転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



我が青春の書『新々英文解釈研究』が、ついに届いた。
懐かし過ぎて感極まった。
山貞先生、おおおおお久しぶりです(涙)。

開いてみたら、目に飛び込んでくるあの英文も、この英文も、
どれも、確かに見覚えのあるものばかりだった。
年月を経て読むと、和訳の巧みさ、解説の見事さも
また改めて胸に迫った。

私は、しばし独りで懐古趣味に浸ったあと、
この感激を誰かに喋りたくなり、主人をつかまえ、
「昨日、凄いモノを手に入れたんだ、これ復刻版で・・・」
と現物を見せた。
主人が受け取り、目を通し始めたので、
いざ語らんとした、その刹那。
あ、これならワシ、持っとるで

うそーーーー!

主人が自分の本棚の奥のほうから出して来たのが、
昭和45年1月発行の『新々英文解釈研究』新訂新版。
当時で、定価480円。

私「やってたの?これ」
夫「そだよ」
私「いつ」
夫「高校のとき」
私「でも昭和45年版って」
夫「古本屋で買うたんよ」
私「凄い本だと思わんかったかね」
夫「思ったよ。今時は、こんな本、なかなか無いやろ」

なんと、彼は、山貞の同志であったか!!
しかも、こんな大人になっても、未だに手元に持っていたなんて、
ヨメ入りのとき土蔵に置いてきたというオバさんとは大違いじゃないか。
主人への愛(爆)が確実に深まった瞬間だった(殴)。

しかし、そーだったのか。この本、うちにあったのか(爆)。
このたび3000円も出して買った復刻版は、
それなら、もう保存用・観賞用として大切に取っておき、
これから私の読書用には、この主人愛用の古本を使おう。

ちなみに、主人保存の「山貞」は、
全112講のうち、前半40のところで書き込みが途絶えていた。

挫折したらしかった

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