あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

少し早めだった北山公園の花菖蒲(東京・東村山)

2020-05-31 17:50:06 | ウオーキング
 今日、5月31日(日)朝、庭に出たらカッコウの声が聞こえました。例年だとわが家
周辺のカッコウの初鳴きは5月中旬なので、今年は少し遅い訪れのようです。

 今日は、前回のウオーキングの目的地である東京、東村山市の北山公園の様子です。

========================================

 2020年5月28日(木)

 例年同様に埼玉県所沢市と東京都東村山市との都県境の稜線沿いの八国山緑地を下り、
北山公園の北西側入口になる西武西武園線の線路と北山小との間の遊歩道を入ろうとした
のですが、立て札がありロープが張られていて入れません。
     

 これでは公園も閉鎖になったのかと心配しながら、北山小の南側を流れる北川沿いの細
道を北山小の東南側まで進んだら、その先の橋は閉鎖されずに通れるようになっていたの
で安心しました。

 橋の近くから公園を眺めると、なんとまだ花菖蒲はわずかしか見えません。



 確かに、いつもの年は6月に入ってから見に来ていたので、早すぎたのは当然でした。

 公園の南西側にある田んぼでは、水稲が元気に育っていました。


 西側から東へと、少しずつ咲いている花菖蒲を撮りながら進みます。


         

     

         





    

     



 南東側にあるメインの建物方面


    

 公園の北側、西武西武園線の線路際のアジサイもまだ早め。この1株だけが咲き出して
いました。


    
        
 ほかのたくさんの株は、まだこのようにつぼみのまま。




 菖蒲園の中にある東屋とその向こうの主要棟方面


     

         



    



 もう一度真ん中の東屋周辺を。




    





         



    

         

    



    



    

 この列だけ揃って咲いています。






 南東側の主要棟に回り、中から眺めます。




 北側の緑は都県境の八国山緑地です。


 主要棟の近くでは、係員の方が菖蒲田の整理作業をしていました。


 東側の花をみつけながら進みます。


    





 ほぼ一巡したのでそろそろ帰ることにして、園内をふり返りました。









 この先から、南東側のメインの橋を渡って東側の野口町4丁目に出て、帰路に向かいま
した。

 今日、都県境を越えて回った東村山市のエリアは、東西、南北とも1㎞以内、3密にな
るようなところは全くなく、北山公園内の人出もご覧のようにわずかだったので、都県境
超えた不要不急の外出ではありましたが、お目こぼし頂けるのではないかと思います。





アウトドアランキング


にほんブログ村 アウトドアブログへ
にほんブログ村
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北山公園への往復で目についた花や木々など(埼玉・所沢、東京・東村山)

2020-05-29 20:39:20 | ウオーキング
 2020年5月28日(木)

 3月17日(火)以来、2か月余り市外へは出かけなかったが、今日は久しぶりに都県
境を越えて南隣の東村山市にある北山公園へ、花菖蒲を見に歩いて往復した。

 期待した北山公園の花菖蒲は残念ながらまだ早めだったが、その様子は次回にして、ま
ずは往復の道すがらに目に入った花や樹林などを。

 県道4号・東京所沢線バイパスの岩崎交差点近く、民家の斜面に咲くツツジとカルミヤ。


    

          近くのはペチュニアとムシトリナデシコだろうか。
         



 パイパスの交差点で柳瀬川の橋を渡って岩崎交差点を越え、新春に訪ねた所沢七福神の
ひとつ、光蔵寺に立ち寄る。



 本堂に参拝して、新型コロナウィルスに感染しないよう、あわせて国内や世界中の早い
終息を祈る。

 山門近くに祭られた所沢七福神の寿老人と横に並ぶ「聞くぞう地蔵尊」にも参拝した。 
     

          

 そばの手押し信号の東側斜面に咲く花々。






 その先の急斜面を上がり、所沢市の浄水場横を回って鳩峰公園へ。
     

     

 南側、松が丘2丁目の真ん中を南北に貫く高圧線下の緑地を下る。


 緑地の南側路傍に咲いていた花




 さらに下った南側、峰の下公園を南に抜ける。


 あまり見たことのない黄色い葉


 次の南大谷公園も南に抜ける。




      ケヤキの新緑
     





 松が丘2丁目の南側道路を少し西進し、南側を東西にに延びる八国山緑地の緑道へ。緑
道が都県境で、北側は所沢市、南側が東村山市である。
     

 その緑道には進まず、交差する緑道を南に向かって下る。
         

    

         

 
 豊富な緑陰をさらに進み、二つ池の西側の芝生地に出た。


 木の下は、東村山市内近くの保育園児のよう。


 西武西武園線の踏切を越えて、線路沿いを進むと菖蒲園のある北山公園なのだが、立て
札がありこの道は閉鎖されていた。

 南側を流れる北川の右岸(南側)の細道を東進し、北山小の東南側まで進む。流れ沿い
に咲く花。


         

 道路の南側民家の垣根では、イチゴのような花に虫が蜜を吸っている。
    

 その先に橋があり、北山公園には入れるようになっていたので入ったが、公園内のレポ
ートは次回に。

 公園の東南端を出て、すぐ近くに何本か咲くタチアオイ。




         

 その南側にはジャガイモ畑があり、たくさんの花が。




 東側に回ると、カシワバアジサイなどが咲き出していた。




 帰路は東側を戻ることにして、西武西武園線の踏切を越えて北側の新山手病院横を進む。
足下に咲く花


      その先から北へ林間の斜面を上がる。
     

 上がりきり、稜線上を東西に走る八国山緑地の緑道へ。


     

 緑道には進ます、北側の松が丘1丁目の戸建て住宅地に下って北へと抜ける。その1軒
の民家の斜面。この住宅地は、このように花と緑が豊富。


 松が丘1丁目の幹線路沿いの住宅。




 さらに北進して久米の住宅地を抜ける。梅畑の木の下には黄色い花がいっぱい。


 柳瀬川を渡り、北側の三差路際には所沢郷土美術館がある。開館は日曜と祝祭日のみで、
冬季の12月~3月は休館。


 門の右下には、馬頭観世音が祭られていた。もとは近くの吾妻橋際にあったのを移設し
たようだ。
        


 西武池袋線の踏切近くの南陵中の校門横に、東山道武蔵路(とうさんどうむさしみち)
東の上遺跡(あずまのうえ遺跡)の説明板があった。
     

 平成元(1989)年に、南陵中で雨水対策の貯留浸透工事前の発掘調査で、多数の竪
穴住居や掘立柱建物群のほかに、幅12m規模の一直線に伸びる道路跡が見つかり、7世
紀後半に造られたと考えられる重要な官道、東山道武蔵道であると分かったという。

 その際の写真。
     
 
 近くに咲いていた花


 スターレーンボウリング場横で国道463号に出た。西北から北へと進み、金山町交差
点を渡り、近くのスーパー西友で買物をして、自宅方面に向かう。

 (天気 晴、距離 10㎞、地図(1/2.5万) 所沢、歩行地 所沢市(埼玉)、
  東村山市(東京)、歩数 20,000)




アウトドアランキング


にほんブログ村 アウトドアブログ ウォーキングへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

所沢航空記念公園 初夏の装いに(埼玉・所沢)

2020-05-25 20:42:46 | 所沢だより
 2020年5月25日(月)

 ようやく我が市も準備が整ったようで、新型コロナウィルスの感染拡大防止のための特
別定額給付金の申請書が一昨日23日(土)に届きました。

 私はマイナンバーカードは持っているのでオンライン申請も出来ますが、オンラインの
方が給付までに時間がかかるようなので、郵送方式にすることにして昨日申請書を投函し
ました。申請書の記入は面倒なこともなく極めて簡単で、手数はかかりません。

 一方、アベノマスクはいつ届くのやら全く音沙汰なしです。

 さて今日の市内ウオーキングも、所沢航空記念公園に向かいました。いつもは公園の西
北部から入って中央部を南に抜けていたのですが、久しぶりに東側までのほぼ一周するこ
とにしました。

 入ったのはいつもの西北側、まだ休館中の市立図書館の背後から。図書館の南側、芝生
とソメイヨシノの並ぶ辺り。


 桜の木の下から東側、航空発祥記念館前の芝生広場やその向こうC-46輸送機方面を
眺めます。一昨日辺りから市内の小学校も分散登校が始まったので、市民の姿は少な目で
した。


          桜の下に咲くムラサキツメクサ
         

 日本庭園は開園したかと西門をのぞいて見たらまだ閉鎖中、門前のエノキ。
 

 航空発祥記念館前の広場の人出も少な目。


 公園の中央部、先日紹介したバラ園のバラはまだ幾らか咲き残っていました。




 放送塔を囲むロータリーの北側には何本かのヤマボウシがあり、それぞれたくさんの花
を見せていました。






 南東側の花の丘には、花盛りを過ぎたヤグルマソウだけが。


    

         

 放送塔の東側、ジョギング・ウオーキングコースにはこんな立て札が。3密にはなりそう
にはないコースですが、眼鏡が曇るので外していたマスクを、私も仕方なく着用しました。
         

 その北側、少年航空整備兵像の背後のクスノキは、花がいっぱいのよう。
     

 少し先のクスノキにも、たくさんの花が見られました。


     

 東側、時計塔のそばの健康器具周辺にも、あまり市民は見られません。


 時計塔の南東側一帯は公園内で一番の樹林になっていて、その横を進みます。
     
    
          

    

     
 さらに南東から南へと斜面を下ると、1本の大きなユリノキが花をいっぱい見せていた。


         

 下った西側、公園全体としては南東端近くにはひょうたん型の池があります。

 池の東側からの眺め。



 その辺りに咲いていたスイカズラ、蜂が蜜を吸いに来ていました。
    

    

      池の南側一帯にはメタセコイアが。
     

          
  
      池の南面を西へ向かいました。南面から北側の眺め。
     

 池の西側では、池の水に中に空気を送り込むポンプが2か所回って水を攪拌しています。


 池を離れて西側の子供広場の方向へ。


 時計塔の南西側斜面などの眺め。






 子供広場の遊具は、相変わらずロープが張られていて使えません。


 放送塔下から南側に延びる園路の南端に出て振り返り、公園を後にしました。


 今日の最高気温は26.2℃、久しぶりの夏日でした。
  
  



埼玉県ランキング


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村



 
 

 
   


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

市内ウオーキングで見つけた初夏の花(埼玉・所沢)

2020-05-22 22:06:36 | 所沢だより
 2020年5月22日(金)

 首都圏1都3県はまだ緊急事態宣言が解除されないので、相変わらず遠出はせずに限ら
れた範囲の市内ウオーキングで過ごしています。

 従って回る範囲も、わが家を囲むようにある西武池袋線と西武新宿線の5駅とその周辺
のエリアを適宜コースを変えて巡っていて、コース自体は何度も行き来しているところば
かりです。

 でも、季節は少しずつ変わっているので、咲いている花も変わりつつあります。今日は、
初夏の花とも言えそうな花もいくつか目についたので、それらを眺めながらの約7㎞のウ
オーキングでした。

 相変わらず休校中の美原中構内に咲くペチュニア


 所沢北高北交差点の北側の民家、前にも紹介したお宅に咲く別の色のバラ。


    

         

 スーパーヤオコー近くの民家では、鉢植えのアジサイが咲き出していました。


          その家だったろうかこのトケイソウは・・
         

     松葉町の民家の白い花はフィッシュゼラニウムだろうか。
    

      近くの道路の植え込みにはホタルブクロが。      
     

          これも近くだったろうか。
         

 首を並べたカラー


 こちらはイベリスクかな?


 普通のより少し小さめなブラシノキなど 




 タチアオイも咲き出しました。この花が咲くと梅雨が近いことを感じます。
     

         

          ムラサキツユクサも。
         

 新所沢駅東口入口交差点近く、バラはまだあちこちで見られます。


         

 そばのヒルガオとマーガレット




 新所沢駅を超えて西口へ、緑町3丁目の集合住宅の玄関先のシャクナゲ、


    

 花盛りは過ぎたようで、下に落ちていた花もありました。

 上新井小近くの民家のバラ。


     

    

    

 色鮮やかな鉢植えのパンジー


      ここにもブラシノキが
     

 畑のジャガイモも花をつけました。


 首都圏1都3県の緊急事態宣言解除も近そう。もう少しのがまんです。



埼玉県ランキング


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村


   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マスクを着けた観音様(埼玉・所沢)

2020-05-18 21:29:21 | 所沢だより
 2020年5月18日(月)

 今朝の毎日新聞デジタル版を見たら、「マスク姿で街を見下ろす観音様」という記事が
目に付いた。観音様のある新光寺(しんこうじ)はいつもの市内ウオーキングのエリアな
ので、今日の市内ウオーキングで回ることにした。

 所沢市街地の中心部、元町交差点から北に少しで新光寺、東向にいつも閉じたままの唐
風の山門があり、境内にはその左手から入れる。


 山門の左手から見た境内。


 新光寺の本尊、聖観世音薩像は行基菩薩の作と伝えられ、慶安2(1649)年に観音
堂領として幕府から六石の朱印が出されているとか。

 寺は旧鎌倉街道中道(なかつみち)の傍らにあり、「新編武蔵風土記稿」や「吾妻鏡」
「江戸名所図会」などに、建久4(1193)年に源頼朝が那須野へ鷹狩りに行く途中、
ここで昼食をとり、その時に幕舎の地を寄進したといわれるという。

 その後、元弘3(1333)年に新田義貞が鎌倉攻めの途上、必勝を祈願し、北条氏を
平らげての帰途再び立ち寄り、前に取られた土地を寄進したとも伝えられているようだ。

 寺の観音まつりは「馬のまつり」として知られ、馬が唯一の交通機関だった頃の馬に対
する尊敬心から、馬の慰労と交通の安全を祈願する行事として馬が本堂の周りを回り、馬
の町の寺として知られ、現在は4月18日に行われているというが、今年は当然ながら中
止になったと思われる。

 境内にはシダレザクやソメイヨシノがあり、今年の花どきには当ブログでも紹介した。

 山門横を入って正面の、六角のお堂の前にその慈眼観音様がマスクを着けて立っていた。
     

 毎日新聞デジタルには、「マスクは寺が防疫や厄よけなどを願って着けた。所沢市の新
型ウイルス感染者が、県内市町村で最も多くなった4月中下旬ごろのことだという。」と
記されている。
     

         

 境内右手奥にある観音堂に参拝し、私も新型コロナウィルスに感染しないよう、あわせ
て市内はもとより、国内や世界中から早く新型コロナウィルスが終息するよう祈った。


 この観音像の左手、境内南側には福寿稲荷社の小さい社殿が祭られている。
     


 その東側、入口近くのシダレザクラの下にはたくさんのお地蔵さんが並んでいる。
 
      そのひとつ、子育地蔵尊 
     

      中心に祭られたお地蔵さん
     

 北向延命地蔵尊は、左手入口側に穏やかな顔立ちで北向きに立っている。
   

       

      奥の方に並ぶ地蔵尊
           
           
 新光寺を後にして東側の市道に出ると、路傍に白い花が咲いていた。


 東北側近くには、やはり最近紹介した所沢の総鎮守、所沢神明社が祭られているので、
今日も参拝することにした。正面の鳥居をくぐり階段を上がる。
     

 中段から見上げる神明社の拝殿


 右手の神明会館前には、この前紹介したのとは別のシャクナゲが見頃になっていた。


    

         

 中段の左手上の斜面にも見頃のシャクナゲが。




         

    





 拝殿に参拝し、ここでも新型コロナウィルスに感染しないことと早い終息を祈る。
 
      境内南西側の樹林に立つ老木
     

 中段西側には、所沢出身の歌人、三ヶ島葭子(みかじまよしこ)の歌碑がある。
     

 歌碑には、「しみじみと 障子うすぐらき まどのそと 音たてて雨の ふりいでにけ
り」と刻まれている。


 その横から西に下る階段を下り、西参道に立つ大ケヤキを見上げた。
     

 このケヤキは、所沢市の「ふるさとの樹(巨樹)」第1号に認定されている。


 このあと、峰の坂交差点から北に向かい、泉町から北所沢町や新所沢駅周辺を回り帰宅
した。  



埼玉県ランキング


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

航空記念公園のバラ、今年も見ごろに(埼玉・所沢)

2020-05-17 18:30:15 | 所沢だより
 2020年5月15日(金)

 今年も所沢航空記念公園のバラが見ごろになったのではと思い、今日の市内ウオーキン
グで訪ねることにしました。

 いつものように現在は閉館中の市立図書館の裏手から公園内に入りました。東側のソメ
イヨシノの足下にはツメクサがいっぱい。


    


 やはり休館中の航空発祥記念館の南東側に展示されているC-46輸送機の周りの生け
垣はサンザシでしょうか、小さな花をたくさん見せていました。


    

      その南東側には淡い彩りのシャクナゲが。
     



    



 さらに南側のフジ棚を囲むように小規模なバラ園があり、新型コロナウィルスのことは
そ知らぬように見ごろでした。








    

         



    

         



 バラ園はフジ棚を囲んで3つのコーナーがあり、こちらは南西側。


         





    



    



    

 右手の広場は沈床茶園(ちんしょうちゃえん)と呼び、日本最初の所沢飛行場の滑走路
だったところです。


    



 こんどは北東側のエリアへ。


     







    

         




 バラ園に囲まれたフジ棚の下では、散策の市民が休憩中。


 このあとは、いつものように南側入口から出て、西新井交差点を経て所沢市街方面に向
かいました。
  



埼玉県ランキング


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の安曇野から残雪の上越へ⑥ 巻機山麓から帰京(新潟~東京)

2020-05-16 17:09:11 | アーカイブ
 1965(昭和40)年5月3日(憲法記念日・月)

 巻機山麓・清水の民宿やまごにて5時に起床、予想通りポツポツしている。午後になっ
たら電車も混むだろうと早いとこ帰ることにして、朝食を食べずに上長崎に向かって下る。

 上長崎には6時45分に着いた。 上長崎の農家


   上長崎から見た金城山(1367m)
  

      

 上長崎発7時30分発のバスに乗り、六日町駅には8時頃に着いた。六日町駅8時03
分発上越線上り714列車に乗る。
    

           
 この切符は、Yさんが購入したもののよう(私は最下部の普通周遊券を持っていたので)
Yさんも、下車する時には通勤定期券で出て、あとで私がもらったものと思われる。

                 

   
 8時35分に越後湯沢駅に着き、9時01分発急行弥彦号(702M)に乗り換える。

 空席はひとつしかなくてYさんが座ったが、水上駅で隣が空き、私も座れた。

 雨な本降りになり、上越国境も雨でけむる。清水トンネルを抜けて関東平野に出たら、
すっかり緑に覆われていた。

 急行弥彦を11時03分に着いた大宮駅で降り、川口駅で途中下車して切符を池袋駅ま
で買い、下の周遊券を手元に残す。

 13時10分頃、3週間ぶりに無事帰宅した。健康にも支障なく帰れてホッとする。


 ちなみに、今回の旅に使用した普通周遊券と周遊ルート


     




国内旅行ランキング


にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の安曇野から残雪の上越へ⑤ 残雪の巻機山登山(新潟)

2020-05-14 17:06:59 | アーカイブ
 1965(昭和40)年5月2日(日) 晴後薄曇り

 新潟県六日町清水の民宿・やまごにて7時15分に起床する。昨日に続いて上天気であ
る。8時20分に出発した。今日は、Yさんと巻機山(まきはたやま)への登山である。

 巻機山は、新潟県六日町(現在の南魚沼市)と群馬県水上町(現在のみなかみ町)との
県境・上越国境を走る三国山脈にあり、標高は1,967m、日本百名山のひとつ。

 Yさんに誘われ、初めて巻機山に登ったのはちょうど1年前の5月2日~5日にかけて、
清水峠からのテントを担いでの国境稜線縦走。以後、昨年は夏と秋に沢登りや別ルートで
訪れており、今回でYさんは7度目、私は4度目の巻機山登山である。

 昨年秋(10月)に来た時には、六日町駅前で東京オリンピック聖火リレーの通過を見
たことを思い出す。

  主要な登山道は山の南西側のここ清水から通じていて、清水には巻機山への登山者のた
めの民宿が何軒かある。

 宿からすぐに雪道でまだ冬景色。しかし雪はよく閉まっていて道でない雪上も突っ切っ
て進めるので、夏よりも歩くペースは早い感じ。桜坂付近で尾根道と分かれて割引沢へ。


      越後大源太山↓

 槍のような越後大源太山(だいげんたやま)が姿を見せる。

 割引沢へ入るあたり、右手の黒いピークは天狗岩


 割引沢から南方に望まれる七つ小屋山や大源太山方面


      雪の割れ目(クレバス)
     

     

 割引沢とヌクビ沢との合する落合、急峻な天狗岩はさすがに雪も寄せつけない。
     

 10時20分にあいがめの滝へ。滝だけは水を見せていたが、あとは上まで流れの見え
ないヌクビ沢を詰める。

 ヌクビ沢から西方、苗場山方面の展望



 鳥甲山も良く見えるが、日傘がかかり天気は下降のきざし。


 ヌクビ沢を詰めて、12時40分に割引岳と巻機山との鞍部で稜線に出た。近くのハイ
マツの上に雪を避けて座り昼食をする。

 西方からの風が出くきて寒くなり、キャラバンシューズも雪で濡れて足が冷たい。急い
で食事を済ませて歩き出す。

 草原になっている割引岳は、雪をべったり被っている。


 明るい太陽と雪の反射で目の絞りも絞りきれず、「1+2」グラスが欲しい。後方は越
後三山。 


 巻機山頂周辺は草原なので、やはり雪がべったり。


 越後三山(左から八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳)


 南に延びる桧倉山、朝日岳方面を望む。


 巻機山頂付近の樹氷


 巻機山頂(1960m)から望む雪坊主の割引岳(1930.9m)  


 スキーに良い斜面がいっぱいで、滑っている人がうらやましい。階段登行で山頂を目指
すスキーヤー


 広々とした巻機山頂付近は、山岳スキーの絶好の場。思い切り大きなシュプールもウェ
ーデルンもお好み次第。こんなところで滑ってみたい。来年はスキーを担いでまた来よう。
(翌年でなく2年後の1967年3月20日にスキーを担いで上り、スキーで下山した)


      逆光を浴びて上がるスキーヤー
     

 下山は普通は尾根道を下るのだが、今日は雪もよく閉まっていて雪崩の危険もあまりな
さそうなので米子沢を下ることにした。

 ニセ巻機の中腹から米子沢へ


      スキーヤーのシュプール
     

     
 雪が無ければとても下りられそうにない20mの滝も、どこにあるのか分からず雪の下。
富士山の砂走りのような調子で、米子橋まで下った。

 どの辺りだったか分からぬが、大きく雪崩れた場所があった。こんなのに巻き込まれた
ら大変だった。


     

 16時20分に無事民宿やまごに戻った。午後は次第に高曇りになったが、午前の太陽
と雪の反射で、顔が真っ黒に焼けた。




国内旅行ランキング


にほんブログ村 旅行ブログへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の安曇野から残雪の上越へ④ 妙高山麓から巻機山麓へ(新潟・長野・新潟)

2020-05-12 18:50:02 | アーカイブ
 1965(昭和40)年5月1日(土) 快晴

 妙高山麓新赤倉温泉の、妙高逓信保養所赤倉荘で5時30分に起床した。食事をせずに
宿を出て5時50分発のバスに乗り、6時05分に田口駅(現在の妙高高原駅)に着いた。
       

 田口駅に入る信越線下り列車。


 田口駅6時30分発信越線上り324列車に乗る。


 田口~柏原間での妙高山の眺め(古い写真なので山容が確認し難いが)。


 田口駅では空いていたが、次の柏原駅辺りから長野市内への通勤通学客が次第に増えて
東京並みの超満員になる。乗り換えの豊野駅には7時32分に着いたが、出入り口には回
れずに窓から下車した。

 豊野からは、7時45分発飯山線の飯山行き117D列車に乗る。2両のディーゼルカ
ーは千曲川沿いに進む。この辺りは信州リンゴの本場だが、まだ枯れ枝のリンゴ畑が一面
に広がっていた。


 8時17分に飯山駅に着いた。


 飯山駅構内にて貨車入替え作業中のC56↑とC12型蒸気機関車↓。


 飯山市は善光寺平の北端、広々と開けた善光寺平が信越国境の丘陵に押されてつぼまり
始めたところの、千曲川に沿って飯山の街がある。

 古くは上杉謙信の飯山城普請で発生した城下町、幕末は本多氏2万石の所領で飯山街道
の要衝として栄えた。

 乗り換え待ちの1時間ほどの間、街の中を巡る。

 この街で目立つのが、軒を並べる仏具店。飯山線の北側を走る街道に沿って何軒も並ん
でいる。270年前から続くという仏壇造りの歴史が、この地方の住民の信仰と結びつい
て発展したものだという。
       

 裏通りを歩いていたら、右書きの看板のある芝居小屋か活動写真館かの建物があった。
     

 飯山電報電話局


 飯山駅前では、この地区の統一メーデーが始まろうとしていた。




       
 飯山駅発9時21分の飯山線119D列車に乗る。今日の行程図


 りんごの里豊野から千曲川に沿って奥信濃を貫き、上越線の越後川口までの飯山線は国
鉄きっての豪雪地帯を走る。信濃と越後との国境にある森宮野原(もりみやのはら)駅は、
積雪量でも国鉄最大で、4mを超えることも少なくない。

 今回の旅でも飯山から十日町までの間は線路脇に残雪が多く、2月の長野原線(群馬)
と同じくらいの雪が見られた。

 飯山~信濃白鳥間






 信濃白鳥~十日町間


 苗場山の見える越後田沢付近


 県境を越えると千曲川から信濃川と名を変え、流れも広がる。


       
 十日町駅に11時ちょうどに着き、再び途中下車する。

     

 スイセンの咲く十日町駅ホーム。向こうは冬の務めを終えたラッセル車。


 雪の十日町として知られるように、毎年2月の雪まつりには雪の彫刻のほかいろいろな
催しがあり、各地から観光客が訪れる。

 十日町織物は、飛鳥天平の昔から続いているという。山野に自生する草麻を冬の間雪に
さらして縮布を織ったのが始まりで、これが風土に適したためだんだん盛んになり、越後
上布として珍重された。

 その後、越後縮(ちぢみ)の全盛を経て、明治から絹織物に変わり明石縮の全盛が続く。
戦後は、本格的なお召しの時代となり、高級絹織物界で揺るぎない地位を築いたようだ。

 (十日町小唄)
   越後名物かずかずあれど  明石縮(あかしちぢみ)に雪の肌
       着たら離せぬ味の良さ    テモサッテモソジャナイカ



 十日町でもメーデーの行進を見る。名産十日町織物の工場の人たちの行進。




 農家の人も耕運機を持って参加していた。


              
 十日町駅11時53分発飯山線115D列車に乗る。車輌は1両で終点の越後川口駅に
は12時21分に着いた。

 越後川口駅
       

 越後川口駅12時12時50分の上越線上り738列車に乗り、六日町駅に向かう。浦
佐付近からみた八海山(はっかいさん・1,778m)

 
 五日町駅付近からの八海山


 ちなみに、2020年5月12日の毎日新聞デジタルに、八海山に雪形が現れたことを
紹介した『八海山に雪形の「田かき馬」出現 新潟・南魚沼』という記事が掲載された。
 

 13時39分に六日町駅に着いた。ここで東京から下り列車で来たYさんと落ち合い、
明日登る巻機山(まきはたやま)山麓・清水方面への13時55分発のバスに乗る。

 終点の上長崎バス停には14時30分に着いた。上長崎付近は梅の見頃である。向こう
の山は金城山(1,369m)


      雪解け水を集めて流れる急流
     

          水田に影映す無黒山(1,049m)
         

 上長崎から清水へは7㎞の道のりである。


   

 清水集落に近づくにつれて、除雪された道の両側はまだ1m余りの雪が残る。

 上長崎から残雪の道を歩いて2時間余り、宿泊する予定の巻機山麓にある清水の常宿で
ある民宿・泉屋に行くが満員で断られ、近くの民宿・やまごに入る。
            

 ここも混んでいて、ほかの2人との相部屋。ゴールデンウィークとはいえ、ずいぶん混
むむものだと驚く。夕食は山菜料理のごちそうだった。




国内旅行ランキング



にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新緑と花は初夏の装いに(埼玉・所沢)

2020-05-11 17:59:03 | 所沢だより
 2020年5月11日(月)

 55年前の旅の途中ですが、毎回黄ばみかかった白黒写真のみでは彩りがさみしいので、
チョット中断して、ここ数日の季節の変化を少しだけお届けすることにします。

     最初は、数日前からわが家で咲きだしたたシャクナゲを
    

 ツツジも何本かあるのですが、ほとんど手入れをしないので花はわずか。


      庭の片隅に咲くのはホウチャクソウだろうか
     

 ウオーキングの途中、近くの家の道路側に咲き出したのはタニウツギか


 その家の柿の若葉は、緑濃くなっていました。


 西武池袋線小手指駅に近くなった辺りの住宅に咲くバラ






     

         



    

      けやき台1丁目にある公園、気持ち良いケヤキの新緑
     

     

    

        

 ドーダンツツジの若葉


     

 モミジの葉もしっかりしてきました。


 カシの葉だろうか、太陽に光る常緑広葉樹の葉


     いまは休校中の美原中にひっそり咲くバラ
    

     同じ構内に咲くのはマメ科の植物のよう。
    

         

 美原中前の通り、ケヤキ並木の新緑も色濃くなってきました。


     

     

 美原中の北側、市民体育館と米軍所沢通信基地との間の市道のケヤキ並木
     







 所沢北高北交差点から北に延びる市道沿いの民家のバラ


    



 その先のスーパー・ヤオコー構内にはたくさんのツツジがあり、少し盛りを過ぎてはい
ましたが、まだ見られる花がいっぱい。


    





 新型コロナウィルスの感染拡大は幾分治まりつつあるように見えますが、まだまだ油断
はできそうにありません。もうしばらくはがまんの日々が続きそう。

 引き続き、皆さんも十分にご注意下さい。




埼玉県ランキング


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 所沢情報へ
にほんブログ村
     



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする