あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

今年もご覧いただきありがとうございました

2012-12-31 15:44:28 | Weblog
 2012年も間もなく終わろうとしています。この1年間、たくさんの方に当ブログ
をご覧いただき、ありがとうございました

 10月上旬から11月下旬にかけて、自分のブログを見ることも投稿することも出来
なくなるというアクシデントがありましたが、その間も多くの方がご訪問下さり、ご迷
惑をおかけしました。

 新しい年も、皆さんに楽しんでいただけるような話題を投稿したいと考えております
ので、引き続きご覧下さいますよう、よろしくお願いいたします。

 今日は、大晦日の所沢市内見つけた新しい年の飾り物をご紹介して、新春の気分を味
わっていただけたらと考えております。

 

            

 

            

 

            

 

            

 

            

 

            



            

 

 2013年が、皆さまにとって良い年となりますようお祈り申し上げます

                  
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西武鉄道100年アニバーサリーイベントin保谷(東京)

2012-12-29 17:55:10 | 鉄道
 2012年11月25日(日)

 東京、西東京市にある西武鉄道の旧保谷(ほうや)車両基地で開催された、「西武鉄道
100年アニバーサリーイベントin保谷」に出かけました。

 会場は、西武池袋線の保谷駅北口から歩いて5分ほどのところにあります。

 このイベントは、西武鉄道の前身である武蔵野鉄道の会社設立から今年で100周年を迎
えたことを記念して開催されました。

 今回の目玉は、旧保谷車両基地で長年保存されていたSL5号蒸気機関車の静態保存修
復が完成したので展示されるとのことでした。

 会場入口から入って、まず回ってみたのは架線作業軌陸車と呼ばれる車輌です。


 その先にあったのが総合検測車。線路のゆがみや架線の状態などを、走行しながら検査
する機械で「線路のお医者さん」ともいえるもの。

 これはオーストリア製、3か月周期で終電車から初電車までの深夜に走行して検査をし
ているとのことでした。

 次は軌道モーターカー。レールや砕石などの交換材料を保線基地から専用台車に乗せて、
この軌道モーターカーで牽引して現場まで運びます。

 重量物を扱っているので、クレーンを使用して取り卸しを行っており、この車の動力は
電気では無くディーゼルエンジンで走っています。

 軌道モーターカーには、ダンプトロと呼ばれる車輌が連結されていました。

 ダンプトロは、主に砕石を運ぶ保守用車で、砕石の補充や交換の際には、扉を開いて荷
台をこのように傾けることで、積んである砕石を取り下ろすことができるのです。

 その近くには、フワフワと呼ぶ子供用の遊具がありました。




 フワフワの向こうに電気機関車とSLが並んでいたので、回ってみました。


 以前は、わが家周辺の西武池袋線で走行していたのを見かけたこの電気機関車E11型機
も、貨物運転が廃止されて見えなくなり、久しぶりの拝見です。


 こちらが、静態保存修復を終えてお目見えしたSL5号機。


 イギリス、ナスミス・ウィルソン製で、現存するイギリス製の同型機関車は国内に3両し
かないという貴重な車輌のようです。


 製造は明治29年(1896)で、鉄道省(旧日本国有鉄道)や西武鉄道の前身、川越
鉄道で活躍したものです。


 近くの建物の壁面には、武蔵野鉄道が開業当時の大正4年(1915)に撮った保谷駅
の写真が。


 東京オリンピックが開催された、昭和39年(1964)の保谷駅改札口です。


 こちらは、同じ西東京市内の西武新宿線東伏見駅の昭和38年(1963)年の写真。


 レールスターと呼ばれる装置では、小さいお子さんの記念撮影をしてもらえます。

 これは、災害が発生したときや線路に異常が発生したときに係員が乗車し、線路を点検
する際に使用する自転車です。

 会場ではほかに、鉄道保安機器の展示、ジオラマ展示、鉄道グッズや飲食物の販売など
もあり、子どもさんなど家族連れの人で賑わっていました。

 こちらが、下車駅の西武池袋線保谷駅北口。97年前の開業当時とはすっかり様変わり
しています。



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関東百駅巡礼歩行 JR吾妻線 川原湯温泉駅(群馬)

2012-12-25 16:36:47 | 関東百駅巡礼歩行
 2012年11月17日(土)

 関東百駅巡礼歩行の第89番に参加する。集合はJR吾妻(あがつま)線の川原湯温泉
駅。やまさんと敬子さんご夫妻は高崎駅で乗り遅れて集合時刻後に着き、11時30分に
出発した。


 午前中から雨の予報だが、まだ降りそうではない、駅のすぐ西側に八ッ場(やんば)ダ
ムで水没する町並みの上部両側の移転地を結ぶ、県道の「湖面1号橋」と呼ぶ新しい橋の、
高い橋脚工事が始まっていた。

 すぐ先で国道145号に分かれ、左手斜面を上がる川原湯温泉の温泉街への道に入る。
分岐際に小さい屋根をかけたお地蔵さんが立ち、傍らにその石地蔵を歌った歌碑があった。



 川原湯郵便局に相対する丸木屋という店に入ってみると、土産物が並ぶ店の奥に「樋田
さんへ」と書かれた大きな似顔絵がある。男性グループ「嵐」の大野君が、ロケに来たとき
に描いたものだという。

 次のカーブ点に嘉納治五郎別荘跡の表示があるが、空き地になっていて痕跡は何もない。
そのあたりまで上がると、紅葉の残る吾妻川北側斜面の展望が開ける。



 こちらの周辺の林にも、色鮮やかな紅葉や黄葉の木々が残り、小さい谷間から、温泉の
湯気が立ち上る。


 吾八寿司店の横から戻るように斜面を上がると、「聖天様の露天風呂」と呼ぶ小さな露
天風呂があり、地元の男性2人が入っていた。


 聖天様は少し上に祭られていて、何を祈るのか変わったお供えが並ぶ。


 玄関横に水車の回る、昔ながらの風情の温泉旅館・山木館には宿泊者の名が並び、いま
も来泊者の多いことが知れる。



 共同浴場王湯(おうゆ)↑のそばから左に上がると、川原湯温泉新湯の源泉が湧出して
いて、屋根掛けの新しい足湯がある。源泉の温度は70℃台で、ゆで卵は10数分で出来
るという。


 若い二人が足湯につかっていたが、ぱらぱら雨が落ちてきたので、そばの屋根下の足湯
の台を借りて昼食にする。若い人と入れ違いに来た別の二人連れは、王湯で買ったという
卵を源泉に浸していた。


 食事を終えた頃には雨は上がった。さらに急石段を上がると、そう大きくはないがどっ
しりした構えの川原湯神社がある。社殿背後のモミジがよい彩り。


 その先はダム水没地より上部になり、広いエリアで造成が進んでいる。新しい道路のト
ンネルが出来、眼下には、付け替え後のJR川原湯温泉駅の建設も進んでいた。



 高度が上がり、吾妻川対岸の斜面の紅葉の紅葉の眺めが良い。トンネル際には、水没地
から移設したらしい新しい薬師堂が、ポツンと立っていた。


 新しい道路の傍らに、取り残されたように古いお地蔵さんが立っている。


 「自由にどうそおはいり下さい」と書かれた作業場のような古い建物があった。大きな
冷蔵庫など置いてあるが、現在は使っていないらしい。ちょうどその家の持ち主、Tさん
ご夫妻が来た。

 聞くとT乳業の2代目で、ご主人のお歳は92歳。20代の多くを太平洋戦争に従軍し、
満州からシベリアに抑留されて3年間の苦役を経て帰還されたとか。現在は上の大きな建
物で、お孫さんが乳業を継いでおられるという。

 その建物の下に、ヨーグルトや牛乳販売の看板があった。建物に上がり呼び出しボタン
を押すと、お孫さんが出てきた。直販のブルーベリー入りヨーグルトを求め、皆でおいし
く味わう。


 広い渓谷になっている桜沢も、造成工事が進む。谷をまたぐ新しい橋を渡って下り、少
し迂回して工事中の新駅のそばを進んで、上湯原集落に向かって下って行く。

 集落のほとんどは移転し、眼下に1戸だけ平屋の民家が残っていた。


 地元の人だけの共同浴場、不動ノ湯↓の前を過ぎ、数本の柿の実る横を通過して栄橋に
出た。


 上流に、完成した高い橋脚の橋が横切り、その向こうに独特の山容の丸岩(1130m)
が望まれる。


 周辺の山並みや、下流の渓谷も紅葉、紅葉の彩りを残す。下流山腹には、八ッ場ダムの
完成後は水没する温泉街の一角が見える。


 国道145号に出て下流に向かう。北岸高みに付け替えた新国道が開通し、こちら旧国
道の交通量は少なくなっていた。

 流れの左岸に、柱状節理の岩が龍の寝ている姿のように突き出た、「臥龍岩(がりゆう
いわ)」と呼ぶ大岩が見える。

 230万年の昔に出来たものとかで、国の天然記念物に指定されている。

 すぐ先の国道の北側壁面には、安山岩の溶岩が流入して出来たという、「昇龍岩」と呼
ぶやはり国指定天然記念物があるが、崩落防止の金網がかけられ、説明板が無ければそれ
とは分かりにくい。


 国道の短いトンネルを抜け、線路が迫ったところで線路を横断し、北側の川原畑集落に
入る。7年前に来たときには点在する住宅の間を上がったのだが、いまは移転してしまっ
たのか住宅は無く、跡地らしいのが点々と残っていた。

 大イチョウの落ち葉が道いっぱいに埋め尽くされたところを曲がり、三平集落跡まで進
み、上部の付け替え集落からの車道に入る。


 対岸の駅近くから伸びる予定の、湖面1号橋の新しい橋脚のひとつがそばに立っている。
対岸には、移設した新しい住宅が等高線上に並んでいるのが望まれる。

 右カーブ点まで下ると、下流に現国道の橋が見え、橋を挟んで関東有数の名峡として知
られる吾妻渓谷の、散り残る紅葉の彩りが眺められる。

 ダムが出来ると、この紅葉も見ることは出来ないのだ。


 駅周辺の家並みや、周辺の紅葉などを見ながら国道まで下る。道路際には、ダム建設に
伴う新しい川原畑地区のまちづくりの、大きな計画図が立っていた。



 国道を横断して吾妻渓谷を見下ろす千歳橋を渡り、付近のモミジの彩りも楽しみ、14
時45分に川原湯温泉駅に戻った。


(参加 10人、天気 曇一時雨、距離 6㎞、地図(1/2.5万) 長野原、歩行地
 群馬県長野原町、歩数 10,700)



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晩秋の都民の森ハイキング(東京)

2012-12-23 11:18:04 | ハイキング
 2012年11月11日(日)

 軽いハイキングの会「カタクリの会」の最終山行は、JR五日市線の武蔵増戸(むさし
ましこ)駅に集合し、参加者15人が3台の乗用車に分乗して8時35分に出発した。

 五日市街道の都道7号から檜原(ひのはら)街道の都道33号に入り、上川乗からは都
道206号となる。南秋川沿いに進んで、9時33分に檜原村(ひのはらむら)の最奥部
にある「都民の森」の駐車場に着いた。




 標高は1,000m。駐車場の隅にあるモミジが鮮やかな彩り。


 売店の近くで今回のリーダーKさんから挨拶があり、決められた順に一列になり、スタ
ートした。




 曇り空で気温は10度くらいかと思われ、手が冷たいので手袋をする。まずは森林館に
向かったが、出だしからかなりの傾斜だ。昔からこの地域で利用されていた運材施設とい
う「しゅらの橋」↓の先から木の階段を上がると、森林館の建物があった。






 建物には入らずレストランのあるのを確認して、南に伸びる「大滝の道」に入った。こ
こからは傾斜が緩み、ウッドチップの敷かれた歩きやすい遊歩道となる。





 カーブ点まで進むと、東南方向の展望が開け、上ってきた車道や谷間の色鮮やかな紅葉・
黄葉などが見晴らせる。





 小休止して記念撮影後、気持ちよい展望を楽しんだ。



 さらに、ほぼ等高線上の傾斜の少ない遊歩道を進む。V字状に左カーブする地点の下側
に東屋(あずまや)があり、そばの大きなモミジがきれいな彩りを見せている。




 東向きの斜面を10分ほどで、三頭(みとう)沢を流れ落ちる三頭大滝のそばに着き、
滝の展望のために設けられた滝見橋から滝を眺める。


 滝の落差は約33mあり、南秋川最大の滝だという。

 小水期で流れは細めになっていて、繊細ながら見栄えのある滝だ。周辺の広葉樹はかな
り葉を落とし、一部の木がまだ秋の彩りを見せている。


 滝の上部に回り、流れに沿って進むと、三頭山への分岐点に出た。ここから西に入ると
三頭山(1,531m)への最短距離となる「ブナの路」であるが、傾斜が大きくなりそう
なので、北に向かって野鳥観察小屋方面への谷間を上がることにする。


 標高が上がり、両側の広葉樹は落葉している木が増えてきた。落ち葉を踏みしめ、とき
には石段を上がって行くと、↓カツラの大木があり、上を見上げるとこの木もかなり落葉
している。



 野鳥観察小屋まで10分と記されていたが、三頭山から下ってくるグループも結構あり、
道を譲ったり譲られたりしているうちに20分ほど経過し、小屋に近い分岐に着いた。


 細い流れの傍らに野鳥観察用らしい木製のテラスがあったので小休止して、すぐ上に1
本ある色鮮やかな紅葉などを眺める。


 ここからは、東方へ戻る「かおりの路」に向かうことにしていたが、まだ上り道が続く
とのことで、もとの道を戻ることになった。


 帰路の下りは早い。三頭山への分岐を過ぎ、三頭大滝のそばを通過し、森林館には12
時ちょうどに戻った。弁当を用意していない人は1階のレストランで、ほかの人は2階の
暖房の入った休憩室で昼食をする。

 食事を終えて駐車場に向かうが、これから上る人も多く、かなりの人出である。駐車場
のそばにある「都民の森」の大看板のところでもう一度記念撮影をする。


 駐車場に戻り、13時前に出発して車で約5㎞下り、日帰り温泉施設「数馬の湯」に入
った。ここで、直行していたKAさんとKUさんが合流し、休憩室の隅でカタクリの会の
解散式を行う。


 N会長から、会の発足の経緯や解散に至った状況などについての挨拶の後、事務局とし
て10年間尽力され、50回の山行にただ1人毎回参加のKKさんと、事務局実務に多大
のご苦労をいただいたMさんに感謝の品を贈る。

 さらにOさんから、会員有志からの記念品をN会長とKさんご夫妻に贈り、全員で感謝
申し上げ、解散式は終了し、さらに全員で記念撮影をした。


 この後、交代で温泉に入り、Kさんが持参した50回の山行アルバムを見せてもらった
り、思い出や近況などを語り合ったりして、2時間近くを過ごした。

 いつの間にか冷たい雨となり、15時に数馬の湯を後にする。JR五日市駅で電車で帰
る人と分かれ、それぞれの車は帰路につき、最後の山行を終えた。

[コースタイム]JR武蔵増戸駅8:35=都民の森駐車場9:33~53ー東屋10:25ー滝見橋
 10:35~45ー野鳥観察テラス11:12~20(往路戻りへ)ー大滝休憩小屋11:40ー森林館
 (昼食)12:00~38ー都民の森駐車場12:47~55=数馬の湯(解散式・入浴など)13:10
 頃~15:00=JR五日市駅(Kさん車)15:47=Kさん宅   (注)=自動車、ー歩行

(参加 15名(解散式は18名)、天気 曇後雨、距離 4㎞、地図(2.5万分の1)
 猪丸、歩行地 檜原村、累積標高差 約760m、歩数 6,000)



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第35回日本スリーデーマーチ(第3日)(埼玉)

2012-12-21 17:57:12 | ウオーキング
 2012年11月4日(日)

 最終日も快晴に恵まれました。今日は、中央会場から出て南方を回る「都幾川(ときが
わ)・千年谷(せんねんだに)ルート」です。中央会場、東松山一小を7時48分に出発
しました。


 東松山市第一の工場、ボッシュの工場横を進み、青鳥小の北を通過して「おため池」と
呼ぶ小さい池の横へ。

 池畔には、「虎御石」と呼ぶ高さ3.75m、幅70~77㎝の大きな板碑が立ってい
ます。建立は応安2(1379)年とのこと。


 関越自動車道と県道を陸橋で越えて、唐子(からこ)中央公園に入りました。広場では
第35回商工祭を開催中。農産物の直売品などのテントがあり、多くのウオーカーが足を
止めています。


 その先のグランドの横には、この大会用の湯茶接待所が設けられていました。


 この地を舞台とする、児童小説「天の園」の記念碑のそばを通過して、間もなく50㎞
コースと分かれ、その先では30㎞・20㎞と10㎞コースの分岐となります。私は今日も
20㎞コースに向かいました。

 浄水場、サッカー場、ソフトボール場などの横を抜けると、広い芝生地帯となります。



 その先は都幾川左岸沿いとなり、密生した竹やぶの間を抜けて、冠水橋の「おとうか橋」
を渡りました。

 この橋も、児童小説「天の園」の舞台です。


 橋を渡って田園地帯を進み、前方に見える高みの高本峠への上り道となります。

 西方には、今日も左に堂平山(どうだいらさん)、右に笠山がすっきりと望まれます。
近くの小川町で育った私は、いつも見ていた山並みです。


 高本峠へは、3日間の20㎞コースでは一番の上り坂が続くので、ゆっくりと進みま
した。


 峠を下って岩殿(いわどの)集落に入ります。民家で柿のサービスをしていたのでい
ただき、袋詰めの柿も販売しているので1袋分けてもらいまし。


 門前町になっている岩殿の通りを緩やかに上がり、坂東三十三観音霊場の岩殿観音・
正法寺境内を通過します。


 南側の山林一体は物見山公園。公園内の広葉樹も色づき始めていました。


 少し下ると、埼玉県立平和資料館にある高さ30m余りの展望塔が見えてきました。


 今日は、平和資料館はウオーカーに無料開放しています。構内に入って展望塔に上が
ってみました。

 西方に雪を被った富士山が見えますが、ちょうど手前に奥多摩の目印、大岳山が立ち
ふさがってのが残念です。


 東側の都心方向は少しもやがかかって見にくいのですが、左奥に東京スカイツリー
(634m)が認識できました。
            ↓ 東京スカイツリー


 平和資料館入り口付近のモミジは、11月初めはまだ暖かだったので、例年ほどの色
合いにはなっていません。


 駐車場でチェックポイントのシールをもらい、石坂ゴルフ倶楽部ゴルフ場や東京電機
大キャンパス横を通過して、千年谷公園に11時18分に入りました。


 ここではとん汁サービスがあり、募金をしてとん汁をもらい、広い芝生広場で昼食に
しました。


 広場の隅では、地元、東松山太鼓の力演が始まりました。


 正午前、公園を出て東武東上線、高坂駅方面に向かいます。


 関越自動車道を越えて、駅に向かう中通りを進みます。朝日新聞の販売所で、お茶の
サービスをしていたので1杯いただきました。


 中通りは「彫刻のみち」とも呼ばれ、彫刻家、高田博厚氏の作品、34体のブロンズ
彫刻が並んでいます。
 

 高坂駅を東に抜けて、新しい住宅地に沿った遊歩道「川原のみち」を進んで、都幾川
にかかる国道407号バイパスの新東松山橋を渡ります。



 橋からは広々とした展望が広がり、北にかすかながら浅間山も望まれました。
                             浅間山


 国道バイパスを1㎞ほど進んで信号のところで離れ、小さい流れに沿ったかかし祭り
のかかしが並ぶ野道を進みます。




 東松山の市街地に入り、ゴール近くまで進むと、3日目の最後を飾るいろいろなグル
ープのパレードが始まっていました。県警音楽隊のパレードです。


 14時ちょうどに中央会場にゴールしました。


(天気 快晴、距離 22㎞、歩行地 東松山市、歩数 36,700) 



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第35回日本スリーデーマーチ(第2日)(埼玉)

2012-12-20 18:38:43 | ウオーキング
 2012年11月3日(土)

 2日目も好天となりました。7時40分に中央会場の東松山第一小学校をスタートしま
した。ステージでは、沖縄の「てだこウオーク」の関係者が見送ってくれています。


 今日のコースは「吉見百穴(よしみひゃくあな)・森林公園ルート」です。


 市街地を東に向かい、下沼公園を通過します。


 さらに東進して市野川を渡って吉見町に入りました。川の近くに、栽培しているアケビ
がたくさん実を付けていました。


 今日の20㎞と30㎞コースの分岐点は、吉見百穴です。


 私は今日も20㎞コースへ。すぐに市野川の左岸堤防に出て、上流に向かいます。


 東京農大第三高校のグランドの間を通過し、東松山市営の岩鼻運動公園横を進みました。


 国道を越えて西進し、総合福祉エリアの前を通過し、再び市野川沿いに出て、市野川小
のそばで右岸沿いへ。


 次の橋を渡って川を離れ、里道を西北に進んでチェックポイントの東松山ぼたん園に着
きました。

 
 ぼたん園の中には何本かの冬桜がありますが、今年は入口に近い1本だけが見ごろです。


 ぼたん園を北に抜け、東松山ゴルフ場に沿った斜面を上り下りして、今日はウオーカー
に開放している福祉施設、あかつき園に寄ってみました。

 餅つきをして、つきたての餅も販売しています。


 園内で休憩中のウオーカー。


 大谷の秋葉神社や比企氏ゆかりの宗悟寺のそばを通過して、山すその緑道を抜けました。




 国営武蔵丘陵森林公園近くの車窓沿いにある古い家。10数個の自販機が並んでいます。


 中央口から森林公園に入り、林間を南に向かいました。


 運動広場の近くでは、広いコスモス畑が花をいっぱいに見せていました。




 出口になっている南口のそばでは、例年通り菊花展を開催中。入賞作品などがたくさん
展示されています。





 噴水の近くから南口を出ると、駐車場の周辺のソメイヨシノなどがよい彩りに。




 東武東上線森林公園駅に向かって、広葉樹に覆われた緑道と側道を進みます。


 こちらにも色鮮やかな葉が。


 側道に出ると、東側の田んぼの中にこんな看板が。


 森林公園駅前を通過して、中央会場のゴールには13時24分に入りました。


 今日も会場内は、ゴールしたウオーカーで大変な賑わい。


 さて、会場を出て東松山駅に向かうと、通りは歩行者天国になっていて、県内など各地
からはせ参じたよさこい連が熱演中。


 駅の近くでは、少年達が東松山太鼓を力演していました。


(天気 晴、距離 22㎞、歩行地 東松山市、吉見町、歩数 35,700)



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第35回日本スリーデーマーチ(第1日)(埼玉)

2012-12-19 21:01:51 | ウオーキング
 だいぶ遅れましたが、11月の当ブログがトラブル中に、ウオーキングなどの催しに
参加したときの模様を、幾つかアップします。

=======================================

 2012年11月2日(金)

 埼玉県東松山市を中心に毎年この時期に開催される、国内最大のウオーキング大会で
ある、日本スリーデーマーチに、今年も参加しました。今回は第35回の記念大会です。

 中央会場の、東松山第一小学校校庭に設けられた大会ゲートをくぐります。


 7時から30㎞コースがスタートして、ステージ前を通過する人ももう少なくなって
いました。私は、7時45分に出発です。


 中央会場の北にある、松山高校の壁面には、全国大会などに参加した各部のポスター
がたくさん吊されていました。


 西に向かい、東武東上線 森林公園駅前を通過、市野川(いちのかわ)沿いに出て、
川の左岸沿いを進みます。途中の羽尾集会所前広場で、湯茶の接待をいただきました。




 その先からは、外秩父の代表的な山、笠山が望まれます。


 上市野川橋で川を離れて川島集落に入り、鬼鎮(きじん)神社に入ります。ここが、
30㎞コースと20㎞コースの分岐点。私は20㎞コースです。


 鬼を祭る神で、絵馬にも赤鬼と青鬼が。


 拝殿前には、鬼の金棒がたくさん奉納されていました。


 武蔵嵐山駅近くの町並みを抜けて、東武東上線のガード下を通過して南に向かい、チェ
ックポイントになっている国史跡・菅谷(すがや)館跡に入ります。


 館跡にある県立嵐山史跡の博物館を抜けました。館内に展示されていた滝島浩二の童画
の一部。


 博物館前の芝生で休憩するウオーカー。


 すぐ東に接する、国立女性教育会館の構内を東に抜けます。


 構内のソメイヨシノが色づいていました。


 民家が途切れ、不動滝の近くに進むと、眼下に田園地帯の展望が広がります。


 さらに里道を進み、禅寺・浄空院の近くを通過します。スリーデーマーチに参加し始め
た頃は、この寺はかやぶきの屋根でした。


 路傍のコスモスも見頃に。


 原爆の図で知られる丸木美術館や、唐子(からこ)中央公園を通過して、12時20分
に中央会場にゴールしました。


 会場のステージでは、ハワイアンバンドが演奏していました。


 ゴールしたウオーカーで賑わう会場。




(天気 快晴 距離 20㎞、歩行地 東松山市、嵐山町、歩数 30,800) 
 



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カタツムリ歩行最終回 JR武蔵野線(南武線) 府中本町駅

2012-12-17 18:04:23 | カタツムリ歩行
 2012年12月16日(日)

 1991年2月に武蔵野線西船橋駅をスタートしたカタツムリ歩行は、1年ひと駅ずつ
のゆっくりの歩みを続け、まる22年かかって最終の駅、府中本町駅に着いた。今日は、
その最終回となる第220回例会である。


 最終回にふさわしく、このところ続いた寒波も緩み快晴で暖かい日和となる。いつもよ
り多めの参加者は、三々五々とスタートして行き、私たち5人も10時2分に府中本町駅
を出た。

 改札口の先、西側の階段を下って本町二丁目に入り、南に向かう。工場と集合住宅の間
のケヤキ並木は、ほぼ葉が落ちていた。


 その先の三差路際に、「東京都史跡 三千人塚」の説明板があり、府中の名木百選に選定
されているエノキの古木が立っていた。樹高は13.5m、幹回り2.5mあるという。


 木の下には、多摩地区最古の康元元(1256)年の板碑もあるが、書いてある文字は
読みにくい。

 ちなみに、三千人塚は江戸時代の「武蔵名勝図絵」などにも紹介されており、鎌倉から
室町時代のこの地の有力者一族による小さな塚が信仰の対象になり、地元の文化財として
大切にされてきたようだ。塚の北側にあるクスノキも、見ごとな枝振りを見せている。


 中央自動車道の下を抜けると、畑の東側にサントリー武蔵野工場の大きな建物が広がり、
西方に目を転じると丹沢山地の上に富士山の上部が望まれる。


 新田川(しんでんがわ)緑道の表示のある車道に入り、その支流の雑田堀用水路沿いに
少しだけサントリー工場際を回る。

 矢崎小北側の道路を東に向かう。北側の大東京総合卸売りセンター内にある魚市場の店
舗の看板が立っていたが、そばの門は閉じていた。



 車道を横断してさらに先に進む。切り詰めて背を低くした梅畑や、民家に実るミカン、
たわわに実る柿などを眺め、南武線の線路下を東に抜けて是政(これまさ)三丁目へ。


 交通量の多い都道9号を横断して、近くの西蔵院に入る。本堂は近年改築のようで新し
い。


 本堂左手に地蔵堂があり、山門に近い鐘楼では大晦日の深夜に、先着108名が除夜の
鐘を突けるとの表示があった。


 寺のすぐ先で、都道から北へ細い路地に入ると、門柱や塀をツタのような植物で覆った
家がある。


 その先の鹿島神社の小さな社には、懸仏(かけぼとけ)があると記されていたが、説明
板の文字がかすれて詳細は分からず、社殿をのぞいても見つけられなかった。


 突き当たりの広い駐車場を通らせてもらい、中央自動車道際の竜泉寺に行く。本堂はシ
ンプルな方形屋根。


 お堂に祭られた地蔵さんの台石には、「西国同行拾二人」「坂東同行拾六人」と刻まれ
ていて、二つの霊場巡りをした人たちが奉納したものらしい。


 南側の、長い塀を巡らした吉田家にはりっぱな土蔵があり、母屋の北側に大きな角形の
煙突が出ているのが目に付く。暖炉でもあるのだろうか…。庭の隅には、吉田霊神宮と呼
ぶ小さいお社も祭られていた。


 近くの民家の入口には、ツゲの木だろうか、ひとつの枝を多く伸ばしたアーチが出来て
いる。



 その先の是政八幡神社境内にある是政公会堂は、衆議院議員選挙の投票所になっていて、
投票日の今日は有権者が並んでいた。


 公会堂の前に立つご神木の大ケヤキは、すっかり葉を落として冬支度を終えている。


 境内にある説明板によれば、是政八幡宮は天正18(1590)年、京都の石清水八幡
宮の分霊を祭ったのが始まりとか。また、是政の地名は、是政村開墾の祖とされる井田摂
津守是政の名に由来するといわれ、その墓は東京競馬場の第3コーナーを回ったあたりに
あるという。

 さらに東進して中央自動車道際に出て、集合住宅の南を回って宝性院に東側から入る。
本堂は豊富な樹木に囲まれているが、寺は無人で淋しい感じ。由緒などは記されてない。


 中央自動車道の北に出て、東京競馬場の塀に沿って北進する。


 競馬場の東門近くで広い車道を横断し、樹木に囲まれた一角に二つ三つかやぶき屋根が
見える鳩林荘という広い敷地の横を上がる。




 ゴールの武蔵国府八幡神社はすぐ先、12時10分に到着した。



 広い境内は広葉樹の森に覆われており、東側のケヤキの多い広場で先着の皆さんは昼食中。

 昼食後、記念撮影をして、その後、毎年12月恒例の「観歩証」が参加回数順に事務局
のDさんから授与される。私の今年の参加は全10回中の8回、22年間通算220回中
の57回参加となった。


 もらった順に、事務局のDさんが用意された品のほか、今回は参加者が持ち寄った品も
あわせて、ひとつずつ欲しい品物をいただく。さらに余った品も希望者がもらった。


 さらに、Dさんほかが用意されたワインなどの飲み物で乾杯をして、22年間の長い行
程のゴールを祝う。

 毎年参加の方5人には、やまさんからのプレゼントがあり、ほかに、今日のゲスト、近
くにお住まいの絵地図作家村松さんの府中の絵のコピーのプレゼントなどもあった。



 Dさんとやまさんから、22年を振り返っての話があり、これでおしまいかと思ったら、
リクェストに応えて来年から5年間、続カタツムリ歩行が、府中本町から西船橋に向かっ
ての逆行で、いままで同様年10回開催されるという嬉しい話もあり、また皆さんと歩け
るということになった。


 最後に山浦敬子さんのオカリナに合わせて冬の歌などを口ずさみ、暖かかった最終例会
も、13時10分頃にお開きとなる。

(天気 快晴、距離 5㎞、地図(1/2.5万) 立川、歩行地 府中市、歩数 8,700)

 散会後私は、八幡町から京王線と甲州街道の北に出て、府中市民会館横を通過して東京
農工大構内を抜け、都道133号を北上してJR中央線と西武線の国分寺駅まで歩いた。

 




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カタツムリ歩行 京王線 府中駅(東京)

2012-12-16 21:22:49 | カタツムリ歩行
 今日、12月16日(日)は、カタツムリ歩行の最終回に参加してきましたが、まだ
11月のレポートがアップしてないので、そちらを先に報告します。

=======================================
 
 2012年11月18日(日)

 残りあと1回となった、カタツムリ歩行の第219回例会に参加した。集合は京王線の
府中駅。高架になっている駅を10時10分にスタートする。

 線路の南側を線路沿いに進んで西側から回り込み、関東では少ない時宗の称名寺に入る。

 現在の本堂は明治初(1868)年の再建。


 境内には一遍上人像や地蔵堂があった。


 大国魂(おおくにたま)神社に向かう参道に出る。通りには、国の天然記念物になって
いる「馬場大門(ばばだいもん)のケヤキ並木」と呼ぶ色づいた大ケヤキの街路樹が続く。


 ケヤキは、奥州平定を果たした源義公・義家父子が、康平五(1062)年に大国魂神
社に奉納したのが初めとか。大ケヤキの下に源義家の立像がある。


 ケヤキ並木を南に進んで大国魂神社に入る。

 参道にはたくさんの提灯が吊されていて露店も並び、七五三詣での家族づれがたたくさ
ん訪れていた。


 テントの下では菊花展を開催中で、入賞作品が多数並んでいる。


 中門まで行くと、笙(しょう)やひちりきの奏楽に合わせて結婚式場に向かう、新婚の
ご夫妻と関係者の行列が通過した。


 拝殿には着飾った七五三の親子が次々と来て、参拝している。


 参道の途中から東に抜けて、宮町三丁目を東へ。一帯は京所(きょうづ)と呼ばれ、国
府の写経所のような施設があった名残とのことが、りっぱな石碑に記されていた。


 八幡町1丁目に入ると、境内に樹木は少ないが大イチョウの目立つ普門寺がある。

 西向きの本堂前に、「め」の字の絵馬がたくさん奉納されていて、眼病に御利益のある
ことが推察される。本堂には、「多摩新四国八十八箇所第二十二番」の掛札が掲げられていた。


 京王線支線の府中競馬正門前駅前から東京競馬場正門前に進む。





 競馬場構内のソメイヨシノやケヤキなどがよい彩りを見せている。


 競馬場の北側道路を西に少し進むと斜面下に馬霊塔があり、各厩舎から奉納された白い
のぼりがたくさん並んでいた。


 その先から林間の斜面を上って、日吉神社へ。石段上に市の保存樹になっている大イチ
ョウが立ち、境内にも数本の大ケヤキが目に付いた。


 車道の北側の遊歩道が突き当たったところには、妙光院がある。

 山門を入って竹林を抜けて行くと、西向きの本堂前に黄葉に色づく大イチョウが立って
いた。

 高さ25m、幹回り3.9mあり府中の名木百選に選定されている。


 朱塗りの山門を西に抜け、JR武蔵野線・南武線の府中本町駅を南から北に抜ける。駅
構内からは、真っ白な富士山が望まれた。


 御陵下公園の横を通過して、都道18号を西進する。府中三小前を通過し、府中税務署
と大きなサミットストアの間を進んで、JR南武線分倍河原(ぶばいがわら)駅の南側で
高架の線路下を抜ける。

 分倍河原駅から延びてきた道と合するところに光明院があり、月末に開催される「梵音
会(ぼんのんえ)」と呼ぶ三味線とヴァイオリンによる音楽会のポスターが掲示されていた。


 その角を右折して南武線の踏切を越え、すぐ左手にあったゴールの八雲神社に11時
54分に着いた。

 古くは天王宮と呼ばれ、創設年代は不詳ながら約700年以前には存在していたと思わ
れ、分梅(分倍)地域の鎮守様として地元の方の心のよりどころとして慕われているという。

 境内東北端には、元応元(1319)年の木に抱かれた珍しい板碑があったが、風化が
著しくなり、現在は複製が設置されている。


 昼食後、社殿前で記念撮影とミーティングをして、13時前に散会した。


(天気 快晴、距離 4㎞、地図(1/2.5万) 立川、歩行地 府中市、歩数 6,300)

 散会後私は、北側を折り返すように東進して分倍河原駅横を通過し、都道133号に出て
広い境内の高安寺に立ち寄り、JR武蔵野線府中本町駅から帰路についた。
 


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市ヶ谷から新宿へタウンウオーク(東京)

2012-12-13 20:49:24 | 江戸・東京を歩く
 2012年12月9日(日) 

 埼玉県を中心にカントリーウオークを楽しむグループの、今年の最後となる第199回
例会が開催された。集合はJR中央・総武線の市ヶ谷駅。

 今回は、カントリーウオークならぬタウンウオークの企画。市ヶ谷見付跡の色鮮やかな
モミジのそばで組み分けをして、10時10分にスタートした。


 駅前から五番町に入り、マンションなど住宅関係のビルの多い通りを進む。ビルの間か
ら、大イチョウの黄葉が望まれる。


 間もなく外濠公園に上がった。ソメイヨシノやイチョウ、クロマツなどの古木が遊歩道
沿いに続き、木の間から西側眼下にJR中央線の線路が見下ろせる。

 金属製の柵に、ガッチリと幹を食い込ませたプラタナスが目に付く。


 四谷駅近くまで行くと、かなり葉の落ちたイチョウの下にギンナンがたくさん落ちてい
る。匂うので、持ってきたビニール袋でつまみながら3人が収穫した。



 黒松林の横を過ぎ、桜の多い一角まで進むと、北側のビル街の展望が開け、色づいたイ
チョウや広葉樹の木々も結構目に入る。




 四谷駅の北側で線路の上を越え、四谷見付交差点↓を渡って四谷一丁目へ。


 新宿通り(甲州街道)の南に平行する細い通りに入ると、繁華街とは隔離された住宅地
となる。

 おだて横丁を南下し、突き当たりを右折すると、その先一帯に20を超える寺がが並ん
でいる。江戸城の外堀工事の際に、まとまって移転してきたのだという。

 まずは最寄りの西念寺(さいねんじ)に入る。徳川家康の旧臣で槍の名手、伊賀者の指
導者として知られる服部半蔵ゆかりの寺で、家康から拝領した槍が保存されているとか。


 墓地には、慶長元(1596)年に没した半蔵の墓があり、ほかにも江戸時代の年号が
刻まれた墓が多い。



 観音坂を下り、雨宝稲荷大明神の赤いのぼりの並ぶ真成院↑の角を左折後、銭湯の先で
右折し、江戸後期の刀鍛冶の名匠、源清麿(みなもとのきよまろ)の墓のある宗福寺の前
を通過し、戒行寺に入った。


 ここは、池波正太郎のテレビ時代劇で知られる「鬼平犯科帳」の主人公、鬼平こと長谷
川平蔵の埋葬地。平蔵は、寛政7(1795)年に50歳で病没しており、ほかに鬼平の
父、宣雄など5人の火付盗賊改が葬られているという。


 戒行寺の南西にある西応寺には、幕末から明治にかけて活躍した最後の剣客、榊原鍵吉
の墓があるというが、塀にあった説明板を読むだけに止める。

 その角を北に向かい、須賀神社に入った。広い境内の東側に須賀町町会のテントが張ら
れ、町会員が交代で餅つきをしている。

 ついた餅は辛み餅やあんこ餅などにして、200円で販売していた。


 コンクリート造りのりっぱな社殿の手前左手に、近くに本社のあるスーパー〇正の創始
者、飯塚氏の胸像が、右手には鉄製の火の見のはしごに小さい半鐘が下がる。


 また、近隣町会の幾つかのみこし蔵も並んでいた。

 入った通りを北に階段で下って、東福寺坂を少し上り、右手にあった広い境内の愛染院
に行く。


 墓地も広く、その一角に内藤新宿の名主を務めた高松喜六(たかまつきろく)の墓がある。

 高松喜六は元禄11(1698)年、内藤家(ないとうけ)下屋敷(しもやしき)に、
幕府から許可されて宿場を開設して本陣を経営し、高松家は代々、内藤新宿の名主をつと
めたという。

 また、埼玉県深谷市(旧児玉町)出身で文政2(1819)年に「群書類従(ぐんしょ
るいじゆう)」を完成したことで知られる、江戸の国学者、塙保己一(はなわほきいち)
の墓も別の一角にあった。


 正午が近づいたので、この辺で寺巡りを終えて昼食地の新宿御苑に向かうことにする。

 もらった新宿観光ガイドブックの絵と違っていた円通寺を探して、付近を一周後、忍原
横丁から、屋上にヘリコプターが見え、消防博物館のある四谷三丁目交差点に出た。


 新宿通を進み、大木戸門から新宿御苑に入る。


 新装された温室や、樹齢100年を超えるユリノキ↑、花開く冬桜、まだ色濃く残るモ
ミジの紅葉などを眺めながら進む。




 12時28分に「レストランゆりのき」の前に着き、そばのベンチで昼食にした。


 近くには、明治25年(1892)から栽培しているというプラタナスの仲間、モミジ
バスズカケの大木がある。


 ミーティング後、14時まで各自園内を自由に巡ることにする。


 南側の旧御涼亭や日本庭園周辺には、モミジや大イチョウなどの紅葉、黄葉の彩りが残
っていた。





 新宿門のそばで記念撮影をして新宿御苑を出る。


 JR新宿駅南口や都庁前を通過、途中のファミリーマートで飲み物やつまみを求め、新
宿中央公園に南側から入る。

 ビルの向こうに沈む前のわずかな残照を求めて橋の上にシートを敷き、15時半までさ
さやかな忘年の宴を楽しんだ。


(参加 18人、天気 快晴、距離 9㎞、地図(1/2.5万) 東京西部、歩行地
 千代田区、新宿区、歩数 18,200)



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