保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

人生初のもみじ・ぼたん、そして熊

2011年11月07日 | 日々の暮らし

年金生活に入ってからというもの
地区の行事には何かとお声が掛かるようにようになりました。

私が住んでいるこの辺りはリンゴを中心にした農家で
私を含めた一部を除いて、現役を引退した方々が多くこれに携わっています。

リンゴにもさまざまな種類がありますので一概には言えませんが
多くの葉物野菜や大根などの秋野菜と併せて収穫時期を迎えていますので
いわゆる“収穫祭”が主催団体ごとに盛んに開かれていて
昨日はそれらの集中日だったようです。

祭りとは言っても、収穫したての野菜、果物を中心に
地区ごとに工夫を凝らした出店をしてさまざまなものを格安で売ったり
趣味の演芸の発表を通じて住民の交流を計ることが目的のものです。

1ヵ月も前の打ち合わせ会議で焼き鳥の班を手伝うことになっていたのですが
つい2日前の“串刺し”の作業を忘れていて一昨日のテント張りから参加
昨日の当日は朝7時の炭起こしからビッチリ1日
夕方の反省会なる飲み会にも引っ張り出されました

売り物の焼き鳥の中での一番人気は、ついでに売った猪肉(ぼたん)、鹿肉(もみじ)。

馬肉の「さくら」もそうですが
獣の肉を食べてはいけない江戸時代、隠語としてそう呼ばれていたと言います。

猪肉は皿に盛り付けた時ボタンの花のようだから、で
鹿は秋の季語のため鹿肉をもみじと呼ぶ、とされ花札にも登場するようになったようです。

ともあれ、イノシシは旅館のシシ鍋などで口にしたことがないわけではありませんが
こうしてイヤというほど焼き肉として口にしたのは人生初のことでした。


(Tさん作成の焼き鳥焼き器)

反省会ではTさん秘蔵の熊の肉まで登場して
朝から味見を兼ねて肉三昧の一日でしたので
肉好きとは言え、さすがに今日は肉を口にしたくありません。

熊はなかなか咬み切れず、猪と鹿はオージービーフのように咬みごたえがあり
どれも何の肉かの解説付きでないと分からないほど独特の風味を感じませんでした

肉の焼き具合はレアが好きな私にとって
パサパサになるほど焦げた肉はそもそもあまり好きではありませんので
物珍しさは別にして、普段口にする牛、豚、鶏の方がはるかに美味いのでは、と思うのですが…。

ちなみに、これらの肉は猟友会所属でライフル銃を所持するTさんが提供してくれたもので
いずれもほとんど巷に流通することはなく
特に熊は捕獲すること自体、かなり面倒な手続きを踏むと聞きました。

 

 

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