あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

ドイツ・アルテナ歩き旅の道路状況と道標など⑦

2009-12-31 18:26:23 | ドイツのウオーキング
 とうとう今年の最後となりました。この1年ご覧下さいましてありがとう
ございます。 皆様にとって2010年がよい年となりますよう、お祈り
申し上げます。

=============================

 さて、ドイツ・アルテナ周辺の歩き旅における道路状況などについて、
最終日の8月23日(日)のコースです。

 この日は、ハーゲンユースホステルを出発してアルテナに戻る22㎞
の道のりです。
 
 まず、ユースホステル前を走る車道B7号を東に向かいます。一帯は
緑の豊富な住宅地です。


 高速道路の下を抜けて、東側に並行するX9ルートに入りました。太い
街路樹に打ち付けられていたX9のルート標識。コース名や主要通過地
が記されています。


 これも、近くの木にあったコース標識。幾つものコースが、この道を通過
しているのが分かります。


 林間を上がり下りして、Holthausen集落に入り、高台からの眺め。下を
流れるLenne川は、ゴールのアルテナの町も通過しています。


 そばのナナカマドの実は、すでに色づいていました。


 近くにあったSchloss Hohenlimburg の城に寄った後、X1ルートに入ります。
城のそばにあったコース地図。このような地図は、ほかではめったに見かける
ことはありませんでした。 

 X1だけでなく、A1~A4のコースもここを通過していて、ウオーキングの
人気コースであることがうかがえます。

 近くの駐停車禁止標識にも、コース標識が貼ってありました。


 X1ルートは、太い広葉樹の多い幅広な道が続いています。


 林道を出るところのゲート、何度か紹介しましたが、これがあるので車の
心配なく歩けるのです。


 高台の牧草地を抜ける気持ちよい道。車道ですが、車には会わなかった
ように思います。


 コースのところどころには、このようなベンチも設けられていました。


 広々とした丘陵上の集落にあった車道の標識。ゴールのアルテナまでは
13㎞となりました。


 大展望の広がる牧草地から下って、アルテナの町並みに入るあたり。
下り坂に並ぶ住宅です。


 8日間のヴァンデルン(歩き旅)のゴール、アルテナ駅(手前)とアルテナ
城です。


 駅の横を通過してアルテナ城に上がり、この日催されていたユースホス
テル100年祭の祭典で賑わう城内を観覧してから、駅に戻りました。

 ドイツ・アルテナの歩き旅関連の報告はこれで終わりとし、新年からは、
ドイツの別の表情をお届けします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・アルテナ歩き旅の道路状況と道標など⑥

2009-12-30 22:46:51 | ドイツのウオーキング
 今年も残り少なくなりました。8月のドイツ・アルテナ周辺歩き旅の7日目、
8月22日(土)の道筋の状況です。

 前日来た道を少し戻り、車道K10号に出る手前のあたり、道ばたに野
イチゴがたくさん実っていたので、摘んで食べました。  


 車道の先の集落に入ると、ほかでは見かけなかったトウモロコシ畑があり、
コースはその間を進みます。


 Breckerfeldの町並みに入り、北に向かいます。車道は片側1車線で、
その両側に歩道が設けられていました。


 町を抜けて次の集落、Langsheidへ向かうのはA8、A14,A16のルート
ですが、ここもスペインへの巡礼の道になっていて、貝のマークも記されて
います。その下の、黒い□の中に白色のマークも、コースのひとつです。


 すぐ先から牧草地となり、ルートは右下から真ん中の建物に向かい、その
先の丘陵に上がります。


 稜線を越え、林間の谷間に下ってSchemmという小集落に出ます。この建物
はレストランですが、閉まっていました。


 近くの木に記された黒い四角の中の白色マークは、3つ前の写真から続く
コースであることが分かります。


 林間を上がって牧草地に出たあたりに、監視塔のような建物がありました。
このようなものは、牧草地や森の中のあちこちで見かけました。


 高原上にある牧場。こういうところなら、馬ものびのびと育つことでしょう。


 昼食をしたGriesenbeckeの牧草地近くに立つX6の標識。コース名も表示
されています。


 集落名を示す標識。このようなものがあると、どこまで来たか確認が容易
です。 


 この日のゴールに近い、高台の墓地からのハーゲン(Hagen)郊外の住宅
地の家並み。

 右手の方に少し下り、この日の宿、ハーゲンユースホステルに入りました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・アルテナ歩き旅の道路状況と道標など⑤

2009-12-28 17:49:40 | ドイツのウオーキング
 夏のドイツ・アルテナ周辺歩き旅の道路の様子や道標などの紹介、その
6日目、8月21日(金)のコースです。

 スタートは、グレーアゼー(Glörsee)のユースホステル、前日の最後に通
った、太い広葉樹の並木の間を少しだけ進みます。  


 林間や牧場を通過し、鉄道と2つの車道を横断してWupper川の流れに沿
って進みました。左側がWupper川です。 


 川を渡って、対岸のA2,A3,A6コースなどになっているルートに入ります。


 Wupper川の支流に回り、予定のコースを外れて雑草地に上がりました。
でもこのあたりは、南方の展望が開けた気持ちよい高原地帯でした。


 その先の小集落で昼食後、A1ルートに入ったのですが、短い下り道が
途中で荒れて途切れてしまい、このような枯れ枝の積もった針葉樹林を
下に見える道まで下ることになりました。


 川沿いの林間の道、木に記された「X」の字は、X28ルートの標識です。


 少し先には、このような古い石橋が残っています。


 ダム湖の北面を回って牧草地に上がり、X20ルートを進むと貝殻のマーク
がありました。スペインに続く巡礼の道であることを示しています。


 車道L699号を横断した先は、広々とした牧草地。歩いてきた道を背に、
記念撮影を。


 Schlagbaum集落の三差路、高台の気持ちよい牧草地なので、右手の木の下
で休憩しました。


 その先も、高原状の小集落などを通過します。


 ゴールまで20分ほどのところも、遠くまで見晴らせる好展望地です。


 上の場所の左側に続く展望。


 この日は、8日間の歩き旅の中で最長の29㎞を歩き、歩き旅初日と
同じGlörseeユースホステルがゴールでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2009年歳末・都心の夜の彩り

2009-12-26 23:50:40 | Weblog
 2009年最後の土曜日となった12月26日夜、夜の都心に出かけ
ました。冬の夜、都心に行くのは久しぶりのこと。



 行き先は、JR新橋駅東口の旧汐留操車場跡に出来た超高層ビル
群、シオサイトの一角です。

 電通本社ビルのそばまで行ったら、地下の広場を見下ろしている人
がたくさん並んでいました。何だろうかと見下ろすと、このような電飾を
眺めていたのでした




 その中心は、炎のようなツリー。





 ビルに入ってB2階まで下りて、隣のカレッタ汐留ビルとの間の広場
にあった、その電飾のそばに回りました。


 こちらでも、さらにたくさんの人々が眺めています。



 
 ツリーの中に入って、写真を撮る人もいます。


 近くの店で食事を済ませ、銀座方面に向かうことにしました。
隣のナショナルセンタービルの地下にも、こんなアーケードが…。




 SLをかたどった電飾もあります。銀河鉄道のSLでしょうか。


 地上に上がって、銀座通りを9丁目から4丁目へと向かいます。


 この通りは、早くも2010年を迎えているようです。


 銀座4丁目交差点、おなじみ服部時計店のある和光ビルの夜の輝き。


 ここを左折して数寄屋橋交差点まで行き、東京メトロ丸ノ内線にて
帰路につきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ドイツ アルテナウオーク  ドイツ歩く旅ガイド』刊行される

2009-12-25 22:29:11 | ドイツのウオーキング
 当ブログではここ数日、8月12日から25日までドイツ中西部のアルテナ
周辺を歩いたときの道路の状況などを紹介中ですが、この時のウオークの
情報や、ドイツの歩き旅に必要な情報を盛りこんだ冊子が、企画した「やま
さん」こと、山浦正昭さんにより、このほど完成しました。。



 この歩き旅は、今年がユースホステル運動が始まって100年になった
のを機に、ユースホステル第1号となったドイツ中西部のアルテナ城や、
ユースホステル運動を考えついたリヒャルト・シルマンの墓を訪ね、シル
マンが子どもたちを連れて歩き旅をしたあたりを巡ったものです。

 この冊子の前半は、この歩き旅についてをまとめたもの。歩き旅の計画
から実施までのいきさつ、実施したエリアの地図や歩行記、参加した9人
の感想、歩き旅のコース事情や交通事情、地図の入手や現地の案内所・
書店などの情報事情、宿泊したユースホステルのレポートなど、足で回っ
て集めた貴重な情報が盛りこまれています。

 後半には、やまさんが25歳の時から歩いたドイツでの、40年に及ぶ足
どりや、10年がかりでヨーロッパ縦断したやまさん夫婦のドイツ縦断の足
どり、ドイツの歩き旅をしたい人に必要なルートや地図、宿のこと、ガイド
ブック、さらに、ドイツ歩き旅の人気コース・黒い森についてなどの詳しい
情報がたくさん盛りこまれています。



 お仕着せのツアーでは味わえない、オリジナルなドイツの歩き旅をして
みたいという人にとって、市販の旅行雑誌やガイドブックでは得られない
新鮮でナマの情報がいっぱいです。

 『ドイツアルテナウオーク ドイツ歩く旅ガイド』
 編集・発行人 オンフットワーク 山浦正昭
 B5版 160頁 カラー写真とやまさんのドイツスケッチ画の頁あり、
 地図、モノクロ写真多数挿入

 本書は、少部数の自主刊行物ですが、ご希望の方には在庫がある限り
1部2,000円で分けてもらえるということです。

 ご希望の方は、以下のところにはがきかファックスで申し込んで下さい。
郵便振替による後払いにより入手できます。

 〒125-0051
 葛飾区新宿3-24-16 オンフットワーク 山浦正昭さんあて
 ファックス 03-3627-4116

 なお、『「あるきメデス」で見た』ということも記して下さい。

 ちなみに、私の原稿、「ドイツ・アルテナ・シルマンウオーク」と題した
22頁の歩行記や、「フランクフルトやアルテナ周辺の情報事情」(12頁)
なども掲載されています。
  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・アルテナ歩き旅の道路状況と道標など④

2009-12-23 16:46:52 | ドイツのウオーキング
 夏のドイツ・アルテナ周辺の歩き旅5日目、8月20日(木)のコースの様子
です。

 5日目は、Grafrathからヴッパッタール(Wuppertal)への21㎞の道のりで
した。

 Grafrathのユースホステルを出発して、まずは、近くにあるという国立刃物
博物館に向かいます。

 途中で見かけたこのマークは、ウオーカーのための駐車場が左の方にある
という標識です。車で来て、短距離のヴァンデルン(ウオーキング)を楽しめる
コースが近くにあるというわけです。 


 歩行者専用道の標識、柱に「A1」コースの表示もついています。


 刃物博物館近くの交差点。ちょっと分かりにくいですが、生垣の下のレンガ
(標柱の右手)に、「←X」マークが付いています。

 このあたりはX7ルートでした。


 博物館の観覧を終え、X7ルートを東に向かいます。


 右折点に記されたマーク。


 町外れまでは、林間の幅広い舗装路。車の通行はありません。


 やがて、広葉樹林下の気持ちよい土の道となります。


 林を抜けて流量の多い川を渡り、2つの車道を歩道橋で越えました。
その先、短区間ですが、カエデに似た太い街路樹の間を進みます。


 ヴッパッタールの動物園に入園して、広い園内を回り、いろいろな動物を
間近に眺めました。

 動物園を出て、東側の住宅地から再び林間へ。林道の入口にあった車止め。
広い林間の道も、車は入らないので安心して歩けます。


 林間を高台に上がり、レンガ造りの古い塔のところを通過し、ヴッパッタール
の町並みに下りました。


 中心街に入って、この先の教会のある広場付近でしばらく休憩、近くの書店
などをのぞきました。

 
 市街地をさらに東に進みます。この日は30度を超す暑さで、汗が目に入り、
8日間の歩きのうちで1番へばりました。


 5日目の宿は、ヴッパッタール東郊の高台にある、ユースホステルでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・アルテナ歩き旅の道路状況と道標など③

2009-12-22 18:34:07 | ドイツのウオーキング
 今年夏のドイツ・アルテナ周辺歩き旅で通過した、道路の様子や道標
などについて、今日は、3日目と4日目,8月18日(火)と19日(水)の
ルートです。

 8月18日は、ラデフォルンヴァルド(Radevormwald)のユースホステルが
スタートでした。町の中心部を通過して国道B229号を横断、住宅地を抜
けて「◇8」ルートに入ります。

 針葉樹林へ入るあたりの木には、Ra,◇、A3の3つのルートの標識が
書かれていました。


 林の中の広い道、周囲の木はスギやヒノキに似た針葉樹でした。


 この辺りは、X7など4つのルートになっているのです。


 高台の牧草地や、大きな人造湖、Wupper talsperreの真ん中を抜け、牧場
の高みで昼食後、国道B57号の先で、廃線になった鉄道の下を貫くトンネル
を抜けました。

 天井までの高さを示す標識は、日本のものと同じです。

 A2ルートの標識とともに、乗馬ルートでもあることを示す標識も設けられて
います。


 2つめの湖、Eschbach talsperrye湖の石積みのダム堰堤(えんてい)下を
通過しました。


 その先で、X19ルートに入りました。階段を上がるところに記されたXルー
トの表示。


 これはカーブ点に設けられた標識です。


 3日目、8月18日のゴールは、Solingen Burgのユースホステルでした。

 4日目、8月19日朝、まず、近くにある「Schloss Burg」と呼ぶ古城に向か
います。なお、「Burg(ブルク)」というのは城のことです。

 正面の建物が、Schloss Burgです。


 城の観覧を済ませ、民家の横の細い道を下って、Wupper川沿いの道路に
向かいました。


 Wupper川沿いから2つの橋を渡り、X29ルートになっている林間を上がり
ます。


 途中には、珍しく小さい流れを渡るところがありました。


 林を抜けて上がった車道は、トロリーバスの走る通りでした。左の建物の
そばにあるHを○で囲んだマークは、バス停の場所です。

 トロリーバスの走るのは、刃物で知られたSOLINGEN(ゾーリンゲン)の町、
しかし、町の中に刃物の店は見つかりませんでした。

 町の中心部を抜けて、廃線になった鉄道線路のガードをくぐります。

 町中の車道にはみな、歩道が設けられていました。

 こちらもトロリーバスの走る車道、L427号線です。


 この少し先、大きな工場跡の敷地の先を左折して高台に上がり、4日目の
ゴールは、やはり林間にあるGrafrathユースホステルです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

加藤 仁さんの「定年からの旅行術」

2009-12-21 17:18:58 | Weblog
 12月19日(土)の朝日新聞夕刊(東京本社版)に、ノンフィクション
ライター、加藤 仁(ひとし)さんの死去が、報じられていました。

 加藤さんは、雑誌編集者を経てノンフィクション作家になり、サラリー
マンや定年退職者の生き方などを主題にした作品を多数発表されて
います。

 主な著書に、「定年後」、「定年後の8万時間に挑む」、「たった一人
の再挑戦」、「現代サラリーマン事情」などがあります。

 私が、9月20日の発売直後に入手して読んだのが、「定年からの
旅行術」でした。



 定年後は、使えるお金が限られてしまう人が多いかと思いますが、
お金の使い方を工夫すれば、それまでの人生を一変させてしまうほど
の旅を実践している人が、結構おられるようです。

 加藤さんは、「旅行達人」ともいうべきそんな方々を探しだして、本書
で紹介しています。

 全体を、「地域発見! 日帰りの旅」、「夫婦で行く旅」、「男も女も
ひとり旅」、「私家版「街道をゆく」」、「ライフワークとしての「大旅行」」
の五章に分けて、ユニークな旅が語られています。

 その中で、私もささやかながら続けているので興味をひかれた、歩
きを中心とした旅の例が、幾つかあります。

 週末の日帰り旅や数日ずつ泊まり歩いての東海道完歩、自宅のあ
る世田谷区の区境、約50㎞を5日間かけて完歩、源流から鶴見川
の全橋を撮る、80歳で奥の細道を歩く、日本列島縦断の野宿の旅、
海岸線を歩いて岬や離島を踏破、といったようなことをされた方が、
その幾つかの例です。

 歩き旅のほかにも、自転車による旅、テーマを設けて撮り歩く旅、
格安の航空券や安宿を利用しての海外旅行、キャンピングカーでの
長旅など、なるほどと思われる旅人が、たくさん紹介されています。



 加藤さんは享年62歳、これからも同じようなテーマの本を出版し
てもらえるものと思っていたのに、残念です。

 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 「定年からの旅行術」 加藤 仁著、講談社現代新書、200頁、
 本体720円

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カタツムリ歩行 JR武蔵野線 新小平駅(東京)

2009-12-20 22:19:56 | カタツムリ歩行
 2009年12月20日(日)

 今朝も厳しい寒さとなり、東側の畑は霜で真っ白でした。3、4日前まで
咲いていた近くの皇帝ダリアも、すっかりしおれてしまいました。

 日中は快晴となり、JR武蔵野線沿線を中心に歩いている「カタツムリ
歩行」の第190回例会に出かけました。18年目の最終例会です。



 集合は、JR武蔵野線の新小平駅。駅の両側は長いトンネルになって
いて、駅の所だけポッカリと空間があり、空が見えているのです。

 10時9分に駅を出て、すぐ南を走っている青梅街道に出て、少し進ん
で南北に走る旧鎌倉街道に入りました。

 増えている新興住宅の中に残る、古くからの住宅がありました。間口
10間くらいもある平屋です。 


 屋敷の南側にある土蔵も、壁面に縄目の出たかなりの年代物。左の青
いトタン屋根の下には、脱穀後の米ともみ殻を吹き分ける農具「唐箕(とう
み)」が置いてありました。


 この屋敷の南側は、次の通りまで果樹園が続き、ブドウやナシの古木が
たくさん枯れ枝を見せています。


 南側の通り・たかの街道を西に進むと、府中街道との交差点際に、背の
高いりっぱな瓦屋根の建物がありました。何の店かと思ったら瓦店です。


 府中街道の先で、並行する旧道を北に入りました。新興住宅地の中に、
樹木園が残っています。ここもいずれは、住宅地になるのでしょうか…。


 樹木園の先は畑で、ホーレンソウ、コマツナ、大根などが育っていました。
この大根は虫に食われることもなく、きれいな葉っぱがいっぱい。


 再び青梅街道に出て、西武国分寺線の西まで進みました。途中の民家には、
もうロウバイが、花をたくさん見せています。


 青梅街道の北に入り、街道沿いの農家の裏手に回って、小さい社の稲荷
神社へ。背後には大エノキが立っていました。


 神社の横の農道を西に抜ける途中には、屋敷林から落ちたケヤキなどの
葉を堆肥(たいひ)にするために、たくさん積んでありました。

 発酵が進めば、よい有機肥料になることでしょう。

 向こうに見えるケヤキの葉が、集められたのと思われます。葉がすっかり
落ちて、武蔵野の屋敷林の冬の姿です。


 たくさんのライダーが訓練中の自動車教習所の横を抜けて、西武拝島線
の北に出て、線路沿いを西に向かいます。

 南北に走る道路が何本も線路を横切るので、踏切が続いていますが、中
には私道に向かう踏切もあり、ここは農道への踏切です。


 公園の先で踏切を渡り、線路の南側に沿って進むと、ほんの少し残る竹
林の中を抜ける遊歩道があり、神明公園という名がついていました。


 公園の南側、広い境内にケヤキやカシなど豊富な樹林をもつ小平神明宮
が今日のゴール。12時ちょうどに到着しました。


 境内で昼食を済ませ、恒例の記念撮影。いつもは事務局のDさんが撮る
だけなのですが、年末なので私も撮らせてもらいました。

 今日の参加者は、カメラの私を入れて27人のようです。

 この後は、年末だけの催しである事務局からのプレゼント。今年1年の
参加回数順に「観歩証」をもらい、並べられた中から欲しいものを順に選
んでもらえるのです。


 12時50分に散会となりました。カタツムリ歩行は、来年も2月から12月
まで、8月をのぞく第3日曜日に開催されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドイツ・アルテナ歩き旅の道路状況と道標など②

2009-12-19 21:39:25 | ドイツのウオーキング
 ドイツ・アルテナ歩き旅の道路状況と道標などについて、2日目の8月
17日(月)の様子です。

 この日は、湖畔のグレーアゼー(Glösee)ユースホステルから、ラデフォ
ルンヴァルド(Radevormwald)までの22㎞を歩きました。

 スタートして間もなく、稜線を走る車道L528号を通過します。ここはル
ートになっていないので歩道が無く、対向する車が高速で通過するので、
注意しながら通過しました。ちなみに、ドイツでは自動車は右側通行です。 

 ここは、歩く予定ではなかったのですが、出発直後に、入るべき林間の
谷間への道を見逃したため、この道路に出たのでした。このような車の危
険を感じながら歩いた道は、ここだけでした。

 この車道は1㎞あまり歩いて、牧草地の間を抜ける道に入りました。左
下に少し見える細道ですが、向こうに見える乳母車に赤ちゃんを乗せた、
お母さんとおばあちゃんに出会い、ご挨拶を交わしました。


 小さい集落を抜けて、森の中に入ります。林間の道は、車も通れそうな
幅広い道が多いのですが、このように入口にはゲートがあって、車は入れ
ないようになっているので、安心して歩けるのです。


 森を抜けて、見晴らしのよいところに出たので休憩しました。車は来ない
ので、道の真ん中に座り込んでも大丈夫でした。


 Halverという町並みに入り、国道B229号に沿った自転車と人だけの
側道を進みます。


 Halverの町の中も通過しますが、このように歩道がついているのと、
自動車の交通量はそう多くないので、車を気にせずに歩けます。


 Halverの市街地や住宅地を抜け、幅広い林間のX7ルートへ。


 このあたりは、広い牧草地を抜ける気持ちよいトレイルです。


 刈り取り後の畑を整理しているコンバインの横を通って、牧草地の中を
高台に上がります。この先でふり返ると、広々とした展望が楽しめました。


 この日のゴールである、Radevormwaldの市街地に入ってきました。
この辺りはX28ルートになっているところです。


 町の中心街、教会が3つあり商店街が並び、商店の前にはイスとテーブル
が並び、飲んだり食べたりして休む人たちが、あちこちに見られました。


 Radevormwald市街を北に抜け、宿泊するユースホステルに向かい
ます。交差点には、ユースホステルの表示が出ていました。

 上から2番目の「Jugendherberge」がユースホステルです。

 ユースホステルは、陸上競技場のそばの豊富な林間にありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする