東京アイランド

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小笠原関連TV放送

2005-08-27 23:26:19 | 小笠原

828日(日)23:00~23:30  
10CH テレビ朝日

「素敵な宇宙船地球号」
東洋のガラパゴスを守れ!-小笠原を襲う外来種

母島アンナビーチユースホステル田沢さんがコーディネイト

829日(月)19:00~19:54
12CH  テレビ東京

「月10万円で豊に暮らせる町&村」
父島フィールドガイドの吉井さん一家をご紹介。

吉井さんといえば、戦跡ツアーでお世話になったマルベリーさん。

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7月30日 乳房山(登山)と南崎(遊泳)

2005-08-27 18:00:54 | 小笠原

母島2日目。明日にはもう父島に戻ってしまうため、今日は登山&遊泳というハードスケジュール。今回のユースホステルは素泊まりになっているため、朝食は沖港近くの前田商店で調達。パン、牛乳、野菜などの食品、生活用品など何でも揃えているお店。

登山の前に郷土資料館の「ロース記念館」へ(入館料無料)。昔の北港と沖港の様子、昭和2年(1927年)に昭和天皇行幸、平成6年(1994年)天皇陛下行幸の写真、母島で使われた民具、漁具などを展示。受付のおばちゃんが一生懸命に一品ずつ身振りを交えながらの解説をしていた。 「あなたは何回来たの?」「3回目です」「前回来たときは解説員に何か解説してもらった?」「4年前に来たときは解説員不在でした」「ごめんなさいね、また来てね。これからどうするの?」「乳房山に登ろうかと」「乳房山の入り口はあっちに行ってそこを曲がって・・・たくさんの飲み物を用意して」

母島観光協会に申告してから登ることになっているので、母島観光協会へ。観光協会のおばちゃんも私を見るなり「あら、4年前来たことあるんだよね」

4年前の登山で500ミリのペットボトルだけで登山してしまったため、水分が足りなくなり苦い経験をしたことがあるので、冷たいお茶をヨングク君の分も用意して、登山スタート!乳房山は標高463m、硫黄島も含む小笠原諸島のなかで最高峰の山だ。歩く距離は山頂までおよそ2.8キロ、帰りはおよそ2.3キロ。500mあたりでヘトヘトになってしまった。4年前はジソン君(「オールイン」の「チョンウォン」役の人柄に少し似ている部分がある)と一緒に登ったときは、すごく疲れを感じなかったのに。今回はヨングク君に励まされながらの登山なので、途中棄権もなく山頂を目指すことができました。もし1人だったら、棄権になっていたかも?(笑)

chibusa2

登山途中で見かけた、幻想的な風景。最初は私が先に登っていたが、途中からはヨングクの背中を見ながらの登山。いつの間にかに消えてしまった。倒れたんじゃない?道からはぐれて迷子になったのではと心配になって時々様子を見に来てくれたが・・・。

マップを見ると、山頂に達成する前の休憩所手前にたどり着いたみたい。「山頂に達する前の最後の休憩所、ここでメシにしないか?」とヨングクに話しかけるが、「こらこら、目標を達成する前に昼飯なんて・・・目標を達成したあとの昼飯はおいしいよ」「でも、山頂では屋根がついていなくて、カンカン照りの下で昼飯は暑いかも」「山を降りて最初の休憩所でメシにしたらどう。それにしても山頂まであとわずかだし」

chibusa3 パインナップルの木。母島ユースホステルの庭にもバナナの木が生えていたし。小笠原って、フルーツ・トロピカルの島だ。

chibusa4 やっと山頂に達成!登り始めてからおよそ2時間。山頂といっても、20畳程度の小さなスペース。海に突き出す展望台が新しく取り付けられていた。(写真はプロフィールに載っています)

chibusa5 山頂から見下ろす、海岸線。海の色がグラデーションになっていて、とても美しく、感動!!

山を降りてから最初の休憩所でおにぎり3個の昼飯。「そういえば、あれほど水を飲んだのにトイレに行きたいとは思わないね?」「飲んだ水が汗になって出てくるからトイレに行きたいとは思わないかも?」Tシャツを絞っただけでまるで水に浸かったかように汗水がたくさん出てきた。

chibusa6 下山途中で見かけた、沖港周辺の集落。人が暮らしている場所はここだけ。昔は母島の南部に「沖村」北部に「北村」の2村があり、旧北村地区にあたる場所は家1軒も見かけなかった。

14時過ぎ、やっと下山!行くときは緩やかな坂道、帰りは急な下り坂なので足にブレーキをかけすぎたのか、足腰にちょっと痛みが・・・。母島観光協会に下山の報告すると「乳房山登山証明書」をいただきました。山頂にある「乳房山」標識の下にクレヨンでこすると文字や絵が出てくる台があり、ここまで登ったという証明を出さないともらえないものだ。母島観光協会のオリジナルでデザインも抜群、ラミネートで施されているので百年も千年も永年保存できるものだ。(笑)

minamisaki1 日が暮れるまであと3、4時間ぐらいなので、今のうちに南崎に行かなくちゃと南崎へ急行!

「ここは都道最南端」という標識が立っていた。新宿から青梅を経て奥多摩に向かう新青梅街道も同じ都道。新宿から多摩に向かう主要道路なので、4車線、24時間ひっきりなく車やトラックが通っているのに、大きなギャップだね。ここよりももっとすごいのは青ヶ島の都道。遊園地のジェットコースターみたいに狭い道をアップ、ダウンの繰り返し。青ヶ島の話はあとで書こう。

北緯26度37分。 「北緯38度に行ったの覚えている?」「あ、そういえば北朝鮮と韓国の板門店(パンムンジョン)」ヨングクと一緒に南北停戦会談場の中で左目は韓国、右目は北朝鮮という「国境線ごっこ」もやったし。国境付近では、人が立ち入るのを禁じられてから50年以上経過しているので、自然の宝庫になっている。京義線の終着駅、都羅山(トラサン)駅は国境線に近いせいもあって軍事施設とか物々しい風景だが、京元線の終着駅、新炭里(シンタンリ)駅周辺は日本の過疎の山里によく似ている。韓国の友人からは「何であの場所に何回も行きたがるの!?つまらない場所だから2度と行くな」と止められているのだが・・・(笑)

都道最南端から母島最南端までは2.5キロの遊歩道になっていて、徒歩40分。「乳房山登山はきつかったけど、ここからは平らな道なので、楽だよ」とヨングクに話したのに、多少山道に似ているところがあった。「平らな道だと言ってたくせにウソつき!」テクテク歩き、やっと目の前に美しい景色が広がった。

minamisaki 4年前と全然変わっていない風景。

minamisaki3 海の色もご覧のとおり、透明。

minamisaki2 海の底にサンゴ。

父島も含む小笠原諸島なら、どこに行っても美しい海だが、個人的にきれいだなと思ったのは南崎の海。2.5キロも歩かないとたどり着けないし、人があまり来ないプライベートビーチのような。

yuhi2 今日の夕陽鑑賞。ヨングク君に「ブログに顔が写っている写真載せたいけどいい?」とメールしたが、「君の顔が写っている写真を載せるのなら、私の顔を載ってもよい」という返事があったので、顔がわからないような横写真にしました。 この写真でイメージしてください。(笑)

今日は「大漁寿司」という店で夕食。店の名前からみて、寿司だけかと思ったら、色々な家庭料理のメニューも揃えていた。島寿司、卵焼き、まぐろ丼など注文し、腹ごしらえ。

観光協会に「昨日ヘリポートに行ってみたけど、前回行った場所とは全然別の場所になっていた」と確認したところ、「旧ヘリポートの場所はここ」と教えてくれた。旧ヘリポートの入り口に標識があったが、「ヘリポート」の文字がかすんでいて見落としてしまったみたい。昨日は路上で★鑑賞、今日は360度見渡せるヘリポートで★鑑賞。母島で★を見るとしたら、ここがお勧めです。明るい集落から離れているため、無数の7等星まで見られる。 

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