旧東京中央郵便局の向かいは皇居。
皇居の住所は１００－０００１ 千代田区千代田１番地。
その敷地内に「宮内庁内郵便局」があります。
郵便局のホームページによれば、※注意 一般のお客様はご利用いただけません。と書かれてあります。
開設は大正１３年、利用者は宮内庁関係者と皇居警備員のみ限られていて、一般の人から窓口を利用したいと申し出ても、警備の関係で立ち入ることはできないそうです。
「宮内庁内」の消印がついている手紙は１度も見たことなく、どんな印影なのか気になるところ。
風景印は、５０円以上のはがきと８０円切手の返信用封筒を封入し、１００－０００１ 宮内庁内郵便局と郵送すれば押印してもらえるそうです。
今から５０年前の１９５９（昭和３４）年４月１０日に発行された、皇太子殿下ご成婚記念切手。
天皇陛下２５歳、美智子皇后さま２４歳の肖像画、さすがに郵便物にその切手を使うのはもったいないです。いつまでもお元気で。
ここだけは日本で唯一たどり着けない郵便局ですが、千代田区内は珍しい郵便局がたくさんあります。
・最高裁判所内郵便局
・東京高等裁判所内郵便局
・国会内郵便局
・町村会館内郵便局
・都道府県会館内郵便局
・千代田霞が関郵便局財務省内分室
・帝国ホテル内郵便局
裁判所や国会内は警備員に用務先は郵便局と伝えればたどり着くことはできるそうです。
母島簡易郵便局は週に１回の東京発「おがさわら丸」で２５時間半、さらに「ははじま丸」に乗り換えて３時間。午前１０時に出発、翌日の午後３時過ぎに到着なので、日本で２番目にたどり着くのが難しいところでしょうか。
「秘境駅」ならぬ「秘境郵便局」はあるかどうか調べたところ、なんと関東にありました。
秩父鉱山簡易郵便局。
・関東にある至高の秘境郵便局
「秩父鉱山簡易郵便局」で検索し、ヒットした画像によれば、なんと周辺は廃墟だらけだとか・・・。それでも郵便局があるのは利用者は鉱山を運営する関係者かな。
以前から気になる郵便局は 奥多摩町内の「日原簡易郵便局」。
小さな集落を通り過ぎる途中、見かけましたが、道もとてもせまく駐車スペースもありませんでした。
風景印設置局だそうなので、今度行けたら寄ってみたいなと思うところです。
いつの間にかに郵便局の話になってしまいました。
どんな辺鄙なところ、秘境なところでも必ず郵便局があるので、関心を持つようになってしまったかも知れません（笑）
