Shizuko Diary

日々の記録として・・

クラブ視察・・・

2009-10-28 21:33:25 | Weblog
環境市民クラブで「地域医療政策セミナー」地域医療について視察研修をしています。全国自治体病院経営都市市議会協議会加盟市議会のセミナーで「今後における地域医療政策の展望」について厚生労働省大臣唐沢審議官の講演と済生会栗橋病院副院長の本田ドクターの講演を聴きました。
地域医療を守るために自治体病院の果たす役割と病院経営に対するそれぞれの考え方をお聞きしましたが現場ドクターの講演が説得力があると感じました。机上の議論ではなく、勤務医と開業医の差異・・勤務医の激務がとてもよくわかりました。これまでの自民党政権では、医療費削減のための入院の日数制限やリハビリ制限をしてきましたが、高齢化社会迎えて地域医療の重要性を再認識しました。このままでは日本の医療が崩壊してしまいます。採算性だけではなく、安全・安心の医療制度の確立が急務であると思います。
不採算地域医療や僻地医療は採算性だけでは、推し量れません。
現場に人的配置にゆとりがなければ医療ミスにもつながりかねません。
人の命を預かる地域医療の重要性に対して、厚生労働省の医療費削減の視点ではなく、人の命預かる現場の環境改善が必要であり、国民意識も改革しなければと現場ドクターは話されていました。現場の労働環境の劣悪さと、ドクターのモチベーションを上げていく努力も必要です。
これは、医療だけにとどまらず、教育分野でも同じことが言えるのではないかと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする