2010年6月13日(日)
例年より梅雨入りが遅れ、この日の第174回例会は、雨の心配がなさそう。
大阪から帰られたKさんが、まる9年ぶりに参加し、皆さんから大歓迎を受ける。
参加者19人は4組に分かれて、10時12分に出発した。
==脚折の社寺を回り鶴ヶ島運動公園へ==
西口を出て、関間四丁目の住宅地に残る平地林沿いを進む。豊富な緑陰の一
角に、地図上にはない神明神社があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/6b/d4fcb35484c290aada963ce878a6f8c3.jpg)
関越自動車道 鶴ヶ島ICの南側をくぐり、流れに沿って少しで、雷電池(かんだち
いけ)公園へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e3/553b544283c4f37cb003c79fd63de330.jpg)
雷電池は、オリンピック開催年に「脚折雨乞(すねおりあまごい)」行事が行われ
ることで知られ、当日は長さ36m、重さ約2トンの大蛇が泳ぎ回るという。
脚折四丁目交差点で国道407号を横断し、脚折町六丁目の住宅地へ。屋敷の
広い古くからの農家が多く、その一つ、T家には、シダレザクラだろうか、蔵の横に
大きな木が枝を広げ、道路際には、3色のキョウチクトウが並ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f3/cc37a81056738cbbc659b462bf6c3b91.jpg)
少し蒸し暑くなったので、すぐ先の善能寺に入って水分補給。広い境内は、よく
手入れされたツツジが咲き、梅、松、モミジなどが鮮やかな彩り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/0c/af6feccd1294392aae8ee0c4a1f4f4b9.jpg)
鐘楼や石灯ろう、庭石、ハスの浮かぶ池なども、目を和ませてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/43/3b92c8015b379118c756812b9b832b94.jpg)
寺の開山は不明だが、慶長元年(1596)に中興開山し、現在の本堂は天保
14年(1843)の建立、明治5年(1872)の学制制定に伴い、鶴ヶ島学校の校
舎としても使用されたという。
南側に少しで白髭(しらひげ)神社へ。豊富な広葉樹に囲まれた境内。社殿の
背後に、「脚折のケヤキ」と呼ぶ、幹回り7m、樹高17m、樹齢900余年という、
県天然記念物の大ケヤキが立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/2d/7c3522ab5c2bfca5657b4240826582ef.jpg)
幹の下部は、腐食防止工事が施されていた。
社殿の正面に掲げられた「白髭神社」の文字は、海軍大将 東郷平八郎の筆に
よるものである。
西側の車道へ出て南へ、才道木交差点の先から、鶴ヶ島中裏手の細道を進む。
リサイクルショップのそばに、「天神下地蔵尊」と呼ぶ小さなお地蔵さんが立つて
いた。
西側の展望が開け、遠く奥武蔵の山並みが霞み、周辺には花盛りの栗林が多く、
強い匂いが漂う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/50/35242362839ed1c339ccd1317b552346.jpg)
標高40mの三角点付近で、杉並木の続く国道407号・日光街道を横断する。
三角原にある市立図書館前を左折して、畑の中の農道を進む。雑木林の間を抜け、
墓地の横から慈眼寺に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d9/6c3c2522c61677330dc406d18d2bed4d.jpg)
本堂の右手前に、黒ハイマツの老樹が格好良い枝を見せ、山門のそばには、細
い若葉からそれとは思えぬシダレザクラが立っていた。
長大な建物のカインズホームの南側から圏央道の東に抜け、昼食地の鶴ヶ島運
動公園へ。
釣り人がたくさん糸を垂れる池に沿って進み、昼食地の東屋(あずまや)のところ
に12時27分に着いた。
池の周囲は桜が多く、咲き出したアジサイも並ぶ。園内は背の高い広葉樹に覆
われ、むし暑さを忘れさせてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/d0/122e46a28b1abf6cb4e224ea96f5ea8c.jpg)
==小畔川沿いの田園を眺め==
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/dd/90f864fdaebbfbf6e5d8df668f10721e.jpg)
池を眺める桟橋で記念撮影をして、13時25分に運動公園を出発する。
公園の南に回り、畑や平地林の縁などを通過する。住宅への通路に、良く刈り込
まれたツツジが並んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f5/e3a4b9f24b8f2dc2ce7707dc2bda39d3.jpg)
小畔(こあぜ)川左岸沿いの田園地帯に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/4e/f1f3cf995716e60bcc3146b650f5a614.jpg)
休耕田を利用した、笠幡菖蒲園の花菖蒲は、まだ咲き始め。見ごろはもう少し先
だが、一面の緑の中で花の彩りが目につく。
近くの田んぼでは、カルガモが泳いでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e6/e4993c964165cd099f7fabdfc66fe434.jpg)
川沿いに広がる早苗田を眺め、小畔川左岸堤防を下流に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/83/68816607f07f48d2d70da0435c1d1eae.jpg)
木陰のあるところで小休止すると、川面を撫でる風が心地よい。
標高31.5mの三角点標識のある車道を横断し、川を離れて田んぼの真ん中を
貫く農道に入る。
夏祭りが近いのか、関越自動車道の橋の下で、祭り太鼓の練習をするグループが
いる。その北側の橋下を抜け、再び小畔川左岸沿いへ。堤内で大きく育ったクワの
木に、赤い実がいっぱいだが、手の届くところは誰か摘んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/08/a002e394c464f180ee0d8782aa3c1ec7.jpg)
車の多い車道を横断し、大きな用水池を囲む小畔水鳥の郷公園に入り、桜の木の
下で休憩する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9d/da309ce6fc1e261e38db00cbe897ecb0.jpg)
少し先で田んぼの間の農道を離れ、老人ホームの前を通過、吉田の白髭神社を経
て萬久院へ入る。
ここで最後の休憩とミーティングをして、ゴールの東武東上線鶴ヶ島駅には、15時
50分に着いた。
(天気 曇一時晴、参加 19人、距離 13㎞、地図(1/2.5万) 川越北部、歩行地
坂戸市、鶴ヶ島市、川越市、歩数 23,600)
例年より梅雨入りが遅れ、この日の第174回例会は、雨の心配がなさそう。
大阪から帰られたKさんが、まる9年ぶりに参加し、皆さんから大歓迎を受ける。
参加者19人は4組に分かれて、10時12分に出発した。
==脚折の社寺を回り鶴ヶ島運動公園へ==
西口を出て、関間四丁目の住宅地に残る平地林沿いを進む。豊富な緑陰の一
角に、地図上にはない神明神社があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/6b/d4fcb35484c290aada963ce878a6f8c3.jpg)
関越自動車道 鶴ヶ島ICの南側をくぐり、流れに沿って少しで、雷電池(かんだち
いけ)公園へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/e3/553b544283c4f37cb003c79fd63de330.jpg)
雷電池は、オリンピック開催年に「脚折雨乞(すねおりあまごい)」行事が行われ
ることで知られ、当日は長さ36m、重さ約2トンの大蛇が泳ぎ回るという。
脚折四丁目交差点で国道407号を横断し、脚折町六丁目の住宅地へ。屋敷の
広い古くからの農家が多く、その一つ、T家には、シダレザクラだろうか、蔵の横に
大きな木が枝を広げ、道路際には、3色のキョウチクトウが並ぶ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f3/cc37a81056738cbbc659b462bf6c3b91.jpg)
少し蒸し暑くなったので、すぐ先の善能寺に入って水分補給。広い境内は、よく
手入れされたツツジが咲き、梅、松、モミジなどが鮮やかな彩り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/0c/af6feccd1294392aae8ee0c4a1f4f4b9.jpg)
鐘楼や石灯ろう、庭石、ハスの浮かぶ池なども、目を和ませてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/43/3b92c8015b379118c756812b9b832b94.jpg)
寺の開山は不明だが、慶長元年(1596)に中興開山し、現在の本堂は天保
14年(1843)の建立、明治5年(1872)の学制制定に伴い、鶴ヶ島学校の校
舎としても使用されたという。
南側に少しで白髭(しらひげ)神社へ。豊富な広葉樹に囲まれた境内。社殿の
背後に、「脚折のケヤキ」と呼ぶ、幹回り7m、樹高17m、樹齢900余年という、
県天然記念物の大ケヤキが立つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/2d/7c3522ab5c2bfca5657b4240826582ef.jpg)
幹の下部は、腐食防止工事が施されていた。
社殿の正面に掲げられた「白髭神社」の文字は、海軍大将 東郷平八郎の筆に
よるものである。
西側の車道へ出て南へ、才道木交差点の先から、鶴ヶ島中裏手の細道を進む。
リサイクルショップのそばに、「天神下地蔵尊」と呼ぶ小さなお地蔵さんが立つて
いた。
西側の展望が開け、遠く奥武蔵の山並みが霞み、周辺には花盛りの栗林が多く、
強い匂いが漂う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/50/35242362839ed1c339ccd1317b552346.jpg)
標高40mの三角点付近で、杉並木の続く国道407号・日光街道を横断する。
三角原にある市立図書館前を左折して、畑の中の農道を進む。雑木林の間を抜け、
墓地の横から慈眼寺に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/d9/6c3c2522c61677330dc406d18d2bed4d.jpg)
本堂の右手前に、黒ハイマツの老樹が格好良い枝を見せ、山門のそばには、細
い若葉からそれとは思えぬシダレザクラが立っていた。
長大な建物のカインズホームの南側から圏央道の東に抜け、昼食地の鶴ヶ島運
動公園へ。
釣り人がたくさん糸を垂れる池に沿って進み、昼食地の東屋(あずまや)のところ
に12時27分に着いた。
池の周囲は桜が多く、咲き出したアジサイも並ぶ。園内は背の高い広葉樹に覆
われ、むし暑さを忘れさせてくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/d0/122e46a28b1abf6cb4e224ea96f5ea8c.jpg)
==小畔川沿いの田園を眺め==
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/dd/90f864fdaebbfbf6e5d8df668f10721e.jpg)
池を眺める桟橋で記念撮影をして、13時25分に運動公園を出発する。
公園の南に回り、畑や平地林の縁などを通過する。住宅への通路に、良く刈り込
まれたツツジが並んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/f5/e3a4b9f24b8f2dc2ce7707dc2bda39d3.jpg)
小畔(こあぜ)川左岸沿いの田園地帯に出た。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/4e/f1f3cf995716e60bcc3146b650f5a614.jpg)
休耕田を利用した、笠幡菖蒲園の花菖蒲は、まだ咲き始め。見ごろはもう少し先
だが、一面の緑の中で花の彩りが目につく。
近くの田んぼでは、カルガモが泳いでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/e6/e4993c964165cd099f7fabdfc66fe434.jpg)
川沿いに広がる早苗田を眺め、小畔川左岸堤防を下流に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/83/68816607f07f48d2d70da0435c1d1eae.jpg)
木陰のあるところで小休止すると、川面を撫でる風が心地よい。
標高31.5mの三角点標識のある車道を横断し、川を離れて田んぼの真ん中を
貫く農道に入る。
夏祭りが近いのか、関越自動車道の橋の下で、祭り太鼓の練習をするグループが
いる。その北側の橋下を抜け、再び小畔川左岸沿いへ。堤内で大きく育ったクワの
木に、赤い実がいっぱいだが、手の届くところは誰か摘んでいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/08/a002e394c464f180ee0d8782aa3c1ec7.jpg)
車の多い車道を横断し、大きな用水池を囲む小畔水鳥の郷公園に入り、桜の木の
下で休憩する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/9d/da309ce6fc1e261e38db00cbe897ecb0.jpg)
少し先で田んぼの間の農道を離れ、老人ホームの前を通過、吉田の白髭神社を経
て萬久院へ入る。
ここで最後の休憩とミーティングをして、ゴールの東武東上線鶴ヶ島駅には、15時
50分に着いた。
(天気 曇一時晴、参加 19人、距離 13㎞、地図(1/2.5万) 川越北部、歩行地
坂戸市、鶴ヶ島市、川越市、歩数 23,600)