あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

大阪でヘンロ小屋展など

2009-03-31 20:26:10 | Weblog
 3月31日(火)、朝8時25分、谷町のビジネスホテルを出る。

 まず、本町駅に近い坐摩神社に参拝し、靭公園へ。公園のソメイヨシノは
まだ咲き始めだった。

 10時オープンに合わせ、中之島の朝日新聞アサコムホールでの「歌一洋
「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」」展を観覧する。

 お会いできるはずだった山下さんが、ご都合で来られないと聞き、残念だ
った。

 中之島公園を抜け、大阪天満宮と太融寺に参拝し、12時40分頃大阪駅
に着く。

 地下街で昼食をして、東海道線上りに乗り、10時に尾張一宮に着いた。

 参拝した3つの社寺は、関西霊場会加盟の社寺。いずれもご朱印をいただ
いてきた。

 写真は大阪天満宮。

 以上、モブログで投稿後、一宮のビジネスホテルで一部修正した。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青春18きっぷで大阪へ

2009-03-30 19:48:38 | Weblog
 3月30日〔月〕、朝8時半過ぎ、東京駅から東海道線普通電車に乗り、
熱海、島田、浜松、豊橋、大垣、米原と普通電車と快速電車を乗り継ぎ、
17時40分過ぎに大阪駅で降りた。

 途中、富士山は大部分が雲に隠れ、真っ白な山頂付近と裾野だけが
見えた。

 東日本は雲が多く、桜もまだ早め。静岡県内はかなり桜が開花して
いた。

 名古屋を過ぎたあたりからは、すっかり雲がなくなり、快晴となる。
 
 大阪駅から市営地下鉄に乗り、谷町4丁目のビジネスホテルには18
時半近くに入る。

 以上、本日はホテルのパソコンからの経過報告のみとします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中山道ウオークで留守に(3/30~4/4)

2009-03-29 17:41:27 | Weblog
 4月1日(水)から4日(土)まで、毎年開催されている中山道ウオーク
に区間参加してきます。

 グループはすでに昨3月28日(土)、京都・三条大橋をスタートし、4月
13日(月)に軽井沢にゴールする予定です。この後の軽井沢から東京・
日本橋までの後半は、秋に実施の予定です。

 =私の予定=

 3月30日(月) 青春18きっぷで大阪へ
             <宿泊 大阪市内のビジネスホテル>

 3月31日(火) 午前、大阪・中之島の朝日新聞社アサコムホールで
               開催中の「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェ
               クト」展(下記参照)の観覧と、周辺の社寺巡り。



 なお、この展覧会は4月3日まで開催していますので、大阪周辺で
四国遍路に興味のある方はお越しください。 
 
           午後 青春18きっぷで東海道線を尾張一宮まで。
              <宿泊 尾張一宮のビジネスホテル>

 4月 1日(水) 中山道ウオーク(関ヶ原~加納(岐阜市) 32㎞)
              <宿泊 岐阜市内のビジネスホテル>

 4月 2日(木) 中山道ウオーク(加納~美濃太田 25㎞)
              <宿泊 美濃太田の旅館>

 4月 3日(金) 中山道ウオーク(美濃太田~細久手 24㎞)
              <宿泊 細久手の旅館>

 4月 4日(土) 中山道ウオーク(細久手~恵那(途中離脱))
              恵那から青春18きっぷで夜帰宅。

 という予定でしばらく不在になりますので、パソコンからの当ブログ
への投稿は、その間休みます。

 留守中は、携帯電話からのモブログ投稿を考えていますが、中山道
ウオーク中は、団体行動なので時間が取れずに休載するかもしれま
せん。帰宅後、改めてレポートします。

 また、留守中はコメントをいただいても、返信は帰宅後となりますので、
合わせてご了承下さい。 


           

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神田川さくらウオークへ(東京)

2009-03-28 22:25:11 | 江戸・東京を歩く
 2009年3月28日(土)

 毎年この時期に実施されている神田川さくらウオークに参加した。



 集合は、JR中央線吉祥寺駅から近い井の頭公園。神田川の源流は、
ここ井の頭公園である。

 源流から隅田川の合流点の柳橋まで歩く28㎞コースは、8時30分
からの出発式の後、8時50分にスタートした。

 園内のソメイヨシノの古木はまだ3分咲きくらいか。でもシートを敷い
て花見の準備中のグループも多い。


 井の頭公園を出てしばらくは、神田川は京王井の頭線に平行に進む。
井の頭線の電車基地あたりのさくらは、かなり開花していた。



 高井戸駅を過ぎ、やはり開花が進む高井戸東一丁目付近(上)に神田
川の里程標があり、ここが源流から4.5㎞、隅田川の合流点まで20㎞
ちょうどになることが記されていた。

 つまり神田川は、全長24.5㎞ということになる。

 永福町駅の東で、神田川は京王井の頭のガード下を通過し、井の頭
線からは離れて行く。


 環七通りを横断するところには、神田川取水施設がある。


 東京メトロ丸ノ内線の電車基地横を通過し、中野富士見町駅付近で
中野区と新宿区の区境付近を通過する。

 山手通りが近づいたあたりからは、行く手に都庁など、新宿副都心の
超高層ビル群が見えてきた。左のビルが東京都庁。


 青梅街道を横断し、遊歩道沿いの末広橋に近い小公園に「神田川」
の歌碑が立っていたが、私の前を行くウオーカーは、誰も気に留めずに
通過していった。


 「せせらぎの里」と呼ぶ公園に12時12分に着き、昼食にする。

 西武新宿線下落合駅付近で西武線の北側に回る。このあたり神田
川は暗渠(あんきょ)となり、新目白通りを進んだ。

 高田馬場駅の北側でJR山手線のガードをくぐる。明治通りに出ると、
都電荒川線が現れた。新目白通りのそばの神田川沿いには、地元早
稲田の人たちや学童の川柳がたくさん吊されている。


 江戸川公園のあたりは、ソメイヨシノがかなり開花していて、花見客
も多く、川沿いをそぞろ歩きする人が続く。


 江戸川橋で川沿いの遊歩道は終わり、しばらくは交通量の多い車道
沿いに、飯田橋、水道橋を過ぎる。

 御茶ノ水の聖橋をくぐったところから見る秋葉原方面。下は東京メトロ
丸ノ内線。


 ゴールに近い浅草橋からの上流の眺め。


 ゴールの柳橋には14時34分に着いた。大方の人はすでにゴール
していて、私はかなり後方だった。

 橋のたもとに居るのは、東京都ウオーキング協会の役員さんたち。

 柳橋から見る隅田川との合流地点。手前が神田川で向こうが隅田川。


 この日歩いた東京都の市区は、吉祥寺駅から井の頭公園までの
武蔵野市を加えると、武蔵野市、三鷹市、杉並区、中野区、新宿区、
豊島区、文京区、千代田区、中央区そして台東区の2市8区になる。

 参加者に配られた地図に記されていた、神田川の橋を数えてみた
ら、全部で143橋もあった。神田川の全長は24.5㎞なので、平均
すると171m間隔で橋があることになる。

 

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入間市牛沢のカタクリを見る(埼玉)

2009-03-27 22:49:43 | ウオーキング
 今日、3月27日(金)の朝日新聞朝刊西埼玉版に、入間市牛沢町の
カタクリが見ごろになったとの記事と写真が掲載されたので、さっそく
行ってみました。



 場所は、西武池袋線仏子(ぶし)駅から線路沿いに入間市駅方向に
約30分ほど、線路のすぐ南側の雑木林。上の地図の緑のピンのあたり
です。

 そばの線路敷きには、ナノハナがたくさん咲いていました。


 このカタクリ自生地は、「埼玉の自然100選」に選定されています。


 また、「入間市景観50選」の一つでもあります。


 花は、雑木林の斜面下部に咲いているので、さく越しに間近に見ること
ができました。





 ちょうど見ごろで、鑑賞に訪れるには、ここ2,3日がよいかと思われ
ます。


 カメラを構える人や鑑賞する人たちが、次々に来ていました。


 カタクリ自生地の東側から眺めた、ナノハナと西武池袋線の電車。


 このあと、線路北側の県道195号を回り、高倉三丁目の高台にある
高倉寺(こうそうじ)へ、墓地のある北側から上がり、本堂の背後から
正面に回りました。

 高倉寺の建立は、天正年間(1570~)の初めと推定されているよう
です。堂々たる大本堂に圧倒されます。 


 本堂の前にある観音堂は、室町時代初期の建立と推定され、もとは
飯能市白子の長念寺観音堂だったのを、譲り受けて移築したとのこと。

 関東地方における禅宗様式の代表的な建造物の一つとして、の国の
重要文化財に指定されています。

 山門前のソメイヨシノの花は、まだチラホラでした。


 古くからの住宅地を進み、国道16号下を抜け、霞川沿いに下り、左岸
の遊歩道に入りました。両岸にはソメイヨシノの並木が続き、少しだけ花
を見せています。


 霞川の桜堤も、「入間市景観50選」の一つです。


 橋を渡って坂を上がり、入間市駅に向かいます。橋から見える桃の花は
ちょうど見ごろ。


 このあたりでは、パラパラと雨が落ちてきましたが、濡れる間もなく
入間市駅に着くことが出来ました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

65歳以上の『シニア空割』と『シニア65割引』(ANA)

2009-03-25 21:58:17 | Weblog
 ANAが4月1日から期間限定の 『シニア空割』 という新しい航空運賃
の発売をはじめる。

 65歳以上のANAマイレージクラブ会員が対象で、全国一律9,000円
で購入できる割安な航空運賃である。



 4~6月搭乗分限定のサービスで、予約は出来ず当日空席がある場合
のみに利用できるというもの。

 あらかじめ計画する旅行には向かないが、急用で遠距離まで急いで行
かなければならなくなったときに、うまくするとかなり割安な運賃での旅
が可能になるだろう。

 このほか、『シニア65割引』 という期間限定の値下げサービスも同じ
4月1日(水)から始まる。

 これも6月30日(火)搭乗分までの限定で、航空運賃が12,000円。
こちらは65歳以上であれば、搭乗日前日までの予約が可能なので、6月
末までの遠方への旅行計画などに利用すると、やはり割安な旅をすること
ができそうだ。

 ちなみに、3月31日の運賃は以下のようになる。

 東京~札幌 普通運賃  35,700円 
          特割1運賃 31,100円

 東京~高松 普通運賃  31,800円
          特割1運賃 21,900円~25,200円(便により変わる) 

 詳細は下記、ANAのWebサイトをご参照下さい。

 https://www.ana.co.jp/dom/fare/senior_sorawari/index.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新河岸川周辺の花など(埼玉)

2009-03-23 18:56:27 | Weblog
 3月22日(日)、ウオーキンググループの例会の下見で、東武東上線
新河岸(しんがし)駅から上福岡駅にかけて、新河岸川の周辺を歩きま
した。

 社寺などのポイントを紹介すると、当日の楽しみが無くなるので、今の
時期しか見られない花などを中心に、ご覧いただくことにしましょう。

 新河岸駅から近い、東上線に沿った道沿いに咲くナノハナ。


 寺尾の住宅地に咲く、小さな花びらのサクラ。


 砂集落の厳島神社境内では、ソメイヨシノが開花し始めていました。


 神社の背後の湿地を挟んだ対岸では、ハクモクレンが見ごろ。


 新河岸川の右岸堤防に上がると、河川敷がナノハナで彩られています。


 堤防のそばの田んぼでは、ヒメオドリコソウの大群落が。

 小さな花も数がまとまると、レンゲを思わせる彩りです。

 江戸時代の舟運の面影を伝える福岡河岸記念館の背後で、ポツンと
立つツバキ。


 近くの新河岸川右岸は斜面林が続いています。暖かな今年、この林の
芽吹きも間もなくのことでしょう。


 下流の金子街道集落にある長谷寺境内のスイセン。


 クリスマスから3か月近いのに、そばのクリスマスローズもまだ咲いて
いました。


 そういえば、わが家の庭の紫のクリスマスローズも、まだ咲き残って
います。

 この日は時折雨も落ちてきたので、雨具を着けたまま歩いたのですが、
風も強くて、新河岸川堤防上では吹き飛ばされそうでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家の周辺の春の花(埼玉)

2009-03-21 22:20:06 | 所沢だより
 今日も快晴に恵まれ、東京ではサクラの開花宣言が出ました。

 午後、市内にウオーキングに出かけ、春の花を幾つか目にしたので、
それらをご覧いただくことにしましょう。

 所沢市の西部、梨の木戸と呼ぶ交差点の近くの畑のボケ。
 
 1本の木から、紅白の花が咲いていました。


 小手指ヶ原交差点付近の畑に咲くナノハナ。


 3日前の3月18日(水)に紹介した誓詞(せいし)橋近くのコブシは、
もう満開になっていました。



 花の数はどのくらいあるのでしょうか。全く想像もつきません。





 コブシの近くから見える、北側の国立西埼玉中央病院近くの雑木林。
若芽が萌え出すのも間もなくのことでしょう。


 誓詞橋のそば、国道463号バイパス際に咲くサクラ。

 ソメイヨシノではありません。


 国道バイパスの北野中学校近くの畑には、毎年咲く桃が十数本あり、
今年も見ごろになりました。






 これからさらにあちこちで、いろいろな春の花を楽しめそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小川町・輪禅寺の石仏など(埼玉)

2009-03-20 22:33:03 | Weblog
 春分の日の今日、3月20日(金)は、埼玉県小川町にある父母の菩
提寺に墓参りに出かけました。墓は、次弟夫妻が守ってくれています。

 菩提寺は、小川町の東部、上横田(かみよこた)の輪禅寺(りんぜんじ)
です。

 輪禅寺は、江戸時代に上横田を治めた武田新十郎信俊が、慶長13年
(1608)に長篠合戦で討ち死にした父・信実(のぶざね・武田信玄の
異母弟)の追福と、一族の菩提寺とするためにたてた寺です。

 山門を入ると、左側に並ぶ六地蔵が迎えてくれます。


 地蔵堂の背後で、ハクモクレンが咲き出しています。


 地蔵堂に相対して、新しい千体地蔵堂が出来ていました。

 昨年(2008年)10月19日に建立されたとのこと。 

 堂内には、高さ20㎝前後のお地蔵さんが千体、整然と並んでいます。
ご住職の奥様が土の仏様に魅せられて、3年かけて心を込めて作り上げ
た手作りのもの。

 中央は、京都の仏師・坂井浄雲氏制作の木造地蔵菩薩中尊像。

 参詣する人の心に「やすらぎ」が届くようにと、奉納されたようです。
 もう少しアップの写真も撮ったのですが、誤って消去してしまいご覧
いただけなってしまいました。

 六地蔵の先には、比較的新しい道元禅師像が立っています。


 その背後は、これも新しい観音像でしょうか、より大きな像です。


 山門の正面に建つ本堂。左手のソメイヨシノが咲くのも間もなくのこと
でしょう。

 本堂の位牌堂(いはいどう)には、武田家累代の位牌が並んでいるとの
ことです。

 本堂右手に庫裡(くり)があるのですが、庫裡の前には、幾つもの
可愛いお地蔵さんが並んでいました。これはその中の2つ。

 これも、ご住職の奥様が制作されたもののようです。

 本堂の左手から数段の石段を上がると墓地。その石段の上にある
古いお地蔵さん。


 墓地の中央には、武田信俊公以降、第10代までの子孫が葬られ、
50基あまりの墓石が並んでいます。

 武田氏一族の墓域は、小川町指定文化財になっています。

 父母の墓はこの背後の方に、北側を向いて建っています。

 山門の右手では、ユキヤナギが花を広げていました。


 山門の前は、田んぼと低い山林が迫っています。


 東側の眺め。のどかな田園と里山が広がっています。

 私は、中学卒業までこの近くで育ったのですが、当時とあまり変わらぬ
風景のように思われます。

 場所は、下の地図の中央の卍マークのところ。国道254号バイパスと
県道11号・熊谷小川線の高谷(こうや)交差点の近くです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第8回葛飾探見歩行(四つ木~新小岩)(東京)

2009-03-19 15:01:45 | ウオーキング
 2009年3月15日(日)



 前日の雨から一転して快晴で暖かな日和。この日は、8回目になる
「ぐるり一周葛飾探見歩行隊」に参加した。

 集合は、京成押上線の四ツ木駅、参加者は5人。小1のマーヤちゃ
んも初参加。ほかに地元葛飾のCATV局、JCNコアラ葛飾のWさん
が、取材で同行した。


 いつものように記念撮影し10時5分にスタートする。6人いるが、
真ん中の人は見送りの方。JCNコアラ葛飾のWさんに撮ってもらう。

 緩やかにカーブする南側の商店街を進む。昔ながらの店がかなり残
っていて、地元の人の利用が結構あることがうかがえる。木造の古い
民家も、ところどころにある。

 この家では、奥さんが育てているというサボテンが、たくさん並んで
いた。


 東四つ木四丁目の白髭(しらひげ)神社へ。社殿には、龍などの精巧
な木彫が施されている。


 舞殿もあり、境内には太いイチョウが2本立つ。若いお母さんが、生
後間もない赤ちゃんを抱いて初参りに来ていた。

 水道道路を進んで平和橋通りを横切り、渋江公園に入る。好天なの
で、休日を楽しむ区民がたくさん訪れていた。

 園内に、セルロイド工業発祥記念碑があり、大正3年(1914)に、この
地に玩具工場が設けられたことが記されていた。

 東に進んで安養院へ。「扁照殿」の額の上がる社殿は、コンクリート造
り方形屋根。境内には、りっぱな石灯ろうが置かれている。


 東立石二丁目に入ると、川端諏訪神社があった。天正元年(1573)
に旧川端村の鎮守として創建されたと「新編武蔵風土記稿」に記され
ているとか。

 やはりコンクリート造りの社殿は、極彩色に彩られている。

 東立石一丁目のEさん宅、広い庭の隅のハクモクレンが花を開いて
いた。

 道路を挟んた北側の家も、小さい花だが数はいっぱいのハクモクレン
が咲き競う。

 東側から回って正覚寺を訪ねる。りっぱな山門を入ると、よく手入れ
された庭に六地蔵が並ぶ。山門付近には、延享2年(1745)と刻まれ
た青面金剛が立つ。写真は、庭から山門を望んだところ。


 広葉樹の立木が並ぶ遊歩道を回って、11時50分に中川右岸際の小
公園に着き、昼食とする。

 公園の隅にある水神社は、享保15年(1730)に川端諏訪神社の末
社として勧請され、水の神として潅漑用水の守護や、河川による農作
物運搬の航路安全や水難事故防止のため、篤く崇敬されていたという。


 昼食後、やまさんが、JCNコアラ葛飾のインタビューを受け、12時
25分に出発する。

 中川右岸に出て、コンクリート堤防沿いの細道を平和橋北詰まで進む。
東四つ木二丁目から一丁目の木根川小の北を進み、綾瀬川左岸沿いに
ある「木根川薬師」と呼ばれる浄光寺へ。

 りっぱな仁王門には、寛文3年(1663)製作の木造金剛力士像が立
つ。正面に堂々たる本堂が構え、手前両側には松とフジの古木が相対
している。


 境内には、明治政府の高官で日本大学の前身、日本法律学校創立
者の山田顕義と、女優の育成と演劇会につくした加藤ひな子との交流
を伝える大きな石碑がある。

 広い境内には、小さい水車の回る池や、古木のイチョウなどがあった。

 取材を終えたJCNコアラ葛飾のWさんとは綾瀬川と中川との合流点
にある平井橋際で分かれ、われわれは橋を渡った。


 橋のすぐ先に、外谷塩入(そとやしおいり)庭園というのがあった。
米穀商だった外谷辨二郎氏のご遺族から葛飾区に寄贈された邸宅を、
公園に改修整備したもの。

 池を中心にして築山があり、池には当時、中川の水を引き入れたと
いう。庭石は紀州・筑波・伊豆などから産出された19種類の自然石で、
大正から昭和初期のよき時代の面影を残した庭園である。

 うらら保育園や特養老人ホームすずうらホーム横などを回り、西新
小岩五丁目の東光寺に入る。

 新四国19番札所となっていて、大きな本堂の両側に、たわわに夏
ミカンが実っていた。境内の小さいお堂には、安政2年(1855)の安政
大地震の様子を伝える地蔵尊が祭られている。

 都道308号・平和橋通りに入り、南に少しで、「葛飾のえんま様」で
知られる上品寺(じようぼんじ)へ。

 閻魔(えんま)堂に安置された閻魔大王座像は、江戸16閻魔の一つ
として江戸中期に最も盛んに信仰されたとか。

 高さ206cmの堂々たるもの。左側の柱には、舌を抜く大きなやっと
こが下がっている。ウソをつくと、これで舌を抜かれてしまうのだ。

 ウソをついて平気でいる政治家や会社のトップがここに来たら、どう
なるのだろうか…。  

 元気だった小1のマーヤちゃんも、疲れを訴えるようになった。あと少
しと励ましながら、平和橋通りをさらに南に向かう。

 西新小岩四丁目の交差点際に、金魚の生け簀(いけす)がたくさん見
える。卸小売りをしている商店のもので、何種類もの金魚が泳ぎ回って
いた。


 ゴールのJR総武線新小岩駅には、14時42分に着いた。マーヤちゃ
んも、みごと完歩した。

(参加 5人、天気 快晴、距離 8㎞、歩行地 葛飾区)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする