
環境市民クラブで「地域振興支援職員制度」を導入している小千谷市真人地区を視察・学習してきました。
市の周辺部を元気にすれば、市全体が元気になるという市長の考えで過疎化が進む地区に地域振興支援職員を配置し、地域の人たちと一緒になって地域の活性化に取り組んでいる・・・支援職員は首長の人事権によって配置されるのではなく、職員自らの意思によってレポートを提出して、選考されたのちに担当地区に配置になるという。過疎地にいかされるという意識ではなく、自らが出向きたいという職員の意欲・・そして真人地区の各種組織・団体・地域振興協議会と一緒になって、地域に住む人たちが地域を意識し、自分の住んでいる地域の素晴らしさを改めて感じ、そこに住むことの楽しさや喜びを自らの手で作り出すことのお手伝いをする。
支援職員はあくまでも地域の人たちの主体性を導き出し、知恵をさずける・・・
お邪魔して説明をしてくださった職員の長谷川さんは素晴らしい仕掛け人でした。
地域の経済的効果を求める活動、特産品づくり及び開発研究、農業を主とした直売関係など、儲けることへのアドバイスもする

豪雪地帯の雪も東京の練馬や亀戸で販売してくるという取り組みには驚かされました。
地域振興協議会からの補助はうけているものの、市からの補助は一切当てにしないで自分たちの手で収支を計っていくという主体性にも驚かされました。
介護認定を受けるお年寄りも少ないという・・自然と共に生きてきた元気老人が多く、昔から地域に誇りを持っていて地域コミュニティーもしっかりとしている。
意欲のある職員が来てくれるとおっしゃる・・地域振興協議会の会長さん
自分が来て地域が活性化されたのではなく地域に元気な方が多くコミュニティがしっかりしている地域であると話す・・地域振興支援職員

まさに行政職員と地域の人たちとの連携・協働で真人地域づくりができていてうらやましいと感じて帰ってきました。
いろいろと質問もさせていただきましたが・・・最後に地域のコミュニティの再構築を図るにはどうしたらよいのでしょう

との問いに・・・子供からお年寄りまでとにかく地域を暗くしない

最後はマンパワー・・人である。リーダーを的確にとらえてその気にさせる。
人のハートにいかにヒットさせるか

という答えをいただいてきました。
やはり「まちづくりは人づくり」

いい視察学習会でした。
外、自宅HPの更新と娘へのコメント送信、留守電・メール多数