あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

早春の彩り(埼玉・所沢)

2014-02-28 15:35:50 | 所沢だより
 2014年2月28日(金)

 早いもので、もう明日は弥生3月になります。予想外の大雪に見舞われた2月の首都圏
にも、月末となると春の彩りが少しずつ見えてきました。

 一昨日の市内ウオーキングの帰路、わが家近くまで戻ってきたら、お寺のそばのお宅の
紅梅が、見ごろになっていました。
    

    

 とてもやわらかで、みずみずしい彩りです。




 別のお宅、Kさんの広い屋敷の片隅に咲き出した大きな紅梅の木。


 そばの家の庭では、色鮮やかな桜が何輪か開花していました。


 今日、わが家の東側の畑の隅では、ミツマタが見ごろに…。






 所沢航空記念公園の梅林に回ると、まだ2,3本の梅しか開花していませんでした。

 右下にわずかに残る雪も、今日の暖かさで午後には溶けてしまいそう。

    

    

 紅梅もこの1本くらい。


        

 南側の国道463号に延びる園路の中のナノハナが、咲き出しました。




 3月になったら、もっと沢山の花を見ることが出来るようになることでしょう。 




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さいたま市での水彩画展と写真展へ

2014-02-25 21:04:59 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2014年2月25日(火)

 久しぶりに10℃を超えて暖かな日射しに恵まれた今日は、さいたま市へ出かけました。

 JR埼京線の中浦和駅で下りて、別所沼の南側を進んで埼玉県庁前を通過します。

 県庁本庁舎は耐震補強が施されているので、今しばらくこのまま使用されるようです。


 緩やかな坂を上がった埼玉会館の第3展示室が、今日の主目的地である「第15回水繪
塾合同展」の会場です。
    

 この水繪塾には、カントリーウオークの仲間、Tさんが参加されていて、毎年作品を発
表しているので、この時期にはもう何年も観覧に訪れています。

 正午過ぎだったので、会場は空いていました。


 透明水彩画の研究をされている会員50名が、この1年間の研修の成果である200余
点の作品を出展していました。

 Tさんの作品も7点が展示されていて、ほかの方々の作品を含め、ウオーキングで訪ね
たことのある埼玉県内の自然豊かな場所を描いた作品が多く、心安まる風景をたくさん鑑
賞することが出来ました。
    

 1時間近く観覧して埼玉会館を去り、県庁のそばのそば屋さんで昼食後、埼玉県庁に入
りました。目的は、これからのカントリーウオークの参考資料に、県内市町村のパンフレ
ットを入手することです。

 最初に本庁舎1階の東玄関そばの県民案内室に入り、パンフレットの入手先を聞いたと
ころ、北側の第二庁舎1階に2か所あるとのことでした。この県民案内室にも少し置いて
あったので、それはもらいました。

 第二庁舎は県庁舎ではいちばん高層の10階建て。屋上には県内各地に向けてのパラボ
ラアンテナが並んでいます。


 第二庁舎の手前にある県農林会館のビルに、埼玉県の特産農産物の紹介パネルがありま
した。

 これによると、ねぎ、ほうれんそう、さといも、こまつなの生産量は全国1位、きゅう
り、ブロッコリー、えだまめ、かぶは全国第2位のようです。

 農林会館の左手奥にある県庁第二庁舎に、南玄関から入りました。その右手が観光課で、
部屋の外側に県内市町村などのパンフレットが並んでいました。
    

    

 もう1か所、北玄関の横にも市町村観光パンフレットコーナーがあり、こちらは市町村
別に分かるように並べてあります。
    

    

 それにしても、本庁舎の県民案内室、第二庁舎の観光課と北玄関脇というように、3か
所もパンフレットコーナーがあるのはどうしたことでしょう。

 よく見ると、同じ市町村のパンフレットが2か所か3か所に置いてありそうで、市町村
としては余計に用意しなくてはならず、人によっては同じパンフレットを複数持ち帰って
しまうことにもなりそう。

 どこか1か所に集めることはできないものでしょうか。その方が欲しい人にも探しやす
いと思うのですが…。県庁に一考をうながしたいと思います。

 ともかく、かなりの市町村のパンフレットを入手できたので県庁を出て、西側を走る国
道17号を北に進んでさいたま市役所に行き、構内にあるさいたま市民ギャラリーで開催
中の「第34回写楽調写真展」を観賞しました。

 塔の手前の建物が市民ギャラリーです。

    
 作品は42点で風景写真が主ですが、写楽調(しゃらくちょう)というのはどういうこ
とか、よく分かりませんでした。

 ところが、もらってきた出展録をよく見たら、写楽調の「調」は「ちょう」でなくて、
「つきのみや」と読むようです。「つきのみや」は浦和にある神社の名前なので、神社に
ゆかりのグループなのかもしれません。

 市役所前交差点から、市役所通りを東に向かいます。市役所の東側には防衛庁埼玉県連
絡事務所の建物があり、構内に似つかわしくないこんな塔が立っていました。
        

 その東側は知事公舎です。


 公舎の前の空き地には、こんな記念碑が。


 旧制浦和中学が、この地にあったようです。


 仲町交差点まで進んで右折して、県道65号、旧中山道を南下し、浦和の老舗書店であ
る須原屋に入り、地方出版コーナーなどを眺めましたが、特に欲しいものはありませんで
した。

 高砂2丁目交差点を左折して、最初に入った埼玉会館前や県庁の間を西に抜けて、別所
沼公園に下ります。


    
 カモの泳ぐ別所沼の畔を南下して、県道40号を跨道橋で越えて「花と緑の散歩道」へ。
        

 まだつぼみのままの桜並木の遊歩道を南下して、JR武蔵野線の武蔵浦和駅から帰途に
つきました。

 (天気 快晴 距離 7㎞、地図(1/2.5万) 浦和、歩行地 さいたま市南区、浦
  和区、歩数 12,000)




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インドネシア ジャワ島とバリ島に咲いていた花

2014-02-23 14:50:31 | 東南アジア旅行
 2月14~15日にかけて降った雪は、なかなか溶けません。梅は開花して春の兆しは
見えるのですが、わが家周辺の畑はまだ雪景色。そこで、少しでも暖かさを感じていただ
けるよう、花の写真をご覧いただくことにしましょう。

 1月21日(火)から26日(日)まで出かけた、常夏の国インドネシアの旅でみつけ
た熱帯の花です。

========================================

 1月22日(火)麻、宿泊したジャワ島のホテル、シェラトン ムスティカ ジョグジャ
カルタの8階レストランの展望台から見えた樹木に咲く花。
    
 かなりの高木なので、そばで眺めることは出来ませんでした。

 ジャワ島にある世界遺産の2大遺跡の一つ、ボドブドゥール遺跡の入り口付近で咲いて
いた花。
    

 ボロブドゥール遺跡に近くでは、以下の花が咲いていました。
    
    コンロンカのようです。

    こちらはアラマンダか…。
    

 同じ日の昼食地に咲いていたのは、熱帯性スイレン。


 午後訪ねた染色工場の中庭に咲いていたもの。


 1月23日(木)朝、宿泊したバリ島クタの、ホテル パトラ ジャサ バリ リゾート
ビラの庭に咲く花。
    

 午前中に寄った銀製品の工場の庭園には、いろいろ咲いていました。
        

    

    

        

 その後、キンタマーニ高原に上がり、昼食をしたレストランに咲くブーゲンビリア。
この花はその後、ほかでも見ました。
    

 下の2つも同じレストランで。
        

 ヘリコニアのよう。


 1月23日(木)午後の観光地、ネカ美術館に咲いていたもの。

 この花も、ほかでも見ています。

 1月24日(金)朝、連泊したバリ島クタのホテルで見つけたもの。
    

 これは、午前中立ち寄った卸問屋の中庭に咲いていた花。

 デザートローズかな。

 午前中ブサキ寺院の観光後、午後の観光地ウルワツ寺院に向かう途中、バス車中から見
つけた花。
    

 以下は、1月25日(土)、午前中過ごしたクタのホテル内を巡って行くうちに見られ
たものばかりです。
        

        

    

        

    

    スパイダーリリーという花らしい。
    

        日本でも見られるハイビスカス。 
        

        

    

        

    

 ほかでも見た、日本にもある水生植物ホテイアオイ。


 ハイビスカスも、あちこちで見ました。


    

        

 熱帯の花なので、名前の分からないものが多いです。





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所沢市役所で『「所沢」×「ゆず」』イペントを開催(埼玉)

2014-02-21 21:14:52 | 所沢だより
 2014年2月21日(金)

 正午ごろ、市内ウオーキングの途中で所沢市役所に入ったら、1階中央の市民ホール
で、『「所沢」×「ゆず」』という催しを開催中でした。
    

 これは、2月19日(水)に発売された、人気ミュージシャン「ゆず」のニューアル
バム「新世界」に、「所沢」という曲が含まれていることにあわせた、所沢市の歓迎イ
ベントとのこと。

 「所沢」は、彼らの路上時代の名曲として、かねてから音源化が望まれていたもので、
各メディアにおけるアルバム紹介において、目玉のひとつとして取り上げられるなど、
注目度の高い曲となっているとのことです。

 まず、藤本所沢市長からのコメントが。
    

 所沢のイメージマスコット「トコろん」もギターを持って参加。
    

 次に、市長を初め会場の皆さんが、配られたユズを並べて「所沢」の文字を描きます。
    

 私もユズを3つもらっらので、「所」の字の左側の一部になるところに置きました。




 出来上がったので市長を中心に、参加者全員の記念撮影を。


 最後に全員で「所沢」を合唱しました。でも、残念ながら「ゆず」のメンバーは来庁
していません。


 催しが終わったので、南側の航空記念公園に回ると、まだ、1週間前の雪があちこち
に残っています。向こうに見える建物が所沢市役所です。


 南側から望む所沢航空発祥記念館。


 そばに展示されている、もと航空自衛隊入間基地で使われていたC-46型輸送機。


 南西側のソメイヨシノの下も、まだたっぷりの残雪です。




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雪の平林寺境内をめぐる(埼玉・新座)

2014-02-17 21:47:17 | ウオーキング
 2014年1月16日(日)

 午前中の続カタツムリ歩行は13時頃散会となったので、午前中に門前を通過しながら
入る時間が無かった平林寺に、一人で訪れることにしました。

 平林寺へは、続カタツムリ歩行のゴール、野火止氷川神社からはおよそ1.6㎞、最寄り
駅のJR武蔵野線新座駅からは2.7㎞ほどの道のりです。

 拝観の入口は、この総門ですが、土台付近は修復工事中でした。左手の小さい建物が受
付で、500円の拝観料を納めて入門します。


 平林寺は、禅修行の専門道場を持つ関東で代表的な臨済宗妙心寺派の禅寺で、当初は永
和元年(1375)に現在のさいたま市岩槻区に創建されました。

 その後、幕府の老中で川越藩主となった松平信綱の遺言により、その子輝綱によって寛
文3年(1663)に岩槻から野火止のこの地に移築されたのです。

 武蔵野の面影を残す13万坪の境内林は、昭和43年(1968)に国指定天然記念物
になり、コナラやクヌギなどの雑木やモミジが多数を占め、30種類以上の野鳥が生息し
ているようです。

 
 総門の先が山門。こちらも土台付近は修復中のようで、囲われていて見えません。


 山門の左手に、趣ある松の古木が。


 山門の奥は仏殿。寛文3年(1633)に創建されたもので、釈迦堂とも呼ばれ、本尊
の釈迦牟尼仏が祭られているようです。


 仏殿の北側には、樹齢500年を超えると推定されるコウヤマキの古木が立っています。
     

        

 コウヤマキの傍らに置かれた「さざれ石」。島根県出雲の仏教山の産出とか。国歌の
「君が代」に歌われている「さざれ石の…」ことで、小さな石がたくさんより集まって
大きな石になったもの。
    

 コウヤマキの背後の辺りには、載渓堂(たいけいどう)とよぶ小さめのお堂がありま
すが、どんなお堂なのかは分かりません。
    

 仏殿の右奥には鐘楼があり、近くの白梅が開花していました。


 仏殿の背後にあるのは中門です。


 そして、中門の奥に本堂がありますが、植え込みに囲まれていて参観者が近づくこと
は出来ません。


 このように、総門から山門、仏殿、中門そして本堂とが一直線に並ぶのは、禅宗様式
の特色とのことです。

 このうち、総門、山門、仏殿、中門の4つは、県の有形文化財に指定されています。

 中門の左手から、南西から北へと境内林の間を回る散策路を進むことにしました。中
門のそばには、片割れ地蔵と呼ぶ大きなお地蔵さんが祭られています。
         

 その奥にある放生池(ほうしょういけ)の先から、散策路に入りました。


    

 昨日の雪で折れた杉などの枝が、あちこちに見られました。


 宝生池から100m余り進むと、「島原の乱供養塔」が立っています。
    
 寛永14~15年(1637~38)にかけて、肥後・天草の農民がキリシタン信者
と結合して起こした大反乱を、松平伊豆守信綱が収めたことに由来する「島原の乱」で
亡くなった人達の霊を慰めるためと、松平伊豆守信綱の足跡を知らしめるため、家臣が
文久元年(1861)に建立したものです。

 近くに並ぶお地蔵さん。


 その横を入ると、豊臣五奉行の一人で大和郡山二十万石の城主だった、益田長盛の墓
がありました。
        

 その表示板に止まった鳥は何でしょうか…
        

 近くには、夏目漱石の「草枕」に登場する熊本・小天(おあま)温泉の美人「那美
(なみ)」のモデルとされる前田卓(1868~1938)の墓もありました。
        

 散策路は、野火止用水から分流された平林寺堀を横断しますが、水は流れていませ
んでした。
    

 境内の中心部には、松平信綱を初めとする大河内松平家の廟所があり、その南端付近
の五輪塔群です。廟所は、南北に200m近くに広がっています。




 廟所の横から先は、広々とした境内林の中を南西から北へと回り込んで行きます。


    

 これは野火止塚と呼ばれていますが、その説明板などは無いので由緒などは分かりませ
ん。


 野火止塚の先から右折して杉林の間を進むと、松平家墓所の北端に出ました。
    



 そのまま進んで鐘楼の横に戻りました。仏殿の背後のかやぶき屋根からは、雪解け水が
したたり落ちています。


 総門のそばまで戻ったら、現在の天皇陛下が皇太子時代に訪問されたときのおことばが、
掲示されていました。
    

 おことばで述べられたように、平林寺の境内林がいつまでもこの景観を保ち続けられる
よう、祈りたいものです。





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続カタツムリ歩行で平林寺周辺を歩く(埼玉・新座)

2014-02-16 21:40:41 | カタツムリ歩行
 2014年2月16日(日)

 2年目に入って最初の、第11回「続カタツムリ歩行」に参加しました。集合はJR武
蔵野線の新座(にいざ)駅。まだ一昨日から昨日早朝に降った大雪が残っているので、私
は長靴での参加です。


 新座駅前には大きな水車が回り、そばに新座市の「野火止用水の流れるまち」の標柱も
立っていました。


 10時10分に駅を出て南東へ、国道254号(川越街道)の東側を平行する、野火止
用水の分流に沿って設けられた遊歩道「ふるさと小道」を進むことにします。
     

 ビルの谷間を抜けたあたりから、流れにはクレソンがたくさん育っていました。
    



 野火止用水の本流に入る手前に、最近出来たばかりの新座市の「ふるさと新座館」と呼
ぶ平屋の建物があったので、入館してみました。


 左手は新座農産物直売センター「とれたた畑」で、地元で取れた農産物や花などを直売
しています。 


    

 館内には市役所の出張所もあり、新座市の観光パンフレットも入手できます。

 野火止用水の本流は、ふるさと新座館のすぐ先を交差する道路に沿って流れており、そ
の道路に沿った野火止用水緑道に入ります。

 国道254号を歩道橋で越えた先から、用水は雑木林沿いになりますが、まだ残雪が豊
富です。
     

 野火止用水の流れ。


 野火止用水は、承応4年(1655)に川越藩主の松平伊豆守信綱が、武蔵野開発の一
環として生活用水の確保を目的に、家臣の安松金右衛門に命じて玉川上水を(現在の小平
市から)分水したもので、新河岸川までの25㎞をわずか40日で完成したようです。

 少し先の車道の西側に「野火止緑道いこいの森」と呼ぶ、新座市のみどりの保全協定緑
地がありました。クヌギなどの落葉広葉樹が中心です。


 こもれび通りの山下橋を過ぎると車道は無くなり、用水沿いの緑道だけになり、通過す
る自動車の煩わしさから開放されます。
        

 緑道は一度、流れの右岸沿いに回り、野鳥の森のそばに出ました。

 南側に広がる平林寺の境内林とあわせ、この辺りにはジョウビタキ、シジュウカラ、コ
ガラ、コゲラ、カケス、アカハラなどが集まるようです。

 平林寺境内林は、日本の代表的二次林であるコナラ、アカマツ、エゴノキ、クヌギ、ク
リ、イヌシデ、モソウチクなどの林が43㏊の広大な敷地に広がっていて、国の天然記念
物に指定されています。
    

 用水の東側は畑が広がっていて、ご夫婦がビニールで覆った野菜の収穫に来ていました。


 近くには、特殊チエンを制作するF製作所の平屋の小さい工場があり、壁面にチェンの
飾り物が掲示されています。
    

    
 さらに続く平林寺境内林に沿った野火止緑道を、西南端の伊豆殿橋(いずどのばし)ま
で進みます。


 橋のたもとには、お地蔵さんが祭られていました。


 ここで野火止緑道に分かれ、「陣屋通り」と呼ぶ車道を平林寺前交差点まで進み、左折
して平林寺大門通に回りました。

 この通りにあった、醤油のたまり漬けの店。店内で、うどんなどの食事もできるよう。


 少し先に見えるかやぶきの門は、平林寺の拝観入口です。


 相対して通りの東側には、やはり平林寺境内林の一部を利用した「睡足軒(すいそくけ
ん)の森」がありました。
    

 江戸時代は、この近在五か村を支配した上野国高崎藩の松平右京大夫家の陣屋があった
ところとか。この周辺の地名は陣屋として残っていて、近くには陣屋バス停もあります。


 昭和初期、実業家で茶人として知られる松永安左右ヱ門がこの土地を購入し、飛騨高山
の田舎屋を移築して茶道などを楽しみ、昭和47年(1972)に平林寺に譲られ、その
後新座市に無償貸与され、現在一般に開放しているものです。


 建物内には上がれませんが内部は見られるので、松永安左右ヱ門が友人招いて「田舎屋
の茶」を楽しんだ様子をしのぶことができます。
    

        

 この一角だけでも9,379㎡あるようで、林を一巡して散策も楽しめます。

 ちなみに、「睡足軒の森」の入場は無料です。

 11時45分になったので先を急ぎ、国道254号と水道道路との交差点に近い、野火
止8丁目にある今日のゴール、野火止氷川神社に12時13分に着きました。


 社殿には、若いご夫婦に生まれたお子さんの健やかな成長を祈る、初参りの家族が訪れ
ていて、祈願を終えて記念撮影をしていました。
        


 食事を終えて記念撮影後にミーティングをして、13時前に散会となりました。

 (天気 晴、距離 5㎞、地図(1/2.5万) 志木、歩行地 新座市、歩数 
  8,500)

 散会後私は、雪の平林寺を訪れました。その模様は次回のレポートとします。



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先週以上の積雪に(埼玉・所沢)

2014-02-15 10:34:35 | 所沢だより
 2014年2月15日(土)

 昨日からの大雪は、朝になって雨に変わりましたが、外を見ると8日(土)以上の積雪
になったようです。
    

    

 玄関先の階段も段差が分からないくらいに積もり、塀に取り付けてある郵便ポストも開
けることが出来ません。
    

 近所の自動車の屋根の上もこんな状態。


 庭先の雪は、屋根から落ちた8日の残雪の上に、さらに積もったので1mくらいにはな
っていて、しばらくは手が付けられそうにありません。
    

    

 ここも、先週の残雪に今回の屋根からの雪が重なり、雪国のような状態になりました。 
        

 まだ雨が降っているので除雪作業も出来ず、羽生選手のオリンピック金メダルの演技の
映像を見たりして、早く雨の止むのを待っているところです。


 甲府や前橋、熊谷など、観測開始以来の記録的大雪とか。高速道路も通行止めがほとん
どで、物流などへの影響が心配されます。




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再び大雪に見舞われる(埼玉・所沢)

2014-02-14 20:43:07 | 所沢だより
 2014年2月14日(金)

 先週8日(土)の大雪に続き、今日も1日中雪が降り続いて、先週ほどではありません
が、首都圏としては再び大雪に見舞われました。

 14時50分頃の、わが家の庭の積雪状況。
    

        

 西武池袋線の線路周辺です。


 先週は粉雪で積もらなかった柿の木にも、今日は雪が付きました。


 夜に入り一層の降雪があったようで、20時15分頃はこんな様子に。
    



    

 先週と同じ辺りの積雪を測ってみたら23㎝でしたから、先週よりは10㎝少な目です。
でも、まだこれから日付が代わる頃に掛けて、さらに積もるかもしれません。  




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北越谷から元荒川沿いをカントリーウオーク(埼玉)

2014-02-13 21:55:18 | カントリーウオーク
 2014年2月11日(祝・火)

 21年目の記念日となる、埼玉県を中心のカントリーウオークグループの第210回例
会が開催された。集合は東武スカイツリーライン(伊勢崎線)の北越谷駅。組み分けして
4組に分かれ、10時12分にスタートした。

 
 == 元荒川左岸から右岸沿いに上流へ ==

 線路の西側に平行する道路を、北越谷五丁目まで進む。薄寒い陽気だが、駅近くの花屋
さんには華やかなスイートピーが咲いていた。
        

 県道325号との交差点を渡り、元荒川左岸沿いに出た。

 堤防には3日前の8日(土)に降った雪が残り、青空も見えず寒々としていて、下の草
原にはカルガモが見える。上流に向かい、北越谷第五公園から宮内庁埼玉鴨場沿いに進む。

 鴨場の元荒川堤防側は竹林が続いていて中は見えず、堤防際にはクヌギの古木が何本も
目についた。


 鴨場の北側は越谷梅園だが、ほとんどの木はまだ開花せず、2、3本の紅梅だけが花を
見せていた。


 国道4号の元荒川橋を渡り、左岸沿いの車道に回る。


 400mほど先に、車の通れぬ〆切橋(しめきりばし)がある。
    
 明治の地図では越谷梅林の北からこの橋の北側にかけて、元荒川が東北に向かってU字
状に大きく蛇行していたが、その後流れを直線化して蛇行部分を占め切ったのが橋の名の
由来という。


 両岸河川敷には、無許可で耕作していると思われる畑が続いている。


 次の大砂橋の手前にある神社に寄ってみる。砂原久伊豆(すなはらひさいず)神社で、
創建は室町幕府が滅亡した天正元年(1573)とのこと。


 社殿前に、幹が空洞になったご神木のマキの古木が立っていた。
    

 県道48号が近づく前原集落付近の堤防に、地蔵など双体の石仏が並んでいる。
    


 流れが右にカーブし、さらに緩やかに左カーブした三ノ宮橋の手前で堤防を離れ、南側
の畑の中を回って野島集落に入り、浄山寺に行く。


 慈覚大師が貞観2年(860)に創建した寺で、本尊は自ら彫刻したと伝えられる延命
地蔵。徳川家康が関東入城の時に、寺領三石を賜ったという。

 本堂には、天保12年(1841)に奉納された直径176㎝、重量750㎏という、
全国でもまれに見る大きな鰐口(わにぐち)が下がっていた。
        

 本堂と、本堂前に立つ六地蔵に参拝し、西側から寺を出る。
    

 西に400mほど進み、仁王門の横に紅梅の咲く金剛院へ。


 寛正年間(1460~6)に岩槻から移り、徳川家康から寺領十石を賜り、仁王門は元
禄10年(1697)に桂昌院の寄進と伝えられ、門の左右に立つ金剛力士像は江戸前期
の作と推定されるという。


 山門を入り、ツバキの並ぶ参道を進んで本堂に参拝する。
    


 境内の植栽はよく手入れされ、鐘楼もりっぱ。本堂前では、古い六地蔵が迎えてくれた。


 県道48号に合した永代橋の南側に、「末田須賀堰の御定杭(すえたすがぜきのおてい
ぐい)」と呼ばれる、文字の刻まれた標石が立っていた。
        

 昔、ここには竹で編んだ堰があり農業用水を取水していたが、堰の高さを巡る争いが上
下流で続き、寛延3年(1750)に話し合いがまとまり、堰も丈夫な石堰に改築された
という。その時に堰の高さを決めた石の杭がこの定杭。

 「この杭の頭から石堤上端まで八尺五寸下」と刻まれ、現在は永代橋上流に接した、新
しい末田須賀堰が設けられている。


 永代橋を渡って左岸に回る。橋際に、平成6年(1994)建立の「末田須賀堰竣工記
念碑」がある。その先が、昼食地の「つきのきの広場」。12時38分に着いた。


 東屋(あずまや)があるが風通しがよくて寒いので、風の弱そうな盛り土や植栽の蔭に
移動して昼食をする。

 
 == 木力館から武蔵第六天神社へ ==

 13時25分に、午後のコースに向けてスタートする。北側の県道325号に入るとす
ぐ先に、「木力館(きりょくかん)」と呼ぶ木造六角形の建物がある。


 広く木の文化を知ってもらおうと、材木業・大忠の創業者、大槻忠男さんが造った木の
博物館。入館を前に入口で今日の例会の記念撮影をする。
    

 中に入ると、天井までむき出しの館内はすべて木で出来ていて、心の安らぎと暖かみが
感じられる。


 2階に上がり、木の小片が二つ配られ、館長の大槻さんから木の家の素晴らしさについ
てのお話を伺う。
        

 昭和30年代(1955~)の日本家屋のこと、木材は湿気を吸収してくれること、杉
やヒノキは湿度が低い北海道では育たぬこと、50年前と材木の値段は変わらぬこと、日
本国土の70%が森林で、環境を守る空気と水の源であること、風土に合った木を住宅に
使えば長持ちすることなど、日本の材木の素晴らしさや木の家の良さなどについて話され
た。いただいたヒノキ板を濡れ布でこすると、芳香のすることも実感する。


 館内にはヒノキ風呂を初め、木のテーブル、木製の三重塔模型、木彫りの彫刻、木の幹
の植木鉢、木材の見本板など、木の良さを感じさせる作品や材料などがたくさん並んでい
た。
    

        

 大槻さんは、県内の月刊ミニコミ情報誌「武州路」にも「木のはなし」を連載されてい
て、2月号で79回に及んでいる。

 お話と館内の観覧でおよそ1時間ほど滞在し、最後に新しい木の塀の見本も見せてもら
い、御礼申し上げて木力館を後にした。

 ちなみに、木力館のウェブサイトはこちら

 次の変則五差路に立つ「武蔵第六天神社参道」の標識に従い、元荒川側の路地に入る。

    
 「名物まんじゅう」と「天狗羊羹」の看板の出た小さい店があり、羊羹は名物とのこと。
「手造りくず菓子」とともに何人かが買い求めた。
        

 近くには川魚料理を味わえる店もあり、古くからこの参道が賑わっていたことがうかが
える。

 武蔵第六天神社は、荒川左岸の高台にあり、天明2年(1782)の創建。江戸時代か
ら火難、盗難除け、家内安全の神社として知られ、天狗の絵馬は、境内にあった杉の古木
に天狗が住み、厄除けをしたと伝えられているという。



 神社の右手背後から元荒川左岸河川敷に下り、流れに泳ぐカモやカワウなどを眺めなが
ら進む。
    

 現在は歩ける河川敷も、多水期には流れに覆われるという。

    
 堤防に上がり、田のあぜ道を少し迂回して、赤いアーチの水道橋に付けられた歩道を渡
って右岸に回る。



 橋の下流側川原には、キタミソウが自生しているとか。探してみたが、見つからなかった。

 西側を走る県道48号にある今日のゴール、下飯塚バス停に15時26分に着いた。9
分後に来た朝日バスで、東武野田線の岩槻駅に向かう。

 予報通りに太陽が出ず最高気温は5℃前後、ちょっと寒いカントリーウオークだった。

(参加 16人、天気 曇、距離 8㎞、地図(1/2.5万) 越谷、岩槻、歩行地 
 越谷市、さいたま市岩槻区、歩数 計測不良)




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所沢航空記念公園 残雪の彩翔亭とロウバイ園(埼玉)

2014-02-12 15:42:47 | 所沢だより
 2014年2月12日(水)

 45年ぶりの積雪30㎝を超える大雪から4日、道路の雪は日影を除いてかなり溶け
ましたが、地面はまだ白いところがほとんどです。

 降雪後初めて、市内ウオーキングで所沢航空記念公園に回り、日本庭園 彩翔亭(さい
しょうてい)に入ってみました。
        

 木の雪は全部落ちていますが、下にはまだ残雪が。
        

        

    

 園内西側にある東屋周辺。


 中央の池の周辺は…


    

 池の南側斜面です。


 その中央に流れ落ちる滝。


 茶室などに使われている建物の前の紅梅が、かなり見頃に。


 東側の白梅も、開花していました。


    

 白梅の辺りからの西側、東屋方面。


 池の南側の築山に回ってみると、春を感じさせる幾つかが。

 シャクナゲの花も、かなりのふくらみに。

 ミツマタも間もなく咲きそう。


 咲き出したマンサク。


 園内南西側の木々の下は、まだかなりの雪が…。


 西側の東屋から。


     

 彩翔亭を一巡後、東側のロウバイ園に回ってみたら、ほぼ見ごろになっていました。


    



 残雪はあっても航空記念公園内では、あちこちで春の息吹が感じられました。




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コメント (2)
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