魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

ターザン

2010年06月02日 | 星の流れに

No.918

発祥の地」で、牡羊座の象徴人物「ターザン」が話題になるかも知れないと書いたやさき。今日、2007年カンボジアで見つかった、18年野生で暮らした女性版「ターザン」が行方不明になったニュースが出た。

父親が名乗り出て、社会復帰させようとしたが、言葉も喋らず、鬱状態になり、何度も逃走しようとしていた。結局、野性に帰ったのだろうと言われている。父親の名前がサルさんと聞けば、日本人には意味深だ。

発見されたのは魚座の時代だが、天王星が牡羊座に来て、野性の叫びが聞こえたのだろうか。
文明社会の生きにくさ、の話題としてニュースになっていた。

天王星が来て、有名人も一般人も、牡羊座の人が活気づいて、新しい行動を始めている。
引き留めない方が、ターザンは幸せだ。


繰り返し

2010年06月02日 | 日記・エッセイ・コラム

No.917

星の影響は世界同時多発で起こる。アジアの口蹄疫問題に対し、メキシコ湾、原油流出も、まさに魚座の末期症状だ。

一方、周期的にも因縁の事件が起こっている。
朝鮮戦争の還暦60年で、朝鮮半島は緊張。
1948年建国をしたイスラエルの行動も、近年、容認されなくなってきた。今回は、封鎖ガザ地区への物資輸送船に攻撃を加えた。

建国当時は、いわば強引なテロ建国にもかかわらず、ホロコーストの衝撃の後で、世界が同情的であったため、建国、国連加盟が可能になった。アメリカを牛耳るユダヤ勢力とともに、戦後はやりたい放題だったが、近年、アメリカの衰退とともに、風向きが悪くなってきた。

天王星84年周期の方で、考えると、
シオニズムの思想運動から、具体的に国家建設の動きが出てきたのが、ちょうど、昭和の初め天王星が今と同じ位置にいた頃だ。
大不況が始まり、世界中が利己的になり、軍人(牡羊座)が力を持ち始め、ナショナリズムが台頭した。

もっとたぐれば、やはり産業革命による帝国主義時代の現象として、シオニズムや、イスラエル建国の熱が生まれたのではないかと思う。
イスラエル問題も、結局、産業革命パラダイムの現象としての「国家」問題と考えなければ、解決の道はないだろう。

中東問題は、宗教戦争ではあるが、この300年に関して言えば、産業革命パラダイムの国家による権益闘争の一形態だ。
当然、日本の開国も朝鮮併合も、この大きな流れから考えなければ意味がない。

朝鮮併合100年で、韓国では、併合が法的に無効だったと主張しているが、歴史を引き戻しても何も生まれない。
そういう、感情論ばかり叫んでいる、まさにこの時、問題が起こっているのは、感情論では、歴史観が持てないということの証明ではなかろうか。

歴史に学ばない人間は、何度でも同じ事を繰り返す。
個人も、何度でも同じ事を繰り返す人は、反省を知らない人だ。
離再婚を繰り返す人は、何度やっても、結局、同じタイプと結婚するから面白い。