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年度末前の棚卸点検中

2014-01-25 00:09:22 | 日記・エッセイ・コラム

201401250002 年に1度は1週間閉館して、コンピュータに登録してある所蔵データと実際の在庫を突き合わせる調査が行われています。
 1冊ずつハンディーターミナルでバーコードを読み取り、データをコンピュータに転送。データが一致しないエラーリストなるものを出力してもらい、間違えて置かれた場所から正しい位置に戻したり、万引き被害にあい、いくら調査しても現物が見つからない場合はデータを「蔵書不明」略して「蔵不」に修正。
 都立みたい1冊ずつICチップを埋め込み、手続を行わず無断で持ち出すと門のところで警報が鳴るシステムを導入すれば、被害はそれなりに減少すると思いますが、それを導入するのに今在庫してある本にすべてICチップを埋め込めなければならず、莫大な手間や費用がかかってしまいます。モラルに委ねるしかありません。長年もカウンターに立っていると、あの人は万引き常習犯だと勘でわかるようになり、怪しい動きはしていないか見て見ぬふりしながらマーク。閉館前の長列をなし、忙しい対応しているスキを狙い、手続をせずにさっと通り過ぎるのも、捉え、玄関の外に出たところ「通していないものありますね」。返却された本に「蔵不」がたまに混じっているのもありました。これを何回も繰り返されては、「以前、万引きしたものをこっそり返している」とマークし続け、同僚に相談。「万引きした証拠がなければ捕まえるのは難しい」となかなか取り合ってくれませんでした。その場で直接、話をつけておきました。私は万引きGメンでもないし、カウンターがメインではありません。こういう疑わしい人と話をつけるのは、本当に気が引けるけど、財産を管理する立場なので、見て見ぬふりするわけではありませんし・・・。
 写真はうす暗い書庫でスキャンしたものです。書庫とは古い本やあまり読まれなくなった本を一時保管するところです。「イ●ダユ●コ VS 警察」の本も・・・。ふと「181」の数字が浮かび上がり、昭和から平成に改めた年の新聞バックナンバーを確認したら、やはり「小和田181番地でした」。当時の私は郵便番号や電話の市外局番を見ただけで、おおまかな都道府県や市町村まで言えるくらい、ちょっと変わっていたので、テレビや新聞で何度も報道されるたびに181と脳裏に刷り込まれてしまったかも知れません。そこには、イ●ダユ●コの父が経営する地元の小さな新聞店があり、逮捕前に自分の息子がしでかしたのも露知らず「八王子から五日市に抜ける秋川街道を走っていると、小峰峠という峠で女の人の幽霊が出て、タクシーを止める」と記事にしたのも有名です。後になって、小峰峠は発見現場であることが判明しました。なんと因縁がありそうな話です。
201401250001
 12月だと真っ暗なのに、少しずつ・・・日が長くなりました。



 毎年1週間閉館ですが、今年はシステムの入れ替え作業もあるので、さらに1週間。「2週間もお休みなんて、旅行?」と聞かれましたが、実際は閉館中でも毎日出勤ですっ!!
 WindowsXPマシンからWindows7へ更新されます。前回入れ替えたのは2007(平成19)年なので、6年間もよく頑張ってくれました。当時はWinodws Vistaが最新バージョンでしたが、Vistaはかなり重たくて動きが遅い。VistaマシンをXPにダウングレード。XPは2001(平成13)年11月に登場、2014(平成26)年4月9日でサポートは打ち切り。XPはそのまま使い続けても大丈夫ですが、セキュリティ更新プログラムが配信されなくなり、ハッカーの餌食にされてしまいます。
 ウィルス対策ソフトを使っていても、この状態だと鍵のかかっていない家を守るに等しく、あまりお勧めできないそうです。Windows8.1が最新バージョンとはいえ、XPと7の操作性が大幅に異なるため、今回も敬遠されたのが、最初からWindows7がプレインストールされたマシンになりました。
 

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