保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

「全損扱い」のRAV4

2009年09月30日 | クルマ販売と板金修理の実録

出会い頭だったので横方向からの応力で
両サイドメンバーをモッテいかれた上、ラジエターまで達していましたので
保険見積もりは40万円を超えてしまい
時価評価額29万5千円の“全損扱い”となりました。

「来年12月の車検まで乗れれば良いから」とO様がおっしゃるから
見える部分だけを形にするいい加減な修理をご提案して
2週間で完成させましたが
お相手の過失分が2割、と言うと5万9千円で
残りのO様の自己負担額を、当初目標にした10万円で
なんとか収めることができました。

ボンネットパネルを中古で交換して
これを基準にツジツマを合わせていくのですが
寸法を採るわけではありませんから
この修理はこの方法なりに難しい部分もあります。

こうした事故車の入庫に際しては
別の車へのお乗り替えをお奨めするのも1つの方向なのですが
お支払額が10万円、総額約16万円で“来年12月までの車検付4WD”は
選択肢が少なく、その上整備代の枠もほとんど見込めませんから
かなり難しい車選びになることは簡単に予想できますし
他方、商売上の立場からすると、板金でのお付き合いのお客様は
そもそもその車を当店でお買いいただいてはいませんので
お乗り替えをお奨めして、他店でご購入になってしまわれるケースを
何度か経験してからはここだけの話
「まず修理」のご提案をするようになった経緯もあります。

「どちらがお客様にとって良いか?」は
あくまで結果次第ですから、お乗替えの車の不具合の時など
「安いからは別途です」と“保証なし”でお売りしているにも拘わらず
大概は恨まれることになってしまいますので
その部分の危険を回避できる「修理」をお奨めする方が
無難でもあるのです。

 

 

 

 





 


 


 



 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 柿の木 | トップ | 車内のドライクリーニング »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

クルマ販売と板金修理の実録」カテゴリの最新記事