Shizuko Diary

日々の記録として・・

みんなと一緒・・・

2009-10-06 23:24:47 | Weblog
朝、地元保育園の「焼き芋パーティ」で絵本の読み聞かせをしてきました。
園児との楽しい交流です。私は「ねずみのすもう」を読んできました。
小さい頃から絵本に親しむ・・公民館を拠点に地域で活動し、地元の保育園・小学校・子育て支援センターからもお招きいただいています。
焼きあがったお芋もご馳走になりました・・おいしかったです。ご馳走様でした。
保育園をあとに今町公民館へ・・10月の「おはなしの世界」の準備作業。

午後は月に一回の「絵手紙サークル」に参加・・今回の画材は「葡萄」
墨のかおりを楽しみながら、墨の濃淡の表現を教えていただいてゆっくりゆっくり線を描く練習から・・・

夜は見附市主催、見附市教育委員会共催による「発達障がいを理解するための講演会」に参加してきました。
この度の講師は、新潟大学医歯学総合病院小児科特任教授 田中篤先生です。
今回の講演会は、ある親御さんから「田中先生からぜひ見附で講演していただきたい」・・そんな願いを担当課にぶつけて、市の教育委員会へもアプローチしてもらって実現しものです。
学校の先生や施設の指導員さん・親御さんなど、200人を超える参加者でびっくりしました。

「発達の特性を障がいや疾患に発展させないために」その理解と対応についてお話しいただきました。
広汎性発達障がい・自閉症・スペクトラム・注意欠陥・多動性・・一般の方々には馴染みのないものです。外見からは見分けがつきません。
発達の特性凸凹に気付かず、本人や親、周りの大人・子どもが困っている状態が発生している状態を発達障がいであると先生はおっしゃっていました。周囲の無理解から2次的障がいをおこしている子どもたちが先生の診察を受けているといいます。特別支援教育については、教育関係者の専門家から講演をお聞きすることはあっても医療関係者(小児科医)からの講演は初めです。
医療と福祉と教育が連携して支援していくことが重要です。
目の前の子どもたちとどう向き合っていくのか、そのためにはその子その子の特性をしっかりと見抜く力を、私たち大人はつけていかなければいけませんね。
発達障害者支援法があっても、早期に気付いて対応していかなければ支援は後手に廻ってしまいます。発達障がいは、親のしつけがわるいのでも、本人のわがままでもありません。
小児医療現場でたくさんの患者さんを診てきたドクターだからこそ、生きていくための障がいにならないように、特性として尊重しながらその子のこころをゆっくりとなるべく自然なリズムで育むことが大切であると、とてもわかりやすいお話しをしてくださったと思います。教育現場でも福祉の現場でも・・そして地域でも共生できる社会になってほしいと願っています。
コメント
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