一勝地駅前通り。
目の前に球磨川があって、少し高台に球磨村役場があります。役場は住民を守るための地域防災を担っているため、例えば川が氾濫しても安全なところにというふうに、地域防災計画に基づいて、この立地に建てたかも知れません。
肥薩線はもともと鹿児島本線として敷設されたものなので、歴史もとても古い。
一勝地、という駅名は、1度きりしかない受験に勝つため、「あなたの一生の中で大切な“一勝”を一勝地駅は応援します」と印字。
他に、JR四国の徳島線に「学」駅があって、5枚の入場券をセットにして、「ご入学」の縁起切符も発売中。
一 勝 地 → 学
経由:肥薩・鹿児島線・新八代・新幹線・博多・新幹線・岡山・宇野線・本四備讃・予讃・土讃・徳島線
¥11,380
JR線(鉄道)営業キロ: 770.1km 運賃計算キロ: 782.8km
JR四国営業キロ: 106.4km 運賃計算キロ: 110.7km
JR九州営業キロ: 193.9km 運賃計算キロ: 197.9km 有効期限5日間
マルス for Widnows というソフトで計算。このソフトはとても助かります。変な経路のきっぷを申し込むときに、駅員さんの発券した内容と突き合せし、運賃の相違が出たら、「私のリクエストした切符とは違います!」と即時でクレームを出せる。
そう、連続1 嘉例川 → 喜々津 / 連続2 喜々津 → 長崎 の乗車券を新下関で発券してもらったときは、連続乗車券とは、経路がぶつかって、重複区間が出るときに限って発券なので、信じ切って、帰宅。経由欄が「長崎線」で打ち切り。本当に長与線経由で計上されているか、マルス for Windowsで出した運賃と相違が出たため、人吉駅で発行替え。このソフトは駅でマルスを操作するときと同じように類似体験もできるのに、駅員さんはしょっちゅう間違えるな・・・。オタク脳と、駅員さんの脳に大きな違いが出ているってことかも知れない。
見たことのないような変な駅から変な駅まで、と頼まれると、フリーズしてしまう駅員さんが多いけれど、私だったら、喜んで引き受けてしまいそう・・。とある、JR西日本の駅。どこに行っても混んでいる連休中だというのに、ヒマそうにお客さんが来るのを待つ窓口があった。向こうでは観光地で外国人でごった返しているかも知れないので、今の窓口が空いているうちに!と、複雑な変な経路を書いたメモを差し出し。「〇〇駅は、無人駅のため、最寄りの有人駅、△△駅で発券することになっていますので、ここでは出せません!!」ときっぱりと。はい、旅客営業規則第20条に則った対応、と判断し、あっさりと引き下がり。JR西日本は他駅発のきっぷを買うのは乗車券だけでは少し厳しい。山口県の岩国駅で「根室 → 【区】東京都区内」のきっぷを買うときも、釧路→新得の「おおぞら」特急券も同時購入。
矢岳や真幸は1日3本しかない、過酷な時刻表だけど、ここはそこそこ本数がありますね・・。
駅売店は、ほとんど球磨村の名産を販売。
機関士さんもしばし休憩。熱中症にならないようにと車内販売のアテンダントさんがスポーツドリンクを配布。
カメラに意識して、機関士さんらしいポーズをとってくれたんですけど、ブログに載せるってことは話していないので、ぼかしを付けてあります。見た目、20代後半かな?大正生まれの機関車を平成生まれの若い人が操縦。鉄道車両を運転するのに、それぞれの動力の動力車操縦者免許が必要になる。例えば、電車は甲種電気車、ディーゼルカーは甲種内燃車の免許になり、電車、ディーゼルカーを運転するのに双方の免許がいる。蒸気機関車だと、乙種蒸気機関車運転免許とともにボイラー技士の資格が必要になるので、いくつかの免許を持っているんでしょうね・・たぶん。
一勝地駅・・・出発!!