2014年1月22日(水) 晴 (続き)
== ジャワ島の2大遺跡、ボロブドゥール遺跡とブランバナン遺跡 ==
レストランでの昼食を終えて13時頃にバスは出発し、ジョグジャカルタ市内に向かう。
市内に入り、14時12分にバティック工場に着いた。
インドネシアを代表する伝統的な染色工芸の工場で、ロウで生地を防染して布地に染色
をする行程を順次見て回る。
染色の工程には、主に若い女性が携わっていた。
この技術は2009年10月、ユネスコの世界文化遺産に認定されたという。
作業工程をひととおり見てから、隣接するその品物を販売する店内に入り、買い物の時
間となる。
店内は撮影禁止だが、工房と店との間の回廊には、ろうけつ染めの作品が展示されてい
た。15時ちょうどにバティック工場を後にする。
ジョグジャカルタの中心部を抜けて、東北東に15㎞ほどにある午後の観光地、プラン
バナン(Prambanan)寺院遺跡の駐車場に15時45分に着いた。
周辺約5㎞四方には大小幾つもの遺跡が点在し、総称してプランバナン寺院遺跡群と呼
び、プランバナン寺院遺跡はその中心となる遺跡である。
プランバナン寺院は、ジャワ史上最大の王国である古マタラム王国により9~10世紀
にかけて建てられたもので、1733年にオランダ人ロンスが探検中に遺跡を発見したと
のこと。
午前中訪れたボロブドゥール遺跡とともに、ジャワ建築の最高傑作とされ、1953年
に中心のシヴァ主堂の修復が完成し、1991年に世界遺産に登録されている。
約80haある寺院周辺は公園として整備され、トリムルティ遺跡と呼ぶ高さ47mのシ
ヴァ堂を中心に、それを挟んで南北に高さ23mのプラフマ堂とヴィシュヌ堂が、東側に
もそれらに平行する小さめの3つの堂が立っている。
駐車場近くから全体像を眺め、6つのお堂に向かう。
その途中にもランブータン↑がたくさん実っていた。これは↓何の実なのだろうか…。
6つのお堂の周辺にも、まだ修復されないままの遺跡の石がたくさん放置されていた。
6つの塔を囲む石垣の南側から遺跡群内に入る。一番大きいシヴァ堂↓は鉄柵に囲まれ
ていて、お堂に入るにはヘルメット着用のために柵の入口で少し並んで待つことになるの
で、先にほかの堂を巡ってみる。
南側のプラフマ堂にはヒンドゥー教の創造神プラフマの石像を、北側のヴィシュヌ堂に
はヒンドゥ教の維持神ヴィシュヌの石像が祭られ、それら塔の回廊にはたくさんの浮き彫
りが施されている。
シヴァ堂の人出も少なくなったので、ヘルメットを借りて入り、堂内に入って回廊を一
巡し、堂内の石像や壁面のレリーフ、釣り鐘のようなストゥーパなどを眺める。
この遺跡では観覧時間がたっぷりあったので、回廊でしばらく休憩したり、公園の風景
を眺めたりしてゆっくり出来た。
航路に近いのか、ジョグジャカルタ空港から飛び立った飛行機が時折、上空を通過する。
かなり太陽が西に傾いた頃、遺跡群の北に出て、園路を東に回って鹿を飼育している横
を通過し、遺跡公園の南東端にある駐車場に戻る。
17時32分にプランバナン寺院遺跡公園を出た。
バスは3分ほどで、夕食をする「Poeri Devata」というレストランに入る。
レストランのテーブルからも、プランバナン寺院が間近に望まれる。
夕食のメニューは、サラダ、スープ、野菜・肉炒め、焼きそば、フルーツ等。
食事をしているうちに暗くなったが、照明に照らされて幻想的な、プランバナン寺院の
夜景も見ることが出来た。
18時50分にレストランを出て、ジョグジャカルタ空港に向かい、20分ほどで空港
に着いた。
ジャワ島での観光は今日1日で終え、明日からはバリ島観光なので、20時30分発バ
リ島デンパサール空港行き国内便、ガルーダインドネシア航空GA-254便に乗るのだ
が、昨日と同様今日も1時間ほど遅れるという。
かなりの乗客で賑わう待合室でしばらく待ち、デンパサール行きボーイングB737-
800に乗り込む。
遅れた飛行機は21時45分に離陸した。飛行時間は1時間ほどだが、機内では軽食が
出て、ほぼ1時間でデンパサール空港に着いた。
バリ島はジャワ島の東にあり、時差はジャワ島より1時間早い(日本よりは1時間遅い)。
したがって到着時刻は23時44分である。
空港では、バリ島来訪を歓迎して明日からのガイドさんが、よい香りのするレイを首に
掛けてくれた。
荷物を受け取ってバスに乗り、空港のすぐ北にある今日から3連泊のホテル、パトラ
ジャサ バリ リゾート ビラには、日付が変わった23日0時40分頃入る。
入浴してベッドに入ったのは2時になっていた。 (天気 晴、歩数 13,200)
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== ジャワ島の2大遺跡、ボロブドゥール遺跡とブランバナン遺跡 ==
レストランでの昼食を終えて13時頃にバスは出発し、ジョグジャカルタ市内に向かう。
市内に入り、14時12分にバティック工場に着いた。
インドネシアを代表する伝統的な染色工芸の工場で、ロウで生地を防染して布地に染色
をする行程を順次見て回る。
染色の工程には、主に若い女性が携わっていた。
この技術は2009年10月、ユネスコの世界文化遺産に認定されたという。
作業工程をひととおり見てから、隣接するその品物を販売する店内に入り、買い物の時
間となる。
店内は撮影禁止だが、工房と店との間の回廊には、ろうけつ染めの作品が展示されてい
た。15時ちょうどにバティック工場を後にする。
ジョグジャカルタの中心部を抜けて、東北東に15㎞ほどにある午後の観光地、プラン
バナン(Prambanan)寺院遺跡の駐車場に15時45分に着いた。
周辺約5㎞四方には大小幾つもの遺跡が点在し、総称してプランバナン寺院遺跡群と呼
び、プランバナン寺院遺跡はその中心となる遺跡である。
プランバナン寺院は、ジャワ史上最大の王国である古マタラム王国により9~10世紀
にかけて建てられたもので、1733年にオランダ人ロンスが探検中に遺跡を発見したと
のこと。
午前中訪れたボロブドゥール遺跡とともに、ジャワ建築の最高傑作とされ、1953年
に中心のシヴァ主堂の修復が完成し、1991年に世界遺産に登録されている。
約80haある寺院周辺は公園として整備され、トリムルティ遺跡と呼ぶ高さ47mのシ
ヴァ堂を中心に、それを挟んで南北に高さ23mのプラフマ堂とヴィシュヌ堂が、東側に
もそれらに平行する小さめの3つの堂が立っている。
駐車場近くから全体像を眺め、6つのお堂に向かう。
その途中にもランブータン↑がたくさん実っていた。これは↓何の実なのだろうか…。
6つのお堂の周辺にも、まだ修復されないままの遺跡の石がたくさん放置されていた。
6つの塔を囲む石垣の南側から遺跡群内に入る。一番大きいシヴァ堂↓は鉄柵に囲まれ
ていて、お堂に入るにはヘルメット着用のために柵の入口で少し並んで待つことになるの
で、先にほかの堂を巡ってみる。
南側のプラフマ堂にはヒンドゥー教の創造神プラフマの石像を、北側のヴィシュヌ堂に
はヒンドゥ教の維持神ヴィシュヌの石像が祭られ、それら塔の回廊にはたくさんの浮き彫
りが施されている。
シヴァ堂の人出も少なくなったので、ヘルメットを借りて入り、堂内に入って回廊を一
巡し、堂内の石像や壁面のレリーフ、釣り鐘のようなストゥーパなどを眺める。
この遺跡では観覧時間がたっぷりあったので、回廊でしばらく休憩したり、公園の風景
を眺めたりしてゆっくり出来た。
航路に近いのか、ジョグジャカルタ空港から飛び立った飛行機が時折、上空を通過する。
かなり太陽が西に傾いた頃、遺跡群の北に出て、園路を東に回って鹿を飼育している横
を通過し、遺跡公園の南東端にある駐車場に戻る。
17時32分にプランバナン寺院遺跡公園を出た。
バスは3分ほどで、夕食をする「Poeri Devata」というレストランに入る。
レストランのテーブルからも、プランバナン寺院が間近に望まれる。
夕食のメニューは、サラダ、スープ、野菜・肉炒め、焼きそば、フルーツ等。
食事をしているうちに暗くなったが、照明に照らされて幻想的な、プランバナン寺院の
夜景も見ることが出来た。
18時50分にレストランを出て、ジョグジャカルタ空港に向かい、20分ほどで空港
に着いた。
ジャワ島での観光は今日1日で終え、明日からはバリ島観光なので、20時30分発バ
リ島デンパサール空港行き国内便、ガルーダインドネシア航空GA-254便に乗るのだ
が、昨日と同様今日も1時間ほど遅れるという。
かなりの乗客で賑わう待合室でしばらく待ち、デンパサール行きボーイングB737-
800に乗り込む。
遅れた飛行機は21時45分に離陸した。飛行時間は1時間ほどだが、機内では軽食が
出て、ほぼ1時間でデンパサール空港に着いた。
バリ島はジャワ島の東にあり、時差はジャワ島より1時間早い(日本よりは1時間遅い)。
したがって到着時刻は23時44分である。
空港では、バリ島来訪を歓迎して明日からのガイドさんが、よい香りのするレイを首に
掛けてくれた。
荷物を受け取ってバスに乗り、空港のすぐ北にある今日から3連泊のホテル、パトラ
ジャサ バリ リゾート ビラには、日付が変わった23日0時40分頃入る。
入浴してベッドに入ったのは2時になっていた。 (天気 晴、歩数 13,200)
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