あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

所沢航空記念公園、最後のモミジ(埼玉)

2013-11-28 21:49:23 | 所沢だより
 2013年11月28日(木)

 今日も市内ウオーキングで、所沢航空記念公園に出かけました。あちこちの紅葉、黄葉
も盛りを過ぎて、落葉している木も多くなりました。

 そんな中で、いままでご覧いただいてなかった公園の中央部、放送塔から南に延びる広
い園路のモミジが、ひときわ鮮やかな色を見せていました。




 モミジは2本ですが、園内のほかの木では見られなかった彩りでした。








 京都のようにまとまったモミジはありませんが、彩りだけは比肩できそうです。












 この園路の南西端近くに公園の事務所があり、その前のモミジも日陰ながらきれいな彩
りです。






 これで、今年の所沢航空記念公園の紅葉もフィナーレとなりそうです。





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所沢航空記念公園・彩翔亭 晩秋の彩り(埼玉)

2013-11-26 15:46:40 | 所沢だより
 2013年11月26日(水)

 昨夜は久しぶりの雨があり、風も一時強まりましたが朝には治まり、再び穏やかな日和
となりました。

 所沢航空記念公園の秋の彩りも、そろそろおしまいか…。公園内のソメイヨシノなど、
かなり葉を落してしまいました。

 そこで最後の秋の彩りを求めて、今日は園内にある日本庭園、彩翔亭(さいしょうてい)
に入ってみました。


 南西側のちょっとした林は、まだ秋の彩りが残っています。


 東屋(あずまや)周辺のイロハモミジも、ちょうど見ごろです。






 中央部にある池のスイレンも秋の装いに。


 茶亭の前から見る、池の南側の築山周辺。






 池の東側にあったゴンズイは、まさに実が落ちそう。




 近くの広葉樹の葉も、葉脈を見せたり黄葉の彩りでした。




 緑から黄色に色変わりしつつ葉も。


 シャクナゲはもう、来春の花芽がかなりふくらんできています。


 南側の樹林にあるモミジ。






 あと数日後には、これらの葉も落葉するのでしょうか…。




 茶亭の前のモミジ。


 ソメイヨシノの向こうに並ぶ木々の様相。





 明日から寒くなるとの予報、12月も近づき、急速に冬の装いに変わることでしょう。


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勤労感謝の日に城ヶ島を巡る(神奈川)

2013-11-24 22:26:17 | カントリーウオーク
 2013年11月23日(土)

 今週は毎日快晴が続いたが、勤労感謝の日も快晴に恵まれた。今日は、山浦敬子さんが
年4回実施している、「アートウオークセラピー」の今年最終回に参加した。

 集合は京浜急行久里浜線の終点、三浦海岸駅に10時。10時7分発の城ヶ島行きバス
に乗り、終点の城ヶ島バス停に10時37分頃着く。

 バス停は、東西に長い城ヶ島の西北端の駐車場のところ。そばの防波堤で記念撮影をし
て、10時45分にスタートした。
    

 まずは、南側高台にある城ヶ島灯台に向かう。3、4軒並ぶ土産物店の間を進み、右手
の階段を上がると展望広場に「海への祈り」と呼ぶ顕彰碑があり、北東側、城ヶ島大橋近
くの三崎港に停泊している船舶などが望まれる。


 城ヶ島灯台はその先にあり、最初のものは明治3年(1870)に横須賀製鉄所首長の
フランス人ヴェルニーにより、わが国5番目の西洋式灯台として設置されたとのこと。

 しかし大正12年(1923)9月の関東大震災で倒壊し、現在の灯台は大正15年
(1926)8月に改築されたもの。光達距離は約29㎞という。

 さらに進んで、長津呂(ながとろ)の磯と呼ぶ岩場に下る。今日は好天で遠望が利き、
雲を被った富士山や伊豆半島などが望まれた。


 磯料理店や土産物店などの並ぶ西山集落の通りを戻り、島の脊梁(せきりよう)部を東
に延びる遊歩道に上がる。
    
 篠竹(しのたけ)の茂る間を進むと、ところどころに畑があり、ソラマメなどが若葉を
伸ばしていた。


 次の遊ヶ崎集落が近づき、城ヶ島大橋周辺の展望が開ける。集落の西端辺りに下ると、
近くの交差点際に、灯台のような造りの交番が見えていた。
        

 すぐ先から台地の中腹にある常光寺の石段を上がると、陶器製らしい子虎が数頭、並ん
で迎えてくれてちょっとビックリ!。

 寺は享保9年(1724)に建立されたが、昭和11年(1936)2月のこの島の大
火で類焼し、現在の社殿は昭和28年(1953)の再建だという。


 本堂の前には、大部分葉を落としたイチョウの古木が立っている。
     

 下の家並みまで下りて、すぐ先からもう一度急階段を城ヶ島海南神社に11時27分に
上がり、拝殿の濡れ縁を借りて昼食にした。


 海南神社は、対岸の三崎の海南神社を分霊して元亀年間(1570~2)以前に建立し
たと伝えられ、当初は海岸に鎮座されたが暴風で破損し、明治11年(1878)にここ
に移したようだ。

 石段を上がった両側に、古い砲弾が祭られていた。右手のものに「大正8年(1919)
樺太測量…」と刻まれているが、その由緒はそれ以上分からない。
        

 境内の一隅で、アシタバが花を見せる。


 食事を終え、石段から見える城ヶ島大橋の西側、三崎港の周辺をスケッチする人も。

 アートウオークセラピーでは、スケッチしたり皆で合唱したりするのだが、今日はここ
がスケッチの場所となった。

 石段を降りた道路の反対側には、旧三崎小学校城ヶ島分校の建物があり、門柱に「三浦
市漁村センター」と「旧城ヶ島分校海の資料館」の看板が下がっていた。

 建物は昭和6年(1931)の建設、昭和45年(1970)に本校に統合されるまで
使用され、のちに公民館に転用されたとのこと。現在は、県指定民俗文化財の城ヶ島漁労
用具コレクションを展示しているようだが、開館は日曜と木曜に限られている。

     
 遊ヶ崎の東端付近から再び脊梁部へ。少しの樹林帯を抜けて、篠竹に囲まれた畑の間を
くねくねと進み、城ヶ島大橋からの車道が島に入ってループして下り始める辺りの、女性
像のところに出た。
         

 像のそばからは、東北方の対岸、通り矢付近の港や発電用風車、東北東に海を隔てた房
総半島の山並みなどが望まれる。


 像の横から、ループ部の中にある駐車場に下る。駐車場の隅には、「ムーア人式日時計」
と呼ぶ日時計があった。駐車場を横断して、ループ部の途中から分岐する道路に上がる。
路傍の一角に、初冬に開花する皇帝ダリアが花をたくさん見せていた。
    


 そのまま進むと、島の東部を占める県立城ヶ島公園である。公園事務所のある横長の門
をくぐると、クロマツの並木が続く。


 下草には早春に咲くスイセンが並び、いまはイソギク↓とツワブキがたくさん花を競っ
ていた。
    

 補修中で上がれない第二展望台の先は、ピクニック広場と呼ぶ芝生地で、前方の展望が
開けてきた。


 今日は快晴で視界が利き、東京湾を隔てた房総半島の鋸山(のこぎりやま)(329.5
m)や双耳峰の富山(とみさん)(349.5m)などの山並み、沖に並ぶ漁船などが、
かなりはっきりと望まれる。

 島の最東端には、安房崎(あわざき)灯台が立っているので、その近くまで行ってみる
ことにした。


 安房崎は、ここから望まれる安房に向く岬という意味で名付けられたとか。安房崎の
「はな」は海中に突出した磯のため浅瀬が多く、航行する船の難所だったので、昭和37
年(1962)に無人灯台が設置されたという。


                      富 山

 灯台近くの砂浜には貝がいっぱい堆積した一角があり、前方に房総半島の山並みが、ふ
り返ると展望の良いピクニック広場の先端部が望まれた。

    
                  鋸山                  

 しばし海や房総の展望を楽しみ、第一展望台までもとの道を戻る。その先から、クロス
する遊歩道の左手に回ると、「火の島へ 一帆目指すよ 芋の露」と記された活字体の句
碑があった。
    
 昭和20年(1945)に角川書店を創立した、た角川現義(かどかわげんよし・俳号
は現義(げんぎ))の昭和39年の作とか。どうりで活字体で記されていたのだと分かる。

 高みから逆光の海の向こうに、先般の豪雨による土砂崩壊で大被害の出た伊豆大島が望
まれた。


 遊歩道が右カーブする辺りには、現在の天皇陛下の、昭和34年(1959)の「皇太
子殿下御成婚記念植樹碑」があり、周辺には生長した松が密生していた。


 事務所のある門を出て、駐車場の先から左手の断崖上の遊歩道へ。高みから見下ろす海
に、カヤックを楽しむグループが見える。



 さらに進んでウミウ展望台から振り返ると、赤羽根海岸の高い断崖の中腹に、ウミウの
糞で白くなった斜面が望まれ、その右手遠くには、房総半島の先端、洲崎辺りが遠望でき
た。


 篠竹に囲まれた遊歩道の先端から斜面を下り、明治の文豪、大町桂月も訪れているとい
う「馬の背の洞門」のところに行く。

 自然が作った海蝕洞穴で、長い年月をかけて波浪や風雨に浸食されて出来たもの。高さ
は8mで、横6m厚さ2mあるという。


 その先は磯伝いに、最初に巡った島の西端の長津呂の磯に向かうことにした。中ほどま
で進むと、先ほど見下ろしたカヤックのグループの人達が休憩を終えて、カヤックに乗り
込もうとしていた。


 長津呂まで進んで西山集落に戻り、スタートした城ヶ島バス停に14時10分にゴール
した。


 14時25分発のバスで、京急三崎口駅に向かう。

 私は初めての城ヶ島だったが、快晴で暖かな日和に恵まれ、紺碧の海や房総の山並み、
三崎港や荒々しい磯の展望などを十分に満喫した。

(参加 7人、天気 快晴、距離 6㎞、地図(1/2.5万) 三浦三崎、歩行地
 三浦市、歩数 10,300) 




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新しくなった国土地理院の2万5千分の1地形図

2013-11-21 17:01:16 | 地図
 2013年11月1日から国土地理院の2万5千分の1地形図が、多色刷りによる新版
になり、まず10面が発売されました。

 今回発売された新しい地形図は、昨年からオンラインで提供を始めた「電子地形図25000」
と基本的には同じ内容の情報を印刷したもので、いままでの3色刷の地形図より詳細で新
鮮な内容にしたとのことです。

 それに加えて、これまでの3色に限定せず、多彩な色を使って地物を表現するとともに、
地形に陰影をつけて立体感を得やすくしているようです。

 ちなみに、11月1日に発売された新版は以下の10面です。。

 「鳥海山」「朝日岳」「飯豊山」「会津駒ヶ岳」「尾瀬ヶ原」「奥多摩湖」「丹波」
 「塩見岳」「明石岳」「上河内岳」

 何れも山岳地帯で、平野部がどのような表現になったのか、里道や田園地帯を主に歩い
ている私としては残念なところですが、その中の「奥多摩湖」を先日購入してみました。

 以下に、新版と旧版(平成8年(1996)10月発行)の、同じエリアを比べてみま
す。上が新しいもの、下が旧版です。





 新版での主な表現内容は、以下のようなものです。

 ○地形の概観が分かりやすいように、緑色の陰影を付けた。

 ○建物は、都市部での注記が見やすいよう、橙色にした(従来は黒)。

 ○高速道路は赤色に着色し、国道番号はおにぎり方にした(従来は茶色で、国道番号は
  カッコ書きになっている)(上の新刊の上部中央に、別の位置の国道番号付近を貼り
  付けてあります)。

 ○都道府県道は黄色に着色した(従来は色無し)。

 新旧の地図を比べてみると、確かに等高線のところに陰影が付いて、尾根や谷、急斜面
などが分かりやすくなったように思います。

 一方、建物が橙色なのは、従来の地形図の黒より認識しにくいように思われますが、注
記は読みやすくなりそうです。これは都市部の地形図が刊行されたときに、もう一度確認
して見る必要があるかもしれません。

 ほかに新刊で気付いたのは、鉄道の駅名が従来はひらがなで記されていたのが、漢字に
なり、読み方が分かりにくくなったこと。字名(あざな)などの文字が小さくなったこと
です。

 もう一つ、カントリーウオーカーとして残念なのが、田と畑、畑と針葉樹林といった植
生界が、従来の地形図では小さい点線で区切られていたのが、新刊では無くなったことで
す。

 例えば、田んぼと針葉樹林の間には、地図上にはないが歩けるあぜ道があるのではない
かと推測して現地に行くと、やはりあることが多かったのですが、それが新刊では、どの
辺りまでが田んぼで、どこから針葉樹林になるのかが分かりくくなり、こういう場所を探
して歩くのが少し難しくなりそうなことです。

 でも、このような境界まで、地形図用に撮った空中写真から地図に書き起こすのは難し
いかもしれず、人も予算も限られた中での地形図造りでは仕方ないのかもしれませんね。




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所沢航空記念公園の紅葉(埼玉)

2013-11-19 15:46:44 | 所沢だより
 2013年11月19日(火)

 今日もわが家周辺は快晴となり、昨日ほどに気温は上がらないものの、日中の日射しは
暖かく感じられました。

 昨日、市内ウオーキングで所沢航空記念公園に入り、園内南側の木々の間を西から東へ
と回り、紅葉を眺めてきましたので、その彩りをご覧いただくことにします。

 すでにこの秋は2回、航空記念公園の紅葉は紹介していますが、別の場所のものです。

 南駐車場そばのカエデ。


 ケヤキの黄葉


 クヌギの高木の上部です。


 ソメイヨシノの葉も、ちょうどよい彩りに。


 公園内にはケヤキがかなりありますが、伸び伸びと育っているので、思い切り枝を伸ば
しています。






 こちらにも大きなケヤキが。


 中央部にあるソメイヨシノの木々、春は満開の花が見もの。


 その東側、芝生広場の奥にあるのは、日本最初の飛行機事故で遭難したことを記した
「木村・徳田中尉像」です。


 イチョウの黄葉も、あちこちで見られました。


 モミジ




 公園の東南端近くにある池の周囲も、よい彩りになっていました。




 大きなドウダンツツジがひときわ鮮やかに。


 池には、カルガモが到来しています。




 背の高いユリノキ。


 公園内で一番広葉樹が密生している辺り。


 この近くにも、ソメイヨシノがが数本並んでいます。


 やはり背の高いプラタナス。


 ソメイヨシノの根元付近から、向こうのソメイヨシノの彩りを眺めました。


 かなり葉の落ちた木もあり、今週末までが見ごろかもしれません。




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所沢市役所市民ギャラリーで「第7回埼玉県ひょうたん展示会」(埼玉)

2013-11-18 16:48:59 | 所沢だより
 2013年11月18日(月)

 今日も引き続き暖かな日よりとなり、お昼前後に市内ウオーキングに出かけました。

 いつもの所沢航空公園内を一巡して紅葉の写真を撮り、市役所に入ったら、1階の
市民ギャラリーで「第7回埼玉県ひょうたん展示会」という催しをしていたので、観
覧しました。
       

 このギャラリーでは、写真展や生け花展、手芸展などいろいろな催しが毎週のように
開催されていますが、ひょうたんの展示会というのは、私は初めてです。

 今日が初日のようで、ほかの展示会と比べても人出の多いことが感じられました。




 このような催しは各地で開催されているようで、ほかの会場に秋篠宮殿下が行かれたと
きの様子を記録した写真も貼られています。
     

 とにかくたくさんの作品が並んでいて、何れもきれいで、アイディアにとんだ作品もあ
り、なかなか楽しい展示会です。
     

         

 出展者は48人のようです。それらの方々の多彩な作品群をご覧下さい。




 細長いひょうたんを使った作品。




 こちらは、ちょっと見にくいですが金箔のデザインが施されています。
        

 相撲を取っているのでしょうか…。


 「おもてなし茶釜」という作品。


 会長賞・金賞受賞作品


 ここには、小物がたくさん並んでいました。


 たくさんの文字を記したもの。
 

 小さいひょうたんを幾つか吊した作品


 会長賞・金賞はここにもありました。


 右が所沢市長賞。受付の記帳簿には、直前に見に来られたのか市長の記帳もありました。
        

 アイディア賞を受賞しています。


 キノコの鉢に。


 もうひとつ、会長賞・金賞が。


 この作品を撮っていたら作者のUさんが来られ、作品の作り方を丁寧に教えて下さり、楽
しいのでぜひ参加してみませんかと、お誘いをいただきました。
        

 とにかく色がきれいで、楽しい作品ばかりです。


 少し変わった作品、珍品賞でした。


 会長賞・銀賞作品。




 ひょうたんの種類って、ずいぶんあるんですね…。


 入口際の、貫禄ある作品は無鑑査。ご指導の先生のもののよう。
    

      
 この展示会は11月22日(金)まで開催中です。所沢市内の方で市役所に来られたら、
お立ち寄りになってはいかがでしょう…。




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続カタツムリ歩行 JR武蔵野線 新秋津駅(東京・埼玉)

2013-11-17 21:43:56 | カタツムリ歩行
 2013年11月17日(日)

 今日も、昨日に続き暖かで穏やかな日和に恵まれ、毎月第3日曜日に開催の「続カタツ
ムリ歩行」の第9回に参加しました。

 集合はJR武蔵野線の新秋津駅。10時8分に出発して、すぐ近くの秋津町五丁目にあ
る秋津神社に入ります。

 
 秋津神社は「秋津のお不動様」として古くから知られ、本尊の不動明王像が元禄12年
(1699)に造られたものなので、建立はそれ以前と考えられているようです。

        
 現在の社殿は、文政5年(1822)の改築とか。

 この歩きで何度か訪れている神社ですが、今日は境内のケヤキなどの色づきがちょうど
見ごろです。
     

     

 社殿の右手背後に、古い庚申塔が小さいお堂に祭られていました。
        

     
 神社の裏手から、西武鉄道の所沢駅とJR新秋津駅とを結ぶ連絡線↑のそばを下って、
左手の低地にある緑地を通過します。


 ここもケヤキの紅葉が見ごろです。
     

     

 そばの秋津一番館という大きなマンションの横を西進して、少し回り道して、東京都東
村山市と埼玉県所沢市との都県境と市境になっている柳瀬川を渡り、所沢市北秋津の住宅
地にまわりました。


 この辺りは、もと畑だったところを無秩序に宅地化したようで、道案内しにくいカーブ
の続く狭い道路が続いています。その一角にあったNさん宅には、きれいな鉢花がたくさ
ん並んでいて、よく手をかけておられることがうかがえます。
     

 住宅地を北に抜けると、行く手にかなり広い斜面林が残っていました。


 地元の方にうかがうと、その斜面林を抜ける道が以前あったようですが、現在は通過で
きないように柵が設けられているとのこと。そこで、その林の西側、西武池袋線に沿った
林間を進むことにしました。こちらも林間の道が500m位は続いていました。
     

 林は続いているのですが、持ち主は何人もあるようで、その中には西武鉄道のもの、所
沢市の谷戸崎保護地区となっているものなどがありました。
     

 林を出て折り返すように南に向かうと、茶畑の向こうに西武線所沢駅周辺の西武鉄道の
本社ビルや、くすのきホールと呼ぶホールのあるドーム形の建物などが望まれます。

 茶畑に立つファンは、晩霜でお茶の若芽が被害を受けないように、冷たい空気をかき混
ぜるためのものです。

 
 コスモスの咲き残る畑の横から再び林間を下って行くと、斜面下部の墓地に珍しい名前
のお堂がありました。
     

         
 その先の畑の隅でサザンカが咲き出し、咲き残るバラも見られます。
     

 この辺りからも、先ほどの斜面林の先方辺りが望まれました。


 新しい住宅地の一角に残る古い庚申塔。みちしるべにもなっていて「左牛沼道 右引又
道」と刻まれています。
         


 もう一度柳瀬川を渡り、もと西武鉄道のグランド跡を活用した新しい住宅地を南に抜け、
ゴールの秋津町4丁目の氷川神社に11時50分に着きました。

 氷川神社の現在の社殿は昭和59年(1984)9月に再建されたもので、鉄筋コンク
リート造りです。


 昼食後のミーティングでは、10~11月のNHKEテレ番組「趣味Do楽」の「歩く
旅をしよう」で2週、カントリーウオークに講師をした「やまさん」こと山浦正昭さんか
ら関連の話があり、12時50分に散会となりました。

 私は西武線所沢駅まで歩いて、池袋線の下り電車に乗りました。

(天気 快晴、距離 3.3㎞(所沢駅まで通算 5㎞)、地図(1/2.5万) 所沢、
 歩行地 東京都東村山市、埼玉県所沢市、歩数 7,300(所沢駅まで))





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航空記念公園で第1回所沢グルメ王座決定戦(埼玉)

2013-11-16 17:47:05 | 所沢だより
 2013年11月16日(土)

 昨日までの寒さが和らぎ、今日はこの季節並みの気温に戻って青空も広がり、穏やかな
週末になりました。

 今日は、所沢航空記念公園で「第1回所沢グルメ王座決定戦」が開催されるというので、
市内ウオーキングを兼ねて出かけてみることにしました。
     

 会場は、所沢航空記念公園内にある、所沢航空発祥記念館前の広場です。




 開会から2時間半を経過した12時半頃到着したのですが、会場は予想以上の人出で賑
わっています。


 グルメ王座決定戦にエントリーしたのは、市内からの20のグルメでした。
   

 会場の横では、ステージイペントも開催中。




 グルメは、いずれもひとつ100円か300円という値段なので、どのコーナーにも長
い列が…


    



    

 

 私も、比較的短い列に並んでみました。でも、1時間並んで2か所だけしか求めること
はできませんでした。
    

    

 私が買えたのはこの2つ。上がエントリーNo.12の「イモイモお茶目なお茶団子」、
下がエントリーNo.7の「ところ里あん」。
    

 この辺でテントの裏手、出店者の方をのぞいてみることにします。


    

    
 どの店も、たくさん並ぶお客さんに早く提供しなければと、大わらわでした。
    

 所沢市のイメージマスコット「トコろん」も、もちろん来場しています。
    

 並ぶ人のいなくなったこちらは、すでに売り切れ。


    
 グルメを買った人には、昔の足袋の「こはぜ」のような形の投票券がもらえるので、そ
れを投票所で気に入ったグルメのボックスに投票します。
    

 その結果は、何回かの中間発表を経て最終結果が発表されるようです。


 2つめのグルメを獲得した頃には、もう多くのほかの品物は品切れになっていたので、
会場を去ることにしました。


 会場の西側のソメイヨシノは、数日前より一層見ごろになっていました。


 公園の中央部にあるロータリーから南に延びる広い園路を進むと、幾つかの木々もよい
彩りでした。
    

    



 穏やかで暖かな土曜日、第1回グルメ王座決定戦は良い日和に恵まれました。





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県民の日に横瀬から西武秩父への散策(埼玉)

2013-11-15 15:21:30 | ウオーキング
 2013年11月14日(木)

 今日は「埼玉県民の日」、今年もJRを除く県内の鉄道会社から、県民の日記念の1日
フリー乗車券が発売されました。

     
 西武鉄道では、460円で県内全駅が自由に乗降できます。私の最寄り駅、西所沢から
西武秩父駅まで往復すると1,020円なので、フリー乗車券を利用すると半額以下の運賃
で済みます。そこで、西武秩父駅周辺まで往復してみることにしました。

 午前中は市内に用事があったので正午過ぎに出かけ、終点の西武秩父駅よりひとつ手前
の横瀬(よこぜ)駅に13時29分に下車しました。

 横瀬から西武秩父までは西へ直線では1.5㎞ほどですが、横瀬駅周辺の集落と中間に
ある姿の池、そしてその北側の台地にある羊山公園を越えて、秋の彩りと社寺などをちょ
っぴり訪ねてみようという計画です。

 横瀬駅の北側でガードをくぐって西に抜け、十番集落に入ります。横瀬町には大字(お
おあざ)横瀬の小字(こあざ)として、一番から十七番までの集落があるのです。


 十番集落の民家の屋敷林は、よい彩りに。

 その西側には、後で寄る予定の東林寺の大きな本堂が望まれます。


 里道を小さい流れのところまで進んで北側の車道に出ると、この集落の鎮守、八坂神社
があり、隣接してこの地域、宇根の山車蔵(だしぐら)が並んでいました。

 手前は公園の広場のようになっていて、樹木もほとんど無く、神社の境内という感じで
はありません。この辺りは八番集落になります。

 右側の建物が八坂神社の覆屋(おおいや)で、その中に小さい社殿がありますが、四面
に精巧な木彫が施されています。造られたのは弘化3年(1846)とのことです。
        

 彫られているのは、中国の寓話や三国志、鳥獣などを題材にしているようです。
     

 この社殿と隣の山車蔵に収納されている山車は、ともに町の文化財に指定されています。

 神社の前の車道を戻るように東方に少し進むと、秩父のシンボル武甲山(1,304m)
の北面が望まれます。中腹の崩れたようなところは、石灰岩の採掘によるものです。


 東南方に見えるの山の斜面は、紅葉がかなり進んでいるようです。


 先ほど南側から見えた東林寺の入口には、りっぱな地蔵堂があり、お地蔵さんのほかに
庚申塔などの石碑もあり、奉納された猿のような縫い物がたくさん下がっていました。
    

 本堂は少し先の高台にあるので、モミジの木の横を通って石段を上ります。


 まだ改築したばかりのようで、真新しい本堂。


 本堂の前からも、武甲山の全容が望まれます。


 南東には、二子山の独特の山容が。


 境内のあちこちに、羅漢像が並んでいました。
    

 車道に下って少し進むと、草地の隅の柿の木に実が鈴なりに。
    

 次の十字路を左折して西武秩父線のガードをくぐると、稲架(はさ)掛けの田んぼと、
刈り入れ前の田んぼが見られます。


 すぐ先は、横瀬町の水道の水源地になっている「姿の池」です。


 池の周辺の木々も、よい彩りを見せていました。




 池の東北端付近から、北側の羊山丘陵に上がる遊歩道があったので、林間の道を上がり
りました。
    

 途中の林の切れ目からの、横瀬町の中心部付近の眺め。


 こちらは東側の展望。


 羊山丘陵の上は羊山公園になっていて、眼下に姿の池も見下ろせます。


 公園の東端には、彫刻家・棟方志功の作品を展示する「やまとあーとみゅーじあむ」と
武甲山資料館の二つの博物館があります。武甲山資料館は、県民の日の今日は無料公開し
ていたので入館しました(ふだんの入館料は大人200円)。


 館内では、武甲山の地質や気象、石灰岩の分布と利用、武甲山の動植物などの常設展示
室があり、特別展示室では、「武甲山植物群(秋)」↓というテーマの写真展を開催中で
した。
    

 羊山公園の中心部には3つの記念碑がありますが、これはそのひとつ、秩父の山々や自
然、風俗、産業など数々の貴重な写真をとり続けた、地元の写真家・清水武甲氏の顕彰碑
です。
    
  
 近くのモミジがよい彩り。
    

 羊山公園からの武甲山。春はソメイヨシノに彩られます。


 いちばん中心部には、塔のように高い忠魂碑と、この石像が立っています。石造の人物
は、秩父鉄道の創業者で初代社長の柿原萬蔵翁とのこと。
        

 北側眼下には、秩父市の市街地が一望できます。


 その向こうの丘陵、秩父ミューズパークの上に見えるのが両神山(1723m)、日本
百名山のひとつです。

 デジカメのズームをかなり利かせたのですが、目で見るともっと小さく遠い感じ。

 15時を過ぎて風が冷たくなってきたので、羊山公園を去ることにしました。北に下り、
大正9年(1910)4月7日に秩父に来たという、若山牧水ゆかりの「牧水の滝」のそ
ばを下って市街地に入ります。
    
 滝といってもこれは人口の滝のようで、流れもわずかです。


 15時33分に西武秩父駅に着き、5分後の上り電車に乗りました。

 ちょうど2時間ほどの散策でしたが、秩父の秋色を結構楽しむことが出来ました。

(天気 晴、距離 3.6㎞ 地図(1/2.5万) 秩父、歩行地 横瀬町、秩父市、
 歩数 7,300) 





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嵐山町から東松山市へ、都幾川沿いをカントリーウオーク(埼玉)

2013-11-13 17:46:02 | カントリーウオーク
 2013年11月10日(日)

 カントリーウオークグループの第208回例会に参加した。集合は東武東上線の武蔵嵐
山(むさしらんざん)駅。11月4日に永眠された、メンバーのMNさんに黙とうを捧げ、
10時26分にスタートした。

 == 菅谷館跡から平地林と畑作地へ ==

 
 南口を出てわずかな駅前商店街を進み、県道69号を横断して菅谷(すがや)の住宅地
を抜ける。菅谷小の先で国道254号を横断し、国史跡の菅谷館跡(やかたあと)に入る。
館跡には広葉樹が多く、ケヤキなどの紅葉がかなり進んでいた。
     

 菅谷館跡は、旧川本町(現在は深谷市)で長寛2年(1164)に生まれた鎌倉武士、
畠山重忠の居館だったと伝えられ、鎌倉幕府の記録「吾妻鏡(あづまかがみ)」には、重
忠が北条氏の謀略で二俣川で討たれた際、菅谷館を出て鎌倉に向かったと記されているとか。


 現在残る遺構は、本郭(ほんくるわ)、二の郭、三の郭や土塁(どるい)、空堀(から
ぼり)などで、これらは戦国時代に改築されたものと考えられているという。


 北側の三の郭と西の郭の間から入り、二の郭や一の郭の一部を巡ってみる。二の郭の東
部には、コンクリート造りの畠山重忠像が立っていた。
        

 館跡の中心にある県立嵐山史跡の博物館前から東に抜けて、国立女性教育会館の正門へ。
一週間前の日本スリーデーマーチでは構内を東に抜けられたのだが、今日は通過できない
とのこと。北側、国道254号の歩道を回り、教育会館の東側から車道を横断して、栗畑
の間を進む。

     
 その先は平地林となり、しばらくは杉や松、広葉樹などの茂る樹林下の気持ちよい土の
道が続く。地図上の実線の道と思われたが、林を抜けるところに神社があり、少し南東に
進んでいたようで、月田橋の北側の県道172号に出た。


 県道を越えた東側はひこばえの伸びた田んぼが広がり、その先は広々とした畑作地帯が
続く。畑にはいま作物は無く、耕耘機で耕す畑が二つ三つあり、次の植え付けの準備中で
ある。


 西方をふり返ると、外秩父の盟主ともいえる笠山(かさやま)や堂平山(どうだいらさ
ん)が、やや霞んではいるが望まれる。

         堂平山                笠山 

 予報ではそろそろ雨かと思われたが、しばらくは心配なさそう。




 1㎞ほど、黒土の掘り起こされた広々とした畑や、ひこばえの伸びた田んぼの間を進ん
で、都幾川(ときがわ)の冠水橋、鞍掛橋(くらかけばし)の左岸へ。


 橋を渡り、対岸に見えた昼食地の休憩所に、12時15分に着いた。





 すぐ上流にある石積みの緩やかな堰(せき)↑や、冠水橋などを眺めながら昼食をする。
休憩舎の横にはフジの古木があり、フジ棚からたくさんの実が下がっていた。
    

 
 == 児童小説「天の園」の舞台を抜ける ==


 鞍掛橋を背に記念撮影をして、13時18分に出発する。



 橋を戻って少し先から東に進み、浄空院の山門を入る。


 浄空院は、応和2年(962)に天台宗法養寺として開基され、元亀・天正の頃禅宗に
改宗、のち文禄2年(1593)に徳川家康譜代の旗本、菅沼越後守定吉が開祖となり、
浄空禅院と改め、現在の諸堂が建立されたという。

 山門を入るとよく手入れされた松並木が続き、本堂前の庭木もきれいに整えられている。



 本堂前には十六羅漢や七地蔵など、古い石仏群が何組か並び立つ。


 大イチョウの足もとには、寄生したナンテンが伸びていた。
   


 以前はかやぶき屋根だった禅堂↑の横から北に抜け、コの字状に東へ迂回して丸木美術
館の北側を通過する。その先は、都幾川左岸段丘上に延びる広葉樹の斜面林下の、緑陰の
道が続いていた。
     


 まだ豊富な緑の葉を残す栗畑を抜け、車道を横断して東側の唐子(からこ)中央公園の
西端へ。

 唐子で生まれた打木村治(うちきむらじ)の、この地を舞台にした長編児童小説「天の
園(てんのその)」ゆかりの「天の園記念碑」の横を進んで、背後から唐子神社境内に入
って拝殿前で小休止した。


 ちなみに、この唐子神社、昼食をした鞍掛橋や鞍掛堰、都幾川など、何れも「天の園」
の舞台。「天の園」は「路傍の石」や「次郎物語」とともに三大児童文学といわれている
という。

 唐子中央公園のグランド横を北に抜け、県道344号を500m近く進む。北に折れる
とすぐに県史跡の若宮八幡古墳があり、その上に八幡神社が祭られている。


 若宮八幡古墳は6世紀後半に造られたもの。ほぼ当時のままの形で残されており、「切
石切組積工法」と呼ぶ構造で、当時の土木技術の高さがうかがえる貴重なものとか。小説
「天の園」には、この古墳も「恐怖の八幡穴」と紹介されているという。


 墳丘上の八幡神社の横壁には、明治初期に「若宮蠶業共有會」が奉納した繭玉の額が残
されており、現在はほとんど無いが、今日歩いたエリアの地形図上には多くの桑畑が記さ
れており、この地が養蚕の盛んだったことがうかがえる。

 住宅や畑の間を北東に進んで国道254号を横断し、さらに広葉樹林や栗畑の間を進む。
関越自動車道の歩道橋、中宿橋を渡って北へ、東武東上線の森林公園駅に15時43分に
ゴールした。

 午後は雨の予報だったが、雨には降られず、ほとんどが車の心配の無い野道を歩くこと
ができ、幸いだった。

(参加 16人、天気 曇一時晴、距離 11㎞、地図(1/2.5万) 武蔵小川、歩行
 地 嵐山町、東松山市、滑川町、歩数 19,400)




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