20年数年来放置して来た
脂質異常症(以前は高脂血症)がもたらす動脈硬化の
進行がついに、というか当然とういうか
明白になったようです。
オプションで受けた頸動脈エコー検査の結果
高血圧・脂質異常症・糖尿病の3つが「サイレントキラー」と呼ばれる理由は
自覚症状がほとんどないまま動脈硬化が静かに進行し
そのまま病気に気づかずに、また気づいても「自分は大丈夫」と
治療をせずに放置しある日突然、心筋梗塞や脳梗塞等が起こり
取り返しのつかないことになりかねないからです。
8年前の2014年4月の検査結果
この時は「(動脈硬化による)狭窄なし」でしたので
この8年間に確実に動脈硬化が進行したことになります。
PWV&ABI検査では血管力(しなやかさと詰まり具合)は
正常範囲にあり改善傾向さえ見られる、つまり
動脈硬化はそれほど進んでいないと思っていたのに。。。
この相反する結果を示すPWV&ABIと頸動脈エコー検査ですが
どう理解すれば良いのでしょうか。
頸動脈エコー(超音波検査)でプラークが見つかるということは
脳や心臓、下肢など全身の血管に同じようにプラークが
存在している可能性があるとされる
そしてネットで探し出したその答えらしい消化器内科M医師の
下の研究結果は私にとっては衝撃的でした。
CAVI=PWV(年相応)のうち64%、ABI(正常)のうち84%が
全身8カ所の動脈のプラークの厚さから推測する
脳・心梗塞の危険度レベルが4だった
*レベル4:数日から数ヶ月後には脳梗塞・心筋梗塞に
極めてなり易い状態。すぐにでも抗血小板剤の服用が必要
(研究の詳細はこちら)
👇
・血管全体のしなやかさ及び血管内壁を滑らかにし
血液をスムーズに循環させる力のことを血管力と呼びますが
実は粥状動脈硬化(プラーク)とほとんど関係ない。
・血管年齢検査として普及しているPWV及びABI検査ですが
その結果を脳梗塞・心筋梗塞などの予知に関わる
判断材料に決して用いてはいけない。
これまでコレステロール値が高くても血管の「硬さと詰まり具合」
そして血圧が正常範囲なら"動脈硬化は進んでいない"ことになり
問題ないとさえ思っていたのです。
その考え方が頭から否定され困惑していますが
ドックを受けたT(総合)病院はいつも混雑しているため
とにかく2年前のドック診察医が紹介してくれた隣町の町医者
K内科(循環器科)を受診することにしました。
こうもはっきりと「軽~中程度の動脈硬化」と指摘された以上
いよいよ死ぬまで服用し続けなければならない
薬のお世話になるに違いありません。
それが脳心血管病の予防になるとされるのですから
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