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あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

「石神井公園ふるさと文化館」の「武蔵野鉄道開通110周年」展へ〈後半〉(東京・練馬)

2025-05-14 17:27:00 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
2025年5月8日(木)  〈後半:ふるさと文化館の常設展など観覧後、2つの寺へ〉


 「石神井公園ふるさと文化館」で企画展示を観覧後、常設展示室へも入ったが、何度も観
覧しているのでほぼ通り過ぎる。


     




 出口近くで記念スタンプを捺し、最後に最近館長に就任したらしい区内在住の漫画家、
村上もとか館長の挨拶や関連の資料などを見て、常設展示室を出た。





 

 2階西側にある展示コーナーにも回り、練馬区内の伝統工芸や新工芸作家の作品の幾つ
かも観覧する。


     
 
 1階の受付などのあるホールを見下ろして、1階に下る。


 入館した1階東側の出入口近く、壁面には都内の博物館などのポスターが。




 受付で企画展示室と常設展示室で押捺したスタンプを見せて、葉書大の記念品をもらう。



  記念品
  


 受付の奥、西側の展示コーナーもザッと一巡した。




 その奥にある食事処、3月には食事した うどんの「エン座」は休館日だった。


     12時35分に退館して、3月にも回った2つの寺院を再訪することに。
     

 西側の都道444号を横断して住宅地の間の細道を西へ、都道際の民家のモミジの彩り。
      


 次のT字路際の民家ではサクランボがたくさん色づき、ヒヨドリらしいのが2,3羽で
ついばんでいた。

 
     近くのカシの葉は、淡い新緑の彩り。
     

 長屋門の前のT字路を左折して南へ、都道25号に出てすぐ東側の「道場寺」へ。

 山門への参道は閉ざされているので、右手の参道から境内に入る。

  山門を入った左手(西北)にある三重塔は、モミジの新緑に遮られ一部しか見えない。
  

 
 正面の本堂に参拝、本堂前の柔らか彩りのモミジ。



     鐘楼の東側のモミジは秋のような彩り。
        

   
 道場寺を出て、都道25号の南側、石神井小側から山門前のクロマツを眺め、石神井小
際のツツジ沿いに西進する。


 100m余りで「三宝寺」(さんぽうじ)門前へ。こちらも豊富な新緑に覆われている。


  


 四脚門の山門は練馬区指定有形文化財、山門を入ると右手に鐘楼が。



  正面の本堂に参拝後、西側の多宝塔際へ。
  

  
 さらに数段上がると境内西側に大きな観音像が東向きに立ち、その間、北側には如意輪
観音堂がある。


 観音堂の北側の林間には「四国八十八ヶ所お砂踏み道」が巡らされ、その奥に弘法大師
を祭る大師堂もあるが、多宝塔横から眺めるのみにした。

 

 本堂前に戻り東へ、東側の参道横に咲くシャクナゲはもう遅め。そばのウツギが咲き出
していた。



 近くのハナミズキの新緑


 もとは勝海舟邸の門だったという長屋門から境内を後にした。


  道場寺の西南端まで戻り、角にお地蔵さんの立つ横から北に延びる細道を北へ。
  

 西側の民家で咲き残るツツジ


     
 長屋門の前を右折して東へ、サクランボの実る家の東側まで戻り、住宅地の間の細道を
北へ抜けて三宝寺池の東側、水辺観察園近くへ。
 
 
 水辺観察園の水辺で、カキツバタが咲き残る。


 南北に走る都道44号を横断して石神井池の西北端へ回ると、水辺にカルガモが。



 石神井池の北側の歩道を東へ、ところどころで池を眺めながら進む。


 北側には瀟洒な住宅が続いている。



 中の島周辺のやわらかな新緑や波紋など。






     
     バラの絡まる洋館の横で池を離れ、北に延びる住宅地の間の静かな道へ。


  突き当たりのT字路を右折して東へ、商店街に入り石神井公園駅に向かう。
  


 駅前に13時50分頃戻り、丸亀製麺に入って遅い昼食を。


 梅とろろ豚しゃぶうどんと、さつま芋天(950円)で昼食とした。

 
 駅前の石神井観光案内所にもう一度入り、練馬の銘菓を2つ求める。


 石神井公園駅14時29分発下り飯能行の急行電車に乗る。 

 
 15時05分に帰宅した。 

 



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「石神井公園ふるさと文化館」の「武蔵野鉄道開通110周年」展へ〈前半〉(東京・練馬)

2025-05-10 22:06:01 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2025年5月8日(木)  〈前半:石神井池からふるさと文化館の企画展へ〉

 爽やかな五月晴れの今日は、3月にも訪れた「石神井公園ふるさと文化館」での企画展
「武蔵野鉄道 開通110周年」の観覧に行くことにした。
  
 武蔵野鉄道とは、現在の西武池袋線の前身である。


 自宅を9時20分に出て、西武池袋線の上り急行電車に乗り、石神井公園(しゃくじい
こうえん)駅で9時56分に下車した。


 前回同様に、中央改札を出て右側の「石神井観光案内所」に入り、幾つかのリーフレッ
トなどを入手し、10時07分にスタートする。
     

  
  駅前広場から南東側のバス道路を南へ、沿道の民家に咲く花。
     

 緩やかに下り都立石神井公園の一角、ボート池とも呼ばれる石神井池の東端へ。

 一昨日までの連休の間は賑わったであろうボート乗り場のボートやスワンボートは、今
日は全部並んだまま。

     
          池の畔にある大きなシャリンバイに花がいっぱい。
          

  池の東南端から、池沿いの園路に入って西進する。
  

 振り返り見るボート乗り場の周辺



 新緑あふれる園路沿い、池を眺めながら進む。




 中の島に架かる南側の橋


 反対側には野外音楽堂が。




     

  少し先には、「聖衣」と呼ぶイタリア産大理石製の彫刻が立つている。
  

 北側の斜面を上がり、諏訪稲荷合神社に参拝した。


     
     社前の細い車道を東へ、近くの民家に見慣れぬ花が。


 そばのヤマボウシも咲き出していた。


 つぎのT字路を右折して南へ、すぐ先にある野草観察園に入った。


       
     新緑に覆われた園内を一巡したが、咲いていた花はわずか。






 ムサシノキスゲ






 西側の池淵史跡公園へ、こちらも豊富な新緑に覆われている。



 その北西側にある練馬区指定文化財「旧内田家住宅」へ。ここも何度か来ているので、
ザッと回るのみに。






 その西側が、今日の目的地の「石神井公園ふるさと文化館」。東側入口から11時05分
に入館した。


     
     2階への階段を上がり、左手の企画展示室へ。 


     

  企画展のチラシ裏面に記載の企画展のねらいなど
  

  入口際のパネル
  



 年代順に従い、武蔵野鉄道から西武鉄道へと変わる110年の歩みを、資料や文書、地
図や写真、時刻表や切符など多彩な資料が展示され、順次観覧する。

 それら展示の幾つかを。







  

  











  



















  











  

  

       





  





  



  

 私は、西武池袋線沿線に1952(昭和27)年から現在まで、途中約4年ほどを除き、
ずっと住んでいて、最寄り駅は練馬、西所沢、小手指、狭山ヶ丘の4駅になる。

 通算すれば70年近くになり、約45年の通勤先のほとんどがJR山手線内だったこと
もあり、池袋駅には数えきれぬほど下車している。

 さらに、奥武蔵や秩父方面へのハイキングや観光、さらに数多くのウオーキングなどで
も沿線を多数訪ねており、西武池袋線31駅と延長上の西武秩父線5駅の全駅に下車した。

 このように、西武池袋線は私にとっては欠かせぬ交通機関であり、今回の企画展は過去
を知り思い出されたことも多く、大変興味深く観覧した。           〈続く〉   

 


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狭山稲荷山公園の桜と狭山市立博物館の「伊東亘展」へ〈後半〉(埼玉・狭山)

2025-04-13 12:51:05 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2025年4月8日(火)  〈後半:狭山稲荷山公園西方から狭山市立博物館へ〉


 狭山稲荷山公園の園路の中央部、十字路横を右折して南西方へと緩やかに上がり、ソメ
イヨシノや淡い芽吹きなどを長めながら進む。






 クヌギの花



     園路の西側では、レンギョウが花いっぱい。
     
 
 近くのチューリップも咲き出している。




 狭山稲荷山公園の西南端付近まで進み、狭山市立博物館のそばへ。

 
 館の北側に展示されていた作品。


 狭山市立博物館に12時30分に入館して、企画展「伊東亘展 ペーパーレリーフの世
界」を観覧することに。(入館料300円)


     チケット
     

  企画展のリーフレット(表)
  

 企画展は2階の企画展示室と1階の「舞い舞いホール」が会場で、2階から回るよう
受付で言われたのでまずは2階会場へ。

 

 企画展のリーフレット裏面に掲載の企画展の説明↑と伊東亘の略歴↓


 最初のコーナーは「グリム童話」のペーパーレリーフが17点あるが、その幾つかを。


     
       「かえるの王様、あるいは鉄のハインリッヒ」
     
          
            「漁師とおかみ」


   「親指小僧

     
       「トゥルーでおばさん」

          
            「黄金の鳥」

     
       「三枚の鳥の羽」
   
 次は「宮沢賢治」のペーパーレリーフ作品が。



   「虔十公園林」(けんじゅうこうえんりん)


   「さしき童子のはなし」


   「水仙月の四日」


   「オッペルト象」


 さらにケース内にはスクラップや著書なども。







 「マザー・グース」のペーパーレリーフなど。


    

          



 2階の企画展会場を出て、1階の「舞い舞いホール」を、円形に下るスロープから見下
ろしながら下る。


 1階「舞い舞いホール」の展示を、反時計方向に観賞する。



 「遠野わらべ唄」のペーパーレリーフ




     

 「額縁を飛び出した作品」


  大きな顔のペーパーレリーフ「顔」
  

 「舞台美術」コーナー、「面」の中の「キツネ」と「タヌキ」

 
 同コーナーの「釈迦如来の宝冠」


 ペーパーレリーフ作品は初めて見たが、段ボールを加工することにより、このように緻
密な表現や細かい文字までも描けるという、伊東亘さんの素晴らしい技に感心した。

 13時12分に企画展の観覧を終えて、舞い舞いホールを出た。

 何度も観覧しているので常設展示室は省き、ロビーにあったほかの博物館などのチラシ
を入手後、館内のレストラン「稲荷山カフェ コメと茶」で昼食をすることに。


  注文を待つ間、テーブルから眼前のケヤキの高木などを眺める。
  

 メニューは前回とは変わり、今日はビーフカレーとアップルジュース(1,330円)を
注文し、美味しくいただいた。


 市立博物館を出て、狭山稲荷山公園の南側園路を正門方面に向かう。館の近くに咲く純
白のサクラ。





 その先にも、何本もの大きなソメイヨシノの古木が満開の花を。



 入口に近い十字路際には、シーツを広げて休むグループが多い。



 14時ちょうどに稲荷山公園駅に戻り、14時04分発池袋行き 西武池袋線上り電車に
乗る。

========================================

 当「goo blog」からの突然のお知らせにビックリ!

 19年以上にわたって利用してきた、当「goo blog」は11月18日(火)をもって
サービス終了
とのこと。

 ほかのブログへの移行方法などについては、近日中にお知らせがあるようだが、移行し
て継続するか、それともこの機会におしまいにするか、少し考えてみたい・・・




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狭山稲荷山公園の桜と狭山市立博物館の「伊東亘展」へ〈前半〉(埼玉・狭山)

2025-04-12 10:45:46 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2025年4月8日(火)  〈前半:狭山稲荷山公園の東側や稲荷山公園のカタクリなど〉


 午前中、2か月ごとに定期検診を受けている病院での内科の診療を10時過ぎに終えた。

 今日は快晴なので、この後、狭山稲荷山公園の桜などを観覧することにして、狭山ヶ丘
駅から10時43分発の西武池袋線下り電車に乗り、2つ先の稲荷山公園駅で10時48
分に下車した。



 南口改札を出て踏切を渡り北口駅前へ。眼前には、西側一帯に広がる県営狭山稲荷山公
園の満開の桜が望まれる。





 駅前の道路を北へ少しで、花見客用の露店も並ぶ狭山稲荷山公園の正門を入る。



 すぐ先の十字路を右折して北に延びる園路へ。園路沿いや東側の芝生広場の向こうの駅
前から延びる道路側のソメイヨシノも花いっぱい。







 園路の西側の、クヌギなどの広葉樹の芽吹きも始まっている。 


  

 それらを眺めながら進み、 園路が左へカーブし始める辺りで北側の芝生広場に入り、
公園の東北端方面へ。





 左手の広葉樹も淡い芽吹きも眺め、公園を出て戸建て住宅地に入ると、最初の民家の庭
先にはたくさんの鉢花などが目につく。






 次の十字路際の民家にはアセビが咲く。

 

 狭山市の稲荷山配水場のタンク横を北に少しで、市営稲荷山公園へ。


 西方から北方への展望が広がり、北向き斜面の上にも何本かのソメイヨシノが。

 
  
  展望台からは、暖気で少し霞んではいるが奥武蔵や奥秩父の山並みなどが望まれる。









 展望台の東側からソメイヨシノの間の階段を下り、稲荷山緑地保全地区下部のカタク
リ自生地へ。
     

          


 ボランティアの方々の手入れにより、100m前後のエリアにたくさんのカタクリが
花開いていた。


     

          





     
 自生地の東端から西端まで観賞しばがら進んで折り返す。
 


 展望台まで戻り、周辺のソメイヨシノや咲き出したツツジなどを眺めた。





 狭山稲荷山公園に戻り、芝生広場を南進して周遊する園路まで戻って西方に向かう。





 少し進むとヤエザクラも咲き始めていた。


 モミジの芽吹き





 園路の中央部のT字路まで進むと、そばのフレンズガーデンにクリスマスローズやチュ
ーリップなどが咲く。 



                                     〈続く〉                    
  
 



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「石神井公園ふるさと文化館」の「石神井ものがたり展」へ(東京・練馬)〈後半〉 

2025-03-29 17:39:02 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2025年3月14日(金)
    〈後半:石神井公園ふるさと文化館から道場寺と三宝寺へ〉  

 石神井公園ふるさと文化館での企画展「石神井ものがたり」を観覧後、何度か観覧して
いる常設展示室にも入り、10分足らずでザッと一巡する。




 練馬大根と、それを漬けた大樽








     

          




 さらに2階西側の展示エリアにも回り、最近の区民の作品の幾つかを観覧した。











 背後の中庭に咲く桃

 
 1階に下りて館内の食事処「エン座」で昼食をと考えたが、満員だったのでいったん周
辺を回ってくることにして、12時40分過ぎに北側の正面出入口から退館した。


 西側を南北に走る都道444号・井草通りの西側、民家の大きな河津桜が見ごろ。


     

 南に緩やかに下り、石神井図書館南東側の交差点を右折し都道25号を西へ少しで、石
神井小の北側にある「曹洞宗 道場寺」へ。




 正面の山門への参道は閉じられていて、右側から回って入る。
  
  道路際のクロマツは樹高25mあり、「ねりまの名木」に指定されている。
  


 室町様式の山門を入った左手(西側)に三重塔があり、手前の木が茂ると見にくいが、
いまは枯れ枝で見通せる。
  

 道場寺は、中世に付近を支配していた豪族・豊島氏の菩提寺で、本尊は釈迦如来とか。

 正面の本堂は、奈良の唐招提寺の金堂を模した天平式の建物。


  

 その右手に庫裡があり、武蔵野三十三観音霊場第2番の納経所になっている。



 境内東南側に鐘楼があり、その前のピンクのサクラがまさに見ごろ。





 左手のヒカンザクラも開花直前、さらに左手のシダレ梅はピークを過ぎていた。


  道場寺を後にしてさらに西へ、都道から望む三重頭。
  

     道場寺の西南端にはお地蔵さん祭られている。
     

 すぐ先の広い境内は真言宗智山派の「三宝寺」で、三宝寺は、石神井城の落城後、太田
道灌が東方約500mのところから移設したと伝えられ、参道の中ほどにある四脚門は三
代将軍家光の「御成門」として築かれたもののよう
で、本尊は不動明王だという。


  東側にある長屋門は通用門になっているが、もとは勝海舟邸の屋敷門で、練馬区旭町の
兎月園にあったが取り壊し処分されそうになったのを、当時の練馬区長の斡旋で昭和35
(1960)年に移築したのだという。



 その長屋門から境内に入るとハクモクレンの芽が膨らみ、枝垂れ梅の花は残り少ない。




  樹高26mのイチョウは「ねりまの名木」に指定されている。
  

 本堂前にある境内の案内図


 
 

  本堂↑に参拝後、少し高い西側に上がると多宝塔が。
  


  その先には観音堂↑や大きな観音立像があり、何れも近年の建立のよう。
  

     


 それらの背後、本堂の西北側一帯の樹林下には、「四国八十八か所のお砂踏み霊場」が設
けられている。






 その間を進むと、本堂寄りの最奥には弘法大師を祭る大師堂がある。


     


 本堂から正面の四脚門への参道の右手には、大黒堂・子育千体地蔵堂もあり、その前の
アカマツも「ねりまの名木」。
   

 四脚門から出て三宝寺を後にした。


 南側の都道を道場寺の手前まで戻り、サクラソウの鉢と道場寺西南のお地蔵さんの間の
細い通りを北へ。


     道成寺の本堂西側、塀際にも白梅が咲き残る。
     


 突き当たりが長屋門のT字路を右折して東へ、白梅が見頃の民家の下を進む。



 ふるさと文化館西側の民家前まで戻り、塀越しにもう一度色濃い桜を眺める。


 13時40分頃に ふるさと文化館に戻り、1階西側にある食事処「エン座」へ。


 少しだけ待って空いたテーブルに案内され、前回も注文した看板メニューの「霙糧(み
ぞれかて)うどん」の大盛りを(1,050円)注文した。
 
 注文してから茹でるので少し待ち時間がかかるが、強い腰のある長~いうどんをおいし
くいただいた。


 店内には、一風変わったものが色々と飾られている。



 14時30分過ぎに「エン座」を出た。石神井池の西端に回り、帰路は池の北岸沿いを
東進することに。



 北岸沿いには、瀟洒な住宅が並んでいる。



 石神井池の中の島近くにある民家に 咲く草花




  
  白亜の洋館の庭先で、ハクモクレンとボケが咲き始めていた。




  
  近くの民家では、大きなムラサキモクレンが。


 その横から、住宅街を北に延びる静かな区道を緩やかに上がる。突き当たりのT字路を
右左折して、駅前へと続く商店街へ。
  

 石神井公園駅に戻り、15時09分発の西武池袋線下り飯能行き急行電車に乗る。


  今日歩いたエリア
    




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「石神井公園ふるさと文化館」の「石神井ものがたり展」へ(東京・練馬)〈前半〉

2025-03-27 22:33:50 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧

 3月に入り、テレビで「放送開始100周年」や「昭和100年」に関わる特集番組が
幾つも放映され、それらを視聴する機会が増えたりして、いつもよりさらに投稿のずれが
生じ、2週間も経過したレポートとなった。

========================================

 2025年3月14日(金)
    〈前半:石神井公園ふるさと文化館での企画展へ〉

 前回と同様に会期が残り3日間になったので、今日は「練馬区立 石神井公園ふるさと
文化館」で出開催中の企画展「石神井ものがたり」の観覧に出かけた。
  

 西武池袋線の上り電車にて、石神井(しゃくじい)公園駅で10時10分に下車した。


 いつものように東口に出て、駅の高架下の「石神井観光案内所」で練馬区内のリーフ
レットなどを幾つか入手する。



 駅前広場には、練馬区登録有形文化財の「石神井火社站(かしゃたん)之碑」がある。
     
 大正4(1915)年の武蔵野鉄道 石神井駅(現在の西武池袋線 石神井公園駅)の開
業を記念して、5年後の大正9(1920)年に建立されたもので、西武池袋線は今年
で開業110年になる。

 駅前広場の南東側から、南に延びるバス道路を少し進んで稲荷神社に参拝する。



 
  拝殿の左手前にあるシラカシは区内で最大級のようで、「ねりまの名木」である。
  

  
        バス通りに並ぶ数本の河津桜だろうか、若木の何本かは見ごろに。
        

 緩やかな坂を下り終えると「石神井池(通称 ボート池)」の東北端で、ボート乗り場
がある。


 道路際のコブシかと思われる花が、チラホラと咲き始めている。



     近くの芦原には、2羽のアオサギが。
     


 池の東南端から、池沿いの遊歩道を西進する。





 北岸に何本か立つヤナギの芽が膨らみ、柔らかな彩りで風に揺れる。


 さらに進むと、駅の北口周辺に立つタワービル2つが望まれた。

 
 池のあちこちでキンクロハジロが泳ぐ。


 中の島の橋は、駅近くに私の初めての職場があった1950年代と同じよう。


 橋の南西側に咲き残る紅梅。


 野外ステージ前を過ぎる。


 池の西南端近くに立つ彫刻は、 1984年3月に設置された「聖衣」と呼ぶ三澤憲司
作品で、イタリア産の大理石で造られたよう。
  


 その側辺りから南側斜面を上がり、野草観察園へ。


 まだ咲く花はわずかで、その中から幾つか。

 ユキワリイチゲ


 

     フキノトウもひとつだけ。
     



     ミスミソウ
     

          サクラソウ
            
  
 オオアマナだろうか?   


 野草園を一巡後、西側に続く「練馬区立 池淵史跡公園」へ。


 サンシュユ


 中央部にある縄文時代の竪穴住居跡


 公園の北西側には、練馬区指定文化財の「旧内田家住宅」が移築されている。



 南側の入口近くに咲く梅やミツマタ







 ここも何度も訪ねているが、いつも土間を抜けただけだったので、今日は靴を脱いで
上がって各部屋を一巡することにした。










  かやぶき屋根の屋根裏
  

 台所から裏に抜けると古い井戸が。


 この後、今日の目的地の「石神井公園ふるさと文化館」へ。

 東側の入口から11時35分過ぎに入館する。

 こちらは北側中央部の表口周辺


  
  階段を上がって2階の企画展示室へ。
  

       


 入口から反時計回りに、年代順の展示を順次観覧して行く。それらの中から幾つかを。

     最初に駅前広場で見た、「石神井火車站之碑」の拓本
     








 
 「新編武蔵風土記稿」から三宝寺池之図


 「新編武蔵風土記稿」の一部


 三宝寺境内図


  



 
 大正9(1920)年、現在の石神井公園の水辺観察園付近に開設された、日本初の
100メートルプール。
 
 


  















 

  なお、次の企画展について紹介している当館のニュース表紙
  

 ちなみに、当ブログでも紹介した「昭和30年代前半の石神井公園風景」はこちらを
 
 企画展の観覧を終えて会場を出た。この後は、何度か観覧している常設展示室にも入
ったが、以下は後半へ。                        〈続く〉




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歴史民俗資料館で「おひなさま展」観覧と周辺の社寺へ①(東京・中野)

2025-03-16 22:04:31 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2025年3月13日(木)
   〈その1〉=中野区立歴史民俗資料館で「おひなさま展」の観覧=

 会期が残り3日となったので、「中野区立歴史民俗資料館」で開催中の企画展「おひな
さま展」の観覧に行くことにする。

 自宅を9時32分出た。西武池袋線上り電車を所沢駅で西武新宿線上り電車に乗り換え、
10時34分に沼袋駅で下車した。

 駅周辺では、中井駅~野方駅間連続立体交差事業の一環で線路の地下化工事を進めてい
て、 線路敷きには木材が敷き詰められている。




        
 北口に出て駅のスタンプを捺してから線路沿いを東へ、民俗資料館に向かう途中、近く
の沼袋氷川神社に向かう。

 
 そのあと、近くの禅定院、それに百観音・明治寺にも寄ったのだが、それらのレポート
は次回にして、江古田4丁目の新青梅街道沿いにある、中野区立歴史民俗資料館に12時
ちょうどに着いた。




  


 館内に入り、左手の企画展示室の観覧前に、右手に展示されていたたくさんのひな壇を
まず見ることに。



  「昭和20年第以降の段飾り」として、5組のひな飾りが。
  

     

  

     

  


 ケース内の「様々なおひなさま」も。


     

 押絵雛(おしえびな)   


 流し雛


     



 ふくべ雛    
  


 左手に回り、「昭和10年までの段飾り」を。









 
 このあと、左側の入口から企画展会場へ。  



 まずは会場左手にズーッと並ぶひな壇を。

















     奥のウィンドウを左から右へ。最初は「描かれた雛」 
     

            

 明治42(1909)年製の親王飾り


 さらに右へ。



 右端は「雛道具になった調度品」  


   右端に吊されていたのは、「さげもん」と呼ぶ福岡県柳川に伝わるつるし雛。 
     

        
  
 さらに右へと回る。


 「小さな雛」   




  
  入口の右手には、当館ゆかりの「山崎家のおひなさま」の段飾りが。 

 ちなみに当館は、名誉都民 山崎喜作氏から寄贈された2,600㎡の土地に、1889
(平成元)年に「山崎記念 中野区立歴史民俗資料館」として開館したという。







 
 企画展会場の観覧後、会場入口の左手の「御殿飾り」を。


  

 企画展を一巡したので、常設展会場へ。   


   
 右手の旧石器時代から、縄文時代、旧石器時代、戦国時代、江戸時代、明治時代、左
手奥の民俗展示から昭和時代へと反時計回りで進み、最後に中央部の「中野みどころの
樹」。へと回ることに。


 竪穴住居 復元模型   












 
 民俗展示コーナー  
          

     

     
     最後の昭和時代へ   


     中央部にある宝仙寺三重頭模型。 
     

 観覧を終えて常設展会場を出た。

 正面入口を入って右手のエリアからは、東側に接する山崎家庭園が望まれる。


  受付で記念のしおりをもらい、13時03分に歴史民俗資料館を出た。
         

 館の左手(東側)に回り、山崎家の庭園や野外展示を見ることにする。
  

 まず目につくのは、樹齢500年という「椎(しい)の木」、椎は中野区の「区の木」
のよう。
  
 この大きな樹の下で、上野戦争に敗れた彰義隊が休息したと、伝わっているとか。

 鍋屋横丁の名前の由来になったという「鍋屋庭園の石橋」


 鷲宮にあった「御嶽(みたけ)神社の杉の根」で、樹齢500年とか。

 
 「とうご」と呼ぶ漬物用の大樽、鷺宮にあった漬物工場でたくわん作りに使われたもの。
     
     4,000本~7,000本の大根を漬け込むことができたという。
 
 大きな石臼は、油のしぼり粕のかたまりを細かくする際に使用したとか。

 
  
 最後にスダジイの大木をふり返り、館の裏手、北側の道路に出て、13時10分に歴史
民俗資料館を後にした。
 
 中野区立歴史民俗資料館」への地図


 当館へ来るまでと、この後の寄り道などは次回(その2)で。        〈続く〉




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狭山稲荷山公園と狭山市立博物館「狭山市の人形」展へ(埼玉・狭山)

2025-02-06 18:22:38 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2025年2月5日(水)

 立春を過ぎての全国的な寒波の到来で、今朝の所沢市の最低気温も-3.2℃、自宅を
出た直前の8時で-0。6℃、正午でも6.1℃だったようで、北海道や日本海側、西日
本や四国、九州などでも大雪のニュースが報道されている。

 朝一番で内科のかかりつけ病院での診察を受けた後、9時30分発の送迎バスで狭山ヶ
丘駅へ。狭山ヶ丘駅から9時44分発の西武池袋線下り電車に乗る。

 9時49分に2つ先の稲荷山公園駅で下車して、南口改札を出た。


 予定してきた狭山市立博物館での企画展の観覧前に、昨年12月に来たときと同様に
「県立狭山稲荷山公園」と「市立稲荷山公園」を少しだけ巡ることに。

 踏切を渡り北口駅前の横断歩道を横切り、右手(北)に少しで「県立狭山稲荷山公園」
の正面入口から入る。


 すぐ先の十字路を右折して、園内を一周するウオーキングコースになっている園路を北
に向かって進む。沿道のソメイヨシノの芽吹きまでは、まだしばらくかかりそう。


 園路が左カーブする辺りで、園路に分かれて北側の芝生広場を真っ直ぐに住宅地方面へ。

 
     
          住宅地に入る直前で、ロウバイがたくさん咲いていた。
              


 道路の広い住宅地に入り東へ、次の十字路際の民家にデコポンらしい実が。



 狭山市水道のの配水タンク際に出て西側を進み、「狭山市立稲荷山公園」の西端から入る。


 すぐ先、背の高い木の下に展望デッキに向かうと、手前のユリノキに残るものがある。


  
 展望デッキからは、西方から西北へと奥多摩や奥武蔵、奥秩父や外秩父方面の山並みが。






 東京との最高峰で埼玉・山梨3都県境の雲取山だろうか・・




 秩父の武甲山は上部のみ。                       武甲山




             外秩父の 堂平山と     笠山

 
 北方遥かに上州三山のひとつ赤城連峰も。


 さらに右手、日光連山は霞んでいてはっきりしない。

 少しの時間だけ展望を楽しみ、県立狭山稲荷山公園に戻ることにした。住宅地の別のル
ートに入ると、サザンカがたくさん咲き残る。



 芝生広場に戻り、左カーブして緩やかに上がる園路へ。


  大きな杉が3,4本立っているが、スギ花粉は付いているのだろうか・・
  

 その先から下りカーブして、T字路に突き当たって右折する。


 再び緩やかな上り園路へ。


  
  松の下を抜けて行くと、前方に外装工事中の「狭山市立博物館」が見えてきた。



 今日の主目的は この企画展の観覧、10時40分に「狭山市立博物館」に入館した。
  

         
 入館料は150円、チケットとリーフレット、出品目録をもらい、企画展最初の会場、
1階受付背後の「舞い舞いホール」へ(撮影はフラッシュや三脚を使用しなければ可)。



 まずは中央部、市内の奥富公民館所蔵品「奥富ひなまつり」のピラミッド型ひな壇飾り。













     次ぎは、右手にたくさん下がる「奥富つるし雛の会」のつるし雛の数々
     

          

     

          

 
 さらに左手に回り、たくさんの雛人形を。







 今年の干支のへびの人形も。

 
 明治・大正時代の雛人形





     ケース入のものも
     



 2月26日(水)~3月3日(月)、狭山市北部の奥富公民館で開催される「奥富ひなま
つり」のポスター
  

 「舞い舞いホール」での観覧を終えて、ホールを囲むらせん状のスロープを上がり、2階
へ。スロープ上部から見下ろした舞い舞いホール。


 2階の企画展示室が企画展示のメイン会場。


  会場に入る前に入口の手前左手に飾られた「御殿飾り」から。
  


  企画展示室に入り、左から右へと時計回りで観覧することに。
  

 享保雛(きょうほびな)

 
 次郞左衛門雛


 大正雛


 七段飾り、本来は7段用だが、ここでは3段にまとめているよう。


 内裏雛(だいりびな)


 流し雛


 金太郎


     桃太郎
     

 飾り馬


 兜差(かぶとさし)


     座敷幟(のぼり)・座敷飾り
     

     八幡太郎
     

          鍾馗(しょうき)
          

     神武天皇
     

           八重垣(やえがき)
           

     藤娘(ふじむすめ)
     

 この先は狭山市内の人形展の作品で、最初は岡野人形店



 川島屋


 
 田中人形展店


 
 狭山清玉

 
 次は中央部の展示へ

 胡蝶(こちょう)   


 雨乞小町(あまごいこまち)   


 猫引き官女   


 高砂     


     牛若丸    
     

 弁慶     


 浦島太郎   


 舌切り雀   



 企画展示室の観覧を終えて、2階ロビーの東側壁面の古い作品の展示も


 2階の常設展示室は何度も観覧しているので今日は省き、1階に下りた。

 
 退館しようとしたが、のどが渇いていたので1階入口近くにある「稲荷山カフェ コメ
と茶」に入り、りんごジュース(350円)でのどを潤し、11時45分頃退館した。

 館前にある企画展示のパネル



 狭山稲荷山公園には戻らずに、線路沿いに進んで稲荷山公園駅へ。



 稲荷山公園駅11時54分発の西武池袋線上り電車に乗る。

 小手指(こてさし)駅で下車して、北口のスーパー・ヨークフーズで買い物後、手袋の片
方を落としたのに気づく。

 駅や南口の交番で聞いたが拾得されてないとのことで諦め、歩いて自宅に向かい、13時
過ぎに帰宅した。
 



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師走の狭山稲荷山公園から狭山市立博物館へ(埼玉・狭山)

2024-12-22 22:27:46 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2024年12月4日(水)

 何度か訪れている「狭山市立博物館」で開催中の、『狭山市制施行70周年記念事業企
画展「写真でみる狭山市の70年」と「児童文学作家 土家由岐雄(つちやゆきお)展」』
のリーフレットを入手したので、観覧に行くことにした。


    

 西武池袋線下り電車に乗り、10時50分に稲荷山公園駅で下車した。

 南口改札を出て踏切を渡り、北口改札前の通りを少し進んで「県営 狭山稲荷山公園」の
正門を入る。


   
   右手の木はイタヤカエデだろうか、きれいに色づいていた。


 

 「狭山市立博物館」に行く前に、やはりいつも来たときに回る「狭山市営 稲荷山公園に
向かうことにして、園内を一周するジョギング・ウオーキング用の園路を北に向かう。

 春先には花見客で賑わう、沿道のソメイヨシノは枯れ枝に。 


 公園の北東側出口を出て、柑橘の実る戸建て住宅地を抜けて狭山市浄水場の配水塔横を
進む。





 稲荷山公園の西端から入り、すぐ先の展望台へ。


   展望台のそばに立つ木
   


 西方から北方の展望が開けていて、奥多摩から奥武蔵や奥秩父方面、さらにはるか北に
は上州三山のひとつ赤城連峰も望まれた。




 西方に東京、埼玉、山梨の3都県境で東京都の最高峰 雲取山↓(2017m)が。


 奥秩父方面、大持山、小持山と日本二百名山のひとつ武甲山など。
                                 武甲山




 外秩父の2つのピーク堂平山と笠山  堂平山↓   笠山↓


 関東平野の北端に広がる上州三山のひとつ赤城連峰


     
 展望台のみで折り返し、わずかに咲く花を眺めながら戸建て住宅地を抜けて、狭山稲荷
山公園の北東端付近に戻った。
     



     

   周遊する園路近くにある大きなプラタナスは、もう少しで葉が落ちそう。
   

 遠足に来たらしい小学生高学年と思われるグループが、昼食をしようとしていた。



 周辺のモミジやカエデ、クヌギなどの彩りを眺めながら園路を西方へ。






 中央部のT字路を右折し、さらに西方に向かい緩やかな上り坂へと進む。


 T字路際の花壇も、いまは花がわずか。


 坂を上がると園路は左(南方)へとカーブする。


   
      カシやクヌギなどの黄葉
      




 ススキの群落があり、たくさんの穂が風になびいている。




 園路の南西端付近まで進むと、目的地の狭山市立博物館が現れたが、壁面などの塗装工
事中のよう。


 北側の芝生広場には何かのグループの姿が。


 館前道路際に掲示の企画展のひとつの掲示



 11時42分に、狭山市立博物館に入館した。
       

 1階受付の背後にある円形の『舞い舞いホール』で、企画展『写真でみる狭山市の70
年』と、『児童文学作家 土家由岐雄展』の一部を開催しているが、撮影禁止。

 右手の「写真でみる狭山市の70年」については、折込リーフレット内面の一部で、そ
の狙いや展示の概要を。




 ホールの左手が「児童文学作家 土家由岐雄展」のイントロ部分のよう。折込リーフレッ
トから土家由岐雄のプロフィールや狭山市との関わりなどを。


  


 2階の企画展示室の入口横に展示の土家由岐雄の机。

 これのみ撮影可能で、会場内はやはり撮影禁止。

 
 もらった出品目録から展示内容の一部を紹介すると、額入りの童句の色紙、10歳台の
頃の写真、幾つもの童話集や長編童話の冊子、「かわいそうなぞう」に関する下書き原稿
や、それを紹介した秋山ちえ子の小冊子、童句集の数々、関わりのあった方々の色紙など、
あわせて93点が出展されていた。

 私は、土家由岐雄という児童文学作家については全く知らなかったが、訪れたことがあ
る市内の智光山公園に童句の碑があること、第2次大戦の戦時体制で処分されることにな
った「かわいそうなぞう」が多くの児童などに読み継がれていること、晩年は狭山市内に
住んで市民に童句造りを広めるなど大きな影響を与えたことなど、いろいろ知ることがで
き、ゆっくりと観覧して理解を深めることができた。


 企画展の観覧後、何度も観覧している常設展示室にも入り、ざっと一巡した。目につい
た展示をいくつか。
















 1階のエントランスホールに戻ったら、土家由岐雄の童句の色紙や最近開催されたらし
い「第九回 童句コンクール入選作品」が展示されていたのに気付く。
     

          

     

   

       

   


 ほかに、土家由岐雄が執筆の絵本を多数出版したという「栄晃社の絵本」や土家由岐雄
の色紙、狭山市童句研究会の会報なども。
     





 12時55分になったので、1階入口横にあるレストラン「稲荷山カフェ コメと茶」
に入る。
     

 「ほたて貝のクリームソースパスタとアップルジュース」(1,130円)を注文して昼
食に。


 13時30分に狭山市立博物館を出た。館前のドウダンツツジの紅葉。


     
 東側の狭山稲荷山公園の駐車場沿いには何本かのクロガネモチがあり、たくさん実が目
につく。


     



 園路沿いのクヌギなどの彩りを眺めながら公園の南側園路を東進して、正面入口から狭
山稲荷山公園を後にした。



 いまは無人の稲荷山公園駅へに戻り、3時45分発の池袋行き準急電車に乗る。
 
                                                 了




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埼玉県民の日・川越の美術館や博物館など巡る③(埼玉・川越)

2024-11-25 17:10:00 | 美術館・博物館・展覧会等の観覧
 2024年11月14日(木)(3/3)=川越城本丸御殿から喜多院へ=

 川越市立美術館と博物館の観覧を終えて、道路を隔てた南側の川越城跡へ。


 東側の初雁球場では試合中のようで、場内放送のアナウンスや歓声が聞こえる。


 南側にあるのが埼玉県指定有形文化財の「川越城本丸御殿」。ここも今日は無料公開
(通常は入館料100円)されており、正面の玄関から入館して順路に従い観覧する。


   まずは「川越城本丸御殿」リーフレットから「川越城の歴史」と「本丸御殿の歴史」
   

      

 本丸御殿案内図
 



     







 観覧順路の途中にあった「空から見た川越城跡のパノラマ」 
























     
     建物内を一巡して玄関に戻り、13時32分に本丸御殿を後にした。

 
 東側の三芳野神社境内には入らずに西側の園路を南へ、神社参道の南西端付近にある
ハナミズキがよい彩り。


 人通りの少ない市道を南へ、川越市上下水道庁舎前を通過する。


 庁舎前には「川越市民憲章」のパネルが。


   すぐ先にある浮島稲荷神社境内に入ると、大イチョウが色づき始めていた。
     


 拝殿に参拝して境内を南へ、鳥居の方に向かって進む。



 
     浮島の一角に、もうスイセンが咲いている。
     

 かなり色あせて読みにくいが、昭和57(1982)年製の説明パネル。


 近くで、バラが何輪か咲き残る。


     
 鳥居を出てさらに南進して喜多院(きたいん)入口交差点を渡り、広い境内の喜多院の
東側にある山門前へ。


 山門の右手前には、2007(平成19)年3月28日、天皇・皇后両陛下(現在の上
皇后さま)がスウェーデン国王・王妃陛下とともに訪問された時の行幸啓(ぎょうこうけ
い)記念碑が。
     
 
 背後は、喜多院第27世住職で将軍家康公の信頼あつく宗教政策の顧問的存在だったと
いう、天海大僧正(てんかいだいそうじょう)(1536~1643) の立像。
          

 山門を入り、まずは正面の本堂に参拝。


 喜多院は、830(天長7)年の創建で川越大師として信仰を集め、正月のだるま市が
有名。「家光誕生の間」や「春日局化粧の間」など重要文化財が数多く残っている。

 本堂の左手前にあった「苦ぬき地蔵尊」にも参拝した。



 このあと、境内で開催中の「小江戸 川越菊まつり」会場に入り、見事に仕立てられた菊
の数々を鑑賞する。




     

          





     


     

 こちらは、会場の一隅にあった小学生による「新聞紙によるちぎり絵」の展示。





 さらに反対側のエリア(北側)に回り、入口方向へ向かう。














     



     

          






   菊花展会場を出て、北側の木遣塚↑や多宝塔↓の横を通過する。
   

 14時10分過ぎに境内北側から喜多院を後にした。

     
 かなり遅くなったが昼食をと思いながら進むと、すぐ先右手(東側)に時の鐘のミニ版
のような塔が目につく「茶そば 寿庵」という蕎麦店があったので入ることに。


 以前も、喜多院に来たときには何度か目にしていたが、入るのは初めて。

 
 抹茶入りのとろろそば「やまびこ」を注文(1050円)する。

 盛りもたっぷりあり、美味しくいただいた。

 14時47分に寿庵を出て、本川越駅方向に向かう。喜多院の北西側の路地にある民家
のみかんが色づく。


 埼玉病院横を西進して少し南へ、10月11日(金)に「丸広川越店」での仏像彫刻展
に来た際にも入った川越市の産業観光館「小江戸蔵里(こえどくらり)」に東側から入る。


 小江戸蔵里には4つの土蔵造りの建物があるが、こちらの「つどい処」と呼ぶ展示蔵は
初めて。だが展示物などはわずかで、ザッと見ながら通過した。




     

          隣の「ききざけ処」は、10月にも入ったので通過するのみに。
          




 最後に「おみやげ処」に入り、「川越芋カステラ」のみ購入して駅に向かう。


     


 本川越駅も入る駅ビル「PePe(ぺぺ)」に北側から入り、商店の間を抜けて西武新宿線
本川越駅へ。



 15時37分発 西武新宿行き急行電車に乗り、帰途につく。

   今日巡ったエリア
   

                                      〈了〉

 



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