No.928
酷い話もあったもんだ。
韓国の2回目の衛星打ち上げロケットが空中爆発した。二段式の一段目のロケットをロシアに委託し、二段目は昨年失敗した。
二回までの契約で、一回失敗しても、もう一度打ち上げることができる。
ところが、2回目の6月9日。発射台の消火液が噴き出して、ロケットに掛かってしまった。重要部分が点検修理されるはずもない翌日。
液体燃料充填済みのロケットを強引に打ち上げて、2分後に空中爆発した。
一段目のロケットが爆発したのだ。
契約により、一段目のロケットが失敗した場合は、ロシア側は、もう一台、3台目を打ち上げなければならない。
液体燃料充填済みのロケットから燃料を抜き取るのは、相当難しいのだそうだ。
もし、まさか、ほとんど成功の可能性の無くなったロケットを、強引に打ち上げて、意図的に爆発させたなら、韓国はロシアに3台目を供給させることができる。
もちろんロシアは、翌日に打ち上げるような無謀を望むわけがない。
さらに、爆発すれば一方的にロシアの損失になる。
誰が爆発させたか・・・となれば、北の陰謀とか、成功させたくないどこかの近所の国?とか、何とでも言い出せる・・・
しかし、普通の感覚なら、そんなバカなことはしないはずだから、まさか・・・まさか、そんなことは、なんぼなんでも、ないだろう。
同民族
北朝鮮と韓国は、互いに同民族と認め合っている。
今まさに起こっている、哨戒艦沈没事件?事故?・・・でも、南北で互いに相手の責任として罵りあっている。
朝鮮戦争を始め、今までの幾多の事件は何一つ決着が付いていない。
互いに相手の仕業だと言っている。
それだけではない。南北ともに、他国と関わって起こった事柄の、「負の部分」については、全面的に他国が悪く、何一つ自国が悪かったことがない。
このことは、中ロ米日は経験的に、痛い目にあって、良く解っているだろう。今回の哨戒艦沈没事件も、できれば誰も関わりたくないはずだ。中でも最も歴史経験の深いのが中国だ。
ところが、解っているはずなのに、みな関わらされている。
それは、それぞれが、うかつに、「毒を薬にして」利用しようと色気を出すからだ。(鳩山首相の全面支持発言も)
改めて、朝鮮半島はサソリ座だ。
サソリ座は、セックス=「譲り受けるもの」。他者の全てを自分のものにして、再生させる。
ヒラリーもサソリ座だが、今やクリントン大統領を生んだのはヒラリーかのような印象さえある。
サソリ座の手塚治虫の天才は、実は、小さな情報から巨大な再生作品を産んだことにある。もちろん、漫画というサソリ座ジャンルとの好相性もある。
ビジネスにおいても、スポーツにおいても、言うまでもない。
今回のロシアのロケット。ロシアは良いビジネスチャンスだと思ったのだろうが、結果は、この通りだ。
韓国の欲しいものはロケットではない。ロケットの中身のエキスだ。
それがセックスの本質であると、男も気づくべきだろう。