今日で旅行してから1ケ月経過。コロナがまだ落ち着いていない時期に鉄分補充のための旅行でしたが、携行用の消毒シェル、マスク、離れて並んで待つソーシャルディスタンス、マスクなしで大きな話し声が飛び交う空間や、三密になる危険な場所(居酒屋など)は避け、カードおよび電子決済などを守っていたので、無事に帰還。秋の花粉の原因になる「ブタクサ」が開花中は風邪に似たような症状が出て、かかりつけのクリニックに診てもらったところ「秋の花粉症」と診断されました。ここは田舎なので、黄色の花が特徴の「ブタクサ」があたり一面・・・。
11月20日オープン予定の「アミュプラザみやざき」の入店情報一覧。
東急ハンズも宮崎に初出店っ!!ずっと昔、なーにもない山口県の田舎に住んでいた頃、初めて東京に出かけたのは昭和60年頃。下関のシーモールやダイエーに比べると所狭しといろーんな商品が陳列されている光景に驚愕っ!!山口県では入手できない商品を東京や大阪など大都会に行けば買える状態だったんですけど、あれからもう30年以上。全国どこに行っても大型ホームセンターが進出しているし、ネットでぽちっとすれば、わざわざ店舗に行かなくても簡単に入手できる時代になりました。絶海の孤島、日本一秘境の青ヶ島村も日本郵便およびクロネコヤマトさんは離島中継料金はかからず都内と同じ送料なので、船さえ順調に来てくれれば待たずに入手できる。
「宮崎」の地名を表現する手話は5本の指を伸したまま組み合わせる「宮」、海に突き出た岬を表すのが普通なんだけど、高齢の両親は日本神話に出てくるような神の髪型を表している。
自動改札非対応の細長い120ミリ乗車券と、特急券を提示。「ありがとうございます」。スタンパーを押してくれ、と身振りをしたら、入鋏印ゲット。大分行き「にちりん」も車掌乗務無しのワンマンなので、乗車した証にスタンパーは欠かせないもの。
あれ!?特急がまだ停まっていない!?と思ったら、始発は宮崎空港から。
このエリアでは特急や普通は1時間に1本ずつ。
宮崎滞在時間はわずか30分ほど・・・。
大分行きの特急がやってきました。
大分まで3時間もあるのに特急料金は1520円!?鹿児島中央から宮崎、宮崎から大分まで同時に購入しているので、乗継割引適用?と思いましたが、どちらも「乗継」が印字されていない。
調べてみたら、小倉から博多間の新幹線はJR西日本の管轄になり、JR九州は他社のために強制的に半額にさせられては不利益を被るので、2011(平成23)年に九州新幹線開業を機に「乗継割引」は廃止。JR北海道は「新幹線から特急への乗継割引」が適用されています。道内の在来線特急同士の「乗継割引」はありません。例外的に、東京からサンライズ瀬戸号のJR四国内における乗継割引は適用。岡山から新幹線に乗り換えるときも、東京から岡山間の特急料金は半額になります。乗継割引は、両方とも同時にお買い求めに限って適用されます。
宮崎市街を走り抜け・・・
次の停車駅は佐土原駅。ここでもまだまだ宮崎市内。平成の大合併により、周辺の市町村も含まれているので広域化に・・・。
宮崎エリアのスゴカは、ここまで。大分や鹿児島エリアなど他のエリアに跨がってのご利用はできません。
1番難色を示しているのは、JR東日本およびJR東海の境界となる熱海や国府津付近の各駅。両社をまたがっての利用はできないので、精算所の前では長蛇の列ができる日もあるそうです。
最初に新しいものが入るのは本社を抱える福岡県内。古くなったものは地方に転勤させるので、宮崎エリアでは国鉄の懐かしい車両を見かけることができる。
ここでもJR九州のアプリで現在位置を確認。1番気になる駅は、宮崎と大分の県境越えの宗太郎付近なので、見逃さないように随時チェック。
特急にちりん18号は14時33分発大分行き。(「ソニック」は全く別の特急なんですけど、大分で博多行きのソニックに接続するっていう意味)
2016(平成28)年に来たときはまだ工事中だったんですけど、今はもうすっかりきれいに。
JR九州のエキナカ(駅前)百貨店のアミュプラザが宮崎に進出っ!!11月20日オープンなので、撮影日はちょうど2ケ月前。
有人通路で途中下車小印をもらい、出場。
まるで小笠原。青ヶ島も、宮崎県とほぼ同じくらいの緯度。青ヶ島は北緯32度27分。宮崎市はもう少し南に位置しており、北緯31度54分。
あと1ケ月でオープンするアミュプラザ宮崎。
いろーんなお店やレストランが入るので、オープンしたら駅前がにぎやかになりそうです。
西口の様子。アミュプラザ側はまだ商品の搬入前なので、仮の通路。
鹿児島と同じく南国らしい雰囲気が漂います。
その下に・・・・
埴輪がありました。
昭和40年から50年代生まれの方なら・・・・
きっと見覚えがあるかも。
200円(速達用)の切手。65円も封筒15円時代に速達の50円を合わせたもの。宮崎が発祥?と勘違いしてしまいそうですが、200円は群馬県太田市の古墳から出土。65円も群馬県高崎市のはずなのに、なんで宮崎と関わりがあるのかちょっと不明。
今の速達料金は290円。封筒の84円と合わせると374円になりますが、今の時代、速達扱いのレターパックが便利です。バーコードが付与されており、ネットで配達状況がすぐわかります。赤いレターパックの520円は郵便局に到着したらすぐ配達に駆けつけてくれますが、青いライトの370円は到着した当日配達してくれるところもあるし、翌日に回すか各局の判断に委ねているようです。
普通郵便で翌日配達エリアに「速達」を付けても配送時間は全く同じなので意味がありません。2日以上のところに「速達」を付けて翌日配達にしてもらったほうが有意義。
青ヶ島村宛に「速達」またはレターパックはヘリコプター搭載。小笠原村宛に「速達」を付けても意味がありません。「おがさわら丸」に搭載するので、父島や母島に到着するタイミングは普通郵便と一緒になります。
清武駅舎。業務委託のPOS端末設置駅。特急も停まる駅なので、特別にオンライン回線を利用した「中継」機能を利用して指定席券を発券しているかも知れません。単なるPOS端末なら、近くのみどりの窓口に電話をして座席の予約が取れたら、補充券に手書きで転記するやり方になります。
清武駅を出ると、まもなく清武川。
宮崎県の中で1番行ってみたいところは・・・・阿蘇と日向の真ん中あたりの秘境、高千穂。
延岡から高千穂までの50キロ、国鉄からJR九州に継承した直後の1989(平成元)年に第3セクターの高千穂鉄道に転換。2005(平成17)年の台風災害により、しばらくは休止していましたが、復旧することはなく廃線に・・・。テレビで何度も「高千穂峡遊覧ボート」が紹介されるたびに行ってみたいな~と何度も思っています。
座席に差し込まれていた月刊の「プリーズ」が廃刊になり、路線図を確認できなくなり、JR九州のアプリをダウンロードすれば今はどのあたりを走行しているか、瞬時に確認することもできる。もちろん、スマホが路線図代わり。
読み終えた雑誌や新聞を読みたければどうぞ、って電車の網棚に置いて降りて行かれる方が多かったのに、今は滅多に置いて行かれる方は皆無に近い。スマホでいろんな情報を読めるし、月額数百円で電子雑誌読み放題の時代になり、「紙」媒体は減少している時代に移行。
まもなく南宮崎。さっきの風景から急に住宅街。
古めかしい国鉄車両をJR九州らしい塗装になっています。国鉄から分割した6社に配色を検討するときに「九州の明るい太陽の国には、燃える熱意の「赤」がふさわしい」として決定された経緯があります。ちなみに東日本は国鉄時代に開業した東北新幹線のラインカラーを緑にしてしまったため、「東北、信越、関東の豊かな緑」として配色も引き継がれてしまいました。
日南線への乗り換え駅でもあり、周辺はにぎやかな都会になっています。
次は、終点、宮崎。
大淀川。このあたりは海に近いので河口付近。
宮崎駅に到着。
宮崎駅に訪ねたのは2016(平成28)年12月以来4年ぶり・・・。
787系は1992(平成4)年デビュー。もう30年近く昔になるとは思いもしなかった。車内のできたてホヤホヤの真新しい香りが抜けられないうちに「小倉→博多」のB特定特急券(自由席)¥500(平成4年当時の価格)で乗りに出かけたのはまるで昨日のように思い出すんですけど・・・。
青井岳を通過しても、まだまだ深い山間。
まるで北海道!?道内のどこかで見た記憶があり、なかなか名前を思い出せず・・・・。
思い当たるキーワードでいろいろ検索してみたら、やっとヒット!!
富良野の北部あたり、美瑛の「マルイドセブンの丘」でした。
「マルイドセブン」といえば、日本たばこ産業の主力商品名。と、思ったら、2012(平成24)年に銘柄変更。今は「メビウス」になったそうだな。なぜ、「マルイドセブンの丘」と呼ばれるか調べてみたところ、1987(昭和62)年にパッケージやコマーシャルの撮影に使われ、とても有名になった場所。銘柄が変わった現在も昔の名称で引き継がれているとのこと。
ヒットした情報は こちら 。
山から下りて次第に低地に・・・
どうやら、ここから宮崎市内。
田野駅通過。宮崎エリアにおけるスゴカ(IC交通系カード)利用可能範囲内に入りました。
ここはもともと宮崎郡田野町。平成の大合併により、宮崎市に編入。
日向沓掛駅通過。
次は清武駅。現在は宮崎市内になっていますが、合併前は「宮崎郡清武町」。
まもなく清武駅。
清武を出ると、「次は南宮崎、終点宮崎です」とドア真上で流れる文字案内。鹿児島中央を出発してちょうど2時間。ここまで118.0キロも走行。あと10分すればもう終点、宮崎に着いてしまいます。
都会的な高架ホームのある西都城駅のほうが行政の中心地なのに「みどりの窓口」がない。こちらは本家の都城駅。「みどりの窓口」あり。スチールの改札ラッチが懐かしい風景。山手線に初めて自動改札機が設置されたのは1991(平成3)年。もう30年近く昔になります。国分(鹿児島エリア)から田野(宮崎エリア)まではIC系交通カードが使えない空白地帯ですが、エリアをまたがってのご利用もできません。
のどかな田舎風景。
「次は清武」と表示。
三股駅通過。
9月の終わりなので、風景も「黄金色」に変わりました。
しばらくすると山岳地帯。
駅でもないのに、一時停車。ここは単線なので、すれちがいのレールが見えます。
下りと交換。
どのくらいの高さになっているか、ちょっと不明・・・。
あお!!
あおいだけ 駅でした。
青ヶ島を連想させるような「青島」駅は海に近い日南線にあります。こちらは山の上なので、「青井岳」。
「青」はJR西日本のはずだけど、ずっと昔の国鉄時代からこれらの駅があり、コーポレートカラーが赤(JR九州)に移行してもそのままになっています。JR九州に「赤」の付く駅名は熊本県の赤水駅(豊肥本線)。
国分を出ると、次は霧島神宮。駅ホームも神社にかたどったような雰囲気。
まだまだ鹿児島県霧島市内。温泉もあり、前回の家族旅行で1度は訪ねたことのあるところ。いつ頃だったかな、と調べてみたら、なんと2015(平成27)年。もう5年前になるんですかねぇ・・・。はやっ!!そのときの記事は こちら。
ほとんど特急ばかり停車し、各駅停車の普通は極端に少なすぎる。
次は「西都城」。もう宮崎県に入ってしまいます。
秘境駅の北永野田駅通過。ここでもまだ鹿児島県。五十市(いそいち)からは宮崎県。
線路がいつの間にか高架になり、都会っぽい駅に停車。
ここが宮崎県都城市の行政エリア(市役所や図書館など)や裁判所、商店街などもあって都会。「みどりの窓口」もあるのかなと思ったら、EーPOS端末設置駅。指定席券も、このPOSから中継で結ばれ、発券も可能。
しばらく高架の風景が続き、地上へ。
都城駅。ここが本家なのに、西都城より少し街外れにありました。
そういえば、ここ。吉都線の乗り換え駅。吉都線とは、肥薩線の吉松から「えびの」を経由してここまで61.6キロ。1998(平成10)年に乗ったきりなので、もう1度・・・と思いましたが、本数が極端に少なくなっています。都城を出ると、次は清武に停まります。
鹿児島中央ー鹿児島ー(5駅通過)-加治木ー隼人ー国分ー霧島神宮。
ここから4駅連続で停車します。
次は、隼人駅。
男性の名前に多い「はやと」。全国の姓名になっている駅名〇〇から隼人ゆきの乗車券も作れそう。
そういえば、ここは肥薩線との乗り換え駅。
吉松までは通常運転だけど、吉松から先は令和2年7月九州集中豪雨により、鉄橋が流されたりしているので、人吉から一勝地まで、坂本から八代までは代行タクシーまたはバス。2年前の2018(平成30)年8月、嘉例川から肥薩線経由で喜々津までの乗車券で特急SLひとよし号に乗車したのが最後。
真幸駅、矢岳駅、大畑駅・・・校風明媚な風景か続くスイッチバックは不通区間になっています。
この区間も、人吉から一勝地までおよび坂本から八代までは代行タクシー。あとは今も不通区間です・・・。
次は国分駅。国分駅はもともと鹿児島県国分市でしたが、現在は霧島市。市の中心地なので駅前は都会だったと記憶しています。2016(平成28)年12月、日南線全線を片付けるため、終点志布志駅へ。そのまま戻らず、志布志から国分ゆきの路線バスで国分、そこから特急で宿泊地の鹿児島中央駅改札真上のJR九州ホテルにチェックイン。
簡易改札が置かれているとはいえ、目視でタッチしているか確認し、しかも特急券回収。素晴らしい。無賃乗車を野放しにせずちゃんと仕事をしている。
タッチするだけで抜け出そうとした利用者がいたら、「特急券回収させていただきます」と声がけ。
次は霧島神宮駅。ここから宮崎方面はほとんど特急が多く、普通の各駅停車はぐーんと本数が減少。
11時50分定刻、鹿児島中央駅を出発。宮崎まで125.9キロを2時間10分かけて走行。JR九州発足時は博多発日豊本線経由西鹿児島行きの「にちりん」があったはずだけど、現在は、鹿児島中央から宮崎までの「きりしま」、宮崎空港から大分まで「にちりん」、大分かから博多まで「ソニック」の3系統に分かれてしまいました。
1つ隣の駅は「鹿児島」。厳密に言うと、鹿児島中央からここまで「鹿児島本線」。
鹿児島を出ると、宮崎方面の右側なら桜島が眺められます。そのため、座席は海側のAB席。
そういえば・・・今年(令和2年)はコロナ渦のせいでまともな海が見られず。昨年の小笠原以来。
3月から9月。半年もどこも行かなかったのはおそらく新記録かも・・・。
竜ヶ水駅通過。1日に数名しか利用者はいないので、IC系交通カードのsugoca(九州は「スゴカ」)対象外。
日豊本線は単線なので、上下線交換のため運転停車。(駅に停車してもドアは開かないので、時刻表では通過扱い)
いつもなら、毎月ごとのJR九州情報冊子(プリーズ)があるはずなのに、今回はなかった。自由に持ち帰りができるものなのに、ほとんどの人は読んだらそこに戻すので、コロナ感染拡大防止のため一時休刊?と思い、ネットで調べてみたら2020(令和2)年5月をもちまして、休刊するとのこと。JR九州発足時の1987(昭和62)年6月の第1号から欠かさず発刊しつづけ、第396号で休刊。計算してみたら、ちょうど33年間で396回発行し続けていたことになる。駅付近の食べ歩き、特産品の紹介など読んでいて楽しい記事だけではなく、鉄道路線図も載っていて、今どこを走っているのかぱっと確認できる便利なものなのに~。
令和2年に入ってから水戸線や両毛線、八高線、常磐線などの自社エリア(JR東日本)管内しか旅せず。3月半ば頃あたりから雲行きが怪しくなり、4月は緊急事態宣言が出たりして外出自粛。コロナ対策を十分にしてから旅行しても大丈夫な雰囲気なので、少し恐れながらも再開したところはJR九州からスタート!!
鹿児島中央駅改札真上にある発車案内。JR九州さんもかなり合理化が進んだのか、すべての列車はワンマン化。
特急なのに、運転士1人で乗務する「ワンマン」なんですかっ!?もし、トラブルが起きたときは本来車掌さんが対応するはずなのに運転士さんの仕事が増えるし、乗客同士のトラブルを起こしても対応できる人がいないし、検札がないことをいいことにして無賃乗車される可能性もあるし、やはり特急は車掌さんも乗務したほうが安心できると思う。
それでは、半年ぶりに改札に入ります。
この乗車券は細長い120ミリサイズの自動改札機非対応なので、
この特急券と一緒に有人通路で改札を受けました。東京行きなのに在来線!?と経由欄をしっかり確認してくれました。
発行箇所は1番窓口なので、「鹿児島中央ーR1」。2番窓口は閉鎖していたので、今年の「R2」は発券できず・・・。JR九州のMR52型(今の端末)は平成30(2018)年頃から新しくなりました。新しい元号の令和が発表される前なのに、まるで次の元号は「R」ですと見込んでの更新。
「R」表示は九州だけで、四国は「M」、北海道および東海は従来と同じく「MR」、西日本および東日本は「F」。「E」はJR東日本のみのオリジナル端末、沖電気製。
人はガラガラです。自由席でも十分空席が目立ちそうですが、JR九州のネット予約会員になってしまえば、指定席、自由席どちらも同額なので、どうしても指定席を選んでしまいます。
平成の初め頃に製造され、2011(平成23)年3月九州新幹線全線開業以前に門司港から西鹿児島の鹿児島本線全線で営業運転していたJR九州を代表する花形特急、「つばめ」。鹿児島中央から新八代まで九州新幹線が一部開業したときも、博多から新八代までをつなぐ「リレーつばめ」として活躍していました。
鹿児島本線の特急「つばめ」は九州新幹線に譲り、活躍の場を無くした787系は日豊本線に転属。それまで活躍していた古い国鉄の485系は残念ながら引退。
向かいは観光列車の指宿たまて箱。
宮崎行きの方向幕。「ワンマン」の文字が入っているので、運転士さんだけ。4両編成もあるのに、車掌さんがいないとなるとやはり心配するんじゃないですかね・・。
この列車名は「きりしま」なんだけど、「つばめ」の名残なのかマークが残っています。左は、たぶん、国鉄特急のゴロマーク(前面にV字のような飾りがあった)を引き継いだもの??
窓全面の風景を楽しめるように、7番A席にしたほうがいいかもと選んだものの・・・
なんだ、その心配は不要でした。2席で1窓ではなく、席ごとの単独した窓でした。さすがに水戸岡さんのデザインした列車。もし、2席で1窓だったら、前の人がカーテンでも閉めてしまったら、後ろの私は車窓の半分しか楽しめなくなる。
1992(平成4)年初デビュー時、新しい香りが抜けられないうちに初めて乗りに行ったときはこのデザインに驚愕。元号がまだ「昭和」なのにJR九州さんが全国のJRグループの中で真っ先に「脱国鉄」のデザインを手がけ、あっと驚くような未来感覚の斬新な783系「ハイパーサルーン」デビュー。(1988(昭和63)年)。30年近く昔に作られたものなのに、あまり「古さ」を感じさせないのが不思議です。
鹿児島市内行きの路線バスからの眺め、桜島です。鹿児島に来たのは、2018(平成30)年4月終わり頃、「枕崎 → 稚内 経由:ジグザグ」の乗車券で最南端から最北端への旅以来。鹿児島でゆっくりできたのは、2016(平成28)年12月だったかな、宮崎空港線、日南線や指宿枕崎線など南九州の未乗区間を片付けに。12月だというのに夏日のように暑かった記憶が・・・。
鹿児島中央駅。九州新幹線開業前は「西鹿児島駅」。鹿児島本線や日豊本線のターミナル駅、かつては東京発西鹿児島行きの日豊本線経由の寝台特急「富士」もありました。1574.2キロ、要所時間は東京を18時に出発して西鹿児島には翌日の18時32分到着。「おがさわら丸」の24時間に等しいです。
西鹿児島駅の面影を少し残しつつ、
今はもうド派手に改築されています。西鹿児島駅時代は改札を出ると、眼下に階段が広がっていた光景は今でもおぼろげながら覚えています。
みどりの窓口。2年前の2018(平成30)年4月下旬のときは新入社員の若い女性に指導先輩員付き添い、枕崎から稚内までの乗車券を提示し、枝分かれする別途乗車券をリクエストしたときにJR九州以外の他社に戸惑いながらの操作。新幹線の発車時刻が迫ってきたので、発券途中で打ち切り。続きは博多駅で発券。
今回も若い女性の方だったんですけど、超オタのリクエストでも躊躇せず、スムーズに瞬時発券!!
経由欄はすべて事前に作成しておいたエクセル表で例えば、
鹿児島中央 鹿児島線2 鹿児島
鹿児島 日豊 大分
大分 豊肥 熊本
熊本 新幹線 久留米
久留米 鹿児島線1 原田
原田 豊肥 折尾
折尾 鹿児島線1 門司
門司 山陽 幡生
幡生 山陰 長門市
長門市 美祢線 厚狭
厚狭 新幹線 東京
このように表示させておくと、マルス端末が次の線名候補が出て、操作もスムーズになります。変な経路でも係員を惑わせないような方法。
鹿児島中央から鹿児島間は厳密に言うと、鹿児島線2になりますが、経由欄には省略されています。鹿児島が日豊本線、鹿児島本線の終点の駅になります。
大昔のパタパタマルスだったら、今のように自動的に候補が出てくるわけではなく、
真っ黒のブラウン管に緑色のフォントで
[カコシ2]ー[ニツホカ]ー[ホウヒ]ー[ ]ー[ ]ーこんなふうに電報略号のコードを1つ1つ入力。大昔はコンピュータの通信に「バイト」単位でやりとりしていたので、3文字ないし4文字のカタカナコード。「バイト」とは、コンピュータが取り扱えるうデータの最小限。フロッピーも720バイトまたは1.4メガバイト。デジカメ1枚撮るだけでもう容量オーバーになります。そんな時代なので、パタパタマルスは最小限のデータでやりとり。
1文字でも間違えると「経路指定誤り」とエラー。昔だったら、悪戦苦闘してしまいそうですが、今の時代はかなり便利になりました。
クレジットカード付きのスゴカが更新し、自宅で受け取り。クレジットカード付きはどうしても5年の期限が付くので、残高を他社で使い切ってからまっさらの状態なので、オートチャージの設定。
11時12分手続き完了。発券に時間がかかったら、鹿児島中央駅弁を購入して車内でいただくつもりでしたが、あっという間に瞬時に発券してくれたので、およそ40分の待ち時間。
在来線の自動改札前を通過して、エキナカのレストラン街へ。ここに来たら、ランチは九州ラーメン!!
血液中の赤血球の成分であるヘモグロビンは主に鉄分を原料としており、鉄分の欠乏は貧血を引き起こしてしまうと同じように、どこか興味のある路線に乗りに行かないとかなり精神的にストレスがたまり、人体の生存活動に支障をきたしてしまう。定期的に鉄分補充しなければならぬ。
当初の計画は7月の終わり頃、夏期休暇を取得し、平成の1ケタ時代以来長年も乗っていないJR九州の路線を考えていました。ところが、7月上旬、九州を襲った集中豪雨により、乗る予定だった久大本線が壊滅状態に・・・。ネットのJR九州列車予約サービスで特急ゆふの予約しているものの、電話リレーサービスを利用してキャンセルの申し込み。不通になった特急に接続する鹿児島から大分までも無料で取り消してもらえました。
5月終わり頃の緊急事態宣言が解除された後の6月中にはいったん収束したのに、その緩みなのか7月に入った途端、全国的に感染者が急増に向かうさなか、7月上旬計画していた、山口へ帰省するのも延期。
JR九州の指定席はすべてキャンセルできたので、東海道山陽新幹線のEX予約も同じようにキャンセルができると思いきや、「緊急事態宣言が出ている期間内でしたら、無料でキャンセルはできました。しかし、現在は通常とおりキャンセル手数料をいただきます。発券前でしたら、最初に購入した日から3ヶ月先までご予定が決まるまで何度も変更ができます。ご検討ください」というJR東海さんからの返事だったので、ネットで適当に乗車日を延ばす操作を繰り返し、3ヶ月先の期限切れになる9月の最後に行使決定っ!
4連休中に台風12号が発生し、旅行に行けるかハラハラ。24日は関東のかなり東側にそらしてくれたので、翌日の朝はその影響なのか大雨。
山口宇部、福岡、鹿児島、八丈島、沖縄・・・。かなり本数が増え、コロナ渦前の通常ダイヤに戻っているように見えるんですけど、実際は欠航する便もあります。
八丈島行きは1日3往復ですが、コロナ渦のときは1日1往復、数日前から2往復になりました。最終便は欠航しているので、帰りのあおがしま丸で八丈島に着いても、羽田行きの飛行機はありません。
搭乗口が500番台なので、バスに乗って少し離れた駐機場まで移動。小さな地方へはバスケード、福岡や千歳(札幌)などは空港ターミナルの建物内にあるケードのはずだけど、よく見たら関西行きがバスケードになっているのは意外。
7時25分離陸。5分後は八丈島行き離陸。自分の好みで選んだ座席は窓側。出航するのをしばらく待ちましたが、7時45分になっても動かない。7時50分頃やっと動き出し、離陸。鹿児島には9時15分に到着するんだけど、鹿児島中央駅行きの直行バスは9時30分。こんなに遅れては間に合うのかね??
鉄道だったら時刻表通りに正確に発車するが、飛行機や空港行きのバスは定刻とおりではないことを考え、自宅を出る時間や、鹿児島中央駅を発車する特急の時間も、かなりゆとりを持たせている。
飛行機やバスは時間通りにびっしりと間を空けないように計画を立てると、遅延するトラブルを起こしたら全体の修正が効かなくなる。自分で首をしめるに等しくなるという旅行に慣れている友人のアドバイスのとおりでした。
離陸直後は雨。
雲の上は晴れていました。
9時15分頃。鹿児島の海岸かな?青と少し茶色が混じっている水色のグラデーションになっていますが、前日の大雨で川からあふれ出た土砂流し。
宮崎空港は海側にありますが、鹿児島空港は内陸部の霧島市なので、住宅地の真上を低空飛行。
定刻より15分遅れの9時30分着陸。手荷物を預けていないので、そのままバス乗り場へ。
たいてい空港バスは到着した便に合わせ、発車するので少し待ってくれるはずだと思ったら・・・
眉間にしわを寄せてしまいました。乗る予定だった9時30分発はなんと待たずに出発。次の直行便は1時間後じゃないですか。
要所時間を確認。直行便は35分、吉野経由は55分。計算してみたら、どちらも大抵同じ時間に着く。空港で待つより、吉野経由のバスに乗車。コロナの影響により1日70便発車する通常ダイヤに戻すのは難しく、3分の1に減らしたダイヤとのこと。もう少し、到着した飛行機の時間に合わせるなど効率的な運行方法に改善して欲しい。
空港の玄関横にあった足湯コーナー。
東京は寒かったのに、鹿児島はまだまだ夏でした!!
出発の1週間くらい前、奇妙な夢。夢の中は長門粟野駅ホーム。千葉に移住してからかなり長いのに、夢の中ではなぜか二見へ帰ろうと思い、汽車が来るのを待っていた。今は無きDD51ディーゼル機関車の牽引するレッドトレインが入線。夢はほとんどカラーでないような印象がするんですけど、今回ははっきりとカラー。「台風12号が発生したんですけど、その心配はありません。予定とおりですよ」と神のお告げかなのかも知れない。それにしても、縁もゆかりもない長門粟野?かと思ったら、私が幼い頃にしょっちゅう喘息にかかり、ろうの両親に代わり聞こえる伯母や祖母によく連れてもらった駅。長門市行きのディーゼル機関車が長門粟野駅に到着し、屋根のない跨線橋にあがるとDD51の真上が見られる。けたたましいエンジンの音が響きながら熱を排出するファンから油の香りに混じって熱風に当たってみるとか変なことばかりなので、突然夢に出てきたかも。夢で故郷の故人が出てきても、全然怖くなく会話も成立しているところも不思議なところ。
鹿児島中央から【区】東京都区内ゆきの乗車券に山陰本線を組み込み。最後に乗ったのは2011(平成23)年3月頃なので、9年ぶりにななります。今まで二見に帰ることがあってもほとんどレンタカー。空港からのアクセスや現地での移動や行動に車がないと非常に不便な地域なので、どうしてもレンタカーを利用してしまいます。
ずーっと久しぶりに山陰本線の汽車に乗りたいと思っていたことがやっと実現できました。今乗っている汽車は「快速」なので、長門二見駅は通過予定。
シャッターチャンスを逃さず、しっかりカメラを構えて・・・・
海の表情は毎日変わり、2020(令和2)年9月27日はコバルトブルー。いつもよりも美しく映えていました。ガソリンスタンドのとなりは・・・
従兄弟が経営している海辺の小さなレストラン、「シーフレンズふたみ」。建物の周りに車がたくさん停めているのが見えます。今の時間は11時20分頃なので、日曜日のランチタイム。赤い屋根はもともとは道の駅にお弁当を出すための厨房。向かいの建物はあとから建て増したレストラン。車の多さからにすると、順番待ちでお呼び出しがあるまで車の中でしばらく待つようになっています。
シーフレンズふたみ目当てで遠方からのお客様がたくさんいらしているとか・・・。
シーフレンズふたみの情報は こちら
トンネルを潜ると、駅前の集落。
長門二見駅通過!!実は近いうちに来訪予定があり、そのときはじっくりと駅を撮影しておきます。時間はちょうど11時20分なので、JRに5分程度停車するように要請し、前日までの予約制の「ふたみ弁当」なる駅弁をホームまで出前してくれたら便利かも・・・。
九州を横断する変なジグザグの乗車券だけど、本州に入ってからも少し遠回りして途中から新幹線で東京までひとっ飛び。真新しいN700Sを狙っていましたが、叶えずでした・・・。26日(土)の八丈島~青ヶ島間の「ゆり丸」は、無事に就航できたそうです。台風が去ってしばらく波が残るので、予想は難しかったのですが、就航しました。日本のはるか東側で台風13号が発生しました。日本列島に直接的な影響はありませんが、東から波が来ているので、当分の間は欠航になりそうです。
日豊本線宗太郎駅 時刻表
上り佐伯方面 6時39分 20時7分
下り延岡方面 6時54分終電
宗太郎駅に下車して、じっくりと観察したいときは、前日までに延岡駅前のホテルに泊まる。
駅から80m先のホテルルートインが便利。
延岡6時10分 → 宗太郎 6時39分 25.2キロ 570円区間
宗太郎6時54分 → 延岡 7時32分 25.2キロ 570円区間
早朝の1本しかなく、小幌駅よりもかなり過酷なことがわかります。小幌駅は列車でしかたどり着けない駅ですが、宗太郎駅は道路がありますので、延岡からレンタカーで来訪可能。
宗太郎20時7分発が設定されているのは何でなんだろう?
特急ですが、無事に宗太郎駅の撮影に成功(?)しました。
辛うじて文字がやっと見える・・・。
進行方向の右側の席だったんですけど、左側にすれば駅本屋跡や昔使われていた改札ラッチが屋根もなく青空の状態で見られるはずでした。
宗太郎越えの鬱蒼とした森ばかり続きます。
重岡駅通過~!!
コロナのせいで2020年夏休みの予定の目処が立たなくなり、うかうかしているとせっかく付与された夏期休暇を取得せず9月30日で期限切れになる。家で引きこもってばかりだと気が滅入ってしまうそうなので、半年間我慢していた鬱憤晴らしに感染予防対策を充分施してから久々と遠出。
2017(平成29)年の夏に肥薩線全線、長崎本線(長与支線)、大村線、筑肥線でJR九州全線完乗したはずだけど、今回はほとんど平成の1ケタ時代に乗りに行って以来、20年以上ぶりに再び乗車。
GOTOキャンペーンは飛行機だけ、JRのみだけでは恩恵が受けられないが、ホテルは楽天トラベルなどを経由して予約すれば、35%割引、残り15%は地域クーポン券がもらえ、豪華なホテルでも半額で泊まれます。
午前11時頃、鹿児島中央駅に到着。真っ先にみどりの窓口へ。ものすごく変な路線なので、発券に時間がかかるかも知れない。
マルス端末の画面で表示されるものに似たような接続駅と線名一覧をエクセル表で打ち込んだものを提示。若い女性の駅員さんでししたが、エクセル表と照らし合わせながらテキパキと操作。ビニールカーテン越しなので、画面はよく見えませんでしたが、エクセルの一覧のとおり、接続駅、線名をあっという間に入力。瞬時に発券!!
久々の細長い120ミリ券です。(経路が短いときは自動改札機対応の名刺サイズ85ミリ)
他にネットのJR九州列車予約サービスで予約しておいた指定席券全部ここでまとめて一括発券。
駅員さんのテキパキな操作のおかげさまで長く待つことはなく、発車時間まで余裕あり。間に合わなかったら駅弁にしようと思っていたんですけど、ありがとうね!!
ここに来たら、九州のとんこつラーメン!!関東でも九州ラーメンを出すショップはありますが、九州の空気を吸ってのラーメンは格別に美味しいですからね・・・。
注文を聞きに来た、ぽっちゃりのおばちゃま。「餃子セットお願いしまーす」とメニューに指差し。「餃子セットですね、こちらはいかがですか?」と麺大盛りのところに指差し。ん!?私の体型を見て大盛りはどうですかってことですね・・・。「ノー」と首振り。(鹿児島では麺大盛りでもできるらしいだけど、私は博多流。足りないときは替え玉を注文。大盛りだと、最後になると麺が伸びてしまうわ。)「大盛りよりも、野菜が欲しい」と指差し。「餃子セットに野菜トッピングですね、はい、ありがとうございまーす」
私の姿があまりにも太りすぎたのか、ふっ!と笑って済ませたんだけど、ここから懐かしい話。ここのブログに書いたかと思うけど、2年前かな、私が出前のウェイターをやっていたときの話。ゴマフアザラシみたいな体型がいて、「あなたのお勧めはどれ?」「これ、です」「じゃあ、これ」「はい」・・・・大盛りで、と言うと思って待っていたのに何も言わないので思わずオーバーリアクションしながら「大盛りにしなくても大丈夫ですか?」「なんだと!失敬な!」(ひぃぃぃー!萎縮)「普通盛りですね」私が全員の注文をとりまとめるウェイターなんだから、「ありがとう、大丈夫です」って言ったほうがスマートだと思うんですけど。
オーバーリアクションは「おや!?意外ですな」という意味であり、「太っているから大盛りを頼め」では絶対にないですから・・・。
旅行するときはどうしても野菜が不足するので、野菜たっぷりのラーメンをいただきました!中にちゃんとチャーシューが敷いてあります。鹿児島はこってり系ではなく、あっさり、さっぱり系でした。
ごちそうさまでした~!!
120ミリの細長い切符。ここが起点でーす。