
懐かしいです。長万部。去年の7月もここに来ました。小幌駅探検は翌朝のため、駅近くの丸金旅館に宿泊。近くの内浦湾で獲れたてのお刺身や源泉かけ流しが自慢の温泉宿でした。深夜、就寝中。私たちは耳が聞こえないせいか、外ではすごい大雨が降っていることすら気づかず熟睡。翌朝、何事もないかように朝食をいただくため大部屋へ。若い女将さんがやってきて、「あの~、これからどちらへお出かけなんですか?」と聞かれました。友人が「こぼろ」と答えると、目を丸くしてオーバーリアクションしながら 「こ、こぼろ~!?今ね、大雨で特急が止まっているみたいだけど、普通列車は大丈夫なのか駅に聞いてみますね」
「特急も含め、室蘭方面の普通列車はダメだって駅から回答がありました」
「あちゃー、今日は小幌ダメっぽい」と憔悴する私。こうなると、もうヤケクソです。行き当たりばったりで成り行きに任せるしかと思ったら、私なんかより友人は時刻表に詳しい。
「室蘭本線がダメなら、山側の函館本線は動いているかも知れない。小樽行き8時58分だね」といち早く気付く。
小樽行きは動いているかと電話確認してみたら、動いているとわかり、急きょ予定変更。今回は小幌駅に寄れなかったリベンジです。

駅前は何もないところなのに、駅舎は立派。みどりの窓口もあります。

去年は「室蘭方面 運休」「函館本線9:08 小樽」の表示だったのに、今日は8:58 東室蘭行表示。このディーセルカーが小幌駅に連れてくれますっ!!

駅構内にあった、平成26年8月30日よりkitacaエリアは全面禁煙のポスター。北海道は愛煙天国だから、ホームも含め全面禁煙に踏み切るのに、時間がかかりました。先行した首都圏の私鉄各社(健康増進法が施行された2003年から全面禁煙施行)、その後、JR東日本の首都圏も施行し、それ以降JR各社も次々と追随。愛煙天国を象徴するかようにJR北海道が最後。特急の全車両禁煙化も同様。

4番線ホームは東室蘭と小樽行きが同居しているので、誤乗のないようにと告知するポスター。

小幌に連れてくれる汽車はこの車両。(8:58発車)JR化になって製造されたキハ150。

真後ろにある車両は味のある國鐵キハ40 820、小樽行き。(9:08発車)でした。
去年は、大阪からのトワイライトエクスプレスが集中豪雨のため、長万部で運転打ち切り。室蘭本線は不通、トワイライトエクスプレスからの乗客を見込んで2両連結。(それでも満席なので、札幌行きのバスも駅前に用意)
去年私が乗ったときは2両だけど、今回は1両でした。