保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

ミニバンの室内

2009年09月19日 | クルマ販売と板金修理の実録

ミニバン室内のクリーニングはいろいろな意味でタイヘンです。

まずは容積が大きいから拭き掃除面積の広いこと

このステップワゴンなどは天井だけで約3㎡
サイドとリアの内張りで約5㎡
そこへ8人分のシートの座面だけで4㎡
合計12㎡(約4坪弱)は汚れ落としのため洗剤による「拭き掃除」ですが
物入れやルームライトなどの造作、その上シートはウラ側もあって
単なる平面ではありません。

かなりのヘビースモーカーの 
喫煙車などは通常汚れ+ヤニで2倍の時間はかかります。

フロアの「掃除機がけ」は約4㎡で
カーペットマットですから砂は毛足の中まで入り込んでいて
叩きながら、または細いドライバーで擦って毛を寝せながらでないと
ただ表面を撫でただけでは吸い取れません。

シートの座面下側の綿埃は歯ブラシを使いながら吸い取り
かつ油っぽいので埃が張り付いていますから
拭き取るのですが、スライド機構などで
よく の甲などにケガをするのはこの時です。

基本的にはこうした「掃除機がけ」と「拭き掃除」で
どちらが先、と決まっているわけではなく
その日の気分や“許せない汚れ”から手を付け出すのですが
もうひとつのタイヘンさの元はシートアレンジメントにあります

スライド、折りたたみ、回転、リクライニングを
あらゆるシートでやってみると
ほぼ全ての部分に手が届くことが判ります
どうしてもダメな場合は、いっそシートの固定ネジを緩めて
浮かすなり、ずらした方が早くて綺麗になります。

コンソールやステップも数本のネジで外れますので
“急がば回れ”で外すことが多いですが
外板に修理した形跡があるときなどは
その破損がどの程度だったのか、の確認も兼ねることができます。

こうしたクリーニングの合間に、同時に破損している箇所も
修理したり、不可能な時は交換の部品発注をします。

こうしてほぼ4日かけると室内は見違えるほど綺麗になるのですが
今回のRF2ステップワゴンは日で済んでしまいました。

汚れが「使用によるもの」と言うよりも
「使わなかったことによる埃」が主だったためで
多分、前オーナーのものと思われる室内で見つけた1枚の各種申請用
おそらく社員証用写真を見て

大きな会社勤務で通勤用(駐車場所指定ステッカー貼付)
事務系または研究部門(運転席汚れごく僅か)
30歳前後の独身、少なくても子供なし(玩具、お菓子類の痕跡なし)
車を使う趣味なし(リアシート、ラゲッジルーム使用痕なし)
ちょっと神経質でまじめ(刈り上げ73分けヘアスタイル、白シャツ)

と、まあ無責任な推測ですが、こんな方がお乗りだったようで
外装は抜群に綺麗とは言えませんが、そうは言っても
業者オークションでウマクいくと4点は入りそうで
一方、室内の綺麗さはとても13年前とは思えない
“使用感のなさ”がウリのステップワゴンを1、2日中には出品いたします

 

 

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