保護猫と暮らす隠居爺の“自然農法”野菜作りとスキーの日記

5~11月は自然農法による自給用野菜作りと冬に備えた体力作り、12~4月はスキーに明け暮れ、保護猫活動は1年中無休です。

「高脂血症」と「早期胃がんの疑い」…②初めての脈波図検査

2014年03月28日 | 脂質異常症と動脈硬化&血圧の話

午後の診察開始が3時30分なので早目に出向いて着いたのが
3時を少し回った頃なのに診察室に呼ばれたのは1時間半後
若いK医師が担当することになり、胃の方は過去の内視鏡検査のデータを
定期健診を受けていたK病院から取り寄せてから、ということで
まずは高脂血症の治療が必要かどうかを判断するため
「脈波図(みゃくはず)検査」なるものを受けることになりました。

以前、高脂血症と診断されてまず通った町医者のT医院では
改めて血液検査だけを行なって即、薬を処方されて治療を始めたのに
今回のK医師曰く「必ずしも服薬が必要とは限りません。まずは動脈硬化度を調べましょう」

やっぱり総合病院は設備が整っているということでしょうか
それとも医学が進歩して治療方針が変わりこの検査をするようになったのでしょうか。

何年も通ったのに、少なくてもT医院では
「脈波図検査」なんて過去に一度も聞いたことも勧められたこともなかったのです。

問診中心の診察は僅か15分ほど、すでに時計の針は5時を少し回っていましたが
さらに45分も待たされて受けた検査はほんの10分ほど。

かくして合計25分の初診を受けるために要した時間は3時間。

この総合病院の待ち時間が長いことは女房からも聞いていましたが
予約を入れていてもこの程度は当たり前なのだそうです…。

 

ところで、血圧をチェックする感覚で簡単に受けられる
この検査で得られる次のデータからは“血管の状態”が分かるそうで
早い話、同時に左右の手首、足首の4カ所の血圧を計るだけの器械でした

・血管の硬さ(baPWV)…脈波伝播速度
心臓から押し出された血液により生じた拍動が
血管を通じて手や足に届くまでの速度のことで
血管が硬いほどその速度は速くなります。 

・血管の詰まり具合(ABI)…上腕と足首の血圧比
健常な場合、足首血圧は上腕血圧より高いのが普通ですが
足の動脈が脂質等で詰まったりすると血流が悪くなり
結果、上腕の血圧より低くなりこの値が低くなります。

検査後、携わった技師に検査結果による私の動脈硬化の度合いを尋ねても
次回診察の際に医師に訊くよう言われ頑なに拒否されました。

ところが会計に提出するファイルの中にその結果が記入された
ペーパーを見つけましたのでそれをパチリ。

   

baPWV:1600超      ABI:1.06


そして帰宅後、ネットで調べ出した診断がこちら

(血管の硬さ)

(血管の詰まり具合)

やった!

baPWV(血管の硬さ)については「軽い硬化が疑われます」と
記入されているとは言え、ABI(血管の詰まり具合)は正常値の範囲にあり
素人判断では、「要治療」とされているのに何年も放置している
病気の割には素晴らしい結果ではありませんか!!

次回予約は来月下旬、さらに頸動脈のエコー検査をすると言われていて
何かドンデン返しがあるかも知れず決して安心するわけにはいきません。

コメント
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