昨日、9月26日(水)午後、埼玉県蕨(わらび)市内での手鞠(てまり)作品展を観
覧後、周辺に残る中山道(なかせんどう)蕨宿の面影を偲ぶものなどを探しながら、JR
京浜東北線の蕨駅に向かいました。
ちなみに、蕨市の面積は5.10平方㎞で全国の市の中で最も面積が狭く、人口は約71,760
人(2012年6月推計)、人口密度は14,070人/km²で全国の市町村で最も高いとのこと
(東京23区は14,480人/km²)です。
北町2丁目の作品展会場から、中山道を市役所通りとの交差点に向かうと、古い薬局の
建物が残っていました。ちょっと読みにくいですが、看板は右書きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1c/5e6cdb68957799638961c428cb03d361.jpg)
その斜向かいにも、宿場の面影を残す建物が見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/87/cb1bb946e84d839a33068f60f18ad2f5.jpg)
旧中山道の通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/42/1bc9d412408717ebc54c1583d4f151fd.jpg)
この通りの歩道には、中山道六十九宿の浮世絵のタイルが埋め込まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ba/f331397a1c9bf6389e7e09ef34f4dec1.jpg)
江戸方向の次の宿場は板橋宿。蕨宿は日本橋から2番目の宿場です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/23/58d2311b22a0d18e039ef4763ad49d40.jpg)
京都方向には、次の浦和宿への距離が示されていました。
市役所通りとの交差点近く、さぬきうどんの店のそばに立つ、小さな仙の鐘。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0d/4a740a30bd4a7d5e65b0e389dd526824.jpg)
この通りの側溝のふた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e8/3fd5d6a39d493dba7fe8dbefebc69985.jpg)
マンホールのふたも、中山道蕨宿の文字と旅人のデザイン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/f6/3da3a5076b8b613972e7a0848d4a6fb2.jpg)
交差点際の蕨宿本陣跡に、蕨市立歴史民俗資料館があるので入館しました(入館無料)。
中山道ウオークや別のウオーキングなどでも来ており、何回目かの入館です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/01/6db0a28b31560b82251cce9eae47d0ec.jpg)
玄関ホールの奥では、昭和30年代に関する展示が並んでいました。
これは昭和30年代の食べ物などの物価。現在と比べるとどんなものでしょうか…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/fe/43a1405485fdc0838e97dc4820835358.jpg)
その頃の映画のポスター。ご覧になっていますか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/17/e5302cad661943dc6b2b76f109a531d0.jpg)
レコードのジャケット。この中に、私も求めたのが1枚ありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/75/5687d590329fe462dec942799ae83aea.jpg)
主要展示室は「蕨宿の世界」がテーマ。中心にあるのが中山道蕨宿の江戸時代の模型。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/95/58971f97154514e81dde701b54fdba60.jpg)
当時の商家のようす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/2f/9a8ef3b16a6faae8c6decb1e47af8332.jpg)
本陣上段の間。大名や貴人が休泊するところとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/38/9c638332d46ca89b1a1fc69167051b74.jpg)
弘化元年(1844)5月、牧野遠江守が宿泊時の夕食の献立。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b4/e02e4116e1d0b7551ffe72ba0a14de03.jpg)
旅人宿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bd/0a32308e6dbc402324e28a4253f99efd.jpg)
織物の町・蕨の織機、これは明治以降のもののよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f8/6513a9f4b4bd646bb99a56795b19d6f4.jpg)
2階の企画展示室では、「忘れ得ぬあの時 ~戦中・戦後の暮らし~」というテーマで、太
平洋戦争の開戦を報じる新聞や、臨時召集令状、回収された鉄類や金属に代わって作られ
た陶器製の代用品や、当時の写真が展示されていました(この企画展は9月30日まで)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4d/7eb6e2b43427c9b092ef255c72d085be.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/5c/71d37b201a6ee8c5afcbe55d528070fa.jpg)
歴史民俗資料館を出て市役所通りに入り、市役所の崎にある和楽備(わらび)神社に参
拝しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/48/2705d642bba36ffa37cf5dc28617b6cf.jpg)
最近改築されたらしい社殿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f8/db7616bbefa45a2bfb757b857d231ffc.jpg)
江戸時代初期のものと考えられるという、安山岩製の大型水盤。上野寛永寺に旧在した
ものともいわれているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c2/86374f559594c9f423d3f8dcbce2e8c2.jpg)
境内の一角には、神饌米(しんせんまい)の栽培をしている小さなスペースがあり、
4/5はもう刈り取られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/2d/920ad847b32bdc063507d74e2d8baccb.jpg)
その背後にある末社のひとつ、色鮮やかな稲荷社本殿。17世紀末から18世紀初めの
建立と考えられているよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/10/6d6e1e4244f6ea68086f48e3d1d4795f.jpg)
境内に接した南側は蕨城址公園。蕨城は、南北朝時代に渋川氏が居を構え、大永4年
(1524)に北条氏綱により攻撃され破壊したといわれ、江戸時代には徳川家康が城跡
に御殿を置いたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c0/ec7b55c7b57e1869ea0dd029dae3572b.jpg)
公園の隅に、成人式発祥の碑が立っています。1946年(昭和21年)から開催され
ている成年式が成人式のルーツといわれているとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ab/18a665e1d8816064225bfb233953ef33.jpg)
そばに、サミエル・ウルマンの詩「青春」碑もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1b/9dacafaff0e289cdc85532a32cf6f40c.jpg)
神社と公園との境界付近のヒガンバナは、今年の猛暑で咲き遅れているのか、まだつぼ
みです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/68/38e73cd524c92735d1624d6d6fad1469.jpg)
ここから、JR蕨駅までは10分足らずです。
埼玉県 ブログランキングへ
![にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ](http://localkantou.blogmura.com/img/localkantou88_31.gif)
にほんブログ村
覧後、周辺に残る中山道(なかせんどう)蕨宿の面影を偲ぶものなどを探しながら、JR
京浜東北線の蕨駅に向かいました。
ちなみに、蕨市の面積は5.10平方㎞で全国の市の中で最も面積が狭く、人口は約71,760
人(2012年6月推計)、人口密度は14,070人/km²で全国の市町村で最も高いとのこと
(東京23区は14,480人/km²)です。
北町2丁目の作品展会場から、中山道を市役所通りとの交差点に向かうと、古い薬局の
建物が残っていました。ちょっと読みにくいですが、看板は右書きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/1c/5e6cdb68957799638961c428cb03d361.jpg)
その斜向かいにも、宿場の面影を残す建物が見られます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/87/cb1bb946e84d839a33068f60f18ad2f5.jpg)
旧中山道の通り。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/42/1bc9d412408717ebc54c1583d4f151fd.jpg)
この通りの歩道には、中山道六十九宿の浮世絵のタイルが埋め込まれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ba/f331397a1c9bf6389e7e09ef34f4dec1.jpg)
江戸方向の次の宿場は板橋宿。蕨宿は日本橋から2番目の宿場です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/23/58d2311b22a0d18e039ef4763ad49d40.jpg)
京都方向には、次の浦和宿への距離が示されていました。
市役所通りとの交差点近く、さぬきうどんの店のそばに立つ、小さな仙の鐘。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0d/4a740a30bd4a7d5e65b0e389dd526824.jpg)
この通りの側溝のふた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e8/3fd5d6a39d493dba7fe8dbefebc69985.jpg)
マンホールのふたも、中山道蕨宿の文字と旅人のデザイン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/f6/3da3a5076b8b613972e7a0848d4a6fb2.jpg)
交差点際の蕨宿本陣跡に、蕨市立歴史民俗資料館があるので入館しました(入館無料)。
中山道ウオークや別のウオーキングなどでも来ており、何回目かの入館です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/01/6db0a28b31560b82251cce9eae47d0ec.jpg)
玄関ホールの奥では、昭和30年代に関する展示が並んでいました。
これは昭和30年代の食べ物などの物価。現在と比べるとどんなものでしょうか…。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/fe/43a1405485fdc0838e97dc4820835358.jpg)
その頃の映画のポスター。ご覧になっていますか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/17/e5302cad661943dc6b2b76f109a531d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/67/6851986ebe1b506e55f2a9f32d03ad16.jpg)
レコードのジャケット。この中に、私も求めたのが1枚ありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/75/5687d590329fe462dec942799ae83aea.jpg)
主要展示室は「蕨宿の世界」がテーマ。中心にあるのが中山道蕨宿の江戸時代の模型。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/95/58971f97154514e81dde701b54fdba60.jpg)
当時の商家のようす。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/2f/9a8ef3b16a6faae8c6decb1e47af8332.jpg)
本陣上段の間。大名や貴人が休泊するところとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/38/9c638332d46ca89b1a1fc69167051b74.jpg)
弘化元年(1844)5月、牧野遠江守が宿泊時の夕食の献立。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/b4/e02e4116e1d0b7551ffe72ba0a14de03.jpg)
旅人宿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/bd/0a32308e6dbc402324e28a4253f99efd.jpg)
織物の町・蕨の織機、これは明治以降のもののよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f8/6513a9f4b4bd646bb99a56795b19d6f4.jpg)
2階の企画展示室では、「忘れ得ぬあの時 ~戦中・戦後の暮らし~」というテーマで、太
平洋戦争の開戦を報じる新聞や、臨時召集令状、回収された鉄類や金属に代わって作られ
た陶器製の代用品や、当時の写真が展示されていました(この企画展は9月30日まで)。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4d/7eb6e2b43427c9b092ef255c72d085be.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/5c/71d37b201a6ee8c5afcbe55d528070fa.jpg)
歴史民俗資料館を出て市役所通りに入り、市役所の崎にある和楽備(わらび)神社に参
拝しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/48/2705d642bba36ffa37cf5dc28617b6cf.jpg)
最近改築されたらしい社殿。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f8/db7616bbefa45a2bfb757b857d231ffc.jpg)
江戸時代初期のものと考えられるという、安山岩製の大型水盤。上野寛永寺に旧在した
ものともいわれているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/c2/86374f559594c9f423d3f8dcbce2e8c2.jpg)
境内の一角には、神饌米(しんせんまい)の栽培をしている小さなスペースがあり、
4/5はもう刈り取られていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/2d/920ad847b32bdc063507d74e2d8baccb.jpg)
その背後にある末社のひとつ、色鮮やかな稲荷社本殿。17世紀末から18世紀初めの
建立と考えられているよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/10/6d6e1e4244f6ea68086f48e3d1d4795f.jpg)
境内に接した南側は蕨城址公園。蕨城は、南北朝時代に渋川氏が居を構え、大永4年
(1524)に北条氏綱により攻撃され破壊したといわれ、江戸時代には徳川家康が城跡
に御殿を置いたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/c0/ec7b55c7b57e1869ea0dd029dae3572b.jpg)
公園の隅に、成人式発祥の碑が立っています。1946年(昭和21年)から開催され
ている成年式が成人式のルーツといわれているとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/ab/18a665e1d8816064225bfb233953ef33.jpg)
そばに、サミエル・ウルマンの詩「青春」碑もありました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/1b/9dacafaff0e289cdc85532a32cf6f40c.jpg)
神社と公園との境界付近のヒガンバナは、今年の猛暑で咲き遅れているのか、まだつぼ
みです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/68/38e73cd524c92735d1624d6d6fad1469.jpg)
ここから、JR蕨駅までは10分足らずです。
![](http://image.with2.net/img/banner/c/banner_1/br_c_3034_1.gif)
![にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ](http://localkantou.blogmura.com/img/localkantou88_31.gif)
にほんブログ村