 一方の「煮梅」も、2回に分けて作り、これは2回目のもの。

 煮梅の梅をコップに2~3粒と汁を入れ、冷たい水を注い
で毎日飲んでいます。もちろん甘い梅も食べられます。 

  


 
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カントリーウオーク東所沢

2008-06-16 22:56:47 | カントリーウオーク
 2008年6月15日(日)



 埼玉県内を中心に歩くカントリーウオークグループの第
154回例会である。集合地は、JR武蔵野線東所沢駅、
4組に分かれて10時6分にスタートした。
 
 =東川沿いを滝の城址公園へ=
 
 駅の西を南北に走る車道を越え、東所沢和田2丁目に入
る。住宅地の一角にある和田北公園には、大きなトチノキ
が葉を広げていた。

 北に進んで東所沢公園へ。この周辺では一番広い公園
で、開発前の武蔵野の自然をしのばせる、豊富な広葉樹
林が残っていた。


 東川(あずまがわ)に下り、桜並木の左岸堤防に沿って東
に向かう。公園の西に所沢市の下水処理場があり、処理
後の廃水が流され多少泡だつが、流れは澄んでいる。

 北側は畑が広がり、サトイモなどが育っていた。


 次の橋の先は畑のあぜの土道だが、少し先の工場の塀
でさえぎられており、橋を渡って右岸に回る。

 橋から流れを見下ろすと、今年生まれたコガモ7羽と親の
カルガモが泳いでいた。


 畑の向こうではカッコウが鳴く。実をいっぱいにつけたキリ
の木や、色づんで来たビワの実などを見ながら進み、東所
沢3丁目の亀ヶ谷神社へ。

 社殿は珍しく北向き。境内にもビワが実っていて、摘んで
口に入れたら甘くなっていた。そばの亀ヶ谷公園も広葉樹
が豊富に残る。休憩して水分補給をする。

 JR武蔵野線の電車基地の北を回り、城(しろ)集落の畑
作地帯に入る。畑には大豆やサトイモが多い。

 屋敷林に囲まれた農家の一つに、市の巨樹・巨木に指定
された真っ直ぐなケヤキが立っていた。県道179号線を越
えて南に進む。


 JR武蔵野線の、こ線橋際を左折する角に、珍しい黒褐
色のヒマワリが咲いていた。東所沢病院前を通過して滝の
城址公園に入った。

 滝の城は、戦国時代に武蔵国多摩・入間・高麗郡を支配
した大石氏が築いた平山城。のち北条氏照の持ち城となり、
天正18年(1590)、小田原城落城後、徳川家康の領地と
なり、廃城になったという。


 本丸跡に、豊富な樹林に囲まれた城山神社がある。南側
はがけ地で、都県境の柳瀬川を隔てて東京・清瀬市の住宅
団地や高架を走る武蔵野線などが見晴らせる。

 神社背後の空堀などをめぐり、遊歩道をがけ下に下る。
柳瀬川に面したがけ下も、城址公園の一角で、緑が多い。
テニスコートそばの緑陰にシートを広げて昼食にした。

 =清流になった柳瀬川沿い「柳瀬川回廊」を=

 13時5分に出発、柳瀬川の城前橋を渡って清瀬市へ。
橋のそばの下宿(したじゆく)地域市民センターの方に依頼
し、東側にあるかやぶきの民家・旧森田家を見せてもらう。

 市の西北、野塩にあったのを移設したもので、森田家は
幕末には名主をつとめ、建物は江戸中期から後期前葉
(18世紀後半~19世紀前半)と推定されるという。

 座敷にある神棚も、珍しいかやぶき。土間の天井には、
ワラで造ったヘビのようなものが吊されていた。

 南側の八幡神社に裏手から入る。境内は緑に覆われ、鳥
居の横に、数人抱えもある大ケヤキが真っ直ぐな幹を延ば
して立つ。

 高さ26m、幹囲5.95m、樹齢は400年近いと推定される
という。

 南側には円通寺がある。南北朝時代の暦応3年(1340)
の建立で、清瀬市最古の寺。

 りっぱな長屋門は、天保15年(1844)の再建で、この地域
としては規模の大きなものらしい。

 門前の細い通りは、清瀬古道と呼ばれ、すぐ先の三差路上
には、旧森田家にあったのと同様なワラで造ったヘビが、2本
の木の間に下がっていた。

 「ふせぎ」と呼ばれ、5月3日に行われた民俗行事のようで、
村に悪い虫や病が入るのを「ふせぐ」ため、全長20mの大きな
わらの大蛇を2本の木にかけるもの。都の無形民俗文化財に
なっているという。

 市民センターそばから、柳瀬川右岸の桜並木の下の遊歩道
へ。500mほどで中里団地の南に上がり、団地に沿った斜面
林の遊歩道に入る。

 遊歩道の一部は民家の庭先も通過、再び斜面林へ入り、林
の下で小休止した。

 金山橋際からは、柳瀬川左岸の遊歩道に戻る。対岸の砂場
には家族連れが多く、水に入って遊ぶ子どもたちの姿も見える。


 このあたりは桜並木が無くなり、薄日ながら蒸し暑い。

 1.5㎞ほど進んで中里地域生民センターに入って休憩。
壁面に、「柳瀬川回廊」と呼ぶ柳瀬川沿いの大きな空中写真
や、柳瀬川沿いに生息する野鳥や草花の写真が展示されて
いた。

 少し引き返し、車の通れぬ橋を渡って左岸に回り、対岸を
戻る。後から歩いた人は、川辺でカワセミを見たという。

 金山緑地公園に入ると、緑陰で写真の野外展示をしていた。

 アマチュアのグループが撮った、柳瀬川沿いのカワセミな
どの貴重な写真を、説明付きで見せてもらう。

 公園内は緑が多く、池もあり、家族ずれなどが訪れている。
ここで記念撮影をしてゴールを目指す。


 東側は、「野鳥の里」と呼ぶ金山調整池。湿地に設けられ
た木道を進む。両側の水辺にはアメンボウが多いが、小魚
などの姿は見えなかった。


 大きい方の池の北端を上がり、畑の中を抜けて本郷の東福
寺に入る。背後の斜面に、三十六童子の石像が並んでいて
回遊できる。

 本堂の左背後にある新しくて大きな観音像に上がり、丘陵
上の畑を抜けて、16時50分、出発地の東所沢駅にゴール
した。

(天気 晴、参加 16人、距離 12㎞、地図 所沢、歩行地
 埼玉県所沢市、東京都清瀬市)
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