関東地方はきのう梅雨が明けましたが、北からの高気圧圏内のようで、
きょうは気温は30℃まで上がらず、湿度も低めで過ごしやすい1日でした。
引き続き、英国・コッツウオルド周辺のレポートです。
2006年7月11日(火) 快晴後晴
チッピングカムデンフリータイム
=チッピングカムデン周辺のフットパスを歩く=
今日も、3度目のフリータイムなので、一人でチッピングカムデンの
東から南側の集落を、時計回りで歩くことにした。8時25分に宿を出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/81/2a0e98ce0f38f549f311e45e2480daa3.jpg)
古い家並みが切れ目無く続く中心街を北東に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ce/1d3c11388558b7c190e72ec124ae396d.jpg)
昨日ゴールしたコッツウォルド・ウェイの始終点そばに、マーケットホール
と呼ぶ、四方が解放された石造りの古い建物がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a7/89b2fc9bc202cb1210c11f10a3bc0745.jpg)
1627年に、乳製品などこの地方の産物の商取引のために建てたもので、
ナショナルトラストとして保存され、現在もチャリティマーケットなどに利用
されているという。
三差路を右折して進むと、切妻屋根が二つ続き、ちょうどWを逆さにした
ようなかやぶき屋根の家があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ce/fe62cb961be8184484b7f1c8cc307642.jpg)
次の三差路に向かうと大きな塔屋の教会が正面に近づいてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d8/bc2cc6b0a611a685bf138d54b416f229.jpg)
セントジェームス教会で、15世紀に建てられたゴシック様式の教会、真下
から見上げる塔は大きくて見ごと。
広い芝生広場にたくさんの墓石が並び、片隅にサクランボが赤い実を
付けていた。
教会の西側から北へ向かい、チッピングカムデン中高等学校の東に回る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/04/8477e541850cd923e046e87b12d15cdc.jpg)
校舎の北側には、200×300mくらいの全面芝生に覆われた広いグランドが
あり、女子中学生がクリケットをしていた。
グランドの先は麦畑の端を進むフットパス。草もかなり伸びているので、
かき分けながら進んだ。
「Heart of England Way」と記されたフットパスへ。麦畑を抜けて、まだ小さ
いが地平線まで続く広大なキャベツ畑へと進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4a/d655e56710f431d51de469b657de0e95.jpg)
ちょっとだけ林の横を通過、その林の中を鉄道線路が通過し、フットパス
の下はトンネルで抜けている。
すぐ先がSheep Lipの小集落、フットパスは90度近く右折して南東へと
向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/b4/66b4c379dbc45d7f23b010c7507d91db.jpg)
羊の牧場の真ん中を抜け、こんどは左折して小さい流れに沿って
北に進む。
小さい橋を渡ったところで、地図上Diamond Wayと記された北東に向かう
フットパスを探すが、トウモロコシの芽が出たばかりでどこがルートなのか
よく分からない。
先方までよく見渡してみたら、かすかに踏み跡が伸びていた。ゲートを
越えた次の麦畑は、幅1mくらいのフットパスになっていて分かりやすい。
しかし、車道が近づいた辺りは、草が胸近くまで伸びていた。
車道を越えて羊の牧場へ。学校の横から少しずつ上っていたので、標高
180m付近まで上がり、次第に展望が広がってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e0/01d14d38f400c770e438db2aa50d881b.jpg)
小屋の先で右折して今度は東南に向かう。前方右手にEbringtonの集落
が近づき、その手前に紫色の花が一面に咲く畑が見える。
Hidcote Roadという車道を斜めに横断して草地に入った。馬術の飛越
競技の練習場らしく、木の柵(さく)が幾つも置かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/fd/f60afd054887047db8b7a059fe9e6b2c.jpg)
紫色の花の咲く畑に向かって下り、さきほど横断したHidcote Roadに出て、
Ebringtonの集落に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c9/9db806415d1a7542aa38d91896ad9cae.jpg)
戸数は50戸前後かと思われる小集落だが、車道に沿ってかやぶき屋根
の家が10棟近くあり、いずれも花やつたで壁面を飾った趣ある家ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/45/5ae64f7f411be76c653a733e05b70627.jpg)
かやぶき屋根も複雑に切り込んだ家もあり、思いがけずの景観であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c1/85c097b227b00f5ca651e3ff225625b0.jpg)
古い教会にも寄り、バス停そばの三差路にあったベンチに腰を下ろして
昼食にした。
そばにHolly Houseという新しそうなB&Bの宿と、急傾斜の屋根のパブも
あり、ちょうど2グループのウオーカーも来ていて、この小集落にもウオー
カーがかなり訪れることが知れた。 (続く)
きょうは気温は30℃まで上がらず、湿度も低めで過ごしやすい1日でした。
引き続き、英国・コッツウオルド周辺のレポートです。
2006年7月11日(火) 快晴後晴
チッピングカムデンフリータイム
=チッピングカムデン周辺のフットパスを歩く=
今日も、3度目のフリータイムなので、一人でチッピングカムデンの
東から南側の集落を、時計回りで歩くことにした。8時25分に宿を出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/81/2a0e98ce0f38f549f311e45e2480daa3.jpg)
古い家並みが切れ目無く続く中心街を北東に向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/ce/1d3c11388558b7c190e72ec124ae396d.jpg)
昨日ゴールしたコッツウォルド・ウェイの始終点そばに、マーケットホール
と呼ぶ、四方が解放された石造りの古い建物がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a7/89b2fc9bc202cb1210c11f10a3bc0745.jpg)
1627年に、乳製品などこの地方の産物の商取引のために建てたもので、
ナショナルトラストとして保存され、現在もチャリティマーケットなどに利用
されているという。
三差路を右折して進むと、切妻屋根が二つ続き、ちょうどWを逆さにした
ようなかやぶき屋根の家があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ce/fe62cb961be8184484b7f1c8cc307642.jpg)
次の三差路に向かうと大きな塔屋の教会が正面に近づいてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d8/bc2cc6b0a611a685bf138d54b416f229.jpg)
セントジェームス教会で、15世紀に建てられたゴシック様式の教会、真下
から見上げる塔は大きくて見ごと。
広い芝生広場にたくさんの墓石が並び、片隅にサクランボが赤い実を
付けていた。
教会の西側から北へ向かい、チッピングカムデン中高等学校の東に回る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/04/8477e541850cd923e046e87b12d15cdc.jpg)
校舎の北側には、200×300mくらいの全面芝生に覆われた広いグランドが
あり、女子中学生がクリケットをしていた。
グランドの先は麦畑の端を進むフットパス。草もかなり伸びているので、
かき分けながら進んだ。
「Heart of England Way」と記されたフットパスへ。麦畑を抜けて、まだ小さ
いが地平線まで続く広大なキャベツ畑へと進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/4a/d655e56710f431d51de469b657de0e95.jpg)
ちょっとだけ林の横を通過、その林の中を鉄道線路が通過し、フットパス
の下はトンネルで抜けている。
すぐ先がSheep Lipの小集落、フットパスは90度近く右折して南東へと
向かう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/b4/66b4c379dbc45d7f23b010c7507d91db.jpg)
羊の牧場の真ん中を抜け、こんどは左折して小さい流れに沿って
北に進む。
小さい橋を渡ったところで、地図上Diamond Wayと記された北東に向かう
フットパスを探すが、トウモロコシの芽が出たばかりでどこがルートなのか
よく分からない。
先方までよく見渡してみたら、かすかに踏み跡が伸びていた。ゲートを
越えた次の麦畑は、幅1mくらいのフットパスになっていて分かりやすい。
しかし、車道が近づいた辺りは、草が胸近くまで伸びていた。
車道を越えて羊の牧場へ。学校の横から少しずつ上っていたので、標高
180m付近まで上がり、次第に展望が広がってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e0/01d14d38f400c770e438db2aa50d881b.jpg)
小屋の先で右折して今度は東南に向かう。前方右手にEbringtonの集落
が近づき、その手前に紫色の花が一面に咲く畑が見える。
Hidcote Roadという車道を斜めに横断して草地に入った。馬術の飛越
競技の練習場らしく、木の柵(さく)が幾つも置かれている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/fd/f60afd054887047db8b7a059fe9e6b2c.jpg)
紫色の花の咲く畑に向かって下り、さきほど横断したHidcote Roadに出て、
Ebringtonの集落に入った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c9/9db806415d1a7542aa38d91896ad9cae.jpg)
戸数は50戸前後かと思われる小集落だが、車道に沿ってかやぶき屋根
の家が10棟近くあり、いずれも花やつたで壁面を飾った趣ある家ばかり。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/45/5ae64f7f411be76c653a733e05b70627.jpg)
かやぶき屋根も複雑に切り込んだ家もあり、思いがけずの景観であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/c1/85c097b227b00f5ca651e3ff225625b0.jpg)
古い教会にも寄り、バス停そばの三差路にあったベンチに腰を下ろして
昼食にした。
そばにHolly Houseという新しそうなB&Bの宿と、急傾斜の屋根のパブも
あり、ちょうど2グループのウオーカーも来ていて、この小集落にもウオー
カーがかなり訪れることが知れた。 (続く)