あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

師走のうす寒い日、目黒天空庭園へ(東京・目黒)

2022-12-31 21:11:55 | Weblog
 2022年12月21日(水)

 以前は、何年か毎年年末に地図カレンダーを配布をしていた日本地図センターだが、新
型コロナウィルスの感染防止のため、この3年間は配布を止めていた。

 今年は3年ぶりに3日間配布するとのメールマガジンが届いたので、中間日の今日、も
らいに行くことにした。

 (財)日本地図センターは、内外の各種地図や空中写真等を広く収集し、体系的に整備
保管し、総合的な地図情報サービスを行うとともに、国土地理院の地図の刊行、地図に関
する調査研究等を行う機関として昭和47(1972)年に設立され、今年2月で設立か
ら50周年を迎えている。

 日本地図センターの場所は、東急田園都市線の池尻大橋駅近くにあり、以前は渋谷駅か
ら歩き、周辺のウオーキングもしていたのだが、加齢に伴い歩きは最小限に留めることに
した。

 今日は、西武池袋線から東京メトロ副都心線、東急東横線などに直通の電車で渋谷駅ま
で行き、田園都市線に乗り換えてひと駅の池尻大橋駅に12時過ぎに下車した。
     

 この辺り、地下を走る田園都市線の上は国道246号線・玉川通りで、さらにその上を
首都高3号線が通っている。

     
      その玉川通り、渋谷方向に少し戻る沿道のチョウはよい彩り。


 すぐ近くが首都高の大橋ジャンクションで、南北に走る山手通り上を走る中央環状線と
交差するところ。

     
 大橋ジャンクションの東北側、坂道を少し下った山手通りに日本地図センターがある。

 地図カレンダーの配布は2019年までは、展示場のような広い部屋の一隅にテーブル
を並べて、取引先の民間の地図メーカーから提供された世界地図や日本地図などの描かれ
たカレンダーを並べ、欲しいものを選んでもらえるようになっていた。

 だが今日は、新型コロナウィルスの感染防止のためか、入口のところに数社のカレンダ
ーを巻き込んで筒状にしたのを、ひとり1本ずつもらえるようにしていた。

 そのカレンダー筒をもらい、左手の地図や関係図書などの直売コーナーものぞいたが、
当面買いたいものはなかったので、すぐに退出した。

 このあとは、以前2,3回立ち寄っていた目黒天空庭園に回ることにして、大橋ジャン
クション付近まで戻る。


 そばの大橋病院入口交差点の北側から跨道橋へエレベーターで上がり、跨道橋で玉川通
りの南側に回り、そこから延びる遊歩道で目黒区立目黒天空庭園へのスロープへ。


 目黒天空庭園は大橋ジャンクション上に造られた屋上庭園で、ループ上に反時計回りに
緩やかに上がりながら天空の庭園巡りが楽しめるようになっている。


 西北側の跨道橋からの導入路横にある案内図



 西側、庭園入口の管理棟↑に設けられた休憩コーナーにあったリーフレットから




 管理棟前のコハウチワカエデ(小羽団扇楓)がよい彩り。

     
      そばの植え込みのキクやパンジーなど。

 
 ミツマタには、来春早目に咲き出す花のつぼみが。


 植え込みの両側にある遊歩道を、樹木や花を眺めながら緩やかに上がる。
 


 ガマズミだろうか、名札はない。


 モミジなどが彩りを競う。


 こちらはマンリョウか?


         ナデシコが一つだけの花を
       



 この花を見たのは初めてか、タイワンツバキ


         
      サザンカは何本も花盛り


     

 
 途中には休憩所も設けられている。

 
      石灯籠を囲むオタフクナンテン
     


 上空はすっかり曇っていて、モミジの彩りももうひとつ。





 最上部が近づき、振り返り見る南方の展望


 
    
      天空庭園の出口側に立つクロスエアタワー










 これらビル群の中央部辺りに富士山上部が望めるようだが、この天気では無理。

 
 出口近くからスロープの中側に見下ろせる「おおはし里の杜」と呼ぶエリアで、こちら
は生きもの中心の緑地になっていて、多様ないきものの生育・生息・繁殖の場として入場
は制限しているという。



 出口横のクロマツ

     
      近くには実をいっぱいつけたクロガネモチが。




 モミジも数本、彩りを残している。


 天空庭園を一巡し終え、東側のクロスエアタワー9階から13時10分頃に庭園を出た。


 この9階には、目黒区の施設が入っている。



 クロスエアタワー9階の入口際にあった天空庭園の模型

 エレベーターで1階に下りてタワーを出て、再度 跨道橋で玉川通りの北側に回る。

     
 池尻大橋駅の入口近い、カフェ ヴェローチェでナポリタンセットを注文して昼食に。

 13時50分過ぎ、池尻大橋駅から渋谷行き東急田園都市線上り電車に乗る。渋谷駅で
東横線ホームに移動し、14時過ぎに遅れて来た小手指行き西武池袋線直通の急行で帰路
に着いた。

========================================

 この1年間、たくさんの皆さんにご覧いただき、本当にありがとうございました。

 取材日から投稿日までの間隔が空いてしまい、季節感などのずれが感じられるものも多
かったかもしれませんが、新年もできるだけ投稿を続けたいと思います。

 2023年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 



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「狭山茶の里ウオーキング」で入間川沿いを歩く(埼玉・狭山)

2022-12-29 22:54:00 | ウオーキング
 2022年12月11日(日)

 好天で暖かそうなので、北隣の狭山市内で開催されたウオーキング大会に参加した。


 西武新宿線新所沢駅から10時45分発本川越行き下り電車に乗り、3駅目の新狭山駅
に10時54分に下車した。



 北口の駅前から北西に延びる通りには、新狭山駅北口商店街が「シンサヤママーケット」
を開催中で、幾つものテントが並んでいて市民などでにぎわう。



 信号のある交差点を左折して、少し先にある中原公園(あじさい公園)がスタート会場。
受付でコース地図をもらい、11時11分にスタートした。



    なお、今日のスタート時刻は、11時~13時30分までとなっている。
     

  狭山市のマスコットキャラクター、七夕の妖精「おりぴぃ」が見送ってくれた。
     

           公園のケヤキは、すっかり葉を落としている。
          

 東北に進んで駅前からの通りの交差点を過ぎ、すぐ先の交差点を左折して北西に向かう、
交差点の北側は、ロッテ狭山工場の大きな建物が。


 次の交差点で国道16号線を横切る。


     
   緩やかに左カーブしながら少しずつ下り、レンガづくりの西武学園文理小横を過ぎる。
           

     次第に人家が少なくなり、路傍にマユミがたくさん実を付けていた。
     
 

 道は西北西に向きを変え、人家が途絶えて周辺の展望が開ける。


 入間川大橋が近づき、左手眼下に牧場らしいところが見下ろせる。


 橋にかかると右手(下流)に、川の左岸近くに並ぶ西武文理大のキャンパスが望まれる。


 少し霞んではいるが、進行方向に見えてきたのは奥武蔵の山並みだろうか・・



      橋からの上流の眺め、流れには釣り人も。
     

          

 左岸の堤外(堤防より流れ側)はびっしりとススキに覆われていた。


 入間川大橋を渡り終え、左折して左岸堤防沿いの遊歩道に入る。



 広い左岸堤外の河川敷には柏原河川敷公園があり、家族連れが集まるイベント会場も。



 葉の落ちた桜並木の下を抜ける。桜並木は300mほど続いていた。


 その先の河川敷は、狭山リバーサイドゴルフ場。
 

 こちらは、地元柏原地区の自治会のお花畑プロジェクトのメンバーが作業中。
 

      
           遊歩道沿いに咲いていた皇帝ダリア
          

 この道路は川越狭山自転車道だが、今日の催しを知っているのか自転車は皆無だった。
     
 ちなみに、川越狭山自転車道は「入間川サイクリングロード」とも呼ばれ、今日のコー
スのさらに上流の狭山市の豊水橋から川越市の入間大橋まで、全長22.6㎞の自転車歩
行者専用道路である。


 右岸沿いに戸建て住宅が増え、コース半ばを過ぎた辺りで狭山環状道路の狭山大橋下を
通過する。





 間もなく流れには上奥富用水堰が近づいてきた。ダム際まで進むと、対岸にはAEON
(スーパー イオン)の建物が。



 

 河川敷にあるキャンプ場の横を通過して、ゴールに向かう昭代橋下を抜けた。



 その先の河川敷が、このウオーキングのための「柏原・水富おもてなし会場」。参加者
には飲み物などの入った参加賞の袋をもらう。


 


 会場には、休憩用テントや、おもてなしイベントのためのキッチンカー8台の出店など
も並んでいた。


        
 キッチンカーのひとつ、狭山抹茶などの味わえるところで狭山茶まるごとソフトクリー
ム(500円)を求め、休憩用テーブルの空きを見つけて小休止する。


 休憩後は、すぐ先から左岸堤防に上がって折り返し、おもてなし会場を見下ろしながら
昭代橋へ。



 堤防沿いには子どもたちの遊び場もある。昭代橋西詰に、サザンカが花盛りの街路樹が
数本並んでいた。





 もう一度おもてなし会場を見下ろしながら昭代橋を渡る。この辺りの流れ、下流に上奥
富用水堰があるので水量は多い。


     


 国道16号線を跨道橋で越える。近くの路傍にもうスイセンがたくさん咲いていた。


 狭山市民会館前のケヤキも、葉はほとんど落ちている。



 そばの交差点の東南側一帯はコスモス畑で、色濃い花がまだたくさん咲いていた。





 緩やかに上がり、ゴールの狭山市駅西口市民広場に13時40分に着く。


 完歩賞として、来年の「残しておきたい狭山の風景カレンダー」をもらう。カレンダー
の裏表紙が完歩賞になっていた。
     

 別のテントで「埼玉県コバトン健康マイレージ」のリーダーに専用の歩数計を読ませる。



 広場には幾つかのテントやキッチンカーが並び、飲食物などを販売していた。


 2階が出改札口の狭山市駅西口へのデッキに上がると、秩父のシンボルで日本二百名山
の武甲山(1,304m)が望まれる。



 13時50分に西武新宿線狭山市駅に着き、13時56分発の西武新宿行き上り電車に
乗る。

(天気 快晴後晴、距離 7.7㎞(大会用地図では6.5㎞)、地図 大会用地図、
 歩行地 狭山市、歩数 13,700)
 




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「鉄道と美術の150」展へ(東京・東京駅)

2022-12-26 21:03:58 | 美術館・博物館等の観覧
 2022年12月8日(木)

 今日は太平洋戦争開戦から81年になるが、さらに遡り150年前をふり返る美術展の
観覧に行く。(この展覧会のリーフレット表面)
     


 会場は、JR東京駅丸の内北口にある「東京ステーションギャラリー」


     
 11時40分頃入館した。入館料大人1,400円だが、ジパング倶楽部会員は割引で
1,300円だった。
     

 1階から入り、展示室のある3階へはエレベーターで上がり、3階を観覧後は2階へと
下って2階の展示室へ回るようになっている。

 館内は撮影禁止なので、もらってリーフレットからこの催しの狙いを。

『日本初の鉄道が新橋-横浜間で開業したのは明治5(1872)年のことですが、奇し
くも「美術」という語が、それまでの「書画」に代わって初めて使われたのも同じ年のこ
とでした。

 鉄道と美術はともに日本の近代化の流れにより添い、時にはそのうねりに翻弄されなが
ら150年の時を歩み続けてきたのです。

 この展覧会では、鉄道と美術の150間にわたる様相を鉄道史や美術史はもちろんのこ
と、政治、戦争、社会、風俗など、さまざまな視点から読み解き、両者の関係を明らかに
していきます。』


 会場でもらった作品リストによれば、3階と2階に分かれた会場は年代に応じて150
点の作品がされていて、制作年度は1854年から2022年、技法は木版、石版、油彩、
絹本、紙本着色、水彩、石膏、写真ほか多彩にわたっていた。

 描かれたのは、鉄道に関わる幅広いもので、戦争や労働、娯楽など多岐に及び、個々の
解説文と作品と見比べながら、ゆっくりと観賞した。

     
 その一端を、もらったリーフレットから切り出して以下に紹介するが、名刺大以下から
大型切手程度の大きさからなので、実物との見栄の差は大きいことをご了承いただきたい。
                                   (順不同)      

 
  「横浜海岸鉄道蒸気車図」 歌川広重 1874年


  「地獄極楽めぐり図」より「極楽行きの汽車」 河鍋暁斎 1872年


  「赤い気罐車庫」 長谷川利行 1928年

    
  「新宿駅」 木村荘八 1935年


  「「路上歩行展」と通勤者たち(中村宏・立石紘一作):東京駅~京橋かいわい」
                                     平田実

     
       「鉄路」 川上涼花 1912年

          
            「機関車」 田中靖望 1937年

    
      「ディスカバージャパン no.4」  1971年


  「Small Planet tokyo stattion]」 本郷直季 2004年


  「煙」 香月泰男 1969年 


 3階会場から2階会場に下る途中の階段横、このレンガ積みは国重要文化財として登録
されている。


 1時間20分余り観賞して、13時過ぎに2階会場を出た。2階は東京駅丸の内北口の
大ドームの西側なので、外側の窓から丸の内口駅前広場や周辺のビルなどが望まれた。



 東京中央郵便局方面

     
      丸ビル方面 
    
          
           新丸ビル方面




  外をのぞいた後は、2階の回廊を反時計方向で回ってみることに。ミュージアム
  ショップ出口横のパネル  
     

 
 
 南西側には、東京駅丸の内駅舎保存・復元工事に関わる展示が少し。

 上は3階回廊ブランケット(月の満ち欠け)で、やはり1914(大正3)年頃のもの
のよう。右から三日月、十三夜、望月、下弦の月を現してているという。

 下は旧第七号階段ブラケット、創建時の1914(大正3)年頃のもの
 

 南北ドームの装飾レリーフ(同じく創建時の1914(大正3)年頃)のもので、上は
菱の実を、下はエッグ&ダートだとか。 

     
   第八号階段手すり(上)と旧第七号階段手すりで、いずれも1914年頃製
      のよう。

       回廊には、こんなポスターも。
     

 現在の南北ドーム装飾レリーフ、干支(えと)の復元用石膏原形で、上段左から丑、寅、
辰、巳、下段左から未、申、犬、亥、2007~12(平成19~24)年に復元したと
いう。


 北側回廊には、東京駅丸の内駅舎の変遷が分かる模型などが。

 バルツアーの中央停車場プラン

 ドイツの鉄道技師で中央停車場の建設計画を担当したが、鉄道関係者には受け入れられ
ず、この後設計した辰野金吾は、この施設や構内配置はそのまま踏襲したという。

 
 辰野金吾の設計で、日露戦争の影響もあり設計に約7年をかけて1910(明治41)
に最終計画が提出されたとか。

 第2次世界大戦戦で大きな被害を受けた駅舎の戦災復興工事により、1947(昭和22)
年3月に竣工したもの。
  
 最近の保存・復元工事が始まる2007(平成19)年までの60年間使い続けており、
高齢の方にはおなじみだった外観。
 
 ほかにも、創建時の杭基礎の松丸太、トラスの一部、東京駅周辺の航空写真なども展示
されていたが省略する。

     
          ミュージアムショップを抜けてレンガ塀沿いの階段を下りた。
          

 丸の内北口から見上げたドーム。


 13時30分になったので昼食をすることにして、丸の内北口から八重洲北口へ回り、
地下街を南口まで進んで、いつもの店「おらが蕎麦」に入る。

 
 今日も、旨辛牛肉そば(790円)を注文して、ボリュームたっぷりのそばをおいしく
味わった。

 

 昼食後、再び地下道を戻って丸の内北口へ。南西側の新丸ビル際から東京駅丸の内北口
や中央口周辺を眺める。



 北側、国登録有形文化財の日本工業倶楽部会館↑横を北へ、永代通りとの交差点へ。北
東側↓は大手町野村ビル。


 永代通りを少しで次の交差点へ。11月29日(火)に歩いた丸の内仲通りの北端であ
る。
    
 その大手町仲通りへ。右手(東側)、みずほ銀行などの入る大手町タワーと呼ぶビルの
西側一帯は、広葉樹が高く伸びた林がわずかだが続き、ここが東京駅のすぐ近くとは思え
ぬ空間になっていた。
          
 ここは「大手町の森」と呼ばれ、房総半島の植生をそのまま移植した、まさに自然の森
ともいえるところだという。(「大人の休日倶楽部」2023年1月号から)
    

 私は1960~70年代前半まで、近くの大手町1丁目にあった2,3のビルが職場だ
ったが、当時周辺は8~9階建てのビルだけで、緑も少なかった。

 その頃と比べると高層や超高層ビルの林立する現在は、すっかり様変わりした。

 でも、わずかなこの通りの突き当たり、大手町ビルは外装こそ変わったが、当時のまま
の9階建てで残っていた。


 中央部から大手町ビルに入り東側出口を出て、東京メトロ丸ノ内線の大手町駅から池袋
行き電車に回る。

 蛇足ながら、私の丸ノ内線での通勤は、霞ヶ関駅など別の駅からを含めると30年を越
えていたように思う。
 



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丸の内仲通りのストリートギャラリーへ(東京・丸の内)

2022-12-20 22:39:26 | 江戸・東京を歩く
 2022年11月29日(火) 〈その2〉

 午前中、銀座1丁目の銀座ファーストビル4階の富士フォトギャラリーで2つの写真展
を観覧後、JR有楽町駅東口方面に向かう。

 外堀通りの有楽橋交差点付近から、JR有楽町駅東口にある交通会館ビル(手前)とイ
トシア丸井ビル(左手奥の高層ビル)方面。

  

 この交差点付近には高知県のアンテナショップがあり、来年のNHK連続テレビ小説
「らんまん」の主人公、植物学者・牧野富太郎のパネルが。
     

 近くには、沖縄県のアンテナショップも。


     JR有楽町駅北側のガード下を西に回り、ビックカメラ横を過ぎる。
     

 近くには「東京オリンピック2020」のデザインマンホールが。


 周辺のイチョウの街路樹は、色づき始めていた。


 これから進もうとする丸の内仲通りの南端、晴海通りからの眺め。


 この通りについては、10日前の11月19日(土)22時から、テレビ東京の「新美
の巨人たち」で「丸の内ストリートギャラリー」というテーマで紹介されており、それを
確かめようとやってきたもの。

 ここから北に進む通りは、 平日は15時まで歩行者専用になっているので、中央部の車
道も安心して歩ける。
  

 さっそく、ストリートギャラリー最初の作品が。

 「ルネッサンス」という作品で、1985年 キム・ハムスキー(ヴェトナム-フラン
ス)作 

      
           両側の歩道に続くケヤキは、まだ青い葉を残している。
          

  その先、交差点際には「展望台」 1990年 ジム・ダイン(アメリカ)作品
     
 
           交差点の先、右手(東側)のHERMESのショウウィンドウ
          
 
 左手のビル前には鉢植えの植栽などが。


 3つめは、見る角度により形が変わるというユニークな作品。


     

                    
 「小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ぴかの空を飛ぶ青い鳥」という長いタイトル、
  2022年 中谷ミチコ(日本)作品

       
 クリスマスにちなむポスターや、店舗の入り口にあるツリーなども目につく。

 
 4つめの作品は、草間彌生作でおなじみのカボチャが。

 タイトルは「われは南瓜」 2013年制作


 交差する広い道路の北東側、レンガ造りの建物は復元された三菱一号美術館。国登録有
形文化財である。

 三菱一号館」は、1894(明治27)年、英国人建築家ジョサイア・コンドルにより
設計された建物で、三菱が東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築。

 この建物は老朽化のため1968(昭和43)年に解体されたが、40年あまりの時を
経て復元され、2010(平成22)年春、三菱一号館美術館として生まれ変わっている。

     
     建物の南西側から中庭に入れるようになっていたので、入ってみた。

 北側の丸の内パークビルとの間に豊富な緑地があり、多くの人が憩いの場所として利用
しており、新婚のカップルが写真撮影をしていた。


     

          
   
 緑地の中央部にも3点の作品がある。

 まずは「恋人たち」 1981年 バーナード・メドウズ(イギリス)作

     
 緑地には、バラやツワブキ、サザンカなどが咲き、センリョウが実をつけている。




 2つめ、「拡散する水」 1977年 アギュスタン・カルデナス(キューバ-フラン
ス)作


 もうひとつは「羊の形(原形)」 ヘンリー・ムーア(イギリス)作

 箱根の彫刻の森美術館でヘンリー・ムーアの彫刻は見ていたので、作者は覚えている。



 さらに仲通りを北へ、この一角ではクリスマスの飾り付けが進められて、それらは緑の
フェンスに囲まれていた。
     



 この付近の江戸時代の絵図があり、それによればこの通りは「大名小路」と呼ばれ、松
平家などの屋敷が並んでいたよう。


      次のストリートギャラリー作品は「白のマスク」
     
             1969年 澄川喜一(日本)作品
 
           先ほどのカップル、今度はこちらで記念撮影中
          

 通りの西側、丸の内マイプラザビルに入ってみたら、1階中央部には大きなクリスマス
ツリーが。
     



      西側に接する明治生命館ビルには、静嘉堂美術館がある。
     


     
  その先も通りには、クリスマスの催しに使われると思われる設備が幾つか準備中。


 ストリートギャラリーの次の作品

 「Matching Thoughts」 2022年 H&P.シャギャーン(日本)作 

 こちらは「ベンチ アート」と呼ばれるもので、日本ラグビー界を代表する闘将リーチマ
イケルの力強さとラグビーのもつ躍動感を表現したという。

 丸の内地区で多くの地権を持つ三菱地所は、ラグビー日本代表のオフィシャルスポンサ
ーのようで、ラグビーの魅力を発信するプロジェクトの一環として設置したらしい。

      近くに、次のストリートギャラリー作品があった。
     
          「私は街を飛ぶ」 2022年 船越 桂 作



 
 JR東京駅前から皇居方面に延びる行幸通り近くにあったストリートギャラリー作品。
     
    名和 晃平 作品  「Trans-Double Yana(Mirror)」 2012年
 
 周辺には、飲食物などを販売するワゴン車が幾つかある。



 
 クリスマスにちなむ仮設のメリーゴーランドも。


 
 行幸通りりに並ぶイチョウは、もう少しで見ごろになりそう。



 幅広い行幸通りの歩道に、LOUIS VITONのユニークな展示が2か所あった。


      行幸通りを越えてさらに先へ。
     

 こちらのアートは「眠れる頭像」 1983年 イゴール・ミトライ(ポーランド)作


 レンガ色の建物は日本工業倶楽部会館で、三菱UFJ信託銀行本店ビルの一角にある。

 日本工業倶楽部会館は大正9(1920)年竣工で、国登録有形文化財である。

 御幸通りの次の通りの交差点からは、東京駅西口の北端が望まれる。


 次のアートは「日光浴をする女」、1995年 ティモ・ソリン(フィンランド)作 


      反対側歩道には、「無題」

    1995年 ジュゼッペ・スパニューロ(イタリア)作 

 こちらは「凹凸のブロンズ」 1989年 レナーテ・ホフライト(ドイツ)作


      さらに、「巨大な町」
         
         1987年 ルイジ・マイノルフィ(イタリア)作がある。


     丸の内仲通りの北端、永代通りに着いた。ふり返る↓丸の内仲通り
     

 永代通りを離れ、右折して東京駅に向かう。

 大手町駅前交差点の南西側、丸の内永楽ビルの三菱UFJ銀行前に、「さわり大黒」と
呼ぶ彫刻があった。さわるとお金が増えるのだろうか・・・
     
 
 さらに東進してJR東京駅北側の高架橋下を抜けて、日本橋口から東京駅構内に14時
過ぎ入る。


 まだ昼食前だったので八重洲地下街に下りた。

 中央通路を通過して東口寄りにある「おらが蕎麦」に入る。


 今回も、いつも注文している旨辛牛肉そば(790円)にして、遅い昼食を済ます。


 14時45分頃店を出て、東京駅八重洲口から山手線内回り電車で池袋駅に向かう。
 



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富士フォトギャラリーで2つの写真展を観覧(東京・銀座)

2022-12-17 10:14:57 | Weblog
 2022年11月29日(火) 〈その1〉

 最後に近い職場で知り合ったIさんから、写真展の案内をいただいたので観覧に行くこ
とにした。

 西武池袋線からの直通電車で、東京メトロ有楽町線の有楽町駅に11時30分過ぎに着
き、前方の出口から地上に上がる。

     
 写真展の会場は、高速道路に沿った細長いビル、中央区銀座1丁目のサクセス銀座ファ
ーストビル4階の「富士フォトギャラリー」。


 
 このギャラリーのエレベーター寄りの展示室が、今日の目的の『第15回 フォト倶楽部
G「私旬季」写真展』会場。同じ催しでここには2度ほど来ている。11時45分頃入る。


 会場では、Iさんなど倶楽部のメンバー7人が、「大中判銀塩写真で撮る私が旬と感じ
る時」の作品として、各々1~3点ずつの計13点が出展されていた。

 ギャラリーのサイトに掲載の当クラブの紹介

『フォト倶楽部Gは 主宰 儀同正勝氏の下、13名の会員で構成される大判・中判カメラ、
銀塩フィルムを愛好する者の会です。写真家 花畑日尚先生を顧問として、技術の向上を
目指し毎月1回の撮影研修の会を催しております。

 「私旬季」は会員達の一年間の作品の中から選りすぐったもので開催する写真展です。
日本の季節の移り変わりを追い続けた会員達が表現する、私の旬と思う写真をお楽しみ
下さい。』

 展示された作品は、いずれも4✕5inchとか6✕6センチ、6✕7センチ、6✕4.5センチ、
8✕10inchといった大判のフィルムカメラで撮った作品を全紙(457 × 560 mm)DRP
プリントしたもの。

 高山など、車で行けない厳しい環境の場所まで重い機材を運び、旬(しゅん)のタイミ
ングを選んでんで撮った、極めて鮮明で色鮮やかな作品ばかり。

 撮影可能というので、デジカメで撮らせてもらったが、帰宅してパソコンで見たら、と
てもホンモノの作品を紹介できない画質と知りガッカリ。

 掲載は止めようかとも思ったが、写真の対象だけでも見てもらえたらと思い、はずかし
ながら紹介することにした。したがって展示作品は、これとは全く段違いの画質である。



   山日和  長野県 仙人池

     
        苔むす玉だれ  群馬県 鹿沢高原



     
        五月湖水  秋田県 鎧畑


   魅せられて  長野県 中条村




   厳冬への序章  長野県 上高地


   五色の誘い  長野県 涸沢




   穏やかな晴天  岩手県 大場谷地


   初夏を映して  東京都 奥多摩 


   残雪  長野県栂池




   裳懸座(もかけざ)  長野県 白駒池


   晩秋  栃木県 金精峠 


   歳月  秋田県 にかほ市 


   山粧う  長野県 唐沢   
   
 一覧し終えたが、Iさんは居られなかったので会場を出て、隣の会場も観覧することに
した。

 次の会場は、「nikoniko一写倶楽部」というグループのよう。

 こちらもきれいな風景写真ばかりで、数も多い。やはりわがデジカメではその美しさを
再現できないが、撮影可能なので撮らせてもらった。

 まずは、当ギャラリーのサイトに掲載のメッセージ

『nikoniko一写倶楽部 第8回写真展 「四季の彩り」
 当写真倶楽部は2011年1月の結成以来、間もなく12年になります。この間、四季折々の
美しい自然風景とのめぐり逢いを求めて各地を訪ね撮影を続けて参りました。撮影を重ね
る中、2013年に最初の写真展を開催しました。それ以来毎年写真展を開催しています。

 写真展では来場された皆様方から優しく且つ厳しいご意見・ご指導をいただきました。
このことは私たちの活動の大きな励みになっています。2020年に突然襲ってきた新型コロ
ナウィルスの影響でこの2年余りは組織だった活動は殆ど出来ませんでしたが、この度3年
ぶりの写真展開催に漕ぎ着けることが出来ました。これからも“思いが伝わる一枚”を目指し
てさらに励んで参ります。ゆっくりとご覧いただき、ご意見などいただければ幸いです。 』

 この倶楽部では、8人のメンバーが各3点ずつの24点と、講師作品1点が展示されて
いる。


   廃校にも春が・・・  埼玉県 小川町


   入学記念  府中市 東郷寺 

     
        花雪  松本市 安養寺


   中子の根明け  新潟県 津南町




   こもれび  長野県 なべくら高原


   シャクナゲの森  長野県 十文字峠


   夫婦滝  福島県 西郷村


   濤波  神奈川県 鎌倉市




   瀬戸の夕暮れ  愛媛県 亀老山


   海染まる時  神奈川県 荒崎海岸


   秋の輝き  神奈川県 三渓園


   蓮華温泉の秋  新潟県 糸魚川



     
        雨上がりの朝  長野県 カヤの平高原


   静かな朝  福島県 北塩原村


   桧原湖・朝景  福島県 北塩原村

     
        朝霧の棚田  新潟県 十日町市


   朝霧高原  北海道 美瑛

     
        朝雲の景  長野県 ビーナスライン




   朝霧  群馬県 尾瀬ヶ原

     
        晩冬の夕暮れ  福島県 裏磐梯


   池の白樺林  長野県 琵琶池




   厳冬のハーモニー  山梨県 精進湖


   初化粧  長野県 蓼科


   夜明けの霧氷  長野県 白樺湖


   雲飾る妙高山  新潟県 いもり池  講師作品


  

 さらにその奥の展示場は、富士フイルムの商品紹介エリアで、印画紙やカメラなどが展
示されていた。














     

          



 ひととおり展示を見終えたのは、12時17分頃だった。
 
      エレベーターホールから見下ろす南側の通り。
     



 この後は、JR有楽町駅方面に戻り、高架橋のガードをくぐって西側の丸の内仲通りに
向かうことにしました。以下は次回に紹介します。 




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オミクロン株対応2価ワクチンを接種

2022-12-16 17:52:03 | Weblog
 2022年12月16日(金)

 一昨日、12月14日(水)に、私としては5回目の新型コロナワクチン接種をしてき
ました。

 4回目の接種は9月3日(土)に済ませてあり、数日前に5回目接種の申込書が届きま
した。このところ第8波に向かって新型コロナ感染者が増加しつつあり、埼玉県内でも、
1万人を超える感染者が報じられており、それではと申し込んだのでした。

 今回の接種会場は、前日に所沢市の新型コロナウィルスサイトにアクセスした結果、市
内弥生町にある梨子田内科クリニックが、残りわずかなが空いていたので申し込みました。

 今回のワクチンは、オミクロン株(BA.4/5)対応(ファイザー製)です。いままで
全部ファイザー製で副作用が無かったので、今回もファイザー製ワクチンにしたのです。

 受付時刻は11時30分~35分だったので時間内に到着し、10分ほど待ち接種を終
え、経過観察15分を経て、正午過ぎにクリニックを出ました。

 その後の副作用症状は前回同様全くなく、昨日も今日も全く感じません。

 なお、インフルエンザの予防接種は、11月1日に済ませました。

 さらに外出時の行動などに注意し、この冬は新型コロナウィルスにも、インフルエンザ
にもとりつかれないことを期待しており、あとは風邪もひかないように十分注意して過ご
したいと思います。
 

 


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市役所での「ちりめん細工展」と航空記念公園の紅葉(埼玉・所沢)〈後半〉

2022-12-12 18:29:15 | 所沢だより
 2022年11月25日(金) 〈後半・航空記念公園の紅葉〉

 市役所の市民ギャラリーで「ちりめん細工展」を観覧後、南側の航空記念公園に向かい
ました。

    ふり返る市役所南側、市道沿いのケヤキは、かなり葉が落ちています。
     
 
           こちらは、東隣のNTT東日本ビル前
          

    その南側から航空記念公園に入ると、道路際のハゼも残る葉はわずか。
     


 近くのカエデの彩りと、太陽に光るのはカシノ葉だろうか。



 市立図書館の東側辺りのモミジやソメイヨシノ



 日本庭園の入口際のモミジも彩りのピークは過ぎていますが、まだよい彩りも。


     


 日本庭園に入り、西南側の数本のモミジを眺めることにします。



      こちらも、ピークは過ぎているものの色鮮やか。
     


















 数本ですが、この秋の彩りは十分堪能しました。
 
 
 
      池辺から眺めるモミジの彩り。
     

 
 東北側出口から日本庭園を出て、公園中央部の時計塔方向へ。

      時計塔の南側に立つ、2本のイチョウ
     


      時計塔下のバラ園には、咲き残るバラが何本か。
     

          

     
      ロータリー際のハゼ 


 東側、花の丘周辺


      花の丘の南側に立つ大きなイチョウ
     

           さらに東に向かうと、ツタの紅葉も。
          

 広い芝生地の芝生も枯れ始めていました。


      ところどころにあるモミジも良い色で残っています。
     

          
           東南端の池近くの大ケヤやカエデ









 池の南側に並ぶメタセコイアは、葉がかなり少なくなっていました。

     



     



 
 西側の子ども広場を目指して進み、大ケヤキの近くを通過します。

     


 梅園の北側に、色鮮やかなモミジが2本残っていました。








     

          

     

 
 最後にきれいな彩りが見られました。


     

          



 梅園の北側に立つ大イチョウも、間もなく落葉しそう。



 近くの大きなモミジも最後の彩りを。そばのサザンカは花盛り。




 
 中央園路の南側から放送塔方面をふり返り、航空記念公園を後にして所沢の中心市街地
に向かいました。
 
 



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市役所での「ちりめん細工展」と航空記念公園の紅葉(埼玉・所沢)〈前半〉

2022-12-09 22:02:21 | 所沢だより
 2025年11月25日(火) 〈前半・「ちりめん細工展」〉

 今日の市内ウオーキングは、そろそろ見納めの紅葉を見ようと航空記念公園方面に向か
いました。

 西武新宿線の航空公園駅を連絡通路で西口から東口に回ると、駅前広場に新しい大きな
パネルが。


 東口広場に展示されているYS-11型旅客機横のイチョウも、もう少しで散りそう。



 所沢市役所に入り、1階の市民ギャラリーをのぞいたら「ちりめん細工展」を開催中。
ここでは最近も「切り絵展」や「ひょうたん展」などを観覧していますが、ちりめん細工
展というのを観覧するのは初めてのこと。
     

  


 小さな作品がたくさん並んでいましたが、どれもきれいなので撮影の許可をいただいた
ところ了解を得たので、撮らせてもらいました。
     

          
 

 私は全く「ちりめん」には縁がありませんが、どれも手の込んだ作品に仕立てられてい
て、大変興味深く一巡しました。


     







     







     



 見ているうちに、来年の干支・兎をモチーフとしている作品の多いことが分かります。




     

     

          

     


 係の方の説明では、いずれも材料として正絹(しょうけん)を使用しているとのこと。
正絹とは、まじりもののない絹100%で作られた生地のことのよう。
     





     

          

     

          

                   

          


 そもそも「ちりめん」とはどのような生地なのか、よく知らないので調べてみたら、
「ちりめん(縮緬、クレープ織り、仏: crêpe)は、絹を平織りにして作った織物。 縮
(ちぢみ)織りの一種だが、その中で、絹で織ったもの」のよう。






     
















 見て楽しく、きれいな作品の数々を十分拝見し、航空記念公園に向かうことにしました。

     
 市役所の東南側出入口から出ると、駐車場のイチョウはすっかり葉を落としています。
                                    〈続く〉




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大宮スケッチ会作品展から氷川神社と大宮公園へ(さいたま市)〈後半〉

2022-12-08 10:03:20 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2022年11月22日(火) 〈後半・大宮公園と県立歴史と民俗の博物館へ〉 


 東門から氷川神社を東に抜けて県立大宮公園に入ると、すぐ横の白鳥池際のメタセコイ
アが、よい彩りを残して立つ。


      池の北東側、2本の大きなイチョウも鮮やかな黄葉に。
     

          

 大宮公園の春の花見の中心地、ソメイヨシノはほぼ葉を落としていた。

 
 北側の舟遊池は、今月3日、4日に かい掘りをしたままの泥沼状態なので、水はほとん
ど無い。


     
      池の西岸を、対岸の黄葉など見ながら北に向かう。 




 さらに進むと、北側に県立水泳場のスタンドが望まれる。


      わずかに残る水辺に、1羽だけシラサギが。
     

 北西端から眺める舟遊池


   北東への斜面を上がり、すぐ先の「埼玉県立 歴史と民俗の博物館」に向かう。
     

  西側入口際にある博物館の案内パネル


 入ってすぐ右手には、復元された弥生時代(3世紀)の住居がある。

 ここ博物館周辺は「県指定史跡 大宮公園内遺跡」と呼ばれ、縄文時代と弥生時代の住居
跡が発見されたという。

       博物館では現在、企画展 銘仙を開催してる。
     

 13時過ぎに入館し、受付で観覧券(企画展と常設展観覧可・400円)を求めた。
             

 まずは、その「企画展 銘仙」会場へ(一部を除き撮影可能)。エントランスホールにあ
る、秩父銘仙を織る「高機(たかはた)」と呼ぶ織機

 
     
 左手の壁面には、銘仙の生産地として知られる秩父(埼玉)、伊勢崎(群馬)、足利
(栃木)、八王子(東京)の紹介が。
     

          

     

 その先が、企画展展会場の入口である。



 会場では、第1章 銘仙ってどんなもの?、第2章 銘仙ができるまで、第3章 いと
おしき銘仙 の3章に分けて、あわせて197点もの展示がある。




     






 予想以上に盛りだくさんの展示だったが、着物にはほとんど縁の無い私は、残念ながら
適当に眺めながら一巡せざるを得なかった。でも、彩りの多彩で鮮やかなことには感心さ
せられた。








     








 それでも、企画展会場を一巡するのに30分ほど要した。

 企画展のエントランスホールからの庭園の眺め



 常設展会場は毎回観覧しているが、今回もざっと回ってみる。


     





     


   一巡してみて、かなり展示替えしているコーナーのあることが分かった。
     








 常設展を見終えたら14時を過ぎていた。いつものように併設のレストランに入り、遅
くなりメニューも限られた中で、ナポリタン(600円)を注文して昼食とする。


      
 14時30分頃、県立歴史と民俗の博物館を出た。帰路は舟遊池の東斜面沿いに黄葉、
紅葉など眺めながら戻ることにする。
     

          



 舟遊池の南東端から、もう一度池をふり返る。


          
      公園中心部を南に向かう。遊園地近くの大イチョウがよい彩り。
          


 南側の日本庭園では、ややピークは過ぎたがモミジが色鮮やか。

     
     

          
      庭園のあちこちでは、たくさんのツワブキが咲き競っている。
      
   
          


 
 白鳥池際まで戻り、もう一度メタセコイアの彩りを。ちょうど噴水も上がった。


     
 氷川神社神池の東側を進み、額殿そばに奉納された県内の銘酒の酒樽を もう一度撮る。



 すっかり陽が陰ってしまったが、三の鳥居を出て参道を南進しながら周辺のモミジやカ
エデを眺める。
     

          

     



     



     

      そばの交差点で参道と分かれて、一の宮通りを駅に向かう。
     


 JR大宮駅には15時40分頃着き、15時49分発埼京線上り電車に乗る。 

  



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大宮スケッチ会作品展から氷川神社と大宮公園へ(さいたま市)〈前半〉

2022-12-06 18:30:16 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2022年11月22日(火) 〈前半・大宮スケッチ会作品展から氷川神社へ〉

 埼玉県内を中心に歩いていたカントリーウオークグループの仲間、Tさんから今年も、
「第15回大宮スケッチ会作品展」の案内をいただいたので、観賞に行くことにする。

 JR埼京線下り電車で、大宮駅に11時20分過ぎに着いた。


 東口から一番街を抜けて旧中山道・県道90号線を北へ大栄橋交差点へ。

 右折して県道2号線を東へ、氷川参道との交差点まで進む。交差点近くの郵便ポストは、
地元のJリーグ2部サッカーチーム、大宮アルディージャカラーに。
     

 交差点の南東側、氷川参道に立つケヤキはよい彩り。



 氷川神社参道の二の鳥居をくぐって北へ、氷川神社に向かう。
     
     
      沿道のケヤキやモミジも、よく色づいている。








     
 三の鳥居が近づいた辺り、右手の竹林の奥がスケッチ会作品展会場の「氷川の杜(もり)
文化館」である。11時50分頃着いた。このスケッチ展で何回も訪れているところ。




 Tさんは昼食に行かれ不在だったが、受付の方に断り今回も作品の撮影をさせてもらう。



























 出展作品は、15人の会員が各々3点ずつのあわせて45点


     





     

















     


 ほとんどが県内のスケッチなので、おなじみのところが多く、さらに長野、東京、栃木、
群馬、山梨、千葉など関東甲信越の作品も何点か見られた。


     












 いずれも穏やかな色彩で落ちついた彩り、季節感の感じられる作品が多かった。


     



     



     



 会場の南側は、みどり豊富な庭園になっている。


 30分近く観賞して、氷川の杜文化館を後にした。この後は、いつも通りに氷川神社に
参拝してから、背後の大宮公園を一巡することに。
     
 その先の参道も、色鮮やかな木々が続く。
          

     



     

 三の鳥居を入り、武蔵一宮(むさしいちのみや)の氷川神社境内へ。


      すぐ右手、額殿周辺の松やクスノキ。
     

 額殿前には、奉納された埼玉県内の銘酒のこも樽が並ぶ。
 

 池の周辺も明るいい彩り。



 楼門を入り、舞殿の左手を回って拝殿に参拝した。



 拝殿前には、七五三参りのためのテントが残っていた。

 右手の神札授与所前に並ぶ、絵馬や独特の布袋など。


     

 東門から氷川神社を出て、県立大宮公園に入る。  〈続く〉




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