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千葉県でもレトロ駅舎健在

2024-08-01 00:33:52 | 2024_夏_房総一周小旅行


 普段は2両編成の新型のワンマンE131系ですが、今回は4両のため、209系運用。209系は平成の初め頃、老朽化した京浜東北線103系の後継として製造されたものです。使い捨てカメラの「写ルンです」というニックネームをそのまま電車にして、「価格半分、重量半分、寿命半分」というコンセプトのもとに作られた形式なので、今頃はもうとっくに廃車になってもおかしくないほどの「走ルンです」というはずなのに、30年以上も活躍しています。
 デビュー当時は大宮~大船間の京浜東北線で活躍し、11年後の2006(平成18)年に新型のE233系増産。それでお下がりの209系は房総半島にやってきたわけです。

 木更津を出ると、次は君津。ずっと昔なら、ここが東京近郊区間の終着駅でした。交通系ICカードが普及するつれに、東京近郊区間が少しずつ拡大。現在は千葉県内全域のJR線は東京近郊区間になり、東京とは言いがたい長野県の松本駅、福島県のいわき駅まで東京近郊区間に組まれています。

 次は富津市内の青堀駅です。

 2000年代当初なら、ここでも「みどりの窓口」はありました。当時の時刻表の巻頭路線図では、内房線、外房線ともに、ほとんど駅名にみどりの窓口があることを示す「みどり色」で埋まっていました。現在は残念ながら、駅員さんは駐在してあっても、端末は撤去されています。

 青堀を出ると、次は大貫駅です。ここは富津市役所の最寄り駅です。

 昔なら古めかしい貫禄の駅舎に、「みどりの窓口」の端末がありましたが、現在は撤去されています。館山駅に「みどりの窓口」を残せばいいのに、現在はリモート対応の「話せる券売機」設置。人件費削減のため、とはいえ・・・
 内房線でみどりの窓口があるのは、蘇我、木更津のみ。館山、安房鴨川駅はリモート。外房線も、かつてはほとんど「みどりの窓口」があったのに、今はもうすべて無くなっています。これはさすがに「やりすぎ」な感じがします。デジタルデバイド(駅に設置されている機器を使いこなせたり、インターネットを活用して予約できる人と機器をうまく使いこなせない人との間にもたらされる格差)はどう対応するのでしょうか。

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