少し前に、ブログ仲間のYou様の日記に、
『受験日まで欠席』という記事があり、
You様ご自身が、御嬢様がたの中学受験の際に、
いろいろと悩まれ、ご心配になったことが綴られていて、
なるほどなあと、考えさせられた。
それで調べてみたら、首都圏や阪神間などでは、中学受験に備えて、
三学期になってからはずっと学校を休んで、塾だけ行く子が多いとか、
合格後は家族でお祝い旅行に行くために続けて学校を休ませるとか、
6年生だけでなく来年受験予定の5年生までもが、
統一日や解禁日には学校を休んで、受験予定の中学を下見したり、
当日の雰囲気を味わってシミュレーションする(??)、
などの話も、新聞記事やネットの記述に書いてあった。
また、入試が始まると、多くの進学塾では通常授業がなくなるので、
5年生は通塾がなく、6年生の直前対策だけになるそうだ。
広島に限っては、学校数が少なく受験はシンプルな仕組みなので、
首都圏や阪神間のような過熱までは、していないように思う。
娘は5年生からの通塾だったが、6年生たちが入試のときも、
5年生向けの塾はいつもと変わりなくあった。
また、娘本人が受験生だった二年前にしても、
別にインフルエンザも流行っていなかったし、
小学校を休むという発想は、あまり、なかった。
塾のほうでも、「入試の週を休むくらいは、まあ良いと思うが、
長く学校を欠席するのは、賛成しない」と父母教室で言われていた。
午前中の入試が終わってから給食を食べに学校に来た、
という猛者も、娘の学校には、いたくらいだ(爆)。
受験する子のほうが少数派だったが、別に隠していなかったし、
受験組とそうでない子たちの間に、わだかまりなどは無かった。
まあ、私は付き合いの悪い人間で、塾のママ仲間も皆無だったので、
私が知らないところでいろいろ起きていた、
という可能性はあったかもしれないと、一応、思っているけれど(汗)。
でも、あのときだって、今年みたいにインフルエンザが流行していたら、
早めに休ませる親御さんもきっと多かっただろうと思う。
勉強のために休むのは1月にもなっては遅いのでは、という気がするが、
体調管理や感染予防のためにやむなく、というのは良く理解できる。
娘に関しては、前日まで学校に行ったのが、良かったと思っている。
「学校に行く~♪」
という本人の意志に私は任せていたのだが、
もし家にいたらひどい寝坊になって朝型は維持できなかったと思うし、
娘は小学校が大好きだったから、気分転換の意味でもかえって助けられた。
思えば、なんとも気楽で、恵まれた受験生活だったわけだ。
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