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あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

秩父市中心街に残るレトロな建造物を巡る③(埼玉・秩父)

2024-12-05 20:56:16 | ウオーキング
 2024年11月16日(土) (3/3) 〈秩父神社の西側、3つの通り沿い〉

 秩父神社を後にして秩父鉄道の御花畑駅や西武秩父駅方向に向かい、3本の沿道にある
国登録有形文化財の建物などを眺めながら西進することにする。

 秩父神社鳥居横の ボードには「秩父夜祭」と北隣の小鹿野町の「鉄砲まつり」のポスタ
ーが。


 神社前の十字路を北へ、すぐ先の十字路で左折した黒門通りに入ると、国登録有形文化
財の建物が3棟残っている。


 最初は「秩父銘仙出張所二」、大正から昭和時代に秩父銘仙の取引が賑わった頃、近郷
の織物工場が製品取引をするための出張所だった建物のひとつで、昭和初期建築のよう。

 現在は「山くるみそば」という蕎麦店として活用されているようで、秩父銘仙を着て来
たのだろうか、和服姿の女性が当時をしのばせる。


 西隣も国登録有形文化財で「秩父銘仙出張所三」だったところ。同様に昭和初期の建築。


 左側は、カフェ&バー「Shuhali」として営業していた。


 その先の国登録有形文化財の建物は「秩父銘仙出張所一」だったところで、やはり昭和
初期の建築という。  
 
 現在は「藤澤泰山堂」という印鑑の店舗で、左側は「泰山堂cafe」になっていた。 

 さらに西へ少し、わずかな間隔で続く二つの十字路の二本目を左折して南への通りに、
一部二階建の洋館風の建物が目に入る。 

 昭和2(1927)年建築の「近藤歯科医院」で、国登録有形文化財。

 近代の医院建築が数棟残る秩父市内でも、和洋の両特徴を兼ね備えた一例の建築として
挙げられる貴重な建造物だという。

   
 すぐ先の十字路を右折した左手には、「不思議な木」と呼ばれる1本の木が立ち、その
下には小さな諏訪神社(諏訪本宮)が祭られている。


 小さな社殿だが、ここに祭られているお諏訪様は秩父夜祭と深い関わりがあようで、そ
のことが傍らのパネルに記されていた。
    

 少し西進し次の十字路を左折して南へ、「天王横丁」とよぶ通りへ。秩父神社の鳥居前
から伸びる表参道「番場通り」との交差点際に、2つの国登録有形文化財の建物が並ぶ。


 手前(北側)は「パリ-」と表示された洋風建築は「カフェ・パリー」で、昭和2年建
築の店舗兼用住宅。   
   
 外側は近代洋風の様相になっているが、内部は店舗部分の調理場と客席を除いて従来の
木造建築の様相になっていて、昭和初期から昭和30年代にかけての秩父の賑わいを今に
伝える、近代商店建築の一つとして貴重な建造物だという。

 パリーに並び、番場通りに面していまも店を続けている登録有形文化財は、創業大正5
(1915)年という安田屋。
   
 昭和5(1930)年建造の木造建築の店舗兼用住宅で、味噌漬を販売している。


 回ってきた天王横丁を挟んで東側(秩父神社寄り)に並ぶ国登録有形文化財の建物は、
「旧大月旅館別館」で大正15(1926)年建築の木造2階建て。  

 屋根の四周に外壁を立ち上がらせた簡潔な装飾で統一されていて、アールデコの衣装を
感じさせるたたずまいで、当時は2階が遊技場で1階が従業員の部屋だったよう。
 
 現在は「Bar Shob 」として営業されているよう。

 交差点の南東側も国登録有形文化財の建物で「小池煙草店」だったところ。

 通り側の壁を高く立上げて背面側に鉄板葺きの片流れ屋根を架け、通り側は隅を丸めた
壁面としていて、窓周りの縁取りなどと壁面を色や仕上げで分けた、装飾性に富む昭和初
期の店舗兼用住宅。

 北面には赤の、西側には白ののれんが掛かっていて、現在も店舗として活用されている。

   その十字路から望む秩父神社への表参道 番場通り。
   

      
      反対の西に向かい、秩父夜祭の「東町屋台収蔵庫」前を過ぎる。


 右手に、淡い彩りの木造2階建て洋館が目につく。病院のようだが現在は営業してないよ
うで、中には入れない。 

 国登録有形文化財ではないかと思われるが、そのパネルなどは確認できなかった。
     


 次の十字路の東南側には、古くから営業していたらしい八百屋さんがあり、「八百好の
やさい屋さん」の看板が。




 御花畑駅と西武秩父駅の間を南北に走る、スタートしてすぐ通過した道路際に戻る。
時刻を確かめると、西武秩父駅発の次の電車にはわずかに間に合いそうにない。

 時間調整のために、往路では通過したそばの秩父三十四霊場第十三番札所の慈眼寺に参
拝することにした。

     
          門外にある地蔵堂にまずは参拝。堂内には大きなお地蔵さんが。
          


 西側の山門を入り、正面にある本堂に参拝した。

 慈眼寺は、その名のとおり「目」のお寺として知られ、眼病治癒の御利益があるとか。
     

 慈眼寺のパネル


 門に近い北側に「柴原弘道先生像」という石像があるが、どのような人か説明はない。
     


 向かいの南側にある蔵造りのお堂は経蔵で、中央部は一切経1630巻が納められた輪
蔵で、これを回すことで一切経の功徳にあずかれるという。
     

                    

 経蔵の右手の山門際には稲荷神社も祭られている。


 慈眼寺を出て門前の道路を南へ、秩父鉄道御花畑駅西側の踏切を越えて、西武秩父駅前
に戻る。



 駅前広場にあった「不思議な石」とその説明パネル。

 

 往路でも立ち寄った駅併設の「祭の湯」の商店街を抜けて土産を一品だけ求め、15時
34分に西武秩父駅改札前に戻る。

 
 15時42分発の飯能行き始発電車に乗る。


 今日巡った中の4か所で求めた土産品。


 今日巡ったエリア

                                      (了)



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秩父市中心街に残るレトロな建造物を巡る②(埼玉・秩父)

2024-12-02 13:06:15 | ウオーキング
 2024年11月16日(土) (2/3) 〈秩父まつり会館と秩父神社〉

 秩父鉄道 秩父駅と同じビル内にある「駅そば屋 ははそ」で昼食後、隣接する「じばさ
ん商店」に回る。












 秩父らしiい魅力的な商品が沢山あったが、1品だけ求めて13時38分にビルの西北側
から出た。



 駅前広場の西側には、秩父市のイメージキャラクター「ポテクマくん」デザインのマン
ホール蓋(ふた)が。





 広場の西北端から延びる通りを少し進むと「秩父まつり会館」がある。


 これまで周辺を通っても入ったことがないが、2日前に川越市の「川越まつり会館」に
入っていたので、ここも入館することにした。(入館料500円)
               

 秩父まつり会館は、毎年12月2日・3日に行われる、秩父夜祭りに関する笠鉾(かさ
ぼこ)・屋台(やたい)を主とした関係資料を展示しているという。

 秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨高山の高山祭とともに日本三大曳山祭のひとつ。国指
定重要有形・無形文化財でtユネスコの無形文化遺産にも登録されている。

 1階の山車展示室に並ぶ笠鉾・屋台は、昭和の名工、坂本才一郞の手によるもので、
妙見信仰に関する因んで衣装を配していて、2台とも黒漆塗り金具打ち、彫刻は極彩色の
本格仕様の見事なもののよう。

 2階の資料展示コーナーでは、秩父夜祭の歴史、構成、関係省を展示しているという。

    
 「秩父まつり会館」の2つ折リーフレット表紙↑と裏面掲載の「秩父祭の屋台行事と神
楽」↓



 入館してまず目に入るのは、1階ロビー掲示の秩父地方各地の祭のポスター




  今年の秩父夜祭のポスター
  

   
   照明を落とした山車展示室に入り、2台の傘鉾と舞台を観覧する。


     







     
          秩父は夜祭なので何れも照明がきれいで、精巧な彫刻も素晴らしい。
          


 位置を変えながら一周して観覧し、周辺の展示パネルなども眺めた。


 この後2階に上がり、資料展示室を回って夜祭り関連の資料や展示パネルなども。
     









 秩父夜祭りの空を彩るスターマイン花火のいくつか。


 

       
          最後に、2階からも山車の上部を眺めた。
          











 14時13分に秩父まつり会館を出た。

 北側の「柞(ははそ)ノ森」と呼ばれる一帯は秩父神社。西南側に回り正面鳥居を入る。

 
 秩父神社は、秩父地方の総社で創建は二千年前といわれ、徳川家康が再建した権現造り
の本殿、幣殿、拝殿が並んでいて、本殿は埼玉県無形文化財という。

 なかでも左甚五郎作の「つなぎの龍」が有名。「子育ての虎」「お元気三猿」も人気が
あるよう。

 社宝の御輿(みこし)は県下最古で県文化財、例大祭は、いま観覧した秩父夜祭である。

 鳥居を入ると左手に、2021年7月7日の東京オリンピック聖火リレー第4区スター
ト地点のパネルが。


   
       右手、手水舎と会館のような建物の間のイチョウや北側の大ケヤキがよい彩り。
       
 

 正面の階段を上がり、朱塗りの門を入ると左手には開催中の菊まつりのテントがあり、
ちょうど見頃な菊の花が迎えてくれる。








 少し並んで拝殿に参拝した。



 拝殿上には極彩色の彫刻が目につき、これが↓「子育ての虎」だろうか・・・
 


 左手(北)に回り、屋根下につづく極彩色のみごとな彫刻を順次眺める。逆光になり、
少し見にくいが・・




 こちらが「お元気三猿」


 本殿前に奉納された秩父の銘酒樽



 背後の回廊にも菊花展の作品が並んでいた。








 南側に回って、さらに彩色豊富な彫刻を眺めながら進む。



 名工・左甚五郎作という「つなぎの龍」

 色鮮やかな彫刻は、2年前に完成した保存修理によるよう。

 一周して拝殿の右手前に戻った。拝殿前に結ばれたおみくじ。



 左手の菊花展を見ながら、境内を鳥居方向に向かって戻る。


     中門を出て左手の流れには、色とりどりの落ち葉が。
     




 14時35分に秩父神社を退社した。                  〈続く〉




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秩父市中心街に残るレトロな建造物を巡る①(埼玉・秩父)

2024-11-28 17:47:59 | ウオーキング
 最近は原稿入力や写真の整理などに時間がかかり、投稿の間隔がどんどん遅れてしまい、
今回は半月近く前のレポートです。

========================================

 2024年11月16日(土) (1/3) 〈秩父往還沿い〉

 11月14日の県民の日にあわせて発売される県内鉄道各社のフリーきっぷ、西武鉄道
では11月14日(水)~17日(日)に発売され、購入当日に限り県内の区間を何回で
も乗降できるので、これを利用して今日、秩父市内を巡ることにした。

      
 西武池袋線 西所沢駅の券売機でフリーきっぷ(800円)を求め、9時02分発下り飯
能行きに乗り、飯能で西武秩父行きに乗り換える。

 終点のひとつ手前、横瀬駅付近から望む日本二百名山のひとつ武甲山はやや霞んでいる。


 10時24分に西武秩父駅に着いた。





 まずは駅前の秩父観光情報館に入り、用意してきたガイド↓の最新版が無いか聞いたが、
数年前のもので現在はないという。
   

 それではと持参のガイドで、市内の中心市街地に残るレトロな建造物を巡ることに。

 駅前のイチョウは色づいているが、今にも降り出しそうな天気で色は冴えない。

 

 駅に併設の「駅前温泉 祭の湯」の土産物店街を少しだけのぞき、10時45分にスター
トした。


 東側に少し下り、秩父鉄道の御花畑駅西側の踏切を渡り北へ向かう。


 秩父三十四観音霊場の第13番札所慈眼寺は、寄らずに門前を通過する。


 秩父地方庁舎の辺りでは霧雨模様になったが、今日は傘は用意してない。



 すぐ先の十字路を右折して東へ少し、井上活版の小さな店舗の古い看板は逆版に!


 南東方に見える二子山も、霧雨に霞んでいる。


 秩父庁舎前の通りに戻り北へ、次の上町1交差点で県道73号線に出て、左折してすぐ
先にある矢尾百貨店へ。

 寛延2(1749)年に酒造業から始まったという、秩父で唯一の百貨店。1階の店内
のみ巡ったが、秩父の地場商品など魅力的な品ぞろいで客も結構入っている。



 2点ほど買い物をして店を出て、県道を東に向かう。


 沿道の両側には、古い商家などの建物が幾つか目につく。




     
      秩父童子像  
     
 本町バス停の周辺




 T字路の南西側にあった「本町 知々夫ブランド館」に入る。



 秩父夜祭りの紹介パネルや、秩父の小物などの販売もしていて休憩もできる。
     





 コーヒーセット(焼き菓子付400円)を注文して小休止した。


 次の本町交差点の手前に、2つの国登録有形文化財の建物があった。

 手前は旧新井商店の店舗と主屋・商品倉庫など。

 明治初期から大正初期建築のもので、北隣の皆野町にあった仲買生糸商・新井商店の建
物を移築したよう。


 東に隣接する国登録有形文化財の建物が「秩父ふるさと館」


 秩父銘仙や小物などの販売、「知々夫手づくり工房」、蕎麦処などあり一巡したが、買物
や食事は省いた。








     

 本町交差点を北へ、すぐ先の十字路の北東側に残る古い2階建ての建物。


 その十字路を右折、細い通りを東進すると、秩父の織物産業隆盛の頃の名残、ノコギリ
屋根の建物が残っている。

  
 道路南側のウルシが色づく。


 次の小さな十字路の北西側には、「たから湯」と呼ぶ銭湯の建物も残っている。


 その角を右折してを南へ、本町交差点から東に伸びる国道299号線・秩父往還に戻る。

     
 すぐ先の路地を北に入ると、蔵造りの建物が「ギャラリーかみいし」(入館無料)があり、
「森 花枝 個展」を開催中。
         




 不在だが「自由にご覧を」との書き置きがあり、一巡して観賞した。
     

          


 
 隣接する以前は映画館だったという建物。今日は貸切営業になっていて、間もなくコン
サートが開催されるようで入館者が並んでいた。



 すぐ先には、明治初期建造の商人宿を活用した「ほっとすぽっと秩父館」が。



 手づくり小物など彩り豊富な商品がたくん並び、休憩スペースもある。






     

 左手中ほどの棚の下には、100年以上前から内井戸として使われた古い井戸が残って
いる。

 「柞の井戸」と呼ばれ、井戸の水脈は「平成の名水100選」に選ばれた武甲山の伏流
水で、パワースポットとして人気のよう。



 入口横や縁側では地場野菜の直売も。


 東側の駐車場の奥には、やはり武甲山の伏流水だという「やまとの井戸」もある。



 次の、秩父駅前からミューズパーク方面に延びる通りとの交差点の先には、ちょうちん
店が。   


     


 さらに国道299号線を東へ、次の交差点の東北側に武甲酒造の重厚な店構えが目につ
いた。やはり国登録有形文化財である。
     


 入口上に大きな杉玉が下がり、店内にはたくさんの銘酒が並ぶ。




 普段わが家では日本酒は飲用しないが、正月用にでもと考え小さい300㎖の特別純米
酒「武甲正宗」(495円)を購入した。
                          
 秩父駅に通じる交差点に戻り、左折して秩父駅に向かう。古い食堂の壁面一面を覆うツ
タが色づく。


 道路の南面突き当たりが、秩父鉄道の秩父駅と地場産業センターの建物。
                                     


 1階正面が秩父駅の出会札口で、右手の「じばさん商店」に入ると、秩父市のイメージ
キャラクター「ポテクマくん」が迎えてくれる。


     

 すぐ横のコーナーは「駅そば屋 ははそ」で、その奥では秩父の産品や土産物などを販売
している。



 13時近いので、まずは駅そば屋に入り、肉汁うどん(880円) を注文にして腹ご
しらえをした。                              〈続く〉      
 

 



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桜が満開の狭山稲荷山公園と狭山市立博物館へ(埼玉・狭山)

2024-04-15 22:31:20 | ウオーキング
 2024年4月10日(水)

 久しぶりの快晴になったので、ソメイヨシノが見頃ではないかと思われる狭山稲荷山公
園を訪ねることにした。
 
 西武池袋線の西所沢駅から9時27分発の下り電車に乗り、9時37分に稲荷山公園駅
で下車した。


 北口の改札を出ると、眼前に狭山稲荷山公園の桜が目に入る。


 公園の入口両側には、数店の露店が並んでいた。


 門を入った正面、西方向に伸びる園路沿いのソメイヨシノも満開。


 狭山稲荷山公園は、米軍から返還された基地跡を整備した県営公園で、桜の名所として
知られ、園内にはソメイヨシノや八重桜などが約300本植えられているという。

 東北側の道路沿いには、古木のソメイヨシノが並ぶ。



 門を入ってすぐの十字路を右折、北に延びる園路沿いに咲くソメイヨシノなどを眺めな
がら進む。




 昨日の強い風雨で少し散った花びらも。



 コナラの新緑と花が、やわらかな彩り。



 思いきり枝を広げたソメイヨシノ


 何れの木も、ゆったりと伸ばした枝に花いっぱい。





 園路が左カーブし始める辺りで園路を離れ、芝生広場を公園の北東部へ。




 いったん公園を出て、東側の住宅地へ。


 鉢花などが咲き競う民家も。



 狭山市浄水場の水道タンク横に出て、敷地沿いを北に少しで狭山市営稲荷山公園へ。


 
 北側が開けた台地上にあり、西に奥武蔵や秩父の山々、さらに西北方には外秩父方面
までの稜線が一望できる。









 北斜面には数本のソメイヨシノと咲き出したツツジなどが。


  見晴台のそばに立つ高木
 

 見晴台から、もぅ一度広々とした展望を。


 奥武蔵の山並みの上に、秩父の武甲山上部も。          武甲山↓




 折り返して浄水場西側の住宅地を戻り、再び県営狭山稲荷山公園に戻る。


 広々とした芝生広場から、左カーブする園路に入って西方へ。





 園路沿いのソメイヨシノや、周辺の淡い新緑などが気持ち良い。






 
 ヤエザクラも咲き出した。




  
   モミジの若葉





 園路の中央部、T字路の付近には別の桜も。


     

 
 T字路際にある「おひさまガーデン」ではチューリップなどが。



 もうひとつの「フレンズガーデン」でも。



 その横からT字路を右折して、公園の南西部へ向かって緩やかに上がる。


  
  こちらも、ソメイヨシノや淡い新緑の木々などにあふれている。



     大きなレンギョウも花いっぱい。
     

 
 近くにはチューリップも。


 公園の南西部まで進み、狭山市立博物館の北側へ。

 
 外に展示の変わった彫刻。



 カフェ↑の横を回って10時45分頃、博物館に入館する〈入館料200円〉。


         
 
  現在は、春期企画展「狭山市植物図鑑展」を開催中。




 まずは1階の、「舞い舞いホール」と呼ぶ吹き抜けの会場での展示を。



 展示の一部












    



 
 ホールを囲むスロープを2階に上がり、企画展示室へ。こちらが企画展のメイン会場



 狭山市内で春に咲く、植物標本や写真などがたくさん展示されている。それらの一部














 ほかに、これら植物標本をすべて収集して標本にした遠藤信二郎氏の紹介、江戸時代の
「椿図」、「ボタニカルアート(植物画)」とその作者の紹介、植物の描かれた食器など
が展示されていた。


 展示されていた標本の多くは私もよく知っている植物なので、興味深く観覧した。

 会場で配布していたこのハンドブックには、展示されていた標本が100点余り掲載さ
れている。いずれも狭山市内でみられる植物ばかりのよう。
     

         企画展示室入り口横の窓から、公園の一隅の眺め。
         


 さらに2階の常設展示室へ。ここは何度も観覧しているのでザッと一巡した。




 1階に下りたら11時40分を過ぎた。軽い疲労も感じたのでエントランスホール際に
ある「稲荷山カフェ コメと茶」に入り、のどを潤すとともに昼食をすることに。

 眼前に公園を眺めながら、注文したナポリタンセット(りんごジュース付1,050円)
をおいしくいただいた。


 ちょうど正午近くなので、カフェの椅子は全て塞がり、エントランスホールで待つ人も。

 
 12時15分過ぎにカフェを出た。反時計回りにほぼ一巡して残りわずかな園路沿いを
東へ向かう。博物館近くに咲く純白のヤエザクラ。


 
 さらに、園路沿いのソメイヨシノの並木に沿って進む。




 公園の入口から伸びる園路の近くまで戻った。この辺りは花見を楽しむ地元狭山市民な
どのグループが多い。




     チューリップの咲くエリア植え込みも。
     

 
 咲き競うソメイヨシノをもう一度眺めながら、12時30分過ぎに狭山稲荷山公園を後
にした。

 

 稲荷山公園駅に戻り、12時34分発西武池袋線上り電車に乗る。途中の小手指駅で下
車して買物をして、13時40分頃帰宅した。




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清瀬・金山調整池北側のコスモス畑から清瀬駅へ(埼玉・所沢/東京・清瀬)〈後半〉

2023-10-16 20:36:53 | ウオーキング
 2023年10月12日(木) 〈後半 金山緑地公園からケヤキロードを清瀬駅へ〉
        
 花いっぱいのコスモス畑から金山調整池を抜ける、市道を挟んだ南西側一帯は金山緑地
公園である。




   




 公園の中央部に池があり、池に沿ってげ反時計回りに回る。


     遊歩道沿いにある石の彫刻。
     
 
 休憩舎のそばのモミジはまだ緑色。


 そばの流れでは、ホタルを飼育しているようだ。



 池の先の樹林を横切り、南側の柳瀬川左岸沿いを折り返すことに。



 石のベンチの辺りで13時になったので、ベンチに座り前方の景色を眺めながら新秋津
と東所沢駅前で買ってきた弁当などで昼食とする。


 極めてシンプルなおにぎり弁当と草餅、そして牛乳、あわせて615円だった。


     色づき始めた近くのソメイヨシノの葉
     


 昼食を終えて池の南側に回ると、清瀬市政30周年記念に植樹した三春桜があった。
     

 公園入口の南側には、石の造形物が。



 13時33分に公園を出て、柳瀬川の橋を渡る。見下ろす上流側↑と下流↓の流れ。
     

 帰路は、南下して西武池袋線の清瀬駅に向かうことにした。橋の南側のT字路を右折し
て緩やかに坂を上がる。

 突き当たりの金山公園入口交差点を右折してすぐ先の間道を南へ、中里三丁目の住宅地
を進み、清瀬駅前から延びる「けやき通り」に出た。

 沿道には、「キヨセケヤキロード ギャラリー」と呼ぶ24基の彫刻が約1㎞にわたり、
両側の歩道に続いている。それらを見ながら駅方向へ。

     「ベンチに座る少女」 リン・チャドウウィック作
     

          「追想 町をゆきて」 イタリアのマリオ・チュロリ作
          

     「TENKO Ⅲ」 フィンランドのライネ・ワトゥリアイネン作 
     
 
 郷土博物館東交差点の先から、歩道のケヤキ並木は密になる。


 「道標・鳩」 柳原喜達作


     「幼いキリン・硬い土」 淀井敏夫作
     

          「笛吹き少年」 舟越保武作
          

 何度か入館している、清瀬市郷土博物館近くに来たので立ち寄ってみた。 



 展示室や展示ホールは改修工事中で観覧できないが、入口ロビーに各地の博物館や美術
館のリーフレットが沢山あったので、興味深いものをかなりの枚数入手する。


 
 その奥のロビーの一角には、博物館のデータベース実物が何点か展示してあった。

 

 入口近く、鉢植えのコスモスも花盛り。







 
 けやき通りに戻ってさらに駅方向へ。「王妃」 細川宗英作
     

「風の標識No31」


 志木街道を斜めに横断する。

     「my sky hole 91-8」 井上武吉作 
     
 
 反対側の歩道の向こう、畑の一隅に今年も大きなパンパスグラスが。


 向こう側は「惑星」 小田 襄作 

           手前は「黒い石をつつむ幕舎」 保田春彦作 

 清瀬駅北口に着き、駅前のスーパー・↓西友清瀬店に入り食品を何点か求める。


 
 西友入口を入ったところの生花店の、ハロウウウィンなどの飾りもの。


 清瀬駅北口に14時55分に着いた。



 15時04分発、西武池袋線下り小手指行き普通電車に乗る。


 (天気 快晴後晴、距離 6㎞、地図(1/2.5万) 志木、歩行地 所沢市、清瀬市)



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清瀬・金山調整池北側のコスモス畑から清瀬駅へ(埼玉・所沢/東京・清瀬)〈前半〉

2023-10-15 12:41:14 | ウオーキング
 2023年10月12日(木) 〈前半 東所沢からコスモス畑へ〉

 今日は爽やかな秋空となる予報なので、所沢市との都県境、柳瀬川左岸の清瀬市の金山
調整池北側にあるコスモス畑を訪ねることにした。

 新秋津駅からJR武蔵野線下り電車に乗り、次の東所沢駅で10時56分に下車した。


 11時05分に駅前をスタートして左手の南に向かう。駅前にある所沢市の広告用デザ
インマンホール、暗くなるとLEDで自発光するもの。


 県道179号・所沢青梅線の駅入口交差点を渡り、左折してすぐ先のT字路を南へ、前
方には休耕地の多い畑の向こうに平地林が広がる。



 中層の集合住宅の前で右折してさらに南へ、畑の中ほどでもう一度左折して、県道から
の市道に下る。

     すぐ南側に立つ大きな観音像の背後から東福寺境内へ。
     


  観音像周辺からは、南側に柳瀬川の右岸近くに並ぶ中里団地、柳瀬川沿岸の住宅や緑地
などが望まれる。


 さらに右手、西南西方向には所沢駅周辺のビル群が。


     前面から、あらためて白亜の守護観音に拝礼する。
     
 平成14(2002)年に建てられたようで、高さは16mあるとのこと。南側は柳瀬
川沿いの低地なので、より高く望まれる。

 
     下り終えて本堂に参拝。本堂の左手前に立つ厄除大師像
     


 本堂前の大きな石灯籠横に、まだ緑だが大きな柑橘がたくさん実っていた。


 本堂右手には庫裡があり、その前にサルスベリが咲き残る。


 境内南側の道路沿い、鐘楼の西側には大小幾つかの地蔵尊が並ぶ。



 東福寺前の市道を東にすぐ、T字路を南への車道へ。すぐ先にヒマワリが咲き残り、ザ
クロの実が熟していた。


 その先の畑の隅にはマツバギクが。


 さらに少しで、柳瀬川の左岸沿いにある清瀬市の金山緑地公園入口へ。公園は右手、西
側だが後で回ることにして、左手の柳瀬川の洪水を防ぐための金山調整池の北側をまわる
遊歩道へ。
     
     池の南側には、カワセミを狙っているらしい数人のカメラマンが。
     


  
 遊歩道沿いのソメイヨシノは、もう葉が落ちていた。


 その先では、キンモクセイが咲きす。


 
 調整池を見下ろせるところに出た。中の島の大きなピラカンサが色づき始めている。






 さらに池の北側を少し進むと、コスモス畑の南西端に出た。


 入口の柵際に、なぜか春先に優勝したWBCのパネルが。



 コスモスはほぼ見ごろになっていたので、畑の中の遊歩道を一巡してみる。












     








 快晴の青空に映える



     







 南側にはよく育ったサトイモの畑が。


 
 入口付近に戻り、もう一度コスモス畑を眺めてから畑を出た。



 

 調整池の北東側には、アベリアやススキが咲く。
 

     
     調整池の東北端に下って遊歩道を南西へ、金山緑地公園の方に向かう。



 先ほど見たピラカンサの近くには、ムラサキシキブが色づいていた。



 
 遊歩道の綾瀬川寄りの湿地には、ミゾソバがたくさん咲く。


 金山調整池を出て、市道の南西側の金山緑地公園へ向かう。         〈続く〉




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「狭山茶の里ウオーキング」で入間川沿いを歩く(埼玉・狭山)

2022-12-29 22:54:00 | ウオーキング
 2022年12月11日(日)

 好天で暖かそうなので、北隣の狭山市内で開催されたウオーキング大会に参加した。


 西武新宿線新所沢駅から10時45分発本川越行き下り電車に乗り、3駅目の新狭山駅
に10時54分に下車した。



 北口の駅前から北西に延びる通りには、新狭山駅北口商店街が「シンサヤママーケット」
を開催中で、幾つものテントが並んでいて市民などでにぎわう。



 信号のある交差点を左折して、少し先にある中原公園(あじさい公園)がスタート会場。
受付でコース地図をもらい、11時11分にスタートした。



    なお、今日のスタート時刻は、11時~13時30分までとなっている。
     

  狭山市のマスコットキャラクター、七夕の妖精「おりぴぃ」が見送ってくれた。
     

           公園のケヤキは、すっかり葉を落としている。
          

 東北に進んで駅前からの通りの交差点を過ぎ、すぐ先の交差点を左折して北西に向かう、
交差点の北側は、ロッテ狭山工場の大きな建物が。


 次の交差点で国道16号線を横切る。


     
   緩やかに左カーブしながら少しずつ下り、レンガづくりの西武学園文理小横を過ぎる。
           

     次第に人家が少なくなり、路傍にマユミがたくさん実を付けていた。
     
 

 道は西北西に向きを変え、人家が途絶えて周辺の展望が開ける。


 入間川大橋が近づき、左手眼下に牧場らしいところが見下ろせる。


 橋にかかると右手(下流)に、川の左岸近くに並ぶ西武文理大のキャンパスが望まれる。


 少し霞んではいるが、進行方向に見えてきたのは奥武蔵の山並みだろうか・・



      橋からの上流の眺め、流れには釣り人も。
     

          

 左岸の堤外(堤防より流れ側)はびっしりとススキに覆われていた。


 入間川大橋を渡り終え、左折して左岸堤防沿いの遊歩道に入る。



 広い左岸堤外の河川敷には柏原河川敷公園があり、家族連れが集まるイベント会場も。



 葉の落ちた桜並木の下を抜ける。桜並木は300mほど続いていた。


 その先の河川敷は、狭山リバーサイドゴルフ場。
 

 こちらは、地元柏原地区の自治会のお花畑プロジェクトのメンバーが作業中。
 

      
           遊歩道沿いに咲いていた皇帝ダリア
          

 この道路は川越狭山自転車道だが、今日の催しを知っているのか自転車は皆無だった。
     
 ちなみに、川越狭山自転車道は「入間川サイクリングロード」とも呼ばれ、今日のコー
スのさらに上流の狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋まで、全長22.6㎞の自転車歩
行者専用道路である。


 右岸沿いに戸建て住宅が増え、コース半ばを過ぎた辺りで狭山環状道路の狭山大橋下を
通過する。





 間もなく流れには上奥富用水堰が近づいてきた。ダム際まで進むと、対岸にはAEON
(スーパー イオン)の建物が。



 

 河川敷にあるキャンプ場の横を通過して、ゴールに向かう昭代橋下を抜けた。



 その先の河川敷が、このウオーキングのための「柏原・水富おもてなし会場」。参加者
には飲み物などの入った参加賞の袋をもらう。


 


 会場には、休憩用テントや、おもてなしイベントのためのキッチンカー8台の出店など
も並んでいた。


        
 キッチンカーのひとつ、狭山抹茶などの味わえるところで狭山茶まるごとソフトクリー
ム(500円)を求め、休憩用テーブルの空きを見つけて小休止する。


 休憩後は、すぐ先から左岸堤防に上がって折り返し、おもてなし会場を見下ろしながら
昭代橋へ。



 堤防沿いには子どもたちの遊び場もある。昭代橋西詰に、サザンカが花盛りの街路樹が
数本並んでいた。





 もう一度おもてなし会場を見下ろしながら昭代橋を渡る。この辺りの流れ、下流に上奥
富用水堰があるので水量は多い。


     


 国道16号線を跨道橋で越える。近くの路傍にもうスイセンがたくさん咲いていた。


 狭山市民会館前のケヤキも、葉はほとんど落ちている。



 そばの交差点の東南側一帯はコスモス畑で、色濃い花がまだたくさん咲いていた。





 緩やかに上がり、ゴールの狭山市駅西口市民広場に13時40分に着く。


 完歩賞として、来年の「残しておきたい狭山の風景カレンダー」をもらう。カレンダー
の裏表紙が完歩賞になっていた。
     

 別のテントで「埼玉県コバトン健康マイレージ」のリーダーに専用の歩数計を読ませる。



 広場には幾つかのテントやキッチンカーが並び、飲食物などを販売していた。


 2階が出改札口の狭山市駅西口へのデッキに上がると、秩父のシンボルで日本二百名山
の武甲山(1,304m)が望まれる。



 13時50分に西武新宿線狭山市駅に着き、13時56分発の西武新宿行き上り電車に
乗る。

(天気 快晴後晴、距離 7.7㎞(大会用地図では6.5㎞)、地図 大会用地図、
 歩行地 狭山市、歩数 13,700)
 




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清瀬市立郷土博物館から金山緑地公園など(東京・清瀬)〈後半〉

2022-11-01 22:35:24 | ウオーキング
 2022年10月23日(日) 〈後半:金山緑地公園から中里富士周辺へ〉

 清瀬市立郷土博物館の観覧を終えて館内併設カフェで昼食後、正午過ぎに館を出た。け
やき通りに戻って先へ少し進むと、右にカーブする。

 
 JA 清瀬の「新鮮館」と呼ぶ農産物直売所↑があったが、今日は休業日。すぐ先、宮の
台住宅バス停際の交差点で左折し、北西に延びる市道へ。
     


 清瀬中の西を通過すると沿道の民家のミカンが色づき、キンモクセイがこの秋2度目か
と思われる花を開く。市道は緩やかに右カーブして下る。


     
 柳瀬川通りに突き当たる交差点際に地蔵堂があり、宝暦5(1755)年に建立された
というりっぱな地蔵菩薩像が祭られていた。
          
 
 右折してすぐ先の三差路を左折して右にカーブし、柳瀬川右岸沿いに出た。下流側は桜
並木が続いている。


 そばの金山橋からは眼下に柳瀬川の清流が、下流にはさらに伸びる右岸の桜並木や、左
岸の少し先にコスモス畑などが望まれる。

   
 橋を渡って左岸の堤外(ていがい)沿いに進む。堤外とは、堤防より流れ側のこと。反
対の堤内は、畑や民家などのある生活圏のことをいう。


 左岸沿いにはセイタカアワダチソウやススキが花開く。少し進んで堤防を越え、金山調
整池の東端付近へ。


 金山調整池は左岸の上流側にあり、池の北側は埼玉県所沢市になる。

 池の一部を見下ろし、ススキの穂のなびく遊歩道を北側に回ると、コスモス畑が広がる。



 何年か前にカントリーウオークの仲間と来たときに比べ、かなりエリアが広がっていた。



 ピークはは少し過ぎたように感じられるが、まだ花はいっぱいで見ごろである。
     


 ところどころに設けられた遊歩道に入り一巡して眺める。



 西方の斜面上部に見える大きな白亜の観音像は、所沢市本郷の東福寺の本堂背後に立つ
もの。あそこにも、カントリーウオークで何度か訪れている。
     



     





     






 大まかに一巡して西南側入口に戻り、コスモス畑を離れた。



 眼下に見える金山調整池際に下り、金山橋方面に向かう。


 池にはカワセミも生息するようだが、いまはバズーカ砲?を構えるカメラマンの姿は無
く、この時間には現れないようで、カルガモがか数羽泳ぐのみ。




 池際の、ムラサキシキブのみが色づいてきた。







 穏やかなたたずまいを見せる池際の遊歩道を進み、金山橋から延びる通りの上流側左岸
(北側)に広がる清瀬市立金山緑地公園へ。



 ここにある池も洪水調節用のようで、さらに上流に緑地が延びているが、今日は池の東
端付近のみ回る。


 柳瀬川左岸際から流れも見下ろす。橋の近くには休日を憩う人が多い。




 金山橋に戻って上流側を見下ろし、金山緑地公園を後にする。


 柳瀬川通りに戻って通りをさらに西北へ。高みに上がると、西方に所沢市中心街の高層
マンション群などが望まれた。

 
      次の三叉路際に、円筒型の郵便ポストが。
     
 

 さらに進むと柿が色づき、ミカンやユズも色づき始めている。
     



 清瀬中里郵便局の先の三差路を南に入り、清瀬10景の中里富士山へ。東京都の有形文
化財に指定されていて、ここも何度か訪れたところ。
     


      高さ約9mの山頂には7、8回右左折して1分足らずで登頂した。
     

 山頂には小さい石の祠(ほこら)や石碑などが祭られていた。


      山頂は、樹木に囲まれていて遠方の眺望は得られない。
     

 柳瀬川通りに戻ってすぐ先の中里駐在所横を南へ、緩やかに右カーブして段丘を上がり、
小金井街道を横断する。


 すぐ先の細道を北に入り、西側にある東光院へ。本堂は東向きに立ち、その前に大きな
龍のような彫刻を施した石灯籠が目につく。
     

 由緒などを記したものなど無いので、短時間で境内を出た。

     
 西に接して中里氷川神社があるが、境内へは南側の市道からヒノキの参道を北に入る。

 江戸前期の元和2(1616)年、当時の領主の武蔵義太郎が創建されたとされ、祭神
は須佐之男命(すさのおのみこと)と午頭天皇(ごずてんのう)。明治6(1873)年
には当時の中里村社となり、中里地域の守り神として崇敬されているという。

 現在の社殿は、昭和32(1957)年10月の再建とか。

     
 境内には、昭和天皇の在位60周年記念に植樹したサカキ↑と、令和元年に植えた現天
皇の即位記念記念樹のソヨゴ↓が立っていた。
          


 ここで今日の予定地を巡り終えたので、清瀬駅に向かうことにした。表の通りを少し西
進し、小金井街道の西方300mほどを平行する中里一丁目の畑の間の細道を南に向かう。



 400m前後進んで少し東に回り、さらに南東に進んで駅近くで小金井街道に合する。


 清瀬駅北口には15時ちょうどに戻った。15時03分発、西武池袋線下り小手指(こ
てさし)行き電車に乗る。


(天気 晴、距離 8㎞、地図 「清瀬市ガイドマップ」第4版の一部、
                                歩数 15,000)



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清瀬市立郷土博物館から金山緑地公園など(東京・清瀬)〈前半〉

2022-10-31 21:32:42 | ウオーキング

 前回投稿後、市内外へ出かける日が多くて投稿が途切れましたが、これからそれらを少
しずつアップします。だんだんと日にちがずれてしまいそうですが・・・

========================================

 2022年10月23日(日) 〈前半:清瀬市立郷土博物館へ〉

 行こうと思いながらも出そびれているうちに最終日になったので、今日は清瀬市立郷土
博物館での特別展の観覧と、周辺のウオーキングに出かけることにした。


 西武池袋線上り電車に乗り、清瀬駅に10時01分に着いた。北口から10時05分に
スタートして、北北東に延びるけやき通りへ。





 かやき並木が1㎞余り続く沿道は「キヨセケヤキロードキャラリー」と呼ばれ、歩道に
彫刻が続いている。
     

          


 志木街道と交差する上清戸交差点を過ぎ、住宅が途切れた東側には人参畑が広がる。

     
 その一角にアメジストセージ↑やピンタレスト↓、コスモスなどが咲き、パンパスグラス
が穂を広げていた。
          





     

          


 その先間もなく、標識に従い左手を北北西に少し直進して、最初の目的地、清瀬市立郷
土博物館に10時23分頃到着した。


     

  
 開催中の特別展「古代武蔵と清瀬」は今日が最終日。入館無料の館内に入り、受付で聞
いたところ館内の撮影は自由とのこと。まずは1階ホールの展示を見る。



 ホールの展示も特別展に合わせたようで、清瀬内で発掘された土器などが中心。




     


 ホール横の民俗展示室に入ると、昭和時代の清瀬の写真や養蚕に関わるもの、「清瀬の
うちおり」と呼ぶ織物などの展示が。

















 ホールの反対側は歴史展示室で、市内発掘の土器や古い農具、石碑、古文書などが並ぶ。






     



 2階に上がり、まずは特別展の第1会場へ。




     



     

 第1章 古代武蔵と東山道、第2章 柳瀬川中流域の古代遺跡、第3章 野塩地域遺跡
群、第4章 下宿内山遺跡、という4章に分かれていて、清瀬市内のほか、近隣の所沢市
や東村山市等の出土品も展示されていた。



























 第2会場では、第5章 清瀬の古代の終焉-中世へ- と呼ぶ展示と、「古代清瀬遺跡
散歩」と呼ぶビデオ映像を上映していた。
  





 1階に戻ると、見残したホールの一角に、「江戸時代~昭和のはじめまでの道具」や、
昭和30年代以降の電化製品、今年開業110周年を迎えた西武鉄道の清瀬駅の写真、清
瀬の自然を紹介するコーナーなどがあった。




  









 観覧を終えたら11時30分を過ぎていたので併設のカフェわかばに入り、うどんセッ
ト(800円)を注文して昼食とする。


     
 正午近くに清瀬市立郷土博物館を後にして、右にカーブするけやき通りをさらに先へ。
沿道の彫刻はさらに続いていた。 〈続く〉
     






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東川沿いと牛沼の彼岸花を眺めて秋津駅へ(埼玉・所沢)〈後半〉

2022-09-21 16:42:04 | ウオーキング
 2022年9月17日(土) 〈後半 牛沼の彼岸花群生地から秋津駅へ〉

 長栄寺の山門を出て、すぐ先の十字路を南下して住宅地と畑の間を進むと、畑の隅にも
農産物を並べた無人直売所があった。


     


 南側には狭山茶の茶畑が広がり、その横を東進して牛沼小に向かう。



 牛沼小の校庭の隅には、学校の名にちなむホルスタイン牛の等身大模型があり、校舎の
方を見つめていた。

 

 すぐ先、コメダ珈琲店の駐車場の南側、樹林下に今日の主目的地、所沢牛沼彼岸花クラ
ブのヒガンバナが咲いている。

 緩やかな北斜面の樹林下、ヒガンバナは満開に近い。

 ヒガンバナの数は10万本を超すようで、クラブの目標は「日本一の白色の美しい群生
地」だという。

     
 何枚かのパネルを見た後、東北側から斜面に上がって西南方面へと巡ることにした。






     

          


 中心部に、白花が集中して植えられている。 


 
 
 その中に1輪だけ、黄色の花が咲いていた。






    









     


 南側は畑になっていて、ヒガンバナの近くにはトロロアオイ↑や↓ジンジャーかと思わ
れる花などが咲いていた。
     

 10分ほどヒガンバナを観賞して12時28分頃、ヒガンバナ群生地を去る。

 この後は西武池袋線秋津駅に向かうことにして、南に延びる市道を進む。沿道にあった
栗林のクリの実が色づいている。




 県道25号線、練馬所沢線を横断すると、その先の車道は狭まる。少し先の畑の隅では
ヒガンバナとニラが咲き競っていた。


 畑の多いエリアを南下し、2つのT字路を左折して東南へと緩やかに下り、豊富な森に
囲まれた安松(やすまつ)神社境内に正面鳥居より西側の細い石段から上がる。

 市内の寺社はほとんど巡っていたと思っていたが、この神社は初めてだ。


 最初に目についたのが、「本宮」の掲額の上がる鳥居とその奥の小さな社殿。

 社殿には、日枝神社など5社が祭られていた。


 近くの盛土は富士塚ではないかと思われ、その横を過ぎて拝殿の方に回ったら、やはり
富士塚の標柱が立っている。
     

 安松神社は「安松の氏神さま」と呼ばれ、大正3(1914)年に安松地域の各所にあ
った稲荷神社2社と氷川神社、八雲神社、神明社、日枝神社の6社を、地区の中心にある
長源寺の所有地の山林を買い受けて敷地として、もとの社殿の一部を移築して安松神社と
し、氏神様としてお祭りしたよう。

 当時の社殿は昭和26(1951)年に火災で焼失し、その後の社殿も老朽化するなど
で、現在の社殿は昭和46(1971)年の再建という。


     
           南側の帰路を下って正面鳥居に拝礼して神社を後にした。
               

 東側に接して、神社の敷地を所有していた長源寺がある。

 正面の山門は4本の柱のある四脚門で、構造手法から江戸時代後期の建築と推定され、
所沢市指定文化財(建造物)になっている。

     

 山門を入って正面の本堂に参拝した。


     
 豊富な樹木に囲まれた境内には、大きな鐘楼や慈母観音等が目につき、山門際には小さ
なお堂もある。
          



 山門を出て南側の幼稚園の横を抜け、南方向の秋津駅を目指す。
 
 途中の民家の前の花畑にコスモスなど咲き競う。


 
  3回右左折して出た松戸橋交差点際には、2体の上安松地蔵尊が祭られていた。
     

      南側の松戸橋で柳瀬川を渡り、突き当たりを左接して東へ進む。
     

 西武池袋線の秋津駅北口に13時28分に着いた。


 遅れてきた同時刻の下り電車に乗り、西所沢駅方面に向かう。

 (天気 晴後曇、距離 8㎞、地図 「所沢ウオーキングナビ③東エリア」(市商業観
  光課発行)、歩数 15,100)
 



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