あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

今日夕方は怪しい雲が

2023-08-27 07:43:39 | 所沢だより
 2023年8月26日(土)

 24日(木)は夏雲の表情だった空が、今日夕方になったら怪しい雲が増えました。

 上空は比較的晴れています。








     でも、低い位置はこのような怪しい雲があちこちに。
     



     

 日没が近い西の空




 あとは周辺をあちこち眺めます。














     





     





 時々雷鳴の聞こえることもあり、周辺の市町では雨雲が通過してはいたものの、わが家
にはほとんど降雨はありませんでした。
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残暑厳しい処暑前後の夏雲の表情

2023-08-24 12:47:01 | 所沢だより
 2023年8月24日(木)

 7月から続くこの夏の猛暑で、暑さは苦手の私は外歩きも最小限にしていて、暑さのピ
ークにならない午前中早めに、最寄りの幾つかのスーパーへの買い物を兼ねた歩きに留め
ていて、いつもザックに入れてはいるもののデジカメも出す気にならず、撮る機会が少な
くなっています。

 そんな日々で新しいレポートもないので、今日は8月21日(月)と今日のわずかな歩
きで眺めた雲の表情です。

 最初の9枚は8月21日(月)に。


     












 この日の、所沢の最高気温は猛暑日に近い34.9℃でした。


 この後は今日午前中








 この数日は毎日のように時々雷雨や短時間の雨があり、乾いていた庭も幾分湿り気が増
えました。











     





 この1ヶ月半ほどは市外に出かけることもなく、電車に乗ったのも1日だけで、それも
市内の2駅だけでした。

 昨日は処暑で、暑さも治まってくる頃ですが、まだ今週いっぱいは暑さが続きそう。皆
さんも、熱中症と少しずつ増えているというコロナには十分注意されてお過ごし下さい。 




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「京の冬の旅」の終盤に早春の京都へ(第3日午後・「ミュシャ展」から帰路へ)

2023-08-20 12:53:12 | 京都を歩く
 2023年3月15日(水) 〈午後・「ミュシャ展」を観覧後 京都駅から帰路へ〉

 東本願寺で大寝殿と白書院の特別拝観を終えて、13時20分過ぎに京都駅に向かう。

 まだ昼食前なので、途中で昼食をすることにして食事処を探しながら進み、駅に近いヨ
ドバシの6階に上がる。

 「鎌倉パスタ 京都ヨドバシ店」に入り、フレッシュパ汁のトマトソースパスタセット
(1,190円)を注文して昼食とした。



 京都駅には14時45分頃に入った。予定していた東海道新幹線上り電車までには3時
間近くあるので、もう1か所どこかを巡ることにする。


     
 京都駅構内を通過しながら西に抜けて、駅ビルの西(大阪方)に接するジェイアール京
都伊勢丹のビルへ。
          

   
 この7階、『美術館『えき』KYOTO』で開催中の『ミュシャ展』(入館料1,000円)
を観覧することにした。撮影は自由というので、展示された作品などの幾つかを。
            
            チケット 

 


  まずは入口の「ごあいさつ」から
    

 最初のエリアは「Ⅰ 挿絵画家としての出発」というテーマでの展示。

   雑誌「フィガロ・イリュストレ」1896年6月号表紙「イヴニング・コンサート」
     

          雑誌「ル・クーリエ・フランセ」1897年4月11日号表紙
          



 雑誌「ココリコ」創刊号表紙と本扉


     雑誌「リデー」1907年7月15日号表紙
     

  

     メニュー表「サラ・ベルナール50歳の誕生日会」1896年
     


 
 書籍「装飾資料集」(アルフォンス・ミュシャ著)よりpl49,pl59




 次のエリア「Ⅱ 精巧の頂点-ポスターと装飾パネル」から「Ⅲ 生活の中のデザイン」へ

     ポスター「ロレンザッチオ」
     

          ポスター「メディア」 1898年(左)  (2枚縦)
          

     ポスター「ジョブ」 1896年 
     



     カレンダー「ビスケット・ルフェーヴル=ウティール」
      

          

     ポスター「《スラブ叙事詩》展」 1928年
     



 連作装飾パネル「四季:春、夏、秋、冬」 1896年





装飾皿「ビザンティン風の頭部:ブルネット」↑と↓「ビザンティン風の頭部:ブロンド」

 
     アール・ヌーヴォーの置き時計の胸像「四季・春」」
     



 チェコスロバキアのコルナ紙幣、郵便切手とデザイン画

 
 「Ⅳ プライヴェートな生活の記録」エリア

     写真「ミュシャの家族」1880年
     

       写真「フリーメイスン(チェコスロバキア)の衣装を身に着けたミュシャ」
          

 最後の「Ⅴ 唯一無二のオリジナル作品」エリアへ

  
     油彩画「ヨハン・バウアーの肖像」 1882年
     

          油彩画「カタリナ・バウアーの肖像」 1882年
          

     挿絵原画「奇術師」 1892年
     

          挿絵原画「プラチスラヴァのマリア・テレジア」 1896年
          



     水彩画「ヒナゲシ」 1904年
     

          油彩画「エリシュカ」 1932年
          


 ゆっくりと会場を一巡し終え、ミュージアムショップを抜けて15時35分頃「ミュシ
ャ展」会場を出た。会場でもらった作品リストによれば、展示点数は169点あったよう。


 京都駅ビルに戻ったが、まだ少し時間があるので、京都駅ビル インフォメーション前の
展示スペースで開催中の「京都美風 わかば会「未来の名匠」作品展 技の披露展」、それ
に併設の「今井家三代特別展 未来に美をつなぐ」を少しだけ観覧した。






     

          







     



     



     



 コインロッカーに預けた荷物を取り出し、下の土産店街で少しの土産物と夕食用の弁当
を求め、17時10分過ぎに東海道新幹線改札を入る。


 17時33分発、上りひかり660号東京行き12号車に乗る。



 17時50分過ぎに夕日が落ち、間もなく伊吹山近くを通過する。


 名古屋駅近くで弁当を開けて夕食とした。

 
 東京駅には予定の20時12分に着き、山手線内回りで池袋駅へ。池袋駅21時発の西
武池袋線下り特急電車に乗り、自宅には21時50分近くに帰った。      〈完〉
 
 


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「京の冬の旅」の終盤に早春の京都へ(第3日午前・上徳寺と東本願寺)

2023-08-16 13:20:21 | 京都を歩く
 2023年3月15日(水) 〈午前・上徳寺と東本願寺〉

 連泊した四条烏丸(しじょうからすま)近くのビジネスホテルを、9時過ぎにチェック
アウトした。

 京都市営地下鉄烏丸線の四条駅から9時21分発で京都駅に行き、構内のコインロッカ
ーに不要な荷物を預ける。

 今日午前中は、「京の冬の旅」キャンペーンで特別公開中の上徳寺と東本願寺の拝観の
予定。


 駅前から北に延びる烏丸通を進み、この後訪れる広大な敷地の東本願御前を北進する。







 通りの東側、仏具店の前に、小石を並べた飾りものが。


 東本願寺境内の東北端近くから、烏丸通の東側の細い通りに回って北へ、2本目の富小
路通りの途中、連光寺境内で河津ざくらが見ごろになっていた。




 さらに少しで五条通という手前にある、今日最初の特別公開中の寺、上徳寺(じょうと
くじ)門前へ。


   
 上徳寺は、「大坂夏の陣」に関わったという徳川家康の側室・阿茶の局(あちゃのつぼ
ね)を開基として創建されたとか。 以下は門前のパネルから。
  

 通称「代継地蔵(よつぎじぞう)」と呼ばれ、子育て祈願や安産祈願の信仰を集める像
高約2mの石像があり、今回の公開では地蔵堂内部に入り間近に参拝できるという(撮影
は禁止)(拝観料800円)。

 また、家康と二代将軍秀忠や阿茶の局の肖像画など寺宝も特別展示され、貴族の邸から
移築したと伝わる書院造りの客殿では、紅葉や桜を描いた江戸後期の円山派絵師による襖
絵、枯山水庭園なども拝観で来るよう(これらは撮影可能)。

    
 まずは門を入った左手の受付で特別拝観券を求め、正面のお堂に参拝する。


 その後、左手にある建物に入って特別公開中の部屋を順次巡る。


 まずは上徳寺の本尊である木像阿弥陀如来立像。鎌倉時代の仏師・快慶作とされ、昨年
11月に京都市指定文化
財に答申されたよう。
     



 
 別の間に並ぶ三幅の肖像画、右から徳川秀忠像、家康の側室・阿茶の局像、徳川家康像。
          

     

 

     釈迦涅槃図
     
 
     

 別の間へ回って襖絵などを拝観する。こちらはもみじの間




     

 桜之間



 庭園なども眺める。

 




 
 こちらの建物↑内の拝観を終えて地蔵堂↓に回り、代継地蔵を拝観したが撮影禁止。


       
          狭い境内には、別の小さな地蔵堂もあった。
          

     

     墓地にも回って開基の阿茶局の墓地へも。
     

 境内中央部部にはつるべ井戸が。



 ひととおりの拝観を終え、11時15分頃上徳寺を後にした。

 往路の富小路通りを戻った東本願寺へ向かう。南側正面に京都駅前に立つ京都タワーが。
      


 河津ざくらの咲く連光寺の少し先には、洛陽天満宮二十五社の一つに数えられていると
いう文子(あやこ)天満宮が。

 文子とは、菅原道真の乳母の多治比文子(たじひのあやこ)で、当初は右京七条二坊の
自宅に小さな祠〈ほこら〉を建てたのが起こりで、北野天満宮の前身とも伝えられ、現在
の社殿は江戸時代の3度の大火で類焼後、大正7(1918)年の造営という。
     

     
 烏丸通に出て正面に京都タワーが近づき、次の「京の冬の旅」キャンペーンで特別公開
中の東本願寺の、御影堂(ごえいどう)門前へ。

 御影堂は、正面21m、側面13m、高さ27あり、木造建築の山門としては世界最大
級とか。1911(明治44)の落成で、国指定重要文化財となっている。

 東本願寺は10日後からの、「宗祖親鸞聖人誕生850年、立教開宗800年の慶讃法
要(きょうさん)」を控え、境内ではその準備が進められていた。
     





 東本願寺境内は普段でも拝観できるが、今回特別公開されたのは、大寝殿(おおしんで
ん)と白書院(しろしょいん)の2か所(拝観料800円)。特別公開期間は明日まで。
     
 

 11時40分過ぎに御影堂を入り、境内右手の大寝殿前の受付で受付を済ませる。
   
 
 大寝殿は、1864(元治元)年の「蛤御門(はまぐりごもん)の変」で御門とともに
焼失後、1867(慶応3)年に上棟され、現在の本廟内で最も古い建物のよう。

 公式行事や儀式に使用される部分の中心で、現在では接待や行事の集合場所、法話会場
などにも使われているとか。


 上段の間の障壁画は、1934(昭和9)年に竹内栖鳳(たけうちせいほう)が描いた
という。

 ガイドの方の引率で説明を聞きながら巡り、障壁画も拝観したが、ガラス越しなので見
にくかった。
   
 


 


 大寝殿の拝観後、庭を眺めながら廊下を進んで白書院に回る。


     

 白書院は、1911(明治44)年の親鸞聖人650回御遠忌の際、大阪の戸田猶七氏
の寄進で再建されたとか。白書院の説明パネルから


 
 明け放たれたそれらの間を一巡して、天井や襖絵などを拝観した。







 部屋の天井は、奥の間に進むにつれて格式高い格天井(ごうてんじょう)などに。




     






 白書院と相対して東側に能舞台がある。


 能舞台の説明パネルから

 

 庭園の紅梅が咲き出していた。




 白書院の拝観を終え、往路の廊下を御影堂に戻り、特別公開か所の拝観を終える。


 御影堂正面から御影堂門、手前は慶讃法要用のテントなど。


 この後は、境内を南に進んで京都駅方面に向かう。


 御影堂の南側は阿弥陀堂。本尊の阿弥陀如来を安置し、御影堂の建築様式が和様の道場
形式なのに対し、禅宗様の仏堂形式で立てられているという。

 落成は御影堂と同じ1895(明治28)年で、正面52m、側面47m、高さ29m
あり、ここも国指定重要文化財。内部の拝観は省いた。

 境内の南東端にある鐘楼


 その近く、阿弥陀堂の正面、東側には阿弥陀堂門が。

 切妻造(きりづまづくり)・唐破風(からはふ)付の四脚門(しきゃくもn)形式で、
1911(明治44)年の落成とか。江戸時代には「唐門(からもん)」と呼ばれていた
ようで、国指定重要文化財である。

 阿弥陀門のそば、総合案内所前にある慶長撞楼(けいちょうつきがね)。
 
 この撞鐘は、1602(慶長7)年、徳川家康から京都烏丸六条に寺地の寄進を得た教
如上人(きょうにょしょうにん)が、2年後の御影堂(ごえいどう)の造営に合わせて鋳
造したものとか。
     
 高さ2.56m、口径1.56mで、竜頭(りゅうず》の方向が撞座(つきざ)に直交
するという古式の鐘のよう。

 慶長末年以前の鐘としては、①京都・方広寺、②奈良・東大寺、③山形・羽黒山出羽三
山神社、④鎌倉・円覚寺の鐘に次ぐ5番目の大きさという。 
 
     
 東本願寺の大寝殿と白書院の特別拝観などを終えて、きらびやかな装飾を施した阿弥陀
堂門を13時20分頃出て、京都駅方面に向かう。



                                    〈続く〉

 



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「京の冬の旅」の終盤に早春の京都へ(第2日午後・妙心寺塔頭寺院)

2023-08-12 17:37:00 | 京都を歩く
 2023年3月14日(水) 〈午後・妙心寺塔頭・玉鳳院と壽聖院〉

 午前中に京都鉄道博物館の観覧を終え、JR嵯峨野線の梅小路京都西駅から13時36
分発亀岡行の下り電車に乗る。


 朝の京都駅から乗車した時ほどの混雑ではないが、依然として車内は混んでいた。


 4つ先の花園駅に13時45分に着いた。


 午後の目的地は、「京の冬の旅」キャンペーンで特別公開中の妙心寺の塔頭(たっちゅう)
寺院の玉鳳院(ぎょくほういん)と壽聖院(じゅせいいん)の拝観。
  


 花園駅から北東に5分ほどで妙心寺の南総門前へ。


 妙心寺は、広大な境内に46の塔頭寺院が点在する日本最大の禅寺で、何年か前にも訪
れたことがある。妙心寺のリーフレットからその概要と山内図を。
      

   

 南総門を入った正面の松の立ち並ぶ参道は、まっすぐに大方丈(だいほうじょう)に向
かって伸びている。



 左手にある放生池↑、右手には研修道場↓が。


 放生池の北側に立つ三門


 三門前に立つ妙心寺の説明パネル


 右手は、「明智風呂」ともよばれる浴室の側面



 三門の北側に仏殿↑があり、その北側の法堂↓


 突き当たりには堂々たる大方丈(だいほうじょう)が。


 仏殿の東北側にある「毘廬蔵」の掲額のある経蔵



 仏殿と経蔵の間の境内の交差路を右折して、特別公開されている塔頭寺院のひとつ玉鳳
院へ(拝観料800円)。


    

 玉鳳院は、46の塔頭をもつ妙心寺の中で最古の塔頭寺院のよう。

 方丈(ほうじょう)には、妙心寺を創建した花園法皇の木像を祭る昭堂(しょうどう)や
玉座があり、狩野永真(安信)や洞雲(益信)の筆と伝えられる「麒麟図(きりんづ)」
「竜図」など水墨画の障壁画が残るとか。

 また、国重要文化財の開山堂「微笑庵(みしょうあん)」には、開山した無相(むそう)
大師(関山慧玄(かんざんえげん))を祭る室町時代の唐様(からよう)建築が。

 庭の奥には豊臣秀吉の子・鶴松(つるまつ)の霊屋(みたまや)や、武田信玄・勝頼父
子の供養塔、織田信長・信忠父子の供養塔が並んで立っているという。

 これらが特別公開されたようだが撮影禁止だったので、どこで何を見たのか記憶が薄れ
た。ただ、庭の奥の供養塔は、案内札など無かったので巡らなかったことは確かだ。

 玉鳳院の四脚門(国の重要文化財」)


 玉鳳院の特別拝観を終え、仏殿方面へ戻る。経蔵の東南側にあった衡梅院(こうばいい
ん)の北側からの眺め。

 
 仏殿と法堂との間を西に抜け、右折して北へ、鐘楼の横を北総門に向かって進む。
     


 緩やかに右カーブした先の右手には鱗祥院(りんしょういん・非公開)があり、門前か
ら見える範囲だけをのぞき見る。

 ここは、寛永11(1634)年に徳川三代将軍家光が、乳母である春日局の追福を願
って現在の花園高校付近に建立したのが起こりのよう。

 幕府からは寺領二百石を与えられ、歴代住職は黒衣のまま江戸城書院の出入りを許され
たようで、明治30(1897)年に現在地に移転されたという。

 さらに緩やかに右カーブした先、西側に延びる参道の突き当たりが特別公開中の2つ目
の塔頭、壽聖院(じゅしょういん)である(拝観料800円)。
   
     ここは「京の冬の旅」でも初公開とか。
   


 壽聖院は、石田三成が、父・正継(まさつぐ)の菩提寺として創建されたよう。絵師・
狩野永徳(かのうえいとく)の設計と伝わる池泉式庭園には、主君・豊臣秀吉の戦勝の馬
印「瓢箪(ひょうたん)」をモチーフにした瓢箪池があり、拝観する。

 石田三成自筆の書状や、土佐派の筆によるものと伝わる「石田正継像」(重要文化財の
複製) 、三成の肖像画(模本)などの寺宝もう公開展示された。

 さらに、文化財を創り出す若い人材を育てる「ふすま絵プロジェクト」の絵師・村林由
貴氏が描いた本堂と書院の襖絵「稲穂に雀図」「風浪双鯉図(ふうろうそうりず)」も公
開されていて、これらも拝観した。
 
 ここも建物内は撮影禁止で、撮影できたのは石田家の墓地のみ。


     こちらが石田三成の墓
     

 壽聖院の特別拝観を終えて帰路につくことに。北に延びる参道のすぐ先には北総門が見
えるが、こちらには進まずに南総門に向かって境内を戻る。



 大方丈↑の前まで戻り、三門↓の横などを進んで南総門に向かう。





 東側の塀の向こうには紅梅が咲き出していた。



 南総門を出て花園駅に向かう。来た通りよりひとつ西側の通りへの角には、花園街道道
路元標が。
     

 16時30分過ぎにJR花園駅に着いた。



 16時41分発嵯峨野線上り電車に乗り、二つ目の二条駅で下車して市営地下鉄東西線
に乗る。
     


 烏丸御池駅で烏丸線↑に乗り換えて四条駅へ戻り、四条烏丸駅に近い連泊のビジネスホ
テルには17時10分頃に入る。

 ひと休みして19時前、ビジネスホテルから夕食に出る。大丸京都店や錦市場周辺など
を巡るうちに、きらびやかな商品を並べた商店が目に入る。


     








 東洞院通りにあった、日本のパスタと甘味とお酒とおばんざいの店「こなな」四条店に
入る。







 とろろパスタと京都の地ビール、それに彩りおばんざい5種盛りを注文する(計2,684円)。
     


 何れも美味しくいただき、満足した。

 20時過ぎに店を出てビジネスホテルに戻る。




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「京の冬の旅」の終盤に早春の京都へ(第2日午前・京都鉄道博物館)

2023-08-08 21:41:14 | 京都を歩く
 2023年3月14日(火) 〈午前・京都鉄道博物館へ〉

 2日目の午前は、「京の冬の旅」キャンペーンとは関係はないが、かねてから訪ねたい
と考えていた「京都鉄道博物館」の観覧に行くことにした。

 宿泊した四条烏丸のビジネスホテルを9時前に出た。今朝は快晴である。


 市営地下鉄烏丸線の四条駅から烏丸線で京都駅まで行き、JR京都駅32番線から9時
33分発嵯峨野線(山陰本線)下り電車に乗る。


 嵯峨野線は、嵐山方面への観光客が多くて混雑することが知られているが、やはりこの
時間でも混んでいて、社内はラッシュ並みのギュウギュウ詰めだった。

 次の駅、梅小路京都西駅には2分で着いた。


 改札を出ると、南西側眼前に京都鉄道博物館が見える。


 駅前広場の案内図、東側一帯の広いエリアは梅小路公園になっている。


 嵯峨野線の高架下を折り返すように京都鉄道博物館に向かうと、まず目に入るのは和風
建築の旧二条駅舎。

 京都市指定文化財で、中には展示とミュージアムショップがあるよう。

 開館は10時からだが、早めに着いたので10分余り待ち、開館と同時にチケットを購
入してすぐに入館した。(入館料金1,500円・水曜休館)
          

 京都鉄道博物館は、西日本最大級の鉄道博物館で、基本コンセプトは「地域と歩む鉄道
文化拠点」で、地域との共生を第一に考え、地域の活性化に貢献するとのこと。

 まずは右手の「プロムナード」とその先の1階建物内に展示されている機関車や客車な
どのエリアへ。蒸気機関車から新幹線車両まで、貴重な54両の車両があるという。
  
 C62形蒸気機関車、1948(昭和23)年製造
 

 クハ86形1号車、1950(昭和25)年製造、日本最初の長大編成電車の先頭車
 

 モハ80型1号車、1950(昭和25)年製造、日本最初の長大編成電車の中間車と
その内部




 0系21形1号車 1964(昭和39)年製造、初代新幹線電車(大阪方先頭車)


 0系16形1号車 1964(昭和39)年製造、初代新幹線電車のグリーン車








 230形233号機 国産初の量産型蒸気機関車で、1903(明寺38)年製

 最後は工場の入替機として1959(昭和34)年まで使用され、2016(平成28)
年に国の重要文化財となったという。 

 EF52形1号機 1928(昭和3)年に製造された最初の国産大型電気機関車


 EF36形 35号機 1974(昭和49)年製造、高速貨物列車用、のちに東京~下
関・九州間の寝台特急列車も牽引

 
 (特急こだま号)


 DD51形756号機 1971(昭和47)年製造、万能型国産ディーゼル機関車












 まだまだたくさんの車両が並んでいたが、これらはほんの一部だけ。 

 こちらのコーナーは、新幹線電車の模型や台車、パンタグラフ、椅子など。










 通票閉塞機 

 
 展示車両の間を一巡した後、1階建物内の「鉄道のあゆみ」コーナーへ。

 英国ワットの複動式蒸気機関模型


 1804年にトレビシックが開発した蒸気機関車模型


 1929年、英国のリバプール~マンチェスター鉄道を選ぶ競技会で優勝したロケット
号蒸気機関車模型

 
 世界初の公共鉄道、英国のストックトン・ダーリントン鉄道 開業時の様子

  
 ペリー来航時に使用された船、サスケハナ号模型、いわゆる「黒船」

 
 佐賀藩精錬方 蒸気機関車模型

 ロシアのプチャーチンが持参した模型を参考に、佐賀藩精錬方の3人が1855(安政
2)年に制作したもの

 双頭レール 1872(明寺5)年の鉄道開業の頃に使われたレール。英国製で上下が
同じ形


     










 

 
 2階に上がり、「生活と鉄道」、「運行のしくみ」というテーマの展示を。

 
 2階の一部は1階からの吹き抜けになっていて、1階の展示車両が見下ろせる。

 
 正午が近くなったので、混まないうちにと2階の一角にあるレストランへ。


 京風中華そば(950円)を注文して昼食とした。



 レストランの南側や東側からは、JR京都貨物駅構内やJR京都線、東海道新幹線など
のたくさんの線路、その向こうに東寺の五重塔などが望まれる。




 食事を終え、2階から伸びる連絡デッキを下り、この博物館のもうひとつの見どころ、
扇形車庫に向かう。

      京都駅方向の左手に、駅前の京都タワーがそびえ立つ。
     

 途中まで進むと、構内線を往復する「SLスチーム号」がまもなく発車しそう。

 このSLには、博物館の観客が別料金で乗車できる。


     間もなく、逆行で発車した。
     

 こちらは東側の京都駅方向


 扇形車庫は、現存する国内最古の鉄筋コンクリート造りの扇形車庫で、蒸気機関車を
20両を保存、展示していて、間近に見ることが出来る。


     
 この円形車庫、梅小路機関車庫は大正3(1914)年11月の竣工。ほぼ創建当初
の状態を保ち、現存する最古の鉄筋コンクリート造機関車庫として鉄道建史上大変貴重
なものであり、さらに機関車の展示施設、機関士の研修施設として日常公開活用されて
いることが、いっそう価値を高めており、国の重要文化財である。


 蒸気機関車の方向転換をする転車台






     扇形車庫に並ぶ、幾つものSLを順次見て回る。
      
          
          お召し列車を牽引したC51形239号機関車
          

     

          

     

          

     

          

     

          

     

          
   
 最後に、旧二条駅舎内に入って出口へと向かうことに。この中にも少しの展示があるの
で観覧する

 幻のSL C63形蒸気機関車模型







 
 ミュージアムショップも設けられているので入り、わずかな記念品を求めた。


     

 13時19分頃、京都鉄道博物館を後にして、午後の目的地に行くために下車した梅小
路京都西駅に向かう。


 駅の近くの建物横に、旧京都市電の電車が保存されているのが見えたが、そばまで行く
のは省く。


 13時30分近くにJR梅小路京13時36分発13時36分発下り嵯峨野線に乗る。
午後は、妙心寺の特別公開されている2つの塔頭寺院を訪ねる予定である。  〈続く〉     
                                   



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「京の冬の旅」の終盤に早春の京都へ(第1日・旧三井家下賀茂別邸)

2023-08-04 22:38:58 | 京都を歩く
 気象庁が観測を開始して以来の猛暑になったという7月が終わったが、8月も同様の暑
さが続きそうとの予報で外歩きも最小限で済ませており、新しい投稿が出来そうにない。

 そこで、時季外れではあるがアップしてなかったので、3月中旬に出かけた、京都デス
トネーションキャンペーン「第57回 京の冬の旅」終盤期の、ふだんは非公開の文化財
を特別公開した寺院などを訪ね歩いた、京都3日間のレポートを。

 =======================================

 2023年3月13日(月)

 8時過ぎに自宅を出て、東京駅に9時40分頃着き、10時03分発東海道新幹線下り
ひかり507号に乗る。




 神奈川県内に入ると雲が増え、大山も山頂付近は望めない。


 静岡県内も同様で富士山は全く見えなかった。12時37分に京都駅に着いた。

 
 まずは昼食をすることにして北口の駅ビル食堂街に下り、「幸福飯店 糀」に入って「桜
海老の糀・炒飯」(1,390円)を注文した。



 
 13時40分頃食事を終え、構内のコインロッカーに荷物を預けて、京都駅北口から今
日の目的地、「旧三井家下賀茂別邸」に向かうことにする。


 駅前から七条京阪前までバスで行き、七条駅から京阪電車で出町柳駅まで行こうとした
のだが、その方向へのバス乗り場には多くが観光客らしい長い列が出来ていて、しばらく
は乗れそうにないので、歩いて行くことにした。

 駅前を少し東進して1本北側の七条通に回って東へ、高瀬川の橋を渡る。



 さらに進んで鴨川の七条大橋へ。左岸には桜並木が続いているがまだ枯れ枝で、北東に
は比叡山の上部が望まれる。




 七条大橋の上流側中ほどの欄干には、登録有形文化財のパネルが。


 橋を渡り終えたところに京阪電車の七条駅があり、そばの柳が芽吹き始めていた。


 近くのサンシュユは花盛り。


 京阪電車で終点の出町柳駅まで行く。なお、この区間、電車は川端通りの地下を走行し
ている。



 駅を出て西側の高野川の河合橋を渡る。橋からの上流の眺め。



 渡り終えてすぐ先から北へ。下賀茂神社への参道の赤い鳥居の手前、左手が旧三井家下
鴨別邸である。


      

 旧三井家下鴨別邸は、三井家11家の共有の別邸として三井北家(総領家)第10代の
三井八郎右衛門高棟により建築され、1925(大正14)年に完成したとか。

 1949年に国に譲渡され、1951年以降は家庭裁判所の所長宿舎として2007年
まで使用され、現在は国の重要文化財施設として一般公開されているという。




 ふだんも公開はされているが、今回の「京の冬の旅キャンペーン」では、通常は公開さ
れてない主屋2階と3階望楼が、明日3月14日(火)まで特別公開されている。(特別
公開料金1,000円・通常公開エリアのみは500円)
     
 
 15時頃に玄関を入って特別公開のチケットを求め、順路に従い玄関棟から主屋へと回
ることにした。
     
 
 特別公開の主屋2階と3階望楼へは、係の人の指示により時間を限って数人ずつ順番に
観覧するようになっていた。


 2階からの庭園などの眺め








 こちらが玄関棟


     


 2階の部屋


     

          

 
 急階段を上がった3階望楼からの眺め。望楼は、四方ともガラス張りになっていて、東
側は東山連峰の展望がよい。



 東方眼下に下賀茂神社の赤鳥居、その向こうには比叡山も。
 


 東方には大文字山が。


     



 
 特別拝観エリアでの拝観を終えて、主屋1階の部屋なども一巡する。




     

 1階軒先にあった手水鉢にはツバキの花手水が。



     玄関棟と主屋内部の拝観を終えたので、庭園も一巡してみることに。
     




 庭園からの玄関棟↑や主屋↓


 こちらは主屋の南東側にある茶室 


     





     

 庭園も見終えたので、三井家下鴨別邸を15時50分頃出た。


 そばの赤鳥居をくぐり、北側に延びる表参道を世界文化遺産にも登録されている下賀茂
神社に向かう。右手には秀穗舎という建物がある。


      
     さらに表参道を進むと、小さな鳥居2つの先からはケヤキ並木が続く。
     

 豊富な樹木に覆われた広い境内の森は「糺の森(ただすのもり)」と呼ばれている。

 その森の西南側に最初の摂社で、「方丈記」で知られる鴨長明(かものちょうめい)ゆ
かりの河合神社があった。
 

     入口の瀬見の小川に架かる流れは紅葉橋で、この一帯は紅葉の名所のよう。
     

 この辺りで16時を過ぎ、少し寒くなってきたので、その先の拝観は止めて戻ることに
した。


 三井家下賀茂別邸のそばの赤鳥居まで戻り、さらに南へ少しの河合橋際から、出町柳駅
とは反対の西に向かい、すぐに鴨川の出町橋を渡る。橋からの上流の眺め。


 渡り終えた右岸橋際には、「鯖街道口」の標石が。北に延びる街道は、日本海側の福井
県小浜に通じている。


     標石のそばの柳の古木も芽吹き始め、冷たい北風になびく。
     

     近くの河原町通に出て、葵橋西詰に16時20分過ぎに着いた。
     
     10分足らずでバスが来たが、待っている間の北風が冷たかった。
 
 205系統のバスに乗り、四条河原町を経て京都駅に戻る。

 京都駅からは市営地下鉄烏丸線で四条駅まで行き、近くのビジネスホテルに入る。

 
 19時近くに夕食に出て、四条駅に通じる京都三井ビルB1階にあった讃岐手打ちうど
んの店「めん坊」四条店に入り、おすすめ定食とまぐろのやまかけ、それに生ビールを注
文して夕食とした。





 20時を過ぎても賑やかな四条河原町交差点周辺。


                                 〈第1日終わり〉

 
 


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