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1年ぶりの長万部(おしゃまんべ)

2014-10-14 23:28:13 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 懐かしいです。長万部。去年の7月もここに来ました。小幌駅探検は翌朝のため、駅近くの丸金旅館に宿泊。近くの内浦湾で獲れたてのお刺身や源泉かけ流しが自慢の温泉宿でした。深夜、就寝中。私たちは耳が聞こえないせいか、外ではすごい大雨が降っていることすら気づかず熟睡。翌朝、何事もないかように朝食をいただくため大部屋へ。若い女将さんがやってきて、「あの~、これからどちらへお出かけなんですか?」と聞かれました。友人が「こぼろ」と答えると、目を丸くしてオーバーリアクションしながら 「こ、こぼろ~!?今ね、大雨で特急が止まっているみたいだけど、普通列車は大丈夫なのか駅に聞いてみますね」
 「特急も含め、室蘭方面の普通列車はダメだって駅から回答がありました」
 「あちゃー、今日は小幌ダメっぽい」と憔悴する私。こうなると、もうヤケクソです。行き当たりばったりで成り行きに任せるしかと思ったら、私なんかより友人は時刻表に詳しい。
 「室蘭本線がダメなら、山側の函館本線は動いているかも知れない。小樽行き8時58分だね」といち早く気付く。
 小樽行きは動いているかと電話確認してみたら、動いているとわかり、急きょ予定変更。今回は小幌駅に寄れなかったリベンジです。

 駅前は何もないところなのに、駅舎は立派。みどりの窓口もあります。

 去年は「室蘭方面 運休」「函館本線9:08 小樽」の表示だったのに、今日は8:58 東室蘭行表示。このディーセルカーが小幌駅に連れてくれますっ!!

 駅構内にあった、平成26年8月30日よりkitacaエリアは全面禁煙のポスター。北海道は愛煙天国だから、ホームも含め全面禁煙に踏み切るのに、時間がかかりました。先行した首都圏の私鉄各社(健康増進法が施行された2003年から全面禁煙施行)、その後、JR東日本の首都圏も施行し、それ以降JR各社も次々と追随。愛煙天国を象徴するかようにJR北海道が最後。特急の全車両禁煙化も同様。

 4番線ホームは東室蘭と小樽行きが同居しているので、誤乗のないようにと告知するポスター。

 小幌に連れてくれる汽車はこの車両。(8:58発車)JR化になって製造されたキハ150。

 真後ろにある車両は味のある國鐵キハ40 820、小樽行き。(9:08発車)でした。
 去年は、大阪からのトワイライトエクスプレスが集中豪雨のため、長万部で運転打ち切り。室蘭本線は不通、トワイライトエクスプレスからの乗客を見込んで2両連結。(それでも満席なので、札幌行きのバスも駅前に用意)
 去年私が乗ったときは2両だけど、今回は1両でした。

北斗星のDD51が懐かしい理由・・・

2014-10-12 21:48:31 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 DD51機関車に乗りたいと思えば、全国で唯一・・・本州と北海道を結ぶ寝台特急(北斗星、トワイライト、カシオペア)急行(はまなす)の4本しかありません。
 旅客列車としてDD51に乗りたいと思えば、北の大地しかも、寝台券と特急券(はまなすは急行券と座席指定券)を買い求めなければなりませんが、大昔の山口県山陰本線ではDD51牽引の客車、しかも日常の足として乗っていました。全滅したのは平成4(1992)年頃。全滅する前年の平成3年に撮った動画あり。全国で最後まで普通乗車券だけで乗れたのはJR九州の筑豊本線で1999(平成11)年。今から振り返れば貴重な思い出です。まず昭和52(1977)年のキハ20から。
 残念ながら平成27年度末(平成28(2016)年3月)で「ブルートレイン」は全廃。オールA寝台の豪華カシオペアは1998(平成10)年製造、運行が始まったのは1999(平成11)年からで比較的まだ新しい。乗ったことはありませんが、車内設備もかなり豪華。廃止するのはもったいないので、自社(JR東日本)完結として存続するかどうか。
 動くホテルとして「ブルートレイン」の運行が始まったのは昭和31(1956)年、60年の歴史にピリオドを打つことに・・・。サンライズ出雲や瀬戸は飛行機よりも翌朝に着けるメリットも高く、廃止になることはないでしょう。

おしゃまんべ

2014-10-12 00:46:58 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 8時29分、定刻通り、長万部駅停車。國鐵から引き継がれたDD51ディーセル機関車も乗務行路表とおり正確です。さすがにニッポン。機関士さんや運転士さんも、秒単位で管理されている乗務行路表通り、その区間は何キロまでなどスピードをコントロールするなど大変な作業じゃないですかね・・・。

 寝台特急はできれば、終点まで乗りたい。昔、山陽本線・東海道本線の寝台特急全盛期(あさかぜ、みずほ、さくら、はやぶさ、富士)はすべて東京駅まで。終点までなら起きる時間に気にせずゆったりできます。現在の山陽・東海道の寝台は「サンライズ」しかなく、岡山で出雲市または高松方面へ。岡山から九州方面に行きたければ、新幹線へお乗り換えです。岡山に着くのは6時27分なので、寝過ごしたら大変!!です。(瀬戸号は高松に行ってしまいます。出雲号は中国山地横断中に目覚めても、伯備線は本数が少ないので、岡山に戻るのが大変)いつも故郷へ帰るときに携帯電話のアラーム機能(バイブレーション)をセットして就寝していました。
 長万部に着くのは8時29分なので、寝過ごす心配はなさそうです。

 本当は11時15分に着く札幌まで乗りたがったですが・・・。小幌駅探検のため、やむを得ず下車。北斗星の乗客はほとんど札幌まで。(一部、函館に降りるお客さんもいましたが・・・)

 荒涼とした広いホームに下車したのは私たちだけ。
 【区】東京都区内 → 小 樽
   経由:東北・盛岡・目時・青森・海峡・函館線 の山線経由乗車券(1148.5キロ ¥17,790)で長万部に下車して、9:08発の汽車で小樽。12:19着。

 【区】東京都区内 → 小 樽
   経由:東北・盛岡・目時・青森・海峡・函館線・静狩・千歳線・函館線の海線乗車券(1248.5キロ ¥18,760)で終点札幌までのんびり乗って、札幌で11:30発の区間快速「いしかりランナー」に乗り換えれば12:10小樽着。
 
 どちらも9分の差。金額はわずか970円の差。小樽に行くんだったら、当然札幌まで乗っていたほうがお得。差額970円のためキハ40に乗り換えるなんて損。

長万部まで朝食

2014-10-08 00:33:51 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 國鐵時代の山陰本線も、DD51王国でした。先頭の1148号機。1975(昭和50)年日立製作所製造。
 子どもの頃の毎日のようにDD51の番号を見て乗車していたので、今でもおのずと覚えているのは49、663、ぞろ目の666、780、1040、1110~1119。(1111もあった)
 ナンバープレートの下に製造メーカー。日立、三菱マークは三菱重工、川崎の3社。

 1148の相棒、1093号機。同じく1975(昭和50)年日立製作所製造。「函」は「函館運輸所」所属、「重」は2両で1編成を意味するものかと思います。
 ちなみに山陰本線のDD51は「米」の札でした。たぶん、「國鐵米子鉄道管理局」でしょう。

 函館を出て、まもなく・・・朝食を戴こうとグランシャリオへ。「申し訳ございません、ただいま満席でございます。順番待ちになりますので、おとなりのミニロビーでお待ちください。ここにお名前をお願いします」と言われたので、ミニロビーで流れる風景を眺めながら・・・。ここは大沼公園付近。急こう配に差し掛かるため、DD51は全力出してもゆっくりです。あたりを見回すと、朝食待ちのお客さんがほとんどです。「あんな混み具合だと、待っている間に長万部に着くかもな?」と友人に聞くと、「じゃあ、係員に長万部に降りるから間に合うかどうか聞けばいいんじゃないの!そのように配慮してもらえるから」
 係員に「あのー、すいません、私たちは長万部に降ります。8時29分です。間に合いますか?」と確認。乗客のほとんどは札幌行き、途中の小さな長万部で降りるなんてレアケースらしい。「はい、大丈夫です!!」
 
 時間を見計らってくれたのか、席へ案内してもらいました。朝食は和洋2種類のみです。

 まず運ばれてきたのは、オレンジジュースと夕張メロンゼリー。

 今度はサラダ。

 サラダを完食したところで、メインデッシュ。流れる景色を眺めながらの食事なんて優雅なひととき。
 あとは、パンとコーヒー。
 んー??風景が長万部っぽい。DD51は駅へ停車するため、ゆっくりブレーキをかけ始めています。「長万部ですよ!!長万部っ!早く降りる準備をっ!」と慌てふためく私。友人もびっくりして、あたりをよく確認。「違うってば!!八雲(やくも)駅」。「まもなく、やくも、やくもです」と車内放送があっても、全然聞こえないし、目で確認するしか・・・。
 八雲も、長万部も雰囲気が似ている田舎だし・・・。八雲8時5分発車。食事はちょうど終える頃なので、係員のお取り計らいの通りでした。本当にご馳走様でした!!

JR北海道エリア上陸!

2014-10-07 00:45:46 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 上野を出発して間もなく検札に来るかと思い、ドアを少し開けておいたというのに1時間後やっと検札。ちらっと見ただけでチケッターによる入鋏なし。去年の「あけぼの」は検札に「青森」の文字が入っていたので、全区間青森運輸区だって判明できるけど、北斗星はチケッター省略。いろいろ調べてみたところ、北斗星も青森運輸区でした。車内放送で青森訛りだったら、すぐわかるけど、私たちは聞こえず。だから、チケッターでどこの運輸区なのかちゃんと明かしなさいっ!!
 サンライズ出雲や瀬戸の車掌さんはJR西日本。東京を出ると、すぐ西日本の制服に名札の車掌さんが検札に来ます。出雲は終点までずっと米子車掌区、瀬戸は児島まで岡山車掌区(児島で四国の高松車掌区に引継ぎ)。トワイライトエクスプレスも青森まで大阪車掌区。長距離列車だと、運転士さんは所属ごと交代だけど、車掌さんはずっと乗務しているようです。
 仙台を出たのは23時30分頃、ゆりかごのような揺れが心地よく、ずーっと熟睡。一関や盛岡に止まったことや、いわて銀河鉄道、青い森鉄道を通過したすら気づかず、翌朝。
 開口一番、「もう北海道?」と友人に聞くと、「もちろんです!!」

 私が寝ているときに友人が木古内を過ぎたあたりの江差線から見える海を撮影。

 うーん、これは島のように見えますが、本州最北端の大間岬(青森県)かな??

 青森から函館までは青函トンネル専任機関車のED79担当。函館から札幌までは非電化なので、DD51機関車牽引になります。大昔の山陰本線もD51蒸気機関車。全国で最後まで残っていたのに、1974(昭和49)年から無煙化。D51機関車に変わり、ディーセルのDD51に変わってしまいました。子どもの頃、DD51機関車の牽引する客車で毎日のように通学していたので、思い入れのある機関車(笑)山陰本線のDD51が全滅したあと、JR九州の筑豊本線も2000(平成12)年頃までDD51の牽引する50系レッドトレインもありました。今はもう全滅、DD51機関車を旅客列車として乗れるのは、全国で函館-札幌間のみ。JR北海道区間の「はまなす」「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」の4本。
 「DD51さんよ、本当は札幌までゆっくりおともしたいんだけど、今回は小幌駅に降りたくて・・・長万部までよろしく頼みますよ」

 札幌に向かう途中の渡島半島では急こう配区間があるため、DD51はパワーも2倍になるように重連運転されます。いちおう寝台特急なので、速度100キロ近く出せるようにエンジンも2倍。山陰本線のDD51はすごく遅かったですよ。

 アクティブな友人は、函館まで運んでくれたED79を撮りに行きました。私はED79よりDD51が好きなので、そこで動かずまったり。

 ここまでご苦労様でした。ここからはDD51に引かれて行きま~す!!ED79 9(青森-函館)、DD51 1093(後ろ)+DD51 1143(運転席)(函館-札幌) 。

公衆電話も過去のもの

2014-10-05 22:48:37 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 7号車はグランシャリオ(食堂車)、その隣の6号車はミニロビーとシャワー室(2つ)、8部屋の個室ソロを備え付けている車両です。

 自動販売機。アルコール類はありませんでした。価格は街中の自販機より10円安いです。

 奥のボックスのようなものは・・・タバコボックスかと思いました。

 なるほど・・・昔、公衆電話のあった場所です。北斗星開業時は昭和63(1988)年、携帯電話のない時代なので、動くホテルの北斗星から電話だ!と自慢して、知人や友人にかけていたかも知れません。おがさわら丸は携帯の圏外エリアが多いので、2台の衛星公衆電話設置。昔は公衆電話にインターネットのモデムを取り付け、ノートパソコンに接続してネットができるようになっていましたが、料金は6秒あたりカード1度。50度のカードなら5分。衛星回線を通すため、まともな通信はできずカードの度数だけ減らされる不具合ばかりなのか、2005年あたりから取りやめになっているようです。小笠原村も10年前は衛星回線を通してのインターネットだけど、現在は海底ファイバーケーブル敷設なので、1000キロ離れていても本土と同じ通信速度になりました。
 6号車はJR北海道の車両だというのに、「JR」の色は東日本っぽい。

 ボックスの中にあった飾り物。JR各社の路線図と、各社ごとのカラー。JR北海道は黄緑色、JR四国はスカイブルーだけど、もしも、隣接する東日本や西日本と合併した場合に備え、いきなりJRの色が変わっても違和感のないような配色をしているという、都市伝説もあるようです。実際、JR四国も西日本のICOCAサービスをそのまま四国内で使われています。

仙台駅到着。次は、運転士さんの交代で一関、盛岡、青森も止まりますが、時刻表では通過扱い。北斗星の運転士さんはかなり静かに発車してくれます。急ハンドルを引いて、ガクッと大きな振動で後ろの乗客たちが目覚めるとはかなりナンセンス。
 去年7月乗車したときの、「あけぼの」。上野を出たときはそんなに揺れなかったのに、明け方の日本海側を走行する奥羽本線は駅を発車するたびにガクッ!ガクッ!とあまりにも揺れるので、早朝の5時あたりから目覚めてしまいました。発車するときに静かにおとなしくハンドルを引いていればいいのに、かなり荒っぽい。
 今回の北斗星はバッチリ!全区間合格でした!!

北斗星のパブタイムは早めに並ぶべき

2014-10-05 00:08:20 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 北斗星のディナーは完全予約制だけど、ディナー終了後のパブタイム(おおまかに21時前後以降、パブタイムが始まる旨の車内放送あり)は予約なしで、どなたでも軽食利用可能。
 19:03 上野
 19:30 大宮
 20:29 宇都宮
 21:53 郡山
 22:29 福島
 23:30 仙台
  1:43 盛岡 (運転士交替 いわて銀河鉄道、青い森鉄道もJR東日本運転士)
  4:14 青森 EF510からED79に付け替え(ドア扱いなし、運転停車。JR東日本からJR北海道へ引継ぎ)
  4:23 青森 JR北海道として発車。(乗務は青森-函館)
  5:10(頃) 青函トンネル
  6:35 函館 ED79電気機関車からDD51ディーゼル機関車に付け替え
  6:49 函館 発車
  7:38 森
  8:05 八雲
  8:29 長万部 が今回の旅程。札幌着は11:15。

 福島駅を出るとパブタイムのラストオーダー。おしゃべりに夢中になり、21時過ぎあたりに行くのを忘れてしまいました。
 福島に着く前、「今大丈夫ですか?」と食堂車係員に聞くと・・・
 「大変申し訳ございません。22時30分がラストオーダーになっておりまして、まだまだ予約待ちのお客様がいらしております」
 あちゃー。今から申し込んでも無理ってことです。パブタイムは早めに行っておくべきでした。食堂車では軽食を楽しんでいるお客さんで満席です。ここはもう諦めて、明日の朝が楽しみ。朝食は予約なしだけど、満席の場合は順番待ちを申し込む必要があります。

 飛行機だとあっと言う間だけど、鉄路で少しずつ北上。
 23:30 仙台着。あとで知りましたが、この日の22時30分頃、福島沖で震度4の地震があった。列車に揺らされていたので、気づかず。長時間停車することはなく定刻通り。台風16号の影響なのか、窓の外側は雨の滴が・・・。仙台までミニサロンカーで過ごしましたが、眠くなったので個室へ。

豊浦町長も日本一の小幌駅に来訪

2014-10-03 22:38:32 | 2014小幌・日高本線・幾寅
「秘境駅へ行こう」の起案人、牛山隆信氏のおかげで小幌駅が全国の鉄道ファンに広まり、しかもテレビで何度か紹介されているので、にわか来訪者が増えているようです。小幌駅の地図を見ていると、長万部町と豊浦町の境界、駅ホームは完璧に豊浦町内にあります。町長さんも、わが町に「日本一」と言われているものがあり、喜んでいるようです。

 ・町長からのよそ風便り(豊浦町役場ホームページ)
 「長年この地で暮らしていた仙人の居住跡や「豊浦音頭」に出てくる美しい「ピリカ浜」を見たり、また、全国から訪れて綴られている「小幌駅ノート」などに感動しました。」(町長さんのお言葉)


 JR九州の小倉駅から小幌に思いを馳せて・・・。4ケ月後やっと実現できました!!

とりあえず、3枚

2014-10-03 00:00:43 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 今日はプロカメラマン(?)の友人からデジカメ+ビデオ動画のデータを送ってもらいました。16Gなので、SDカード目いっぱいです。本来なら、順番に北斗星からの話になりますが、画像データに入っていたものを公開。

 イラスト風の小幌駅。一眼レフカメラだというのに、こんなふうに変換できるんですかっ!?

 これも、白黒に。セピア色に変換できる機能はあるかな。

 駅名票だけど、真正面で見るよりも下からのアングルは味があってよろしいっ!!
 積雪風景の小幌駅、真夜中の小幌駅、いろんなバリエーションがまだまだあります。リベンジする理由を作らないと!(笑)
 今日は少し疲れたので、いつもよりは短めです。次は、青ヶ島の続きです。

グランシャリオ弁当

2014-10-02 00:00:48 | 2014小幌・日高本線・幾寅
 7号車グランシャリオでのディナーは乗車3日前までにお食事予約券が必要です。予約券は、JR北海道・東日本・西日本のみどりの窓口で購入できます。JR東海はグランシャリオとの契約がないため、JR東海旅行会社の「東海ツアーズ」なら発券可能。寝台券が取れたら、一緒に予約するのをお勧めします。メニューは、「フランス料理(7800円)」と「懐石御膳(5500円)」の2種類。

 北斗星下りのみ、「グランシャリオ弁当」発売。(1100円)。これも要予約です。食堂車で食事はできないけど、寝台の個室や、ミニロビーで食事はできます。これは秋バージョン、カルシウムたっぷりの「しらす」が一面っ!!

 どこで製造されたか、細かくチェック。上野駅で作られたものかと思ったら、湘南の鎌倉でした。なるほど・・・江の島では「しらす丼」が名物ですしね・・・。これで満腹だけど、パブタイムで何か食べたいな~と目論むが、時間を忘れるほど、おしゃべりに夢中。ディナーが終了する21時頃あたりから予約なしでどなたでも利用可。満席の場合は、自分の名前を告げて、順番待ち。となりのサロンカーで少し待機するシステム。

 シャワーセット。早いうちに皆さんが7号車のグランシャリオでシャワー券を求めに並んでいるようです。寝台特急なので、お湯の量も限られているので、早いもの勝ち。カード1枚あたり、お湯が出るのは6分。

 シャワーを浴びたら、備え付けの浴衣に着替え。JRロゴマークだらけです(笑)

 JR東日本の車両にそのような表示はついていないのに、北海道だと「車内保温のため、引き戸は必ず閉めるように」と注意書き。そりゃ、北海道は冬が1番長いだからでしょう。

 シャワー室「B」が空いていたので、利用してみます。列車内でのシャワーは初めてです。九州方面の「みずほ」「さくら」「はやぶさ」「あさかぜ」「富士」はシャワー室連結なんてなかったような??

 昭和63年に改造されたものなので、カードの読み取り装置もかなりでかい。今の時代、かなりコンパクト、ハンディターミナルにICカードをかざすだけでOKになりました。

 6分は短いじゃないかなと思ったら、十分ありました。

 昔懐かしのナショナルマーク。昭和時代の遺産です。

 ドライヤーもあるし、広さは狭くもなく十分でした。

 シャワー室とミニロビーが備え付けている6号車はスハネ25 502 JR北海道 平成11年苗穂工場改造。もともとは昭和40年代に製造されたものをそのまま流用しているようです。青函トンネル開通は昭和63(1988)年だけど、北斗星は開通に合わせて新製されたものではなく、従来の古いオハネ24を北斗星のイメージに合わせようと改造やリメイク。まだまだ話はなが~~いです!!今回のメイン、小幌駅はずっと先になりそう・・・。

今夜の食事はグランシャリオ弁当

2014-09-30 00:00:50 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 北斗星は「東オク(JR東日本尾久車両センター)」と「JR北海道札サウ(札幌運転所)」のコラボでした。サウの意味は、札幌の頭文字「サ」と運転所の「ウ」。鉄道業界は暗号めいた略号ばかりです。それでも私は解読できてしまいます。
 友人はJRグループ、各社にこだわらないほうだけど、私の場合は細かくチェック。

 JR北海道所有の車両に金色のフレームが目立っています。

 個室で予約したため、通路はドアだらけです。開放型だと、寝台だらけなんですが・・・(笑)開放型でもB個室でも同じ寝台料金なので、どうしてもB個室のほうがお得感倍増。

 7号車、グランシャリオ。食堂車です。車両は「スシ24」。「ス」はただの客車。「シ」は食堂車を意味します。昔の東海道山陽新幹線100系に食堂車連結。その頃の私は中学か高校。100系に乗っても、少ないお小遣いなので、豪勢にビッフェできるわけじゃないですっ!!だから、北斗星がチャンスですっ!!北斗星のチケットが取れたら、フレンチコースと和風御膳のどれか同時予約をお勧めしますとホームページに書かれてあったので、友人に確認。私はフレンチと御膳どちらもオッケーのつもりが・・・北斗星下り限定の「グランシャリオ弁当」をリクエスト。「ははっ、かしこまりましたっ!」代行電話サービスを利用して、予約。夜汽車で豪勢なフレンチはかなわずでしたが、グランシャリオ弁当も豪勢ですっ!!

 じゃーん!!夜汽車のお弁当ですっ!!先頭が電気機関車のEF510なので、夜汽車ではないですけど、國鐵時代だとシュポシュポ蒸気機関車が北の最果て、青森を目指していましたしね・・・。

 友人がシャワカードの予約をしてくれました。ん?カードがカシオペアじゃないですかっ!!カシオペアも、上野から札幌なんだけど、オールA寝台、B寝台よりもハイグレードなんです。まだ乗ったことはないですけど、本当に憧れの列車です。

北斗星初乗車!

2014-09-29 00:00:47 | 2014小幌・日高本線・幾寅

 これは・・・去年です。【区】東京都区内 → 小幌 経由:東北・高崎線・上越・信越・奥羽・津軽線・海峡・江差線・函館線・池田園・東森・函館線・千歳線と、木古内 → 江差 経由:江差線、長万部 → 小幌 経由:室蘭線 往復を指示して、購入。長万部の宿で宿泊し、翌朝小幌へ行って、また長万部に戻り、山側の函館本線で小樽、札幌。札幌から急行はまなす、のところが大雨でダイヤがめくちゃくちゃ乱れたあげく、余市駅で経路相違を指摘。・・・経由欄が函館線・静狩で終わっているので、ここを通るルートではないと。経営基盤が東海道新幹線のJR東海だから、北海道に疎いわけだ。
 
 今回もJR東海で購入。なんで東海さんが好きですかねぇ・・・??目時も入っているので、私の指示とおりに発券。申し訳ないですけど「様似」って、どのような読み方ですかって聞かれました。「さまに」でーす!!「さまじ」と入力したが、候補がなかったかも知れません・・・。昔の大型端末のM型なら「サツマニ」。日高本線も札幌本社なので、頭2文字は札幌の「サツ」。

 あっ、わかった!東海が好きな理由は・・・自分のニックネームの「904(クレヨン)」端末もあるかも知れません。
 MRは日立製作所製造の端末です。(3-タ)の暗号、3は東海、自社線完結ではなく他社と絡んでいるので、タ。

 小幌へのアプローチは、まず、この切符。北斗星で長万部です。北斗星の個室が取れなかったら、普通の解放型寝台にするつもりだったのに、奇しくも取れましたっ!!

 帰りは飛行機を予定しており、羽田空港駐車場にクルマを停めて、京急線で品川。山手線より新しい京浜東北線で上野。昔から東京駅は九州や西日本の玄関口、上野駅は東北の玄関口。発車ギリギリだと心臓に悪いので、余裕をもってきました!!

 13番線ホーム。北斗星入線は18時44分。発車するまでおよそ15分の間、レストランに使う食糧や弁当の積み込み。

 あれっ!?新しい電気機関車。EF510-514号車。

 国鉄時代の古い電気機関車かと思っていたのに・・・。英語で「東日本旅客鉄道株式会社」と表示。機関士さんも、もちろん、JR東日本の制服を着た社員さんです。JR貨物は機関車の保有率が高いので、北斗星も牽引するかと思ったら、違いました。JR貨物は貨物のみ。旅客の取扱いは一切ありません。

 本当は終点札幌までのんびり乗りたいですが・・・小幌は途中の長万部が下車駅。

 機関車のメーカーは三菱と川崎のコラボでした。昔はライバル同士なのに、今は共同開発。

 10号車は、オロハネ24 551。ロイヤルの「ロ」がついているので、A寝台。「ハ」は普通のB寝台。「ネ」は寝なので、寝台客車。私の部屋は「ロ」ではなく、「ハ」個室。

 東オク はJR東日本の「尾久」を意味します。一晩お世話になる車両はJR東日本所有。

 B寝台個室。下段なので、何だか狭い。この車両は、もともと昭和48年に製造された、オハネ24 28を北斗星開通に合わせ、個室に改造。車両年齢は41年ですっ!!ボロ國鐵車両とはいえ、きれいにリメイクされています。

 ロフトっぽいのがあります。これは上段個室の空きスペース。そのような空間ができないようにうまく改造すればよかったのでは。
  
 

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