あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

ドイツの乗り物(鉄道以外・中西部)

2010-08-19 16:57:45 | ドイツいろいろ
 2009年8月に訪ねた、ドイツ中西部の都市で見かけた鉄道以外の乗り物を紹介
します。

===================================

 市内のユースホステルに3泊した、ハーゲン(Hagen)市内のバスには何度か乗り
ました。

 バスは連接車になっていて、中間は、ほろでつながれています。車両は、メルセ
デス・ベンツ製です。

 バスの車内、日本のバスよりがっちりした構造に感じられました。


 刃物の町として知られるゾーリンゲン(Solingen)には、何ルートかのトロリーバス
路線が走り、市内のあちこちで見かけました。

 ゾーリンゲンのトロリーバスも、みな連接車です。


 ゾーリンゲンとハーゲンの途中にある都市、ブッパッタール(あるいはヴッペルター
ル)(Wuppertal)にあった乗り物の軌道。市の中心を流れる川をまたいで造られて
います。


 これがその車両、つり下げ式のモノレールです。

 左右にガイドレールがある複線になっていて、ひんぱんに車両が通過しました。


 最後は、フランクフルトの路面電車、「トラム」です。


 トラムは、ドイツ語でStraßenbahn(シュトラーセンバーン)というそうです。


 鉄道より車両が小さく、ワンマン運転の連接車が多いようです。


 フランクフルトには幾つもの路線があるようで、車両はいずれも3連接車のよう。


 

 おや、歩道を走るタクシーがやってきました。「VELOTAXI」と呼んでいるようです。

 動力は人力、究極のエコカー。

 EU連合の通貨・ユーロの公的発行機関である、欧州中央銀行横にも路線が。

 塗色は、このようなブルー系と、3枚前の写真のような、グラーデーションをかけた
ものとに分かれているようです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ鉄道の駅(中西部)

2010-08-18 13:34:43 | ドイツいろいろ
 2009年8月に訪ねたドイツの、国有鉄道「DB」の駅の幾つかです。エリアとして
は、ドイツ中西部になります。

 ちなみに、フランクフルト中央駅については、カテゴリー「ドイツいろいろ」の3回前、
「ドイツ鉄道・フランクフルト中央駅」(2010年2月10日付け)で紹介しています。

 8月13日、フランクフルトからライン川沿いのバッハラッハに向かう列車が、同駅
を通過して隣のOverwesel駅まで行きました。ホームから見た駅舎、背後は近くに
ある教会です。


 1駅戻って降りた、目的のバッハラッハ駅。駅は無人でした。

 この町の高台にある、古城のユースホステルに泊まりました。

 最寄りの踏切から見た、バッハラッハ駅構内。


 翌8月14日(金)バッハラッハからライン下りをして訪ねた町、コブレンツ。町の中
を少しの時間ですが回って、堂々たるコブレンツ中央駅に入ります。


 コブレンツからはケルン中央駅乗り換えで、この日の宿のあるハーゲンに向かい
ます。乗り換えたケルン中央駅のホーム。


 到着したハーゲン中央駅、時計塔のある駅舎は、歴史が感じられます。


 ハーゲン中央駅構内、列車ダイヤなどを案内してくれる鉄道用インフォメーション
カウンター周辺。


 2009年8月15日(土)、ちょうど100年前に世界最初のユースホステルが誕生
したアルテナの町の玄関口、アルテナ駅。町は結構賑わっていましたが無人駅です。

 世界最初のユースホステルは、高台に残る古城でした。

 この日は、アルテナから8日間の歩き旅の初日。西南西に向かって、約25㎞の
歩きです。

 コースの2/3ほどで通過したRummen-ohlの踏切から見た駅。駅名は地図上
ではわかりませんが、地名と同じRummen-ohlではないかと思います。

 ホームに屋根はなく、無人駅です。

 歩き始めて5日目の8月20日(木)午後、この日の宿に向かうため、WUPPETAL
市街の外れにあったW-varmen駅横を通過しました。その先の跨線橋から見下ろし
た駅ホーム。


 8日ぶりに戻った8月23日(日)、アルテナ駅前↓を通過して、高台にそびえる
世界最初のユースホステルだったアルテナ城を目指します。ここが今回の歩き旅
のゴールです。

 この日アルテナ城内は、ユースホステル100年祭で賑わっていました。

 帰国する日の8月25日(火)、フランクフルト市内を抜けるS4路線のターミナル、
Kromberg駅まで行き、近郊の標高798mの山まで往復してきました。


 帰途につくKromberg駅のプラットホーム。


 フランクフルト中央駅には何回か出入りしたのですが、外観は撮れずにいました。
最終日にようやく少し離れたところから撮ったもの。

 地上階には、遠距離列車の発着する、行き止まり式のホームが24番線まであり、
地下には、市内の移動用のUバーンと呼ぶ地下鉄と近郊路線のSバーンのホーム
があります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ鉄道の車両(各地の駅や車内)

2010-08-16 22:51:40 | ドイツいろいろ
 「四国遍路いろいろ」を続けていますが、ここで少し中断して、昨年のちょうど今ごろ
訪ねたドイツ西北部のことを、カテゴリー「ドイツいろいろ」の続きとして紹介します。

===================================

 ドイツ、フランクフルトに到着した翌日の2009年8月13日(木)、フランクフルト中央
駅(Frankfurt Hbf)から列車で、ライン川左岸の町、バッハラッハ(Bacharach)に向か
いました。

 ところが、乗車した列車はバッハラッハを通過して、次のOberwesel駅で停車しまし
た。乗ってきた列車です。

 ちなみに、ドイツの鉄道は全部国有で、Die Bahn(Deutsche Bahnから改称、略称
「DB」)と呼び、路線の総延長は約8万㎞とのこと(JRは全部で約2万㎞)。

 翌日、バッハラッハから遊覧船で約50㎞のライン下りをして、コブレンツまで行き、
コブレンツ中央駅(Koblenz Hbf)から、世界遺産都市ケルンの中心、ケルン中央駅
(Koln Hbf)乗り換えで、その日の宿のあるハーゲンに向かいます。

 コブレンツ中央駅に入ってきた列車。この列車に乗ったのではありません。


 ハーゲン中央駅(hagen Hbf)に到着した列車。


 次の8月15日(土)、朝のハーゲン中央駅に入線した列車。

 この日は、ユースホステル発祥の地であるアルテナまで往復しました。

 2009年8月16日(日)、ハーゲン中央駅から再びアルテナ駅に向かいます。これ
は乗車した列車ではありません。


 同じハーゲン中央駅、4本ほど離れた線に入ってきた車両。


 再びアルテナ駅に向かうために乗車した列車が、入ってきました。


 列車の車内、ハーゲンからアルテナまではおよそ25分です。


 この日、ユースホステル発祥の地アルテナを出発して、8日間のヴァンデルン(徒
歩旅行)に向かいました。まず、刃物の町ゾーリンゲンまでおおむね南西に進み、反
転して北東に向かい、アルテナに戻りました。およそ180㎞の歩き旅でした。

 帰国前日となった8月24日(月)、ハーゲン中央駅からフランクフルト中央駅に向か
います。乗車したケルン中央駅行きの列車。


 ケルンで途中下車して、短時間ですが、世界遺産ケルン大聖堂や町並みの観光を
することにしました。ケルン中央駅(Koln hbf)に入ってきた列車。


 ケルンからフランクフルトまでは、往路のライン川そいの路線ではなく、東側に走る
別の経路を東南に向かうことになりました。1時間余りで乗り換えた、駅構内に見え
た、ちょっと変わった車両。 近距離用かと思われます。


 同じ駅で乗り換えた、フランクフルト行きの列車。


 その列車の車内、左の網棚のザックは私のもの。


 帰国する当日の2009年8月25日(火)、半日のウオーキングのため、フランクフ
ルト中央駅から、近郊を結ぶS4路線のターミナル、Kronberg駅に降りました。

 ハイキングを済ませ、Kronberg駅からフランクフルト中央駅に戻るために乗ったS4
路線の列車。フランクフルト中央雄駅までは、25分です。


 上の車両の車内。始発駅なのでガラガラですが、フランクルとの市街地に入ると、
乗降客が増えてきました。


 S4路線は、フランクフルト中央駅からさらに、市内の中心街を地下鉄で通過して
行きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ鉄道の車両(フランクフルト中央駅)

2010-02-12 23:25:52 | ドイツいろいろ
 2009年8月13日(木)、ドイツ・フランクフルト中央駅から列車に乗り、ライ
ン川沿いのバッハラッハまで行きました。

 列車の出発前、フランクフルト中央駅で時間があったので、駅構内をめぐり、
ホームに停車していた列車を撮りました。

 中央駅には24本のプラットホームがあるので、ひっきりなしに列車が発着
し、その種類もいろいろです。

 ドイツ鉄道の車両は、赤い色彩の車両が多いようです。これは中距離向け
の電車形式のよう。


 こちらは電気機関車牽引の列車なので、比較的遠距離向きかもしれません。


 電車のなかでも新型車両のよう。


 たいていの列車に、自転車をそのまま積み込める車両があり、1両全部では
なく、車両の半分ほどを自転車の保管エリアにしているのが多かったように思
います。


 やや旧型の電気機関車。でもパワーはかなりありそう。


 ICE(インターシティエクスプレス)と呼ばれるドイツの新幹線で、専用線区間
では最高時速280㎞になるとのこと。


 やはり日本の新幹線同様、動力分散の電車形式です。



 上と下の電気機関車は似ていますが、よく見ると型式は違います。


 やや旧形式の電車が到着しました。


 こちらは、2階建ての新型車両。


 2階建て車両はこんな感じ。私たちも何度か乗りました。



 この上下2つは電車ですが、特徴のある顔をしていますね。


 フランクフルト中央駅以外でも、撮った車両があるので、別途紹介します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ鉄道・フランクフルト中央駅

2010-02-10 21:55:40 | ドイツいろいろ
 昨年8月中~下旬、ドイツ中西部への歩き旅に出かけましたが、その際、何回
か鉄道を利用しました。

 ドイツの鉄道は1835年にニュルンベルクにてスタートし、以後約170年あまり
もの間、交通手段の主役として利用されてきました。

 現在、総延長は約8万㎞、ドイツ全土を網羅しており、日本の鉄道同様、どの
列車もほぼ時刻表どおりに運行しているようです。

 その中で、ドイツの空の玄関口、フランクフルト空港に近い、フランクフルト中央
駅は、国内のいろいろな街道へのアクセスがよく、北ドイツ方面への路線が充実
しています。

 1日の乗降客は約35万人で、ドイツの主要駅の中で最多のようです。

 今日は、そのフランクフルト中央駅の中で、IC、ICEなど長距離特急列車の発
着する地上ホーム周辺の様子を、ご覧いただくことにしましょう。ホームの構造
は、行き止まり式になっています。

 駅構内は、大きなドームに包まれています。右手前がホームで、向こう側が
中央出口方面。


 逆に、中央出口側からホーム方向を見たところ。


 ホームは、1番から24番まであります。1番ホーム付近から見たところ。
番線の数字の左側がプラットホームです。


 15番ホームには、列車が入っています。

 
 23番線付近からふり返ったところ。右側がプラットホーム。


 いちばんはずれの24番線。


 中ほどのホームから、中央出口方面を見たもの


 列車の発車時刻、列車番号、行き先、発車する番線などの表示。同じ行き先で
も、日により発車番線は変わります。発車30分くらい前にならないと、その日の
発車番線は分かりません。


 ホームの端にある公衆電話。


 こちらは、駅職員による切符売り場。ホームからは少し離れています。


 対話しながら切符が買えるので、割引きっぷなどの相談が出来ます。


 ホームの端などにある、2種類のきっぷの自動販売機。


 左に書いてあるのは駅名です。真ん中の数字ボタンの上に、説明用の言語が
国旗で記されているので、ドイツ語以外でも読むことが出来ます。




 それぞれのホーム上にある、発車時刻や行き先表示。

 8月13日(木)に乗ったのが、ここ20番線からの11時8分発コブレンツ行き
列車でした。

 この列車の発車直後、駅構内を抜けるあたりでふり返ってみたフランクフルト
中央駅方面。


 このあとも何回か、ドイツ鉄道の駅や車両などについて紹介します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・ハーゲン郊外の民家村

2010-02-05 19:01:35 | ドイツいろいろ
 2009年8月22日(土)、ドイツ中西部のヴァンデルン7日目は、グレーアゼー
(Glörsee)からハーゲン(Hagen)まで歩きました。

 この日の午後、コースの途中にあった、ウェストファレン州立の「Westfälisches
Freilichtmuseum Hagen」と呼ぶ、民家園のようところを訪ねました。

 入園する前に、東側の斜面上から見下ろした園内の一部。


 園は、ウナギの寝床のように南北に走る長い谷底にあり、池を挟んで幾つかの
エリアに分かれていました。入口は右端(北側)の真ん中からです。


 園内の建物を、順次回ってみました。


 いつ頃のものなのか、メモは取ってなかったので分かりません。



 このあたりは、木造の建物が並んでいます。



 どっしりとしたレンガ造り。




 木造3階建ての大きな建物は、博物館になっていました。






 多くの建物は、中に入って見られるようになっています。

 
 家内工業の作業場のようです。


 家内工業の工場で生産されたカマ。


 工場内の写真と、その模型。


 この日は、足の裏のマメが広がって痛くなっていたので、中ほどまで見て
引き返し、1時間ほどの観覧で出ました。

 入口付近にあった大きな鉄の車輪、直径5mくらいあったでしょうか…。  


 さらに1時間あまり歩いて、この日の宿・ハーゲン・ユースホステルに着き
ました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ中西部・ヴッパッタール動物園

2010-02-03 22:11:47 | ドイツいろいろ
 2009年8月20日(木)、ドイツ中西部のヴァンデルン(歩き旅)5日目は、
Grafrathからヴッパッタール(Wuppertal)まで、21㎞を歩きました。

 その途中、昼食後に訪ねたのが、ヴッパッタール動物園です。動物園は町
の南西部郊外の住宅地にありました。

 動物園の本館、入口はこの右手です。


 動物園の園内地図、北向の緩やかな斜面に園路が回遊するように配置されて
いて、その間には豊富な樹木が緑陰をつくっていました。右下のEingangと書か
れた赤い矢印が入口です。

 私たちは、おおむね左から上に上がって右手に回り、池のそばを通って入口に
戻りました。観覧時間はおよそ1時間です。

 入園してすぐ先に、ステージのある広場があり、花がいっぱいです。


 その左手にはフラミンゴの池が。


 人工の岩にへばりついているのは、カモシカの仲間のよう。


 空冷された大きな建物の中に、ペンギンがたくさん飼育されていました。

 入園する前後から、空が曇ってゴロゴロしていましたが、ここで雷雨となり、
少しの時間ですが雨宿りをしました。 

 雷雨はたいしたことなく去り、再び園内へ。シカの仲間でしょうか。


 小型の馬の家族。


 これは、シベリアに住むオオカミだったように思います。


 ゾウ舎にも、ゾウの家族が10頭近くいましたが、その中の1頭。


 こちらは、イノシシの仲間か。


 まだほかに、たくさんの動物がいたのですが、撮ったのはこんなもので、ほん
のわずかな動物だけでした。

 たくさんの水鳥が泳ぐ池のそばを回って、入口に戻りました。


 このあと、ヴッパッタールの市街地に向かいますが、雷雨のあと暑さが厳しく
なり、大汗で何度となく顔をぬぐったことが思い出されます。8日間のヴァンデ
ルンの中で1番暑い日でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツの城・Schloss Burg

2010-01-30 21:02:02 | ドイツいろいろ
 昨年8月19日(水)、ドイツ中西部のヴァンデルン(歩き旅)の4日目は、ゾー
リンゲン ブルクからGrafrathへまで歩きました。

 このヴァンデルンでは、コース途中にある博物館や動物園、古城などの幾つ
かに寄っていますが、この日は出発したゾーリンゲン ブルクのユースホステル
に近い、Schloss Burgという古城を観覧しました(Burg(ブルク)は城のこと)。

 場所は、刃物の町として知られるゾーリンゲン(Solingen)の南側に位置する
町です。

 東側から見たSchloss Burg


 城内へは、城塞(じょうさい)の2つの門をくぐって入ります。これは2つめの門。 


 真ん中は広場になっていました。その広場から見た城の建物の一部。


 広場の中には、こんな像もありました。城主の像でしょうか。


 建物は皆、石積みで出来ています。


 屋根のテッペンに、大きな風見鶏が上がっていました。


 10時の開門を待って建物の中に入り、中の展示を見て回ります。

 これは、城として機能していた頃の、この城の絵のようです。


 中世の武具なども展示されています。


 この城の模型。


 騎馬による戦場の絵。日本の戦国時代をほうふつさせます。


 城内で使われたものが展示されていました。


 食器棚や机など。


 これも古いSchloss城を描いた絵のよう。


 城内で使われた、食器類かと思われます。


 展示は幾つもの建物に渡っていて、それらを順にめぐりました。ここは一番高
い塔の窓から見た展望。


 見下ろす城の建物の一部、かなりの高度が感じられました。


 この日はこのあと、稜線の林間を上がって、ゾーリンゲンの町並みを通過し
ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・アルテナの電線博物館

2010-01-26 22:46:33 | ドイツいろいろ
 昨年8月15日(土)、ドイツ中西部の町・アルテナに行き、世界初のユース
ホステルであるアルテナ城や、ユースホステルの仕組みを考えついた、リヒャ
ルト・シルマンの墓などを訪ねました。

 それらのことや、アルテナの町の様子などはすでに紹介しましたが、きょうは、
アルテナ城の近くにあった電線の博物館を紹介します。

 アルテナは、古くからの産業として、電線の製造がさかんだったとのことで、
その歴史や産物などを伝えているのが、この電線博物館です。


 博物館の看板。


 ここからは館内、電話機がたくさん並んでいますが、電話が通じるには、電線
が無くてはならないことは、ご存じの通りです。


 電線を巻き取る、古い装置でしょうか。


 無造作に置かれた古い電線。


 昔の電線工場の模型のようです。


 古い工場内部を再現したものかと思われます。


 これも、電線を巻き取る古い装置のよう。


 電線で造った造形物ふたつ。




 懐かしい(というと歳が知れますが‥)蓄音機。レコードから音をピックアッ
プするには、この頃は鉄の針が使われていました。

 でも私も、このような蓄音機の音は聞いたことがありません。

 針金の加工品とクギ。


 電話線や海底ケーブルが並んでいました。


 これも懐かしい、モールス通信用の電鍵。私も最初の職場では、モールス通信
を使いました。


 電話の地下ケーブルの接続部。ドイツでは、日本のように蜘蛛の巣を張り巡ら
したような電線や電柱を見ることは、めったにありません。電話ケーブルも電線も
皆、地下に埋設されています。


 電線博物館から町の中心部に戻る途中の坂道にあった、電線のモニュメント。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・ゾーリンゲンの国立刃物博物館

2010-01-25 22:21:24 | ドイツいろいろ
 ドイツ中西部の都市、ゾーリンゲン(Solingen)は、刃物の町として知られ
ています。

 8日間のヴァンデルン(歩き旅)の中ほどの昨年8月20日(木)、ゾーリン
ゲン市街地の北郊にある、国立の刃物博物館を訪ねました。

 豊富な緑に囲まれたところに、博物館はありました。ここが入口です。


 入口の近くには、人間の背丈の2倍くらいの、大きなはさみの造形があり
ました。


 古い剣


 刃物だけでなく、小さい金属加工品がいろいろ展示されていて、これはスプ
ーンやナイフ。


 手前はサーベル、奥はナイフのようです。


 柄の部分にデザインの施された古いナイフやスプーンなど。


 古い絵画も展示されていました。


 こんなに何十種類もある万能ナイフは、ホントに使いこなせるのでしょうか…。


 特別コーナーでは、刃物などをモチーフにした切り絵の展示が。


 精巧な切り絵は、数十点並んでいました。


 日本刀も並んでいます。


 古いナイフや剣など。


 館内には、こんな感じの展示室が幾つもあります。


 はさみの集合体。


 何百ものはさみを集めて造った、クジャクの造形。


 なかなか興味ある刃物や刀剣、食器などがたくさん展示されています。

 ところが、ゾーリンゲンの商店街では、刃物を売っている店はひとつも見つ
かりませんでした。どうしてなんでしょうか…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする