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【祝】東海道新幹線開業60年目でやっと全面禁煙化

2023-10-22 09:07:20 | 日記・エッセイ・コラム

 JR東海が10月17日に東海道新幹線のN700系に設けられていた喫煙ルームを2024(令和6)年春以降、廃止し、そのスペースを非常飲料水を配備することになったと発表しました。東海道新幹線の車両を乗り入れるJR西日本も同様、全面禁煙となります。山陽新幹線に乗り入れるJR九州の「さくら」「みずほ」も同じく喫煙ルームは廃止することになりました。JR東日本およびJR西日本の北陸新幹線はもともと喫煙ルームを設けていなかったので、新幹線開業60年目でやっと全面禁煙となります。
 1964(昭和39)年10月10日 東海道新幹線(東京~新大阪開業)全車両喫煙可
 1976(昭和51)年       嫌煙家の運動もあり、12年後の1976(昭和51)年、16両編成のうち、たった1両のみ禁煙車。しかも16号車とか、極端に遠いところにおいやられる。禁煙の指定席をお願いしますと申し出ても、禁煙は自由席なので、確実に座れる保障なし。たばこを吸われない方の待遇はかなり低かった。
 1981(昭和56)年       禁煙車両を1号車に移す。まだまだ自由席。
 1985(昭和60)年       やっと禁煙の指定席(10号車)ができる。1号車、2号車の自由席が禁煙。グリーンは1両の半分は禁煙と喫煙に分かれたが、仕切り板もなく、車内のにおいは禁煙席でもたばこのにおいで充満していた。 
 1987(昭和62)年 4月 1日 昭和24年に発足した日本国有鉄道は38年目で幕を閉じ、JR6社に引き継ぎ。
 1992(平成 4)年       300系「のぞみ」デビュー。禁煙と喫煙の比率は2分の1。
 2007(平成19)年       新しいN700系デビュー。全車両禁煙にする代わりに、喫煙ルーム設置。
 2023(令和 5)年       N700系ではない古い700系で運用する「こだま」の一部に喫煙車がまだ残っている。
 2024(令和 6)年 3月16日 東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線 全車両禁煙。
 
 昔の国鉄時代・・・山陰本線を走っていたDD51牽引のレッドトレイン(50系)の車内ではどうなっていたのか思い出してみると、当時は禁煙の「き」すらなかった時代なので、客室で紫煙をくゆらしても、当たり前の風景だった。1985(昭和60)年あたりから、朝夕の通勤通学時間帯は禁煙タイムが設けられていた(私の記憶では、7:00~9:00 17:00~19:00だったような?)。1990(平成2)年頃、改札鋏を廃止する代わりにチケッターを配備した頃から、山陰本線の車両についていた灰皿を全部撤去。(最初に改札チケッターを配備したのはJR西日本管内で1990(平成2)年8月から。)
 今の時代、吸える場所探しにかなり苦労してしまいます。ニコチンに服従されたくなければ、もうたばこを断つするしかありません。断ってしまえば、あとはもう楽。本当にたばこは百害あって一利なし、なんだから。

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