あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

英国・コッツウォルド ウェイとその周辺⑨

2010-09-05 10:38:47 | 英国のウオーキング
 2006年7月12日(水)は、チッピングカムデンを出て、オックスフォード経由で
ロンドンに戻るという行程です。

 例により、朝食前にチッピングカムデンの市内を散歩に回ります。


 古い民家の前庭。


 煙突が6つも見える建物。煙突の下には暖炉を設けた部屋があるのでしょうか。


 チッピングカムデンにも、かやぶき屋根の民家が残っている一角がありましたが、
これはその近くに新築のかやぶき民家。かやぶきの良さが見直されているようです。


 ここには、古井戸も残っていました。いつ頃掘ったものやら…。


 チッピングカムデンを後にして、バスで近くの町、モートン・イン・マーシュへ。


 モートン・イン・マーシュには、グレートウェスタン鉄道の駅があり、ロンドンから
コッツウォルズ地方への、アクセスポイントの一つになっているところです。


 チッピングカムデンと同様、中心街には、2~3階建ての古い建物がびっしりと並
んでいました。


 交差点の角にあるのは、銀行のようです。


 モートン・イン・マーシュから列車で30分余りのオックスフォードで、正午近くに
下車しました。 ここで3時間ほどのフリータイムに。
 
 私は、この旅のリーダー・山浦さんの勧めで、テムズ川沿いのフットパス、「テム
ズパス」を回ってみることにしました。

 ロンドンを流れるテムズ川はかなりの川幅ですが、上流のオックスフォードでは、
まださほど広くはありません。川には、バースでも見たナローボートが、たくさん行
き来しています。


 この先は、川の落差が大きいので、パナマ運河のような閘門(こうもん)になって
いて、閘門に入って落差を調製して、下流に下って行きます。


 時速4㎞前後という、のんびりしたナローボードでの旅も楽しそう。


 川幅が広くなった中の島の橋でテムズパスを離れ、オックスフォードの市街地に
入りました。

 オックスフォードは大学の町だけあり、あちこちに大学の建物が目につき、あわせ
て教会もたくさん見られました。

 この後、オックスフォードのバスセンターからのバスで1時間50分余りにて、ロン
ドンに入りました。
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英国・コッツウォルド ウェイとその周辺⑧

2010-09-04 11:09:45 | 英国のウオーキング
 コッツウォルド ウェイを南から北へ歩き終えた翌日、2006年7月11日(火)は、
フリータイムとなり、チッピングカムデン周辺を各自で回ることにしました。

 私の設定したルートは、チッピングカムデンの東から南へ、フットパスをつないで
時計回りに歩くというものです。

 朝食前の散歩で回った、ホテルの近くの教会。


 朝食を終え、1人でチッピングカムデンの町並みを北東に向かいました。


 町外れにあるこの町第1の教会、セントント・ジェームズ教会。15世紀の建築との
ことです。


 家並みが途切れ、麦畑を貫くフットパスに入ります↓。この細い道が、地図にも記さ
れた公認された歩く道(フットパス)なのです。


 傾斜は緩やかですが次第に高みに上がり、展望が広がってきました。


 最初のまとまった集落、Ebrington に入りました。戸数は70~80戸くらいの小集
落ですが、かやぶきの民家が10数戸見られ、思いがけずのところでした。



 いずれの家も、きれいな花やツタなどに彩られています。




 集落には教会もあり、家並みの中心にあったバス停のそばで昼食にしました。

 午後は、牛の牧場を通過しようとしたら、牛の群がこちらに押し寄せてきて、少し
こわい思いもして、回り道もしましたが、予定のコースに進み、ここからは、ソラマメ
畑の中を貫くフットパスに入ります。

 左の標柱が↑、フットパスであることを示しています。

 大麦畑が増え、広大な展望が広がります。


 チッピングカムデンに近い、Broad Campden の集落が見下ろせるところまで、戻っ
てきました。芝草に腰を下ろして、展望を楽しみながら、しばし休憩しました。


 Broad Campden 集落にも、かやぶきの民家が10棟以上見られました。


 この日は約17㎞のウオーキングを終え、17時過ぎ、チッピングカムデンのホテル
に戻りました。     (続く)
コメント (4)
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英国・コッツウォルド ウェイとその周辺⑦

2010-09-02 22:24:31 | 英国のウオーキング
 2006年7月10日(月)は、コッツウォルド ウェイの最終コース、スタントンから
チッピングカムデンまでを歩きました。

 出発を前に、3泊したクリーブヒルのホテルの近くに、かやぶきの民家が残ってい
るというので、朝食前に回ってみました。これは、シンプルな建物。


 こちらは、やや大きなかやぶき2階建て。


 朝食を済ませ、クリーブヒルからスタントンまで、バスで向かいます。バスに向かう
途中から見下ろすクリーブヒル周辺の家並み。


 古い石造りの民家の多い、スタントンをスタートします。


 スタントンから、標高280mの稜線に出て、2時間ほどで途中の町、ブロードウェイ
に下りました。


 ブロードウェイは、ロンドンとウースターを結ぶ駅馬車の途中停車駅だったとか。
当時は旅館も多く、現在の町並みにも17~18世紀の旅館が残っていました。


 花に彩られた民家。


 町のあちこちに、石造りの古い建物が並んでいました。


 ブロードウェイの町並みから、稜線に向かって2㎞ほど上がります。


 ヤギの遊ぶ牧場の近くにあるのが、コッツウォルド ウェイの見どころの一つ、ブロ
ードウェイタワーです。

 1799年、夫人の要望により第6代コベントリー伯爵が建てたものとか。

 この辺りの標高は311m、コッツウォルド ウェイ第2の高地でもあります。

 高さ20mほどのタワーに上がると、はるか彼方までの遠望が…。


 コッツウォルド ウェイの最終コースは、羊の牧場内を通過して北に向かいます。




 森を抜けると、ゴールのチッピングカムデンの家並みが見えてきました。


 町並みに向かって下り、中心街にあるゴールの標石に到着し、2年がかり延べ7日
間で、162㎞のコッツウォルド ウェイの行程を無事完歩しました。

 この日、女性メンバーは別ルートで来たため、とりあえず男性メンバーのみで、ゴー
ルのバンザイを。

 牧場や牧草地、そして点々と続く林を抜け、始終すばらしい展望に恵まれ、緩やか
な傾斜の草道が続く歩きやすいコース、日本では味わえないコッツウォルド ウェイで
の7日間でした。      (続く)
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英国・コッツウォルド ウェイとその周辺⑥ 

2010-09-01 21:38:49 | 英国のウオーキング
 2006年7月9日(日)は、2度目のフリータイム。連泊のクリーブヒルのホテルから、
前日通過したウィンチコムを訪ねることにしました。

 ウィンチコムはクリーブヒルの東北、最短では5㎞ほどの古い街並みです。

 麦畑や牧場などのフットパスを抜けて行くと、ウィンチコムの教会が近づきました。 


 ウィンチコムの町並みに入る前に、手前にあるスードリー城を訪ねました。

 スードリー城は、英国国教会を設立したヘンリー8世の未亡人、キャサリーン・パー
が住まいとした城でしたが、19世紀前半までの約180年間、廃墟と化していたとか。


 現在は、バッキンガム侯爵によりリフォームされ、公開されています。


 城内には、16~18世紀に使われた家具、食器、絵画、装飾品などが展示されて
いました。 


 スードリー城から1㎞ほどで、ウィンチコムの町並みに入ります。


 町並みを見た後、町の北2㎞ほどのところを走る、保存鉄道のSL運行を見に行き
ました。

 1976年8月に廃線となった路線の一部、約16㎞4駅を復活したものです。ウィ
ンチコム駅に向かう東行きのSLがやってきました。


 跨線橋から見下ろしたウィンチコム駅。左がいま入ってきたSL。右手前が行き違い
に出発する反対方向のSL。


 そろそろ、3連泊目のクリーブヒルのホテルに戻ることにしました。標高243mの
牧場を抜けるフットパスに上がります。


 民家の傍らに、サクランボが色づいていました。


 いろいろな牛の寝そべる、牧場の上を通過します。


 次第に高度が上がり、ふり返る対斜面の展望。




 道ばたに咲く、グンナイフウロに似た花。


 点々と見えるのは、たくさんの羊の群です。


 朝通過した、ゴルフ場の近くまで戻ってきました。

 クリーブヒルのホテルまでは、間もなくです。       (続く)
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英国・コッツウォルド ウェイとその周辺⑤

2010-08-31 22:22:08 | 英国のウオーキング
 2006年7月7日(金)、コッツウォルド ウェイ後半のコースを2日歩いた後、クリ
ーブヒルのホテルに宿泊し、この日は各自のフリータイムとなりました。

 私は、同室のSさんと、近くの街チェルトナムまで往復することにしました。宿の
近くのクリーブヒルの家並みです。


 クリーブヒルの南西にあるチェルトナムの中心までは約8㎞、行きは緩やかな下り
道です。


 チェルトナムの中心にあるインペリアルガーデン。余暇のための装飾的庭園として
1818年に造られたとか。芝生広場は花に彩られていました。


 7月8日(土)、コッツウォルド ウェイ歩きの後半3日目です。クリーブヒルから標
高270m前後の丘陵に上がる途中で、羊の牧場を通過します。


 次の町、ウィンチコムの家並みが見えだした辺りにも、別の種類の羊が遊んで
いました。


 コースは、色づいてきた麦畑の間を進みます。


 緩やかな麦畑などの、広々とした展望。


 路傍には、シシウドがたくさん見られました。


 この日のゴール、スタントン集落近くの牧場。


 スタントンは、石積み石屋根の古い民家が多く、かやぶき屋根の家も幾つか見られ
ました。

 
 多くの家の玄関回りなどは、花に彩られています。


 この建物ではありませんが、建築年代を示す「1618」と表示された家もあり、この
集落の古い歴史がしのばれました。


       (続く)
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英国・コッツウォルド ウェイとその周辺④

2010-08-29 20:51:31 | 英国のウオーキング
 英国・ロンドンの西約200㎞を南北に走る長距離歩道、コッツウォルド ウェイの
北半分を歩く旅は、南半分の翌年、2006年7月に実施しました。

 前日に、後半のスタート地であるペインズウィックの宿に着き、7月5日(水)朝、
朝食前にペインズウィックの散策に出かけます。

 町並みを貫く通りを北に上がり、家並みが途切れると東側の展望が開け、朝も
やに霞んだ牧場の横に出ました。

 夜露に濡れた草を食べる牛たち。


 牧草地の横のフットパスを下って行くと、咲いていたのはコスモスでしょうか。


 周辺の斜面も、朝もやに霞んでいます。


 後半の出発地は、ペインズウィックの中心にあるセント・メアリー教会。宿のすぐ
前です。教会の庭には、99本のイチイの植え込みが並んでいます。


 出発を前に、教会の庭で全員が記念撮影。前年よりメンバーが4人増えました。


 町を抜けてペインズウィック・ヒルと呼ぶ丘陵上のゴルフ場を通過、最高点の標高
283m三角点周辺からの眺望。

 この日は、11㎞の行程でした。

 2日目の7月6日(木)は、朝から雷雨。でも長続きはせず、歩いているうちに雨は
小降りになりました。コッツウォルド ウェイの代表的な景観として知られる「Devil's
Chimney 」と呼ぶ奇岩が現れました。

 長い年月をかけて、岩が侵食されて出来たもので、高さは10m以上ありそう。

 その先は、台地上の好展望地が続き、標高293mの三角点を通過しました。
遠方には、翌日訪ねたチェルトナムの町並みも望まれます。

 眼下に見える家並みは落ち着いた彩り、周囲の緑に溶けこんでいます。


 すばらしい展望を眺めながら、フットパスは少しずつ下って行きます。


 緩やかな草道のアップダウンなので、同じ距離を歩いても疲れは少な目です。

 


 コッツウォルド ウェイでは、このような乗馬をしている地元の方と、何度も出会い
ました。


 17時半過ぎ、標高317mの三角点のあるピーク付近へ。コッツウォルド ウェイ
の最高点でした。

 三角点周辺には、たくさんの小穴があり、野ウサギが何匹も姿を見せていました。

 (続く)
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英国・コッツウォルド ウェイとその周辺③

2010-08-27 15:56:24 | 英国のウオーキング
 2005年、コッツウォルド ウェイのウオーキング3日目、6月11日(土)午後、コース
上では初めての鉄道の線路を越えて、高台の牧草地へ。

 100頭を超える牛たちが寝ころぶ、牧草地を通過します。


 こちらの牛は、別のグループのよう。


 このあたりも、はるか遠くまで望まれる穏やかな展望が広がります。


 この年は、コッツウォルド ウェイの南半分だけ歩きました。スタートのバースから
約88.5㎞を3日で歩き、ゴールのペインズウィック(Painswick)の家並みが近づ
いてきました。


 宿は、ペインズウィックの町中にあるホテル Tha Falcon Inn。翌朝、6月12日(日)、
朝食前の散歩に出たときのペインズウィックの町並み。通りは、緩やかな坂道に面
しています。 


 翌年歩く予定の、コッツウォルド ウェイの延長ルートの方向に上がってみると、
Rococo Garden という、18世紀から残されている庭園がありました。

 この日は日曜なので入園することは出来ず、入口付近の建物だけ見て戻ります。


 町外れにも回ってみました。

 町の周囲は、緩やかな丘陵が広がっています。


 ロンドンに戻るために、最寄りの鉄道駅のあるストラウドまでの7㎞を、歩いて行く
ことにしました。町外れからふり返るペインズウィックの家並み。


 黄色い花の咲き乱れる牧場。このようなところで育てられた動物は、穏やかなんで
しょうね。


 牧草地の傍らに咲く花。


 この後は、翌2006年に歩いた、コッツウォルド ウェイ北部になります。(続く)
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英国・コッツウォルド ウェイとその周辺②

2010-08-26 16:37:15 | 英国のウオーキング
 2005年6月、英国の長距離歩道、「コッツウォルド ウェイ」を南端のバースから
歩き始めた初日、6月9日(木)の続きです。

 「Dyrham Park」と呼ぶ、ナショナルトラストとして保護されている中世の館のそば
を通過し、その集落を出ると、牧草地帯の気持ちよい展望が広がります。


 コッツウォルド ウェイのルートも、このような足に優しい緑の草道が多く、足どりも
軽やかに歩けます。


 広大な麦畑の横を通過しました。


 2日目の6月10日(金)も、前日同様の快晴でした。小集落 Tomarton のホテルを
出発、Old Sodbuly 集落で牧草地から高台にある教会に向かって上がります。


 教会から見下ろす、集落の家並みなど。


 さらに進んで別の集落近くの谷間では、牛の牧場の横を通過します。


 1戸だけの家の横に小さな池があり、その家の家族か、釣りを楽しんでいました。


 この日通過した中で一番大きな町並み、Wotton Under Edge を抜け、標高203m
の丘陵に上がりました。

 はるか遠くまで見通せる、絶好のビューポイントです。


 北に下ってNorth Nibleyの町並みを通過、大きなモニュメントの見える、この日最
後の丘陵を目指して上がって行きます。


 Dursley の民宿に泊まり、次の6月11日(土)朝、民宿の中庭で全員の記念撮影。
撮ってくれたのは、宿の奥様です。


 中庭には、よく手入れされた草花が、たくさん咲いていました。


 Dursley の町並みを出て、東北の丘陵に向かって上がります。


 一面、短い芝草に覆われ丘陵に上がると、この3日間でも1,2を争うビューポイント
でした。

 標高180m~240mくらいの、展望のよい稜線が1㎞余り続き、西方には、ブリス
トル海峡に流れ込むセバーン川の流れも遠望できました(右上部)。 

 (続く)
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英国・コッツウォルド ウェイとその周辺①

2010-08-25 21:49:12 | 英国のウオーキング
 8月下旬になっても、まだ残暑は治まりそうにありません。日中はジッとしていて、
夕方になって少しだけ散歩の日々が続いています。

 少しは涼しそうな風景はないか、過去の写真を探してみたら、5年前に歩いた、
英国・コッツウォルド ウェイとその周辺の写真の中に、未発表のものが幾つか見つ
かったので、紹介することにします。

===================================

 2005年6月、英国・ロンドンの西方約200㎞にある、全長162㎞の長距離歩道、
「コッツウォルド ウェイ」のウオーキングに出かけました。

 6月7日(火)、ロンドンから、コッツウォルド ウェイの南端となる世界遺産都市、バ
ースに行き、足慣らしに町外れの丘陵に上がりました。

 前方に広がる草原を前に、さわやかな風に当たりながらここで昼食をしました。


 バースの町に戻る途中で運河沿いに出ると、「ナローボート」と呼ぶ船が幾つも
通過していました。この船に生活用具を積んで、数週間から数か月も旅を楽しむ
人たちが乗っているようです。 


 バース市街の近くに、ロイヤルクレッセントと呼ぶ、1775年竣工の石造りで横長
の建物があり、建物の南側は広い芝生となっていて、たくさんの市民が午後の日差
しを浴びていました。 


 バース郊外のユースホステルに泊まった翌日、6月8日(水)早朝、近くのバース
大学周辺の朝の散歩に出ました。高台の牧草地からは、谷を隔てて向こうの台地
の穏やかな景観が望まれます。


 ユースホステルで朝食を済ませ、この日は近くの街、カッスルクーム付近のウオー
キングに出かけることにしました。途中通過した谷間の民家と牧草地。


 カッスルクームの家並み。端から端まで歩いても5分くらいの小さな集落ですが、
「全英一、最も古い街並みが保存されている村」といわれ、古い石造りの家並みが
落ち着いたたたずまいを見せてくれました。


 さて、次の6月9日(木)、いよいよ「コッツウォルド ウェイ」のウオーキングに出発
しました。出発間もないバース市街、右手の花咲く木は、トチノキです。


 町外れの住宅地を出て、西北への稜線を上がります。ひと上りして、太い木の下で
最初の休憩。


 その先からは、牧草地をトラバースする気持ちよい草の道を進みました。


 標高200m前後の、緩やかな丘陵を上がり下りして進みます。


 羊の牧草地の上を通過、昼食用のえさを運んできたトラクターが見えます。


 1643年の戦場だったというところで休憩。オレンジの標識のところに、その歴史
などが記されていました。


 コッツウォルド ウェイは、このような牛の牧場の中を、何か所も通過しました。


 その先では、羊の牧場の横の土の道を進みます。


 牧草地の中にある、ただ一軒の農家。上部右手の黄色は、ナノハナ畑でしょうか。

 (続く)
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英国・コッツウォルド・ウェイと周辺の三角点

2006-08-15 23:09:13 | 英国のウオーキング
 コッツウォルド・ウェイは、展望の良い丘陵上をかなり歩きます。
したがって、その展望ポイントには三角点がありました。

 いずれの三角点も、日本のそれに比べ大きく、高さは1m以上のもの
がほとんどでした。

 今日はそういった三角点の幾つかを紹介します。昨年のスタート地、
バース周辺を含め、昨年と今年撮ったものです。

 =コッツウォルド・ウェイとその周辺の三角点=

 最初は、昨年6月7日、コッツウォルド・ウェイのスタート前日に
歩いたバースし郊外の188m三角点です。


 その翌々日の6月9日、バースをスタートして、コッツウォルド・ウェイ
のウオーキングを開始しました。

 これは、スタート間もないバース郊外、Westonにあった121m三角点です。


 次は、同じ日のHanging Hillにあった235m三角点。回りには、花に
触るとチクチク痛みを感じるイラクサの一種が茂っています。


 こちらは、昨年の最終日の6月11日、Haresfield Beaconの三角点。
コンクリート製でなく石積みでした。


 以下は今年歩いたコース、最初は初日の7月5日、Peinswick Hillの
ゴルフ場にあった283m三角点です。


 上の三角点付近からの展望。この日はガスでちょっと霞んでいました。


 2日目の7月6日、コッツウォルド・ウェイの最高点、クリーブヒルの
標高317m三角点。


 クリーブヒルでの展望、アップダウンの少ない牧草地が広がり、3本の
アンテナ塔が見えています。


 最終日の7月10日、ゴールのチッピングカムデンに近い景勝地、ドーバーズ・
ヒルの225m三角点です。

 三角点の横に張ってあるのは、ナショナル・トラスト地の標識です。


 ドーバーズ・ヒル周辺の展望です。


 三角点の上にあるのは、測量用具、経緯儀(英国ではセオドライ(Theodolite)
という)の足を固定するための金具です。


 三角点の側面には、このような標識が張ってありました。これは、
どの三角点にもあるとは限りません。
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